<北条仲町停留所>
乗るバスを間違え北条仲町で下車。他の乗客は皆宝篋山登山口で下りてしまっていたのでここでバスは空になった。
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4/29 8:03
<北条仲町停留所>
乗るバスを間違え北条仲町で下車。他の乗客は皆宝篋山登山口で下りてしまっていたのでここでバスは空になった。
全くの偶然だったがここがつくば道の起点だった。3mほどの石標と解説板がある。地図を見ると丁度筑波山神社の真南に位置している。
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4/29 8:04
全くの偶然だったがここがつくば道の起点だった。3mほどの石標と解説板がある。地図を見ると丁度筑波山神社の真南に位置している。
道標を見て北へ進むと山というよりは丘陵に近い前衛の尾根の向こうに目指す筑波山が現れた。
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4/29 8:14
道標を見て北へ進むと山というよりは丘陵に近い前衛の尾根の向こうに目指す筑波山が現れた。
随分と古そうな関東ふれあいの道の標柱がつくば道の標石と並んで立っている。
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4/29 8:27
随分と古そうな関東ふれあいの道の標柱がつくば道の標石と並んで立っている。
<石蔵 Shiten:>
上町地区の北端、筑波山に面した田園のそばに重厚な石蔵があった。カフェやアートスペースとして利用されているらしい。
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4/29 8:32
<石蔵 Shiten:>
上町地区の北端、筑波山に面した田園のそばに重厚な石蔵があった。カフェやアートスペースとして利用されているらしい。
六所へ出るため石蔵より東へ。筑波山の特徴的な山容がよく捉えられる。せっかく水田に水が張られた状態だったが、この日は風があったので逆さ筑波山にはならず。
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4/29 8:36
六所へ出るため石蔵より東へ。筑波山の特徴的な山容がよく捉えられる。せっかく水田に水が張られた状態だったが、この日は風があったので逆さ筑波山にはならず。
つくばねCC手前には六所神社を案内する道標あり。ここまで狭い道を飛ばすゴルファー多数。
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4/29 8:53
つくばねCC手前には六所神社を案内する道標あり。ここまで狭い道を飛ばすゴルファー多数。
<六所大仏>
世界平和とつくばの発展繫栄を願って建てられたもので、個人が建立した大仏としては世界一の大きさらしい。写真手前には大仏の背よりも高い十三重塔まである。
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4/29 8:54
<六所大仏>
世界平和とつくばの発展繫栄を願って建てられたもので、個人が建立した大仏としては世界一の大きさらしい。写真手前には大仏の背よりも高い十三重塔まである。
<六所皇大神宮霊跡地>
大仏より北に200mほど車道を進み、山手に差し掛かったところで東の小径に入ると『第一駐車場』の案内がある。そのまま坂道を登っていくと境内に出る。『跡地』の通り社殿はないが一帯に石碑が立ち並び祭祀場の雰囲気がある。
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4/29 9:00
<六所皇大神宮霊跡地>
大仏より北に200mほど車道を進み、山手に差し掛かったところで東の小径に入ると『第一駐車場』の案内がある。そのまま坂道を登っていくと境内に出る。『跡地』の通り社殿はないが一帯に石碑が立ち並び祭祀場の雰囲気がある。
<六所照庵>
併設される建物はいかにも寺院風な名前だが平時は無人。祭事の際の臨時社務所や集会施設の性格を帯びているようだ。
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4/29 9:01
<六所照庵>
併設される建物はいかにも寺院風な名前だが平時は無人。祭事の際の臨時社務所や集会施設の性格を帯びているようだ。
シャガ
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4/29 9:01
シャガ
かつては筑波地方の総社として伊勢神宮より分霊し、筑波山頂のイザナギ・イザナミ、他四柱の摂社を祀ったことから六所皇大神宮と称するらしい。
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4/29 9:02
かつては筑波地方の総社として伊勢神宮より分霊し、筑波山頂のイザナギ・イザナミ、他四柱の摂社を祀ったことから六所皇大神宮と称するらしい。
天照大神 御腰掛之石
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4/29 9:02
天照大神 御腰掛之石
社殿があったと思われる場所には六柱の名が刻まれた石碑が立つ。
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4/29 9:03
社殿があったと思われる場所には六柱の名が刻まれた石碑が立つ。
小休止の後六所の滝を目指す。神社跡の裏手より踏み跡が続いている。尾根へ向かう道の他にちゃんと滝を案内する標識があったが滝へ下りる道は少々頼りなかった。
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4/29 9:18
小休止の後六所の滝を目指す。神社跡の裏手より踏み跡が続いている。尾根へ向かう道の他にちゃんと滝を案内する標識があったが滝へ下りる道は少々頼りなかった。
<六所の滝>
しばらくすると水の落ちる音が届いて来る。ちょうど山道が沢筋に接する所が目的の滝だった。さしたる危険もなく沢床へ下りその優しい流れをしばし鑑賞する。正直に言って大きいものではないが筑波山の奇岩にも通じる岩肌を削って流れていく様は確かに貴重だと思う。奥多摩とか檜原村の方じゃ名前は付かないなんて無粋な事は言わないでおいた。
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4/29 9:27
<六所の滝>
しばらくすると水の落ちる音が届いて来る。ちょうど山道が沢筋に接する所が目的の滝だった。さしたる危険もなく沢床へ下りその優しい流れをしばし鑑賞する。正直に言って大きいものではないが筑波山の奇岩にも通じる岩肌を削って流れていく様は確かに貴重だと思う。奥多摩とか檜原村の方じゃ名前は付かないなんて無粋な事は言わないでおいた。
山道に戻った所に銘板が倒れていた。何となく解っていたがあまり人が来ない所のようだ。
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4/29 9:28
山道に戻った所に銘板が倒れていた。何となく解っていたがあまり人が来ない所のようだ。
100mほど進んだ所で堰堤前に出る。ここは右岸に踏み跡がある。同行者曰くこんな人工の滝でもアリだとのこと。
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4/29 9:30
100mほど進んだ所で堰堤前に出る。ここは右岸に踏み跡がある。同行者曰くこんな人工の滝でもアリだとのこと。
提体に上がると道は消滅。西の薄い斜面から尾根に上がるが笹藪と蜘蛛の巣でひどい状態だった。境内まで引き返して尾根道を探るのが賢明だ。
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4/29 9:33
提体に上がると道は消滅。西の薄い斜面から尾根に上がるが笹藪と蜘蛛の巣でひどい状態だった。境内まで引き返して尾根道を探るのが賢明だ。
尾根に乗るとさっきの笹藪が嘘のような遊歩道が延びている。傍らの電柱には六所の滝が案内されているがこちらからアプローチするのは厳しそう。
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4/29 9:36
尾根に乗るとさっきの笹藪が嘘のような遊歩道が延びている。傍らの電柱には六所の滝が案内されているがこちらからアプローチするのは厳しそう。
ハルジオン
1
4/29 9:40
ハルジオン
<筑波山ふれあいの里>
北上するとじきにキャンプ場の一角に入る。古道はそのまま北へ貫通しているようなので敷地内を通らせていただいた。
1
4/29 9:44
<筑波山ふれあいの里>
北上するとじきにキャンプ場の一角に入る。古道はそのまま北へ貫通しているようなので敷地内を通らせていただいた。
管理棟&ローラー滑り台の向こうには筑波山の双耳峰。北側にあるキャンプ場よりも良いロケーションなのでは。
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4/29 9:50
管理棟&ローラー滑り台の向こうには筑波山の双耳峰。北側にあるキャンプ場よりも良いロケーションなのでは。
<林道白滝線>
やや荒れた山道を越えて北の車道へ。次の目的である白滝へはそのまま車道を辿る。
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4/29 9:59
<林道白滝線>
やや荒れた山道を越えて北の車道へ。次の目的である白滝へはそのまま車道を辿る。
大カーブに差し掛かる先で白滝への入り口となる。こちらはそんなに荒れていないようだと胸を撫で下ろす。
1
4/29 10:02
大カーブに差し掛かる先で白滝への入り口となる。こちらはそんなに荒れていないようだと胸を撫で下ろす。
<白滝>
こちらも優しい流れ。以前は水量も豊富で修験道の一つとして栄え、戦後までは茶屋も建つほど賑わったルートだったらしい。一見して滝登りができそうな道だなと思ったが、これはすぐ後に理由が判る。
1
4/29 10:04
<白滝>
こちらも優しい流れ。以前は水量も豊富で修験道の一つとして栄え、戦後までは茶屋も建つほど賑わったルートだったらしい。一見して滝登りができそうな道だなと思ったが、これはすぐ後に理由が判る。
ふと西の岩盤に目を向けると石仏が睥睨していた。お不動様だろうか。
1
4/29 10:04
ふと西の岩盤に目を向けると石仏が睥睨していた。お不動様だろうか。
右岸に付けられた参道を登りながら滝の様子を観察できる。中段は岩盤のナメ。
1
4/29 10:06
右岸に付けられた参道を登りながら滝の様子を観察できる。中段は岩盤のナメ。
上段は樋が設けられていた。下段から見えたステップのようなものは滝行のためのものだったのだろう。
1
4/29 10:06
上段は樋が設けられていた。下段から見えたステップのようなものは滝行のためのものだったのだろう。
<白瀧神社>
滝の背後につつじが丘から派生する尾根が伸びている。その突端から滝を見下ろすように社殿が構えていた。スダジイの根と濡れて滑る石段を乗り越えてお宮の前で柏手を打つ。
左右に沢が流れるため空間が広く、周囲には沢音と新緑の葉擦れだけが響く神秘的な場所だった。
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4/29 10:08
<白瀧神社>
滝の背後につつじが丘から派生する尾根が伸びている。その突端から滝を見下ろすように社殿が構えていた。スダジイの根と濡れて滑る石段を乗り越えてお宮の前で柏手を打つ。
左右に沢が流れるため空間が広く、周囲には沢音と新緑の葉擦れだけが響く神秘的な場所だった。
社殿裏からはよく踏まれた山道が尾根に沿って続いている。
1
4/29 10:10
社殿裏からはよく踏まれた山道が尾根に沿って続いている。
緩やかに尾根を登っていくと地形図の実線に合流する。ここはキャンプ場跡らしい。
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4/29 10:16
緩やかに尾根を登っていくと地形図の実線に合流する。ここはキャンプ場跡らしい。
甘い香りがするかと思ったら藤の花が目線の傍まで垂れていた。
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4/29 10:17
甘い香りがするかと思ったら藤の花が目線の傍まで垂れていた。
足元にはウマノアシガタが広がる。
1
4/29 10:18
足元にはウマノアシガタが広がる。
北上して県道42号線に出る破線路が藪っぽかったので東の風返峠に出てみようと送電線を辿って林道跡を進んでみるも、徐々に荒れがひどくなり沢の手前で通行困難になったので引き返す。先の様子は判らなかったがソロだったとしても突破したくない荒れ様だった。
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4/29 10:23
北上して県道42号線に出る破線路が藪っぽかったので東の風返峠に出てみようと送電線を辿って林道跡を進んでみるも、徐々に荒れがひどくなり沢の手前で通行困難になったので引き返す。先の様子は判らなかったがソロだったとしても突破したくない荒れ様だった。
廃林道はニリンソウの宝庫。
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4/29 10:24
廃林道はニリンソウの宝庫。
キャンプ場跡まで引き返してきた。踏み跡不明瞭だが右手(北)の丘を登っていく。
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4/29 10:27
キャンプ場跡まで引き返してきた。踏み跡不明瞭だが右手(北)の丘を登っていく。
以前は整備されていたのだろう、八重咲きの桜が周辺で花を付け、ヤマツツジがあちこちで満開になっていた。
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4/29 10:29
以前は整備されていたのだろう、八重咲きの桜が周辺で花を付け、ヤマツツジがあちこちで満開になっていた。
<県道42号線>
数分で県道へ飛び出す。踏み跡は概ね地図の破線通りに続いていて、車道の向かいには階段道も確認できる。
1
4/29 10:31
<県道42号線>
数分で県道へ飛び出す。踏み跡は概ね地図の破線通りに続いていて、車道の向かいには階段道も確認できる。
恐らく白瀧神社を案内しているだろう標識もあったが判読不能。
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4/29 10:31
恐らく白瀧神社を案内しているだろう標識もあったが判読不能。
少し西へ逸れた所から関東平野を一望。眼下の丘陵の陰から歩いてきた。霞んでいて富士山は見られなさそう。
1
4/29 10:32
少し西へ逸れた所から関東平野を一望。眼下の丘陵の陰から歩いてきた。霞んでいて富士山は見られなさそう。
はっきりとした白花のジュウニヒトエ。
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4/29 10:33
はっきりとした白花のジュウニヒトエ。
別の株も真っ白。
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4/29 10:33
別の株も真っ白。
やや枝が被っているが明瞭な山道が続く。
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4/29 10:36
やや枝が被っているが明瞭な山道が続く。
急登の途中にギンランも見付ける事ができた。
1
4/29 10:40
急登の途中にギンランも見付ける事ができた。
100mほど登った所で岩場に出る。用心して東側に巻いたが直登しても問題なさそう。
1
4/29 10:45
100mほど登った所で岩場に出る。用心して東側に巻いたが直登しても問題なさそう。
<筑波スカイライン駐車場>
明るくなってくるときつい登り坂も終わりという事が分かりほっとする。程なくして数台が停められる駐車場に出た。
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4/29 10:49
<筑波スカイライン駐車場>
明るくなってくるときつい登り坂も終わりという事が分かりほっとする。程なくして数台が停められる駐車場に出た。
ここからつつじヶ丘まで歩道がないので車に気を使いながら歩く。
1
4/29 10:50
ここからつつじヶ丘まで歩道がないので車に気を使いながら歩く。
<つつじヶ丘>
ここまで来れば後は整備の行き届いた一般道。小腹が空いたということでレストハウスに陣取幸福だんごやソフトクリームを食べて休憩した。
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4/29 10:56
<つつじヶ丘>
ここまで来れば後は整備の行き届いた一般道。小腹が空いたということでレストハウスに陣取幸福だんごやソフトクリームを食べて休憩した。
小一時間経ち体も冷えてきたので頂上目指して出発。この日はロープウェーも断続的に止まるくらいに風の強い日だった。
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4/29 11:46
小一時間経ち体も冷えてきたので頂上目指して出発。この日はロープウェーも断続的に止まるくらいに風の強い日だった。
つつじヶ丘と呼ばれるだけあってツツジをあちこちで楽しめる。
1
4/29 11:51
つつじヶ丘と呼ばれるだけあってツツジをあちこちで楽しめる。
階段道が終わると高原風の広場に出る。駐車場は人が多いのでこの辺りで休めば良かった。
1
4/29 11:58
階段道が終わると高原風の広場に出る。駐車場は人が多いのでこの辺りで休めば良かった。
ツクバキンモンソウ?
葉裏が紫褐色だったのでジュウニヒトエなのかもしれないけど葉脈はしっかりと色が付いている。
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4/29 12:08
ツクバキンモンソウ?
葉裏が紫褐色だったのでジュウニヒトエなのかもしれないけど葉脈はしっかりと色が付いている。
ニリンソウ群生
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4/29 12:16
ニリンソウ群生
キランソウ
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4/29 12:19
キランソウ
<弁慶茶屋跡>
歩きやすいトラバースを過ぎてリニューアルされた茶屋跡に到着。この辺りまで来るとハイカーをたくさん見掛けるようになる。撮れた休憩舎の写真はこれくらい。
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4/29 12:20
<弁慶茶屋跡>
歩きやすいトラバースを過ぎてリニューアルされた茶屋跡に到着。この辺りまで来るとハイカーをたくさん見掛けるようになる。撮れた休憩舎の写真はこれくらい。
この辺りからトウゴクミツバツツジが目立つように。
1
4/29 12:21
この辺りからトウゴクミツバツツジが目立つように。
<弁慶七戻>
白雲橋コースと道を合わせ巨岩奇岩の織りなす山道へ。
1
4/29 12:29
<弁慶七戻>
白雲橋コースと道を合わせ巨岩奇岩の織りなす山道へ。
名もなき巨岩を縫うように登っていく。
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4/29 12:29
名もなき巨岩を縫うように登っていく。
ヤマツツジの蕾とミツバツツジの花弁が眩しい。
1
4/29 12:36
ヤマツツジの蕾とミツバツツジの花弁が眩しい。
<出船入船>
「高天原」「母の胎内くぐり」「陰陽石」「国割り石」と見て回り個人的に一番好きな出船入船を案内する。(逆側から見た方がそれらしく見えるのだけど)
1
4/29 12:37
<出船入船>
「高天原」「母の胎内くぐり」「陰陽石」「国割り石」と見て回り個人的に一番好きな出船入船を案内する。(逆側から見た方がそれらしく見えるのだけど)
奔放に枝を伸ばしたブナの木。
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4/29 12:40
奔放に枝を伸ばしたブナの木。
<北斗岩>
奇岩群のラストに現れる天を衝くような北斗岩。ササやツツジ、カエデなど低層の樹木も多いが辺りにはブナが増え始める。
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4/29 12:42
<北斗岩>
奇岩群のラストに現れる天を衝くような北斗岩。ササやツツジ、カエデなど低層の樹木も多いが辺りにはブナが増え始める。
弁慶茶屋跡以降緩やかだった奇岩の道も北斗岩を過ぎると険しさを増してくる。
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4/29 12:44
弁慶茶屋跡以降緩やかだった奇岩の道も北斗岩を過ぎると険しさを増してくる。
ギボウシ(葉)
天麩羅やお浸しで食べたい。
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4/29 12:53
ギボウシ(葉)
天麩羅やお浸しで食べたい。
女体山直下の岩場は大渋滞。最後の頑張り所だが牛歩状態ではしんどいも何もない。GW初日だし仕方ないね。
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4/29 12:56
女体山直下の岩場は大渋滞。最後の頑張り所だが牛歩状態ではしんどいも何もない。GW初日だし仕方ないね。
さりとてする事もないのでミツバツツジの葉は花が先行するので云々という講釈を垂れるが同行者の反応は薄い。
1
4/29 12:59
さりとてする事もないのでミツバツツジの葉は花が先行するので云々という講釈を垂れるが同行者の反応は薄い。
山頂を巻き切った所にでかでかと看板が立てられていた。これもGW中の混雑と道迷いを緩和するためのものだろうか。一気に下界の雰囲気に引き戻された。
1
4/29 13:11
山頂を巻き切った所にでかでかと看板が立てられていた。これもGW中の混雑と道迷いを緩和するためのものだろうか。一気に下界の雰囲気に引き戻された。
これから頂上に立つまでがまた長かった。山頂部は一方通行で滞在は3分までと制限が掛けられているようだが、行列はもどかしいほど動かない。午前からずっと吹いていた南からの強風が直に当たるので見る見るうちに体が冷えていく。念のためと持ってきたレインウェアが役に立った。
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4/29 13:11
これから頂上に立つまでがまた長かった。山頂部は一方通行で滞在は3分までと制限が掛けられているようだが、行列はもどかしいほど動かない。午前からずっと吹いていた南からの強風が直に当たるので見る見るうちに体が冷えていく。念のためと持ってきたレインウェアが役に立った。
<筑波山神社 女体山本殿>
50mほどの距離を20分掛けて登りイザナミにご挨拶。加工で消しているが脇にはごっそりと人の列がいてきちんと参拝できるような余裕はなかった。
1
4/29 13:33
<筑波山神社 女体山本殿>
50mほどの距離を20分掛けて登りイザナミにご挨拶。加工で消しているが脇にはごっそりと人の列がいてきちんと参拝できるような余裕はなかった。
それからさらに20分待ってようやく山頂標に対面。待っている間女体山は男体山よりも僅かに標高が高くて茨城はかかあ天下…みたいな話をしたが相変わらず同行者の反応は薄い。
1
4/29 13:50
それからさらに20分待ってようやく山頂標に対面。待っている間女体山は男体山よりも僅かに標高が高くて茨城はかかあ天下…みたいな話をしたが相変わらず同行者の反応は薄い。
<筑波山(女体山)山頂>
待った甲斐あって僅かな間だけは頂上は独り占めできる。少し前から転落防止のロープが設置されているが景観を損ねないためか随分低い位置に張られていた。
1
4/29 13:53
<筑波山(女体山)山頂>
待った甲斐あって僅かな間だけは頂上は独り占めできる。少し前から転落防止のロープが設置されているが景観を損ねないためか随分低い位置に張られていた。
まずは北側、歩いてきた神郡を見下ろす。
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4/29 13:53
まずは北側、歩いてきた神郡を見下ろす。
東にはつつじが丘の先に霞ヶ浦も見えた。
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4/29 13:56
東にはつつじが丘の先に霞ヶ浦も見えた。
北側、筑波連山から加波山。
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4/29 13:56
北側、筑波連山から加波山。
足下に視線を移すとロープウェーの支柱に屏風岩。あそこにはスサノオが祀られている。
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4/29 13:58
足下に視線を移すとロープウェーの支柱に屏風岩。あそこにはスサノオが祀られている。
男体山は全然人影がない。南〜東は霞んでやっぱり富士山は見られなかった。
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4/29 13:59
男体山は全然人影がない。南〜東は霞んでやっぱり富士山は見られなかった。
一等三角点「筑波山」
結局頂上には10分ほど滞在。登山道に戻ると待機列はさらに伸びていた。
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4/29 13:59
一等三角点「筑波山」
結局頂上には10分ほど滞在。登山道に戻ると待機列はさらに伸びていた。
<ガマ岩>
頂上より一段下った所にある名物アトラクション(?)
同行者も意外とこの手の動作は苦手らしい事を知る。自分は筑波山に来るのは3回目だが一度も成功したことがない。
1
4/29 14:05
<ガマ岩>
頂上より一段下った所にある名物アトラクション(?)
同行者も意外とこの手の動作は苦手らしい事を知る。自分は筑波山に来るのは3回目だが一度も成功したことがない。
ヒイラギソウ
御幸ヶ原へ向かう道はやや単調だが山野草が意外と豊富。さすがにカタクリは時期が過ぎていたけど。
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4/29 14:07
ヒイラギソウ
御幸ヶ原へ向かう道はやや単調だが山野草が意外と豊富。さすがにカタクリは時期が過ぎていたけど。
頂上部もツツジが見頃。
1
4/29 14:09
頂上部もツツジが見頃。
フモトスミレ
山頂周辺で一番見掛けたのが本種。麓はツボスミレが多かった。
1
4/29 14:13
フモトスミレ
山頂周辺で一番見掛けたのが本種。麓はツボスミレが多かった。
カタクリの群落がある遊歩道は閉鎖中。といっても見られるのはニリンソウくらい。
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4/29 14:16
カタクリの群落がある遊歩道は閉鎖中。といっても見られるのはニリンソウくらい。
<御幸ヶ原>
アンテナ群を見ながら鞍部へ下り立つ。もっとごった返しているかと思ったけど混み具合はほどほど。
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4/29 14:17
<御幸ヶ原>
アンテナ群を見ながら鞍部へ下り立つ。もっとごった返しているかと思ったけど混み具合はほどほど。
仲の茶屋さんで遅いランチ。ご当地グルメのつくばうどんはお揚げが男体山・女体山の双耳峰になっていてほっこりする。何だかんだで1時間も休憩してしまった。
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4/29 14:33
仲の茶屋さんで遅いランチ。ご当地グルメのつくばうどんはお揚げが男体山・女体山の双耳峰になっていてほっこりする。何だかんだで1時間も休憩してしまった。
遅くなってしまったがすぐそこなので男体山にも登る。こちらもブナの樹皮やツツジが美しい。
1
4/29 15:18
遅くなってしまったがすぐそこなので男体山にも登る。こちらもブナの樹皮やツツジが美しい。
ただし一本調子で登っていくので息が切れる。場所によっては這い上がるようにして岩場を越えていく。
1
4/29 15:21
ただし一本調子で登っていくので息が切れる。場所によっては這い上がるようにして岩場を越えていく。
<筑波山(男体山)山頂>
それでも10分ほどで男体山に登頂。こちらは人も疎らで静かに参拝できた。
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4/29 15:24
<筑波山(男体山)山頂>
それでも10分ほどで男体山に登頂。こちらは人も疎らで静かに参拝できた。
南側、相変わらず霞んでいるが水田のリフレクションは美しい。
1
4/29 15:25
南側、相変わらず霞んでいるが水田のリフレクションは美しい。
南東、宝篋山にもまた登りたい。スカイラインを歩けば筑波山に縦走できるかな、なんて考える。
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4/29 15:25
南東、宝篋山にもまた登りたい。スカイラインを歩けば筑波山に縦走できるかな、なんて考える。
筑波山神社・筑波大学(中略)気象観測所の100年物のステンドグラス。これを見に登りに来たといっても過言ではない、みたいな事を喋くるも相変わらず冷めた同行者の反応。
1
4/29 15:28
筑波山神社・筑波大学(中略)気象観測所の100年物のステンドグラス。これを見に登りに来たといっても過言ではない、みたいな事を喋くるも相変わらず冷めた同行者の反応。
<筑波山神社・筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所>
全景。前回登った陣馬山の白像並みに美しいと思うのは自分だけなのだろうか。
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4/29 15:29
<筑波山神社・筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所>
全景。前回登った陣馬山の白像並みに美しいと思うのは自分だけなのだろうか。
御幸ヶ原へ戻る途中、岩場から見た女体山。頂上に立つ人が見える。
1
4/29 15:31
御幸ヶ原へ戻る途中、岩場から見た女体山。頂上に立つ人が見える。
<御幸ヶ原>
戻るとあれほどいた人はほとんど下りてしまっていた。
1
4/29 15:43
<御幸ヶ原>
戻るとあれほどいた人はほとんど下りてしまっていた。
そろそろ暗くなるので御幸ヶ原コースで下山する。序盤は階段交じりの道だがすぐに岩場のちょっとしたギャップだらけの道となり、同行者が足の違和感を訴え始める。ここで引き返してケーブルカーでの下山とすれば良かったものを同行者の大丈夫を信じて下り始めてしまう。
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4/29 15:57
そろそろ暗くなるので御幸ヶ原コースで下山する。序盤は階段交じりの道だがすぐに岩場のちょっとしたギャップだらけの道となり、同行者が足の違和感を訴え始める。ここで引き返してケーブルカーでの下山とすれば良かったものを同行者の大丈夫を信じて下り始めてしまう。
御幸ヶ原コースの見所はのたくった杉の巨木。
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4/29 16:01
御幸ヶ原コースの見所はのたくった杉の巨木。
普段枝打ちして整ったスギ林ばかり見ているので新鮮さがある。
1
4/29 16:01
普段枝打ちして整ったスギ林ばかり見ているので新鮮さがある。
片付けられた倒木が天然のベンチになっていた。御幸ヶ原からはまだ100mほどしか下りていないが一旦休憩を挟む事にした。
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4/29 16:07
片付けられた倒木が天然のベンチになっていた。御幸ヶ原からはまだ100mほどしか下りていないが一旦休憩を挟む事にした。
男女川水源の傍に祀られた石祠・碑。ここからケーブルカーの稼働するカラカラといった音を聞きながらトラバースに入る。
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4/29 16:20
男女川水源の傍に祀られた石祠・碑。ここからケーブルカーの稼働するカラカラといった音を聞きながらトラバースに入る。
すぐ傍に生えていた杉は気根のテーブルの上からちょっとした木材になりそうな幹が伸びていて生命力を感じる
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4/29 16:20
すぐ傍に生えていた杉は気根のテーブルの上からちょっとした木材になりそうな幹が伸びていて生命力を感じる
二又杉
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4/29 16:23
二又杉
関東ふれあいの道のキツさを同行者に啓蒙するいい機会になった。
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4/29 16:34
関東ふれあいの道のキツさを同行者に啓蒙するいい機会になった。
中ノ茶屋跡にも綺麗な東屋が建てられていた。ケーブルカーの中間点でもあるので休憩しながらすぐ傍を車両が行き交う様子が観察できる。
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4/29 16:48
中ノ茶屋跡にも綺麗な東屋が建てられていた。ケーブルカーの中間点でもあるので休憩しながらすぐ傍を車両が行き交う様子が観察できる。
以降もゴロゴロとした岩を踏むようにして下る。岩だけでなく杉の根にも足を取られかねないので疲労が募る。
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4/29 16:57
以降もゴロゴロとした岩を踏むようにして下る。岩だけでなく杉の根にも足を取られかねないので疲労が募る。
ヘラジカの角を思わせる見事な枝振り。
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4/29 17:06
ヘラジカの角を思わせる見事な枝振り。
騙し騙しで何とか筑波山神社の境内に下り立った。
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4/29 17:20
騙し騙しで何とか筑波山神社の境内に下り立った。
<筑波山神社>
足の痛みがいよいよ強まった同行者はちらりと社殿を見るだけで念願の筑波山神社の参拝は終了。
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4/29 17:20
<筑波山神社>
足の痛みがいよいよ強まった同行者はちらりと社殿を見るだけで念願の筑波山神社の参拝は終了。
樹齢800年を超すと言われる大杉。
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4/29 17:22
樹齢800年を超すと言われる大杉。
<筑波神社入口停留所>
予定よりもかなり時間が押してしまった。調べるとつくば駅に向かう最終のバスはあと2km半ほど下りた所から出るらしい。一先ずここで足を休め、これ以上厳しそうであればタクシーかなと大鳥居を見上げながら計画と判断の甘さを反省する。
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4/29 17:38
<筑波神社入口停留所>
予定よりもかなり時間が押してしまった。調べるとつくば駅に向かう最終のバスはあと2km半ほど下りた所から出るらしい。一先ずここで足を休め、これ以上厳しそうであればタクシーかなと大鳥居を見上げながら計画と判断の甘さを反省する。
そうこうしていたら何とバスが滑り込んできた。臨時便か混雑で遅れていたのか、いずれにせよ最後の最後で助けられた。予定していた温泉も食事もすっ飛ばし、いそいそと乗り込み帰路に就いた。
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4/29 17:47
そうこうしていたら何とバスが滑り込んできた。臨時便か混雑で遅れていたのか、いずれにせよ最後の最後で助けられた。予定していた温泉も食事もすっ飛ばし、いそいそと乗り込み帰路に就いた。
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