観音平から麦草峠へ南八ヶ岳縦走


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,551m
- 下り
- 1,986m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:40
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:35
天候 | 10月11日 快晴 少し風有 10月12日 晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは麦草峠15:20発のバスで茅野駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平〜キレット小屋 のろし場標識から権現小屋区間は一部鎖有区間ですが、それほど危険性は高く無いと思います。雨が降れば滑りやすくなので注意が必要と思います。 権現の先に長梯子があります怖いというより腕が疲れた。 キレット小屋〜赤岳 ここからは岩稜帯になるので落石注意です。 ゆっくり着実に進んでいけば問題は無いと思います。 所々で一息いれられる場所もあるのでのんびり進みました。 寝不足もあったので(笑) 空中梯子もすぐ隣に鎖があるので、鎖を使えば問題なく進めます。 赤岳〜天望荘 頂上小屋から一気に下るもしくは上る区間です。 鎖もあり、問題無く勧めますが、上り下りの人が多いので落石などに注意が必要な 区間だと思います。 天望荘〜硫黄岳 横岳までの区間は岩稜帯の道を進みますが、鎖や梯子もあって進みやすいと 思います。横岳山頂から硫黄山荘の間にカニの横ばいと書かれている区間が ありますが、鎖もありそれほど苦になる事はなく進めると思います。 硫黄岳〜天狗岳 特に問題になるような危険個所はないと思います。 濃霧時に硫黄岳山頂は広いので迷いやすいと思います。 東天狗岳〜麦草峠 東天狗から中山峠へ下ってゆるやかな登りを過ぎると中山山頂が樹林帯の 中にありました。景色はちょっと先に進むと展望広場が広がって休憩などに ちょうどよい場所のようで、皆さん休憩をしてました。 その後、ダラダラ下って高見石小屋につくと丸山までちょっと上って その後はダラダラ下って樹林帯からパッと開けたら麦草峠に到着です。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
雲海〜押手川分岐の間にだいぶ明るくなりヘッドランプも外しました。
途中で鳥なのか?なんの動物なのか、凄い鳴き声がずっとして不気味でした。木の上から聞こえていましたが・・・
感想
今回は金曜夜に「毎日アルペン号」に乗って観音平へ向かいそこから北横岳への縦走を計画して出発しました。
ただ、一番の心配は台風がいつ東日本に近づいてくるか、出発前の予報では土日は何とかなるけど、月曜には接近する予報。もし月曜天気が崩れるようだったら、麦草からバスで帰る予定を立ててました。
初日、観音平にほぼ定刻通りに到着!
観音平に到着する前に芦安、甲斐駒登山口に立ち寄って観音平に到着!
途中で止まって目が覚めてを繰り返しているうち、なんだか寝ていないような
気分になりました。
到着後は眠気もさほど気にせずにヘッドランプを装着して登山開始
初日はキレットを越えて天望荘への道のり予定よりも20分程早くスタートしました。
青年小屋でかるく朝食代わりにカロリーメイトなどを食べて権現まではいつも通りの感じで進みました。
権現の先にさっそく長梯子があるので、ストックは権現で収納しスタート。
長梯子は怖いというよりも、腕が疲れた感じでした。
キレット小屋で昼休憩を取っている時に気分的に眠く、今回は異様に喉が渇く感じがしていましたが、ここまで来たんだからと思い出発!
キレットも最初の登りがきついけど恐怖感はそれほどなく、時間を考えてもゆっくり、休み休みいっても問題が無いのでノンビリ登ってました。空中梯子?もとなりに鎖がありわざわざ梯子を使わなくても問題無く登れました。
空中梯子を過ぎると目の前に竜頭峰、その後ろに隠れて山頂がありました。
もうここまで来ると山頂まではもう少しでも竜頭峰も綺麗だったので、しっかり休憩して山頂へ
赤岳山頂は結構人がいました。
天望荘へはいっきに下りになりますが、鎖もあるのでそれほど危険ではないと思います。ただ、登ってくる人、降りてくる人などのすれ違いが多い個所なので気を付けて行った方良いでしょう。
天望荘は夕食はバイキング方式、大部屋では寝袋となっていますが、個室はどうやら布団のようでした。名物のお風呂は男女共に入る時間が決まっているので、入れる時間の最初に行くとすごい混雑しています。ちょっと時間をづらして入ると空いているようでした。
2日目は天望荘を出発し地蔵の頭付近で御来光を見て先へ進み横岳まではちょっとした鎖や梯子がある岩稜帯を進み横岳山頂に到着!
途中でカモシカが目の前で朝ご飯を食べてました。人が近づいても気にせずにモシャモシャ草を食べてました。
横岳山頂からちょっと下った所にカニのヨコバイと地図上に記載されている個所がありました。そんなに怖い所では無いのでちゃんと気を付けて進めば大丈夫です。
もうここまで進むとあとは、危ない場所は無いと思います。
硫黄岳山荘で朝食を食べ、先へ進みました。硫黄岳から夏沢峠へはまたいっきに下る感じでここを登るのは疲れるな〜と考えながら思っていると樹林帯の中へ樹林帯を少し進むと夏沢峠へ到着!
樹林帯の登りを登っていくと、箕冠山の標識があり、根石への道を辿ると樹林帯を抜けて根石岳に到着!
個人的に今回の登山では根石岳山荘〜東天狗への区間が綺麗な道だと思いました。
東天狗について西天狗へは今回はいいやと思い、先へ進みました。
中山峠以降は中山へちょっとした登りを歩いて山頂に到着!
中山も丸山も樹林帯の中にあるので景色はありません。
でも中山は山頂からちょっといった所に展望広場があるのでそこからの景色は十分楽しめるし休憩するには良い広さがあります。ただ、岩の広場です。
中山〜麦草までは樹林帯と苔が広がっている中を歩いていきます。
高見石小屋までくると、いっぱんの観光客的な人やハイキングの人などとも会うようになり、ゴールの麦草峠が近い事を実感します。
今回は翌日、天気がそれほど良くないという事で麦草峠までで下山しました。
とりあえずは南八ヶ岳の縦走が出来て天気も快晴で満足できました。
欲張れば初日は寝不足で眠気に襲われたので余裕があれば、夜行バスではなく前日に権現かキレットまで登って一泊してもいいのかな〜と思いました。
睡眠不足はやっぱり登山の大敵ですね。
アルペン号から一緒だったのですね。私は赤岳頂上山荘泊、稲子湯下山でしたが、登場キャラ(ホシガラス、カモシカ)、黒百合でコーラまで被ってて、先に読んでたら自分の記録投稿しなかったかも(^^)。
天候に恵まれてホントに良かったですよね〜。
お疲れ様でした。
確かにそうですね(笑)
コースタイムを見ていると、編笠の登り途中で自分を追い抜いていかれた人が2名程いた事を覚えていたので、その内の1名がkazfirstさんかなと思います。
その後、多分、キレット小屋で落ち合って写真を拝見して若い方とお話をされていた方かな〜と思います。
皆さんが出発された後、ガレ場の休憩できる所で、先行されて登っている姿を荷物を降ろして下で拝見してました。
その後、阿弥陀を往復されてきたようですね、凄いです。
今後も安全登山で頑張って下さい!
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