塩見岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,410m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 12:10
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後は赤石荘へ 500円でいい温泉 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
鳳凰小屋でのバイトを終えたtentyoが南アを縦走して塩見にたどり着くらしい
塩見岳は南アルプス北部の主な山のなかでいまだ踏んでいないピークだ。
というわけで、仕事を終えたあと京都から高速を快走し、長野を目指す。
くねくねの山道を登り、鳥倉林道駐車場に1時着。
3時間ほど仮眠をとり、4時過ぎにいざ出発。
美しい星空のもと林道を歩いて行く。ときおり流れ星も見える。
30分ほどで登山口へ。登山届に記入して入山。
しばらくはヘッドライトの明かりを頼りに快調に歩いて行く。
三伏峠までは1合づつ看板がある。1合あたり10分くらいのペース。
40分ほどすると明るくなってきて、まわりの美しい紅葉が目に入るようになる。
久々に美しい紅葉を目にしていい気分だ。青空に映える。
三伏峠が近づくと展望もよくなり、中央アルプスが望める。
出発から2時間で三伏峠へ。ここで朝ごはんをかきこむ。なかなか冷えるので休憩もほどほどに先を目指す。
三伏山まで来ると南アルプス北部の山々が目の前に現れる。
白峰三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳どの山もいろいろな思い出が蘇る山々だ。
逆光ながら塩見岳も大きく聳える。目指すはあそこだ。
本谷山をこえたりなかなかアップダウンもあるが、下りや平坦地は小走りしたりと早めのペースで進んでいく。
塩見小屋までの登りは少ししんどいが勢いに任せてガツガツ登る。
塩見小屋の手前で完全に樹林外へでる。雲もない青空に山々、紅葉と申し分のない山行だ。
塩見小屋で一休みここまで4時間。ピークまではあと一息だ。
建て替え中という塩見小屋。今日もこれから小屋を一つ解体にとりかかるといったところだ。
最後のひと登り。手前の岩峰は左から巻き、暗部からは岩場に入っていく。
岩場はペイントを見落とさないに進んでいく。岩場といっても歩くところはしっかりしている。ただし落石は注意だ。
小1時間ほどでいよいよ最後の稜線に飛び出すと富士山が目に飛び込んできた。
西峰はスルッとスルーして、東峰へ。
正味5時間ほどでピークへ。さすがに疲れた・・・。
しかし、360度どこを見渡しても最高の景色。よくみると駿河湾も見えている。
それにしても鳳凰三山から2週間でまた南アルプスに来るとは思っても見なかった。
次は南部にでも行ってみたいものだ
思い出深い北部の山々を眺めていると、見覚えのある緑のザック。
鳳凰小屋から甲斐駒、仙丈、間ノ岳Atを交え仙塩尾根を歩いてきたtentyoだ。
しっかりとした足取りで塩見ピークへ。
疲れも見えるが充実したご様子。確かにそれだけ歩けば最高の縦走だろう。
疲れを持参したインスタントラーメンでねぎらう。
のんびりと山座同定などもする。中ア、北アも見える。中アの向こうには御嶽山も・・・。
この時は、あんな大変なことが起こるなど露にも思っていなかった。
亡くなった方のご冥福、行方不明のかたが一人でも無事であることをお祈りしております。
1時間以上のんびりしたが、まだ名残惜しい。何度も振り返り下山開始。
行きは逆光だったが、太陽は南中を過ぎ、紅葉混じりの塩見岳を楽しむことができる。
それにしても紅葉は大当たり。久々にこんなきれいな紅葉を見た。
塩見小屋はすでに一棟建て替え済で、来年にかけて残りの二棟を建て替える予定らしい。
アップダウン混じりの下山はなかなかしんどい。行き飛ばした分帰りがのろのろと降りていく。
12時位になるとガスに巻かれ始め塩見岳も見えなくなってしまった。
まあ、こんなもんでしょう。
三伏峠を経由しだらだらと紅葉を愛でつつ林道駐車場まで。
ちょうど出発から12時間。久々の長時間行動でなかなか疲れたが充実の登山だった。
あとはくねくね林道をくだり、赤石荘へ。ここは非常に良い温泉だった。
飯田まで下り、マトンを始め肉をお腹に納め山行の締めくくりとした。
延々歩いて来たの?いいなあ。
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