紅葉と雷鳥と雲海の唐松岳〜五竜岳

- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,589m
- 下り
- 1,824m
コースタイム
八方池山荘8:46-9:52八方池9:52-10:00丸山ケルン11:18-11:41唐松岳頂上山荘12:19-12:23唐松岳山頂12:28-12:43唐松岳頂上山荘13:00-13:10五竜山荘15:40
(2日目)
五竜山荘4:25-5:30五竜岳山頂5:30-6:30五竜山荘7:20-7:56大遠見山9:40中遠見10:15-10:22小遠見山分岐10:49-11:02地蔵ノ頭10:58-11:03テレキャビン12:25
※メンバーと景色を眺めながらゆっくり歩き!
| 天候 | 1日目ガスのち晴れ、またガス 2日目快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(JAF片道割引なし、荷物重量申告あり15kg以上追加料金 全線440円) 始発7:30〜(9月土日のみ) ・テレキャビン(ゴンドラ 片道950円) (荷物申告あり 10kg以上20kgまで追加料金200円) 最終〜16:30 ※ゴンドラ&リフト運行状況 http://www.happo-one.jp/gelande/lift.html ※ゴンドラ&リフト 八方池マップ http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/kenkyu.html |
| コース状況/ 危険箇所等 |
《八方池山荘から唐松岳》 ・土曜日の紅葉期なので、チケット売り場は20名程の行列。 売り場前に量りが2ヶ所設置されており、窓口で申告要請される。 ・通称<八方アルペンライン> ゴンドラアダム⇒アルペンクワット(リフト)⇒グラードクワット(リフト)を 利用して1830mから登山開始 ・八方池山荘から八方池は木道ルート(巻き道)と 岩ルート(尾根道)に分かれるが、 岩ルートもきれいに整備されてとても歩き易くなった。 ・八方池より登山道らしくなり、整備された山道で唐松岳まで行けます。 《唐松岳〜五竜山荘》 五竜縦走路に入ってすぐに牛首の鎖場。 3点確保で慎重に歩けば問題はない。 以降は五竜山荘まで整備されたコース 《五竜山荘から五竜岳》 山頂まで岩場が続き、よじ登る箇所がいくつかあるが、 鎖もあり、慎重に登れば問題はありません。 《五竜山荘からテレキャビン》 遠見尾根の最初の下りは岩場で滑りやすい。 危ない箇所には、鎖あり。 途中、地塘あり(逆さ五竜が映る) 大遠見、中遠見、小遠見アップダウン |
| その他周辺情報 | 昼食は、おひょっくり(郷土料理ランチ)ランチ15:00まで 帰路の日帰り温泉「おびなたの湯」 源泉かけ流し野天岩風呂はPH11.6もあり、素晴らしい源泉 |
写真
感想
<まえがき>
本日は白馬三山に出発する予定でしたが、
メンバーの一人が都合が悪くなり、
3人で決行するか否かを皆で決めました。
7か月間一緒に登って来たので、
最後の白馬には4人で登頂したい、
というメンバーの思いは一致していました。
チームワークと団結力が育っていることをとても嬉しく感じながら、
チーム最後の白馬を予備日としていた翌週に見送りました。
しかし、今週のお天気のように来週がお天気であるかどうかはわからない・・・。
6月に一回は雨で中止になってトレーニング回数も少なくなっていたし・・・。
2週連続のアルプスは様々な面で許可が出にくいであろう・・・と想像しましたが、
今週の天気と紅葉のタイミングは滅多にないチャンス。
どこまでチャレンジできるだろうか・・・と思いながらも、
2週連続の北アルプスになる五竜を提案してみると、OKが出ました。
突然の変更、そして追加プランにも関わらず、
柔軟な決断をしてくださったお二人には、
心より感謝いたします。
<本編>
9月26日(金)
仕事を終え、埼玉を18時30分出発です。
急遽、予定の変更に手配が思ったより時間がかかり、
予定より30分遅れます。
佐久でメンバー一人と合流し、夕食をとってから、
前泊の宿に向かいます。
変更になったプランとルートを宿で打ち合わせ、
初日を唐松岳から登り五竜で一泊、遠見尾根から下山に決まります。
9月27日(土)
宿で朝食を頂き、まずはマイカーをテレキャビンのとおみ駅に駐車して、
宿のオーナーに八方のゴンドラ駅まで送迎して頂きます。
天気予報では晴れの予報でしたが、空はドンよりしていてガスも巻いています。
ゴンドラ始発7時30分まえの切符売り場は混雑しています。
荷物が15キロ以上は追加料金がかかりますので、
ザックを計量して申告をします。
ゴンドラ+リフト2基を乗り継ぎ、八方池山荘から登山開始です。
いつもなら、ここで白馬三山が見えるのですが、ガスで全くの視界不良です。
石神井ケルン辺りからガスが抜けたと思ったら、
見事な雲海が広がっていて、どうやら雲海から抜け出たようです。
とたんに素晴らしい白馬三山と紅葉の景色が飛びこんできます。
土曜日なので、尾根道を人が列をなして歩いています。
八方池は紅葉と青空と白馬三山でお見事です。
丸山ケルンまで、紅葉がたっぷりと味わえました。
唐松山荘に出ると強風と濃いガスで突然視界が悪くなり山頂も見えませんが、
一応登頂しておきます。
山頂直下で5羽のまだ幼い雷鳥に出会います。
唐松山荘を後にして、本日の宿泊地、五竜山荘を目指します。
途中、2回、つがいの雷鳥に出会います。
その他数回、姿は見えませんでしたが、
近くに雷鳥の鳴き声がしたりして、雷鳥がよく寄ってくる日でした。
五竜の姿は一度も見ることなく、山荘に着きました。
今日は大変混雑していて、女性の部屋は一人1枚のお布団でしたが、
男性は布団1枚で2人というお部屋もあったそうです。
自炊室でプチ昼食をとりながら、
関西のおじさまお二人と5人で楽しく談話します。
この時、木曽御嶽山が爆発したことを知り、
びっくりしました。
唐松山荘からご一緒してきた神奈川から起こしの単独レディーハイカーさんと
お部屋も一緒で、翌朝の山頂ご来光にご一緒することになりました。
9月28日(日)
山荘を4時25分にヘッテンをつけて4人で出発。
途中、薄暗い中、雷鳥が鳴き現れます。
山頂では、見事な雲海と雲海上に名峰が立ち並んで感動のパノラマです。
雲海の上からドラマチックにご来光を拝みます。
明るくなると槍ヶ岳の後ろから、昨日噴火した御嶽山の噴煙が見えます。
皆さんのご無事を心からお祈りいたします。
比較的温かい朝でした。
山頂でモーニングコーヒーを飲み2814mの景色を堪能して、下山します。
7時少し前に山荘に戻り、朝食を頂き、下山します。
白岳から急な岩下りですが、スリップしないように慎重に下がります。
360度どこを見ても絶景です。
紅葉を堪能しながら下山します。
途中、紅葉や景色を丁寧に撮られている単独ハイカーさんとも合流し、
5人で仲良く会話しながら下山します。
紅葉に囲まれた地塘では、逆さ五竜が映え見事でした。
大、中、小遠見ごとに小さな登り返しがありますが、
下がるほど木の葉が増えるので、紅葉が美しくなり、
久しぶりに絶景が堪能できる良い一日でした。
山と紅葉、そして、人との出会いの楽しい二日間でした。
最後まで頑張ってくれたメンバーのお二人、
そして、偶然に出会った時間と場を共有してくださった方々には、
お世話になりましたことを心より、感謝申し上げます。
素敵な想い出のエピソードとして大切にしたいと思います。
※プランサポート Y隊長
taka_hh
taka_k















こんばんはー。
すばらしい景色と紅葉のコラボレーション。
写真ですばらしい山行になったことがよく分かりますね^^
特に65の写真は最高ですね♪
思わずコメントいれちゃいました。
写真の綺麗なヤマレコは見てて気持ちが良いです^^v
nadesikoさん、こんにちは。
どうやら唐松岳頂上山荘で、すれ違っているようですね。
素敵な紅葉や雲海+雷鳥を楽しめて、良い山歩きでした。
遠見尾根もいいですね〜。
お疲れ様でした!
本当ですね!
うわ〜びっくりです。
分かっていたら、是非、ごあいさつしたかったです
唐松山荘直下あたりかと思います。
まだ、この時間では下山される方が少なく、
落石防止ネットあたりですれ違いを記憶しておりますが・・・・。
雷鳥さんは、terkkerさんが写真撮影された1時間以上たっても
同じあたりに留まっていて、
やはり大勢のカメラマンのモデルになっていましたよ〜。
コメントいただき、ありがとうございます。
紅葉と晴天、そして雲海のコラボで本当にいい景色でした
写真があまり得意ではない私でも、
被写体が良ければそれなりにいい写真になりますね
poohpoohさんも素晴らしい山歩きを楽しまれてくださいね
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