722 将棊頭山(桂小場から往復)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:30
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:07
天候 | 8日快晴、9日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路:小黒川ゲート〜みはらしの湯 タクシー20分5,240円 みはらしの湯〜伊那市駅タクシー10分3,240円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。全線トレースあり。ワカンは不要でした。ピッケルもなくてもダブルストックでも行けそうでした。 |
その他周辺情報 | みはらしの湯 600円 食堂は短縮営業で15時まで。メニューも少ない。 |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
コンロ
コッヘル
調理器具
ポール
テント
|
感想
この三連休は常念岳東尾根を攻める予定であったが、都合により転進。7日にゆっくり出発で伊那市内ビジホ泊。8日の朝、日帰りの方のトレースを頼りに、標高2500m付近で幕営して、9日にアタックして下山というプランで行く。
7日は先週も利用した高尾13:09発の松本行きに乗車。先日はクロスシートであったが、今日はロングシート。車端部に陣取って駅弁を食べながら上諏訪へと向かう。何故か髭面のkokudoに懐く女の子(子供です)の相手をしつつ、列車は笹子峠を越えて南アルプスが見え始めるも前回よりは雲が多い。
上諏訪で213系の豊橋行きに乗り換え、少し転寝をしながら伊那市には17:21着。駅から徒歩5分ほどの以前も泊まったビジホに宿泊。そして、以前に行った同じ居酒屋にて前夜祭。モツ汁のお通しや信州サーモンのお刺身、馬刺しなどぐいぐいと日本酒「仙醸」が進む。
結局前回の反省は生かされず今回も二日酔い・・・
伊那市駅6時半に予約したタクシーで桂小場手前の小黒川キャンプ場の奥のゲートまで入る。ゲートそばのトイレは冬季閉鎖中。ここから桂小場まで40分ほど雪の車道歩きがプラスされる。
かわいい感じの信大小屋が見えたら登山口はすぐ。東屋に登山ポストあり。トイレは無し。
登山道には雪が始めからついていて、所々日当たりの良い場所では溶けているし、日影はガリガリに凍っているところもあった。あまり勾配がきつくならないように山腹を巻くように登る道を辿り、30分弱でぶどうの泉という水場に到着。水は出ていた。
その後も巻きながら高度を上げ、野田場の手前で崩れた所を高巻くあたりで今回のターゲット将棋頭山が見えた。
野田場の水場は出ていなかった。さらに山腹のトラバース道を大樽小屋の手前まで歩いていく。途中いくつかの分岐があったものの、兎の足跡はあったが、人が歩いている様子はない。やはり冬はメインコースしか人が入らないようだ。
大樽小屋は5,6人程度の小屋。ザックがデポしてあった、今アタック中であろう。(大樽小屋のトイレは携帯トイレ利用用ブースになっている。)
大樽小屋から一段登ると信大コース分岐となり、ここから斜度が増し、荷物が肩に食い込む。厳しい。雪も深くなってきたようで、踏みぬくとズボリと体が傾く。
六合目あたりもテントが張れそうだが雰囲気が暗く、もう少し登ることにする。津嶋様のあたりまで来ると尾根も狭まり、傾斜もさらに増して「本当にこんなところにテント場なんてあるのか?」という焦りをメンバー全員が抱いているうちに、標高2500m付近で2張りくらい張れそうな小平地にたどり着く。何となく張った跡もある。
早速設営。皆で雪を踏み固めるがサラサラの新雪でなかなかうまく平らになってくれないが、根気よく踏むうちに平らになってくる。
設営中に下山される方から、午前中は風が強かったが、午後は収まってきたという話を聞き、今日のうちにアタックするのもよいかと思ったが、時間は既に14時近く。これから行くと戻る頃は真っ暗になってしまう。 水を作ったりしなきゃいけないことを考えると、リスクが高いので、明日の好天を祈りつつ、夕飯の支度にかかる。
今日の夕食は持ち寄り鍋。一人2品と言いながら、結局つまみを含めいろいろもってきて、締めのうどんまでたどり着かず。残りは翌朝のご飯とする。
お茶をしつつも、19時頃にはアルコールも尽き、やることが無くなり就寝準備に入る。19時半には眠る。
翌朝5時起床。風は時折突風が吹く感じで全体としては静穏。天気は良さそう。お茶と朝食を済ませて、突風でテントがさらわれないよう、テントをぺちゃんこにして6時半に出発。
胸突きの頭まで15分弱。振り返れば南アルプスの向こうが白んできている。正面には丸いお月様。
稜線まで出るとさすがに風が吹きつける。が、森林限界を抜けて大展望が広がる。まずは右手の御嶽がでかい!
そして高度を上げるにつれ、徐々に木曽駒が、宝剣岳が見えてきた。冬道は尾根を忠実にたどり将棋頭山を目指す。いくつかの峰を乗り越していく。岩とのミックスもあるが、難しいところはなく、強風に備えて一歩一歩進む。
胸突きの頭から45分ほどで将棋頭山の頂上に到着。360度の大展望に大感激、だが強風はすさまじく、写真を撮るために手袋を脱ぐとすぐに感覚が無くなってしまう。 仕方ないので、5分ほどの滞在で折り返す。反対向きでは北アルプスが遠くに見える。いいねえ。降りたくないけど、下りないとね。
幕営地点まで戻り、30分弱で撤収、少し行動食を食べて出発。あれだけ苦しめられた勾配を、下りではスイスイと進める。大樽小屋から幕営地点まで登り2時間40分かっかったところ、下りでは40分。あまりの違いに驚いてしまう。
大樽小屋からも軽快に飛ばしてお昼前には桂小場に到着。タクシーを呼んで「みはらしの湯」で温まって、ビールで祝杯を挙げた後、伊那市から再び18きっぷの人となった。(見晴らしの湯の食堂は短縮営業。メニューは少ない。)
・ワカンは持参したものの、この日は不要であった。
・チェーンスパイク+ストックの方結構見かけました。滑りこけるような感じのコースではなかったが、油断は禁物。
・kokudoは、アイゼン+ピッケルのフル装備だが、下りではチェーンスパイクが欲しかった。
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