年越し赤岳 しかし横岳敗退


- GPS
- 09:55
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,520m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:01
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:46
天候 | 1日目 晴れ 2日目 雪 曇り 晴れ 霧 強風 温度ロガー 最低 -14.11 2023-01-01 07:40:00 最高 15.94 2022-12-31 10:09:00 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口線1500円 茅野9:25 美濃戸口10:03 復路 美濃戸口14:45 茅野 15:23 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・美濃戸口まで雪が少ないが、美濃戸口からは例年の積雪 ・文三郎尾根は鎖と鉄階段は出ているが、階段の網目は積雪に隠れている。 ・赤岳の地蔵尾根側は岩と雪のミックスで歩きにくい。 ・地蔵尾根2600mのトラバース個所も岩が出ており歩きにくい。 |
その他周辺情報 | 赤岳鉱泉 ・テント 2000円 ・一番搾り 600円 ・高天カップ 600円 x3 八ヶ岳山荘 ・風呂300円 モンベル会員割引 ・アサヒマルエフ 黒L 500円 ・カツカレー 1000円 |
写真
感想
年末年始恒例の八ヶ岳テント泊。赤岳鉱泉でのテント泊は3時起床時にテント内-3℃で、例年の-10℃以下に比べ驚く程暖かくテント内に着いた霜をこそげるのも楽だった。
文三郎尾根の登りは何時も気持ちが良い。快適な斜度と高度を上げるに連れ広がる眺望。今年は北アルプスは雲に隠れていたが、モルゲンに染まる阿弥陀岳、横岳が神々しかった。山頂からは浅間など北の山は雲が掛かっていたが、富士、南アルプス、奥秩父がはっきりと見えた、両神山が今までで一番クリアに見えたのが驚きだった。但し眺めが良かったのは山頂まで、降りから徐々に霧が濃くなり赤岳展望荘に着く頃には周囲は真っ白となった。強風は想定内だったが霧が続くと予想してやる気をなくし、地蔵尾根よりエスケープ。今年も残念ながら横岳・硫黄岳縦走とならず仕舞いとなった。
下山後、八ヶ岳山荘で風呂とビールとカツカレーにありつき、バスの茅野駅15:23着接続の中央本線上りを確認した。普通列車は16:45までない。18きっぷを使う予定だったが、1時間以上待つ気にならず、15:42発あずさ42号で帰ることにした。いろいろと情けない年の初めとなった。
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1日目 12/31
09:21 1.8℃ 56% 茅野駅に雪はない。 バスは立席が出ない様に2台出た。
10:22 八ヶ岳山荘 CAL1492 登山届を出す。
10:24 ポールを出して、手ぬぐい、サングラス、モンテイン・プリズム・グローブ、ブリーザートイ・アルファダイレクト、ツボ足で出発。カラマツの林道には積雪在り。
10:33 橋の所に2台駐車あり。
10:46 ショートカットから林道に復帰した所で、ブリーザートイ・アルファダイレクトを脱いで、ドライレイヤーウォームとメリノアンダーのみになる。林道の積雪は例年並み。0.5℃ 63%
11:02 ショートカット入口
11:09 ショートカット中
11:11 林道に復帰
11:18 赤岳山荘 「ローストビーフ丼あります」が魅力的。水0.25L補給
11:21 北沢を渡る木橋のロープに「スタッフのコロナウイルス感染のより行者小屋年末年始営業中止のお知らせ」あり。
11:34 美濃戸山荘で小休憩。12本爪アイゼンとブリーザートイ・アルファダイレクト着用。
11:53 ヘアピンのショートカット出口
12:08 北沢の橋を渡り右側が雑木の右岸沿いを行く。
12:20 堰堤広場で小休憩後左岸へ。 -1.5℃
12:36 2000m 尾根末端を回り込む。
12:39 2000m 右岸に渡る橋上 凍結の見られる赤い北沢を見る。
12:41 2020m 右岸 僅かに凍結する赤い北沢を見る。
12:45 2030m 右岸桟道 赤い北沢を見る。
12:59 2090m 左岸から右岸にわたる手前 着雪の樹々越しに大同心を見る。
13:00 2090m 左岸から右岸にわたる橋上 大同心、小同心を見る。
13:04 2120m 左岸に戻って支沢に氷の結晶を見る。
13:10 2140m 右岸への橋前より峰ノ松目の尾根を見る。
13:16 2160m 小同心を見る。
13:16 2170m
13:25 2200m 赤岳鉱泉 結構テントが多い。
14:42 2210m トイレの近い居抜物件を少し整地して設営完了。 AL2260(+50) -0.3℃
15:40 D-0.3℃ B-1℃
15:59 豚と白菜としめじの鍋、餅、一番搾り 高天カップx3
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2日目 1/1
03:17 起床 3時起床 D-3.0℃ B-3℃
5時過ぎ ブリーザートイ・アルファダイレクトにツルギジャケットを重ね、ミレーウールグローブにプリズムグローブを重ねて、ピッケル、12本アイゼン着用して出発
05:37 中山乗越 中山尾根にトレースあり
05:57 年末年始営業中止の行者小屋でトイレを済ませる。テントと少なめ。
06:23 2490m 鉄階段横にトレースが出来ている。
06:29 2520m 急な区間 鉄階段横にトレースが出来ている。
06:32 2530m 霧の中の横岳の右が明らむ。
06:34 2540m 阿弥陀岳に掛かる雲の動きが激しい。横岳の霧は晴れて行く。
06:36 2550m 横岳の霧ははれた。
06:38 2560m 中岳 阿弥陀岳が迫る。
06:39 2570m平坦地 凍てつく赤岳と文三郎尾根分岐に向かう人々を見る。
06:47 2610m 緩い登りが続き先行の方々に追いつき気味。
06:54 2640m 明らむ中岳、阿弥陀岳 霧のはれた横岳、硫黄岳、行者小屋、霧ヶ峰も見えてきたが北と西はまだ雲の中
07:02 2680m 阿弥陀南陵に光が差す。
07:10 2720m文三郎尾根分岐、風が強くなる。北アルプス 南アルプスが一部姿を現す。登り方面を見ると山頂は風が強そう。
07:30 2820m 稜線の竜頭峰分岐が見えた。
07:41 2570m小平地 富士 毛無山 竜頭峰 南アルプス 奥秩父 かろうじて木曽駒
07:47 山頂 360度展望だが、北と西の山は雲が掛かる。
8時頃 赤岳頂上山荘を風除けにして、小休憩後、鎖を掴みづらいプリズムグローブからORバックストップに換装して下山。但し保温力はプリズムグローブの方が上だった。
08:12 2830m 自分のブロッケンを見る。
08:28 赤岳展望荘
08:35 地蔵尾根下降点 周囲は真っ白
08:48 2680mの地蔵 埋まっていない。地蔵尾根は雪が少ない。
08:54 2600m トラバース後の鉄階段。この辺は岩が混じり歩きづらい。
09:19 2350m 行者小屋戻り
09:38 2260m 北沢を渡る橋上 横岳に晴れ間が出てきた。
09:46 赤岳鉱泉戻り 撤収後、ツルギジャケット脱ブリーザートイ・アルファダイレクト、ORバックストップ、4本爪アイゼン着用して出発。
10:52 晴れてきた。縦走断念が悔やまれる。
12:00 美濃戸山荘で小休憩して水0.5L補給。
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