権現山


- GPS
- 04:27
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 848m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
天候 | 秋晴れ、気温高い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浅川バス停からの登りは、非常に歩き良い道が続く。稜線から和見方面への下り、何ヶ所か滑りやすい急坂がある。スリップ注意。 |
その他周辺情報 | JR猿橋駅からほんの少し先に、セブンイレブンがある。浅川でバス下りてからはまったく何もない。 |
写真
感想
数日前、寝床で「関東百山」をペラペラめくっていた。昭和60年に、実業之日本社から発行された随筆集、多分何十回か読み返している。
行ったことのない、近場の山、ないかしら。そう、権現山だ。扇山、百蔵山と合わせて、郡内三山と私が呼んでいる、地味系三山の盟主だ。
中央線、梁川・鳥沢あたりから、茫洋とした扇山は目立っているが、その後ろにある権現山は目立たない(見えないと言いたいところだが、自分が気づかないだけかも)。
扇山1137メートル、百蔵山1003メートルに対して、権現山は1311メートルもあり、格がちがう。それなのに、登りにくいという印象で、何となく手が出しにくい。
尊敬する横山厚夫先生は、「関東百山」で、用竹から4時間ほどかけて登った、とある。上野原から、小菅方面へのバス、途中で下車。
権現山は、鳥沢から扇山越えなければ近づけないものと思い込んでいた私、目からウロコだった。
しかし、そのバスでもう少し先、初戸からなら3時間弱、さらに南側の浅川からなら2時間ちょっとで登れるではないか。浅川バス停の標高が600メートルくらいなので、たった700メートルの登高で頂上ということになる。
幸いにも、大月8時20分発のバスがあるじゃない。さらにそのバス、ひとつ手前の猿橋駅経由なので、ここから乗車すれば乗り継ぎ楽(大月だと電車到着からバス発車まで5分しかない)。
さらに下山後。不老下へと下山するが、休日だと14時台、平日は16時台のバスしかない。9時に登りはじめるので、頂上11時ころ。少し稜線歩いて、下山に2時間。休日ならまあまあちょうど良いバスダイヤだが、平日は2時間待つことになり、それは論外。梁川か四方津まで歩く。
YAMAP、ちょっと読んでいたら、驚愕の情報が。不老下から少し歩くと中央高速で、バス停があるとのこと。1時間に2〜3本高速バスが走っている。バス停は、野田尻と言うのだが、場所をきっちり確定させる余裕なく、出発した。
本日の登り、ずっと快適。浅川バス停を9時05分に出発して、権現山山頂に、11時02分到着。予定通りだったし、つらい登りとか、嫌な場所は皆無だった。和見分岐までの稜線も素晴らしい。ただ、ちょっと下りがね。
稜線から30分ほど下ると林道に出る。左右の舗装道路でなく、直進する細い道に向かうよう標識があるのだが、駐車していた車輌が標識を隠しており、林道を右往左往した。地図を良く見て、ああなるほど。
そのあと、かなりの急下降、路面が荒れているところがあり、間違っていないか確認を余儀なくされた。幸いにも間違いではなかったが、それにしては、ずいぶん荒れた部分だった。
棚頭集落到着。しかし最後の20メートルくらい、道が判然としない。蜘蛛の巣だらけで往生したが、まあなんとか探しあてて民家の前に下った。
不老下バス停から野田尻バス停へ。広い道、坂を登り切ると、中央高速が見えてくる。野田尻こっちという標識にしたがって左折。頭上に高速道路のバス停表示が現れるので、それで一安心。
バスタへのダイヤ、たしか毎時20分、50分とうろ覚え。バス停手前で迷ったため、バス停到着が13時33分ころ。13時20分のバスはとっくに発車してしまっただろうし、50分の次のバスまで15分くらいある。そこで禁断の喫煙。禁煙となっているが、まあ誰もいないし。一服か二服したあたり、ハザードつけたバスが到着。ドアが開く。「新宿行きですか?」そうだと言う。そうだ、さっきバス停の時刻表見たら、13時台は、35分と50分となっていたぞ。
急いでタバコもみ消して携帯灰皿に。そうだマスクマスク。ええ?乗車時に金払うの?マスクも財布もパスモもなかなか出てこない。3分くらい待たせてしまった。スーパーでレジ終わってから財布を探し出すおばあさんみたい。困ったものである。
高速道路、三鷹あたりから渋滞したが、15時にバスタに無事に到着した。
今回の「はじめての権現山」、帰りは中央高速というウルトラ級の交通選択こそが核心でありました。
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