栗駒山・白いベールに覆われた紅葉たち🍂
岩手県
宮城県
秋田県
ぐろ
まみむ
体力度について
- GPS
- 07:45
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 786m
- 下り
- 781m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:41
| 天候 | 晴れのち曇り 7〜10m/sの強風。稜線から山頂までは濃いガス。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・ネクスコ東日本「ドラぷら」南東北周遊プランを申請。西那須野塩原ICから若柳金成ICまで二日間乗り降り自由で6100円。駒形ICから西那須野塩原ICまでは、通常のETC料金（割引）がかかる。 https://www.driveplaza.com/etc/drawari/2022_tohoku/index.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・秣岳栗駒山稜線の天狗平から昭和湖へは行けない。未だ通行止め。解除されたのは須川温泉方面の苔花台から昭和湖まで通行可。 http://mtkurikoma.main.jp/wp/?p=7728 ・秣岳から鞍部までは、洗堀と泥濘で滑りやすい。晴れていれば良い景色なのだが・・。 ・しろがね湿原は草紅葉が最盛期。鞍部から稜線も紅葉が始まっていた。台風の影響で色付いた葉がかなり落ちていた。今後が懸念される。 ・ガスで中央コース方面は見えなかったが、聞いたところによると、紅葉はまだ早いとの事。今年は寒暖の差が少なく色付きは遅い。今週は熱帯低気圧で降雨と残暑となり、来週から気温が下がると思われる。最盛期の神の絨毯が現れるは10月に入ってからだろう。 |
| その他周辺情報 | ・須川高原温泉。宮城、秋田、岩手県境にある温泉。緑色の湯「緑礬泉」はph2.2の強酸性。草津や蔵王に匹敵する。 http://sukawaonsen.jp/onsen.html ・鳴子温泉 名湯の宿 鳴子ホテル：18日夕刻より宿泊。 外気や湿度によってお湯の色が透明、緑色透明、乳白色、鶯色等に変化した湯の色を楽しめる。また美肌成分の「メタケイ酸」を含み、とろりとしたお湯は美容液そのもの。肌がしっとりする。 https://www.narukohotel.co.jp/ ・鳴子温泉街散策：鳴子こけしや観光スポットをめぐる散策。ひなびた温泉街らしく、地元の方と旅情あるふれあいがあった。 https://www.welcome-naruko.jp/ ・鳴子峡と回顧橋：四季を通じて美しい渓谷とその架かる橋。 https://www.city.osaki.miyagi.jp/shisei/soshikikarasagasu/narukosogoushisho/chiikishinkoka/5/3/3087.html ・鬼首間欠泉：整備され有料化した間欠泉園。大人500円。二つの間欠泉が見られる。温泉卵作りや足湯など楽しめる。 http://kanketsusen.com/ ・レストランふじ：東北道古川IC近くに食堂。私好みのノスタルジックな昭和の店構え。左半身に後遺症のある女将が入口で差配していた。オムライス、鶏の照り焼きを食した。料理や味噌汁が濃い目で食欲がすすむ。うまい。 https://tabelog.com/miyagi/A0403/A040301/4005919/ ・あ・ら・伊達な道の駅：規模の大きい道の駅。牛タンや鶏焼きなど購入。猿回しのイベントを開催していた。 http://www.ala-date.com/ |
写真
(g)龍の口から勢いよく出る水。不躾だが二日酔いで吐いているようにも思える。ちなみにシンガポールの「マーライオン」はマーメイドとライオンの造語。
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(g)「つ」になったダケカンバとmasmimu3さん。私なら「Y・M・C・A」を決め込む。〽すばらしい〜YMCA ヒデキ感激！
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(g)ガスガスの草紅葉を楽しむmamimu3さん。きっと心の中では「みちのくひとり旅」を熱唱し、右のこぶしを握りしめているに違いない。
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(g)モン・サン＝ミシェルはどこだ？ラヴァンセ門を過ぎると参道のグランド・リュだな、ここは道だけど。サン・マロ湾は草紅葉になっていた。
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(g)ムツヒダリマキマイマイ（陸奥左巻蝸牛）。東北森林管理局のHPで確認した。東北地方は左巻きのカタツムリが多い。（m）そう言われてみると左巻きは見たことない気がします。
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（m）そう言われてみると左巻きは見たことない気がします。
(g)栗駒山山頂。去年もガスだったな。ちなみに10m/s超の強風が吹く。気温8℃だが体感は0℃に近い。（m)三脚も荷物で押さえました。
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（m)三脚も荷物で押さえました。
(g)三途の川を渡渉するmamimu3さん。死後は渡し舟で此岸から彼岸へ。船賃は六文銭。大河ドラマ「真田丸」のオープニングの岩櫃山が頭の中に浮かんでいるに違いない。
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(g)須川温泉源泉。湧出量は毎分6,000ℓ、ph2.2。ちなみに我が群馬が誇る草津温泉は、毎分32,300ℓ、ph2.05で日本一。
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（m）この温泉も入ってみたかったですね。
(g)三県県境の栗駒山。宮城県の仙台辛味噌ラーメンにメンマ、ゆで卵、チャーシューを大量投入、カップ麺とは思えない多具材で麺が見えない。金華サバ押し寿司も喰らう。
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(g)栗駒山の西側を花山峠方面へ。水量豊富な栗駒神水。冷たくておいしい。（m）さっきの湧き水もですが、水がドバドバ出てますね！
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（m）さっきの湧き水もですが、水がドバドバ出てますね！
（m）ものすごく揺れましたが寝てしまいました😁
(g)豪華なおかずを堪能したいので、最初からご飯を持ってきてもらった。旬の鮎めし。小皿は「ばっけ味噌」関東で言う「ふき味噌」これがメシに合う。白いメシが何杯でも食える。
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(g)鳴子温泉は季節と湿度でお湯の色が変わるにごり湯。美肌成分の「メタケイ酸」を含み、とろりとしたお湯は美容液そのもの。肌がしっとりする。
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(g)朝食はビュッフェ。mammimu3さんは、あんこ餅！こんな少しで足りないだろう。（m）つきたてのお餅が食べられるとは！
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（m）つきたてのお餅が食べられるとは！
(g)三杯目は仙台牛のすき煮と温泉卵で牛丼風に。しじみの味噌汁。ガッツリ食って今日も元気。コロナがどうした、負ける気がしねぇ。
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（m）これは外せないスポットです。
（m）美味しかった。
感想
今年の夏季休暇に秋田駒ヶ岳、八幡平を予定したが豪雨で断念。雨プランの乳頭温泉めぐりにした。宿泊予約をすると数日前からキャンセル料が発生し、悪天候でも行かざるを得ないからだ。
巷は三連休だが、私は9月18日19日が連休となり、8月下旬に栗駒山と合わせて鳴子温泉を予約した。私の日ごろの行いが悪かろうが良かろうが台風はやってくる。9月13日の時点で熱帯低気圧となり、17日には台風14号に発達し沖縄方面へ。
東北地方も影響を受け、湿った空気と南からの強風。雨にはならないがガスに覆われるので、栗駒山登山を決行することにした。越後駒ヶ岳で知り合った宮城の方から、秣岳方面や北側は良いと教えてもらったので、須川温泉から行くことにした。
前橋を1時に出発。淡々と高速を流して一関ICで下りる。国道342号を西へ。今回も厳美渓に寄ることが出来なかった。磐井川の渓谷と山並みを抜けて須川温泉を過ぎて岩手県から秋田県へ。待避所に車を停めた。前橋から460kmを5時間20分。
秣岳天馬尾根コース登山口へ。泥濘と木の根の道。ナンブトウウチソウは終わりだったが、アキノキリンソウやエゾオヤマリンドウがたくさん咲いていた。九十九折れの急坂を経て秣岳へ。ガスが掛かり景色は見えなくなった。
岩稜帯を抜けるとしろがね湿原に入る。草紅葉が最盛期。強風になびいて美しい。キンコウカやイワイチョウの枯れた黄色が相まっていた。似非モンサンミシェルの岩を過ぎてガスガスの稜線歩き。景色の無い緩い登り坂は、先は見えないが淡々と歩く。気にしても仕方ない、歩くだけ。
鞍部に入るとカエデやドウダンツツジの紅葉が見られた。ただ強風で色付いた紅葉がかなり落ちていた。展望岩頭からは何も見えず天狗平へ。須川コースは未だ通行止め。こちらから昭和湖へは行けない。
天狗岩を経て山頂へ。ガスが猛烈な勢いで北へ流れて行く15m/s近い南風。立っていても振られるほど。三脚に重しを付けて記念撮影。去年来た月曜の男たちもガスだったな。因果。風除けのベンチで小休憩。気温8℃だが体感は0℃に近い。
産沼方面へ下山。北尾根へ下りたことにより、風も穏やかになり気温も上昇。紅葉も色付いていた。今回ここが一番ベストの色付き。神の絨毯は4畳半サイズだった。産沼分岐からは湿原と色付き始めたナナカマドが美しかった。
賽の河原を渡り、苔花台分岐からは昭和湖へ行ける。名残ヶ原の木道を歩いて須川温泉へ。源泉周辺は匂い熱い。酸性度が高く、空気に触れると緑色になる温泉。次に来た時は日帰り温泉に必ず入りたい。
県道282号をさらに西へ。栗駒山を反時計回りのように入って行く。国道398号を南下。美しいブナやミズナラの森。国道沿いにある栗駒神水を汲む。口当たりが柔らかい超軟水。まさに日本らしい美味しい水。これで「つや姫」を炊くと美味いだろな。
花山峠を越えて宮城県へ。三県境を回って来た。下り込み沼倉鳴子線へ。未舗装路の掲示板があるが上等！ダートと少段差の水たまり程度で大したことない。楽勝で踏破。多少埋め込みなどあり生活道路だと思う。
鳴子温泉神社に車を停めて、今日のお宿「名湯の宿 鳴子ホテル」にチェックイン。老舗らしく施設は古いが、接客は古今変わらず丁寧で優しく親切。宮城弁マスターの駐車場係の方の誘導から安らぐ。こう言う老舗でも努力しているホテルは必ず生き残る。新しく物珍しいより、古かろうが心に残るのだ。
感染症対策で案内を断り10階の部屋へ。10畳の和室は古いが清掃が行き届き清潔。損傷や退色は経年劣化するので当たり前、目立たぬ箇所以外がきれいになっていれば良いのだ。私たちは15時間しか滞在しないのだから。
さっそく大浴場へ。にごり湯の素晴らしいお湯。とろりとしたお湯は、季節と湿度でお湯の色が変わるにごり湯。美肌成分の「メタケイ酸」を含み、とろりとしたお湯は美容液そのもの。肌がしっとりする。さっぱりした身体に濃厚なビールを注ぎ、まったりと過ごした。
18時を過ぎ会食場へ、宮城県産の食材をふんだんに使った夕餉。仙台牛や地産の食材を美味しく頂いた。何気に玉ねぎやジュンサイなど野菜がとても美味しかった。
翌朝は天気予想が微妙で曇り。5時半に起床して朝湯へ。男女の湯が入れ替わったいた。変わろうがやはりすばらしいお湯。肌がしっとりすべすべで湯冷めしない。女性はさらに実感できるだろう。
鳴子ホテルをチェックアウトして、温泉街を散策。駅前で合った方やスナックを経営されている方と会話して地元も方と触れ合えた。早口だと聞き取れないな。でも訛りを聞くのは嬉しい。
移動して鳴子峡へ。最盛期前なので空いていた。濃緑と回顧橋。蒸し暑くて途中で戻った。紅葉時期なら絶景だろう。来る事は無いだろうが・・・、。東北道古川IC近くの「レストランふじ」でランチ。味が濃い目だが美味しかった。
下る東北道は事故多発で渋滞を上手く回避して、雨降る前橋に18時前に到着。往復11時間1000kmを無事に着けてよかった。東北に遠征する度に悪天模様だが、今回は晴れ間があり、美味しい食事と素晴らしい温泉を堪能できた。次回は10月の予定。
最近は北や南アルプス、頚城や上越の山に飽きたので、東北の山々に興味津々。低山でも素晴らしい景色や高山植物がある。関東からは遠いが、行くだけの価値はある。越後駒ヶ岳で会話した宮城の女性が言っていた。遠征した百名山に登頂しても、やっぱり地元の山が一番素晴らしいと。私の谷川岳と赤城山かなと思った。
ここのところ連休は天気ずっと良くないですね。
今回は降られなかっただけ良かったかな。
紅葉の雰囲気も掴めたし、またいつか晴れたときに行きたいなあと思います。
鳴子温泉はお肌つるつるになりました。さすが歴史のある温泉はいいお湯ですね。
1000キロを超える距離を運転して、疲れも見せず山もご飯も全力投球のgrowさんにはあっぱれです。2日間ありがとうございました😊
こっそり拍手
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連休に合わせて少し早いですが栗駒山へ出かけてきました。ガスで視界は悪かったですが、台風の影響がちょうど避けられて良かったです。関東は雨だったそうですね。
鳴子温泉は、前回の月曜の男たちでの栗駒山行きでリサーチした時に気になっていました。夏季休暇の東北遠征同様、雨でも行くつもり満々でしたよ。雨プランも計画していましたから。宮城県は本当に良いところで、食べ物はうまいし、温泉は素晴らしいし、人々も暖かいですね。
来月の連休9日10日は安達太良山と中ノ沢温泉泊予定です。県民割が効くので安く抑えられます。
ここのところの遠征は、山がメインか温泉や食事がメインかわからなくなっていますね。
今回もしっかり両方楽しんできました。
計画の段階からわくわくして、もう二人とも遠征づいています。
栗駒山は稜線歩きしたかったので秣岳からの周回にしました。あいにくのガスと風でしたが、草紅葉が素晴らしかったです。いいルートでした。
ただ遠くが見えないのもあり、モンサンミッシェルがどこなのか気づかず通過していたのが残念です。ぜひまた再訪したいなと思います。
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