記録ID: 4694403
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
日高山脈
南日高縦走(野塚トンネル〜楽古山荘)
2022年09月04日(日) 〜
2022年09月06日(火)
北海道
tamura67
dometaro
Miggy
IntoEast
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,897m
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4日:野塚トンネル南口(1+)尾根末端(3-)1220(1.5)オムシャ北コル(2+)オムシャコル=C1
5日:C1(4.5)十勝岳(3)最低コル=C2
6日C2(3.5)楽古岳(2-)上二股(1+)楽古山荘
5日:C1(4.5)十勝岳(3)最低コル=C2
6日C2(3.5)楽古岳(2-)上二股(1+)楽古山荘
| 天候 | 4日 Hに覆われる 晴れ→曇り 5日 沿海州のLから延びる気圧の谷の中 晴れ→曇り 6日 日本海を北東に進む台風が夜に温帯低気圧に変わり、7日にかけて北東へ進む 曇り時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
4日： 気合の0時回収開始。眠い目をこすりながら南へ南へドライブ。ラスコンは浦河のセブン。予定通り5時前に野塚トンネル南口に到着。冬の記録で言われていた公衆電話は無くなっていた。 建物の裏から人工壁を降りる。壁の上流側末端近くに梯子とトラロープ。梯子と灌木が重なり邪魔だがなんもで下れた。ここからは河原歩き。飛び石や林道跡っぽいところを歩く。沢規模大きく登山靴濡れるし、普通に速いので沢足袋で行けばいいと思う。580二股は普通に分かった。流入のある微沢の一本北にある涸沢から入るとよいでしょう。やがて流入の沢に合流する。ここの飛び石はヌメって割と怖い。尾根に取り付くまでは沢足袋で行くことをお勧めする。尾根の取り付きは650辺りから。尾根下部は急かつ背丈以上のササ漕ぎでクソダル。尾根中盤はササ薄めだが、最上部は濃い。漕いで漕いで漕ぎまくる。KLは1170。樹林外に出ると快適な踏み跡辿って1220ポコまで行ける。今日中にできるだけ進めたいので野塚At.はカットして先を急ぐ(このときは十勝まで行くぞと意気込んでいた)。ここからはブッシュと岩の尾根。1220ポコと1232の間には確かにテンバっぽいところがちらほら。だが、快適さはイマイチか。1232先のコルまでは踏み跡あった。岩の巻きは特に対処とかはいらない。すべて日高側から巻ける。できるだけ小さく巻き、乗れるところで早めに稜線に復帰するのがコツ。だらだらtrvり上がっているとササの斜面を漕がないといけない(自戒)。オムシャ北コルについた頃には全員目が死んでいた。とりあえず今日はオムシャコル入りを目指して乗越。オムシャへの登りは快適で、真尾根上にミニロックガーデンのような場所があった。上をのそのそ登っていくが日高側に踏み跡っぽいのが見えたのでそっちも行けるかも。登っている途中にガスかかり始め、オムシャW峰についた頃にはガスガスで景色もクソもない。さっさとP写撮ってコルにGO！最初に多少ハイマツ漕ぐがしばらくしたら快適な鹿道辿れる。コルは噂に聞く通りナイスなテンバ。ここに泊まるだけでも十分な価値があるレベルで良い。十勝側日高側両方に張れる場所あるので風向きによって使い分けると快適でしょう。今回は北側に張った。 5日： 起きるとすかっぱれ。台風の影響が遅れ予報も良くなっているので今日は乗越を狙う。モルゲンローテに照らされ、赤く燃えるW峰・野塚・トヨニを目に焼き付けてデッパ。E峰周辺は岩々。濡れたり風強かったりしたら嫌な感じ。十勝側は朝日と雲海が広がり、稜線の先には十勝・楽古が聳え立っている。胸が躍る。鼓動を高ぶらせ先に進む。ここから先はbush薄め。1343先にテンバあった。1249手前ポコからは鹿道発達しておりまるで登山道のよう。稜線細く鹿道は日高側をTrvるようについているのでちょっと怖い。ストックあると安心。1261南と十勝岳直下も張れそう。十勝岳に着くころにはガスガスだったが、ときたま見える稜線でチラリズムを堪能。十勝岳から先は、1270辺りまではbush薄いor 皆無。だが、1268手前ポコから1268はカンバミックスのクソ漕ぎ。この山行で一番ダルかった(L談)。印東が岩の段差で滑落＆Trvからの復帰でクソデカ落石。谷の底まで岩が落ちていく音が聞こえた。厳重注意して先に進める。最低コルへの最後の下りはササfeat.カンバのゴミ斜面。最低コルに下りるには、多少無理してでも稜線の頂点を行かないと、ゴミ斜面をTrvらないといけなくなる。Trvはめちゃダルだったので次行く人は上手に降りてほしい(自戒)。最低コルは名実ともに最低(かもしれない)コル。張れるところは日高側にしかないうえ局地風あるので、南寄りの風が強く吹く日は入らない方が良いと思う。多少斜めってるが不快ではない。晴れてれば楽古が望め良いテンバだろう。 6日： ガッスガッスで小雨、クソ萎え。まあ知っていましたが。ひたすら漕いで先に進む。大したレベルの藪漕ぎではない。最低コルから出たら風は弱まった。楽古岳北の1250辺りにテンバ。結構快適そう。最後、斜面をよじ登って夏道に合流。楽古岳までの夏道は踏み跡レベル。譲ってもらって楽古岳P。ここまで稜線を歩いてこられた達成感に心が満たされる。良いP写が撮れた。ここからはひたすら夏道を下る。KLは1317が分かりやすくていいと思う。ドロドロの夏道上、尻もちを何回もついてメナシュンベツ川に合流。沢規模クソデカなので増水に注意して下さい。沢足袋勢はここで履き替えたが、別に登山靴のままでよかった。沢沿いのきれいな森の中を歩いていく。大きな渡渉は4回。途中から林道跡ぽくなる。デポ旗と踏み跡に騙され、メナシュンベツ川の「メ」の字の沢まで行きすぎてしまう。ちょろっと偵察して現在地確認済ませてから、引き返して4回目の渡渉点まで戻る。その後すぐに楽古山荘で下山。 |
| その他周辺情報 | 三石昆布温泉と山岡家に寄った。 |
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装備
| 個人装備 |
防寒具
強化軍手など手袋
雨具上下
ナイフ笛コンパス
スパッツ
登山靴
地図*2
ラテルネ
トレペ
ライター
携帯
充電器
財布
遭対連絡網
伝令カード
身分証
天気図セット
シュラフ
シュラカバ
ポリタンク
行動水
行動食
コッヘル
ブキ
米（4合）
ナイシ
細引き
銀マ
ロルマ
非常用インナー
替え具類（靴下・電池・コンパス・靴紐）
非パック
沢足袋
ストック
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント
EPI大*1+中*1
鍋
普通食計*2
ぺミ*2
stay食１日分
L装（医療・修理・替え・水）
ノコ
SZ
ラジオ
熊スプレー
おたましゃもじ
お茶セット
|
| 備考 | 電波は稜線上は基本入る(Docomo)。野塚の取り付き尾根は中盤くらいから入った。楽古側は見ていませんでした。ごめんなさい。他は圏外。 トラックは手書きで適当です。 |
感想
良い稜線だったけど、藪漕ぎ疲れました。いつか楽古より南も行ってみたい。
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