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Yamareco

記録ID: 4551506
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳 (歴史感じる峠小屋から長い森を抜けて)

2022年08月07日(日) 〜 2022年08月08日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.5km
登り
1,725m
下り
1,715m

コースタイム

■DAY1 
8:45さわんどバスターミナル→ 9:15上高地バスターミナル (バス移動)
9:20上高地バスターミナル→ 10:05明神分岐→ 12:25徳本峠小屋
■DAY2
3:10徳本峠小屋→ 4:10ジャンクションピーク→ 6:45 K1 7:00→ 7:25霞沢岳7:50→ 8:40 K1 → 10:50ジャンクションピーク→ 11:40徳本峠小屋11:50→
13:05明神分岐13:10→ 13:40上高地バスターミナル
13:45上高地バスターミナル→ 14:10さわんど駐車場 (バス移動)
天候 DAY1: 晴れ
DAY2: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
9:20 久しぶりに上高地に入った。以前に来た時そのままの上高地、人で溢れている。
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9:20 久しぶりに上高地に入った。以前に来た時そのままの上高地、人で溢れている。
澄んだとても冷たそうな流れが、いかにも上高地らしい。
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澄んだとても冷たそうな流れが、いかにも上高地らしい。
明神分岐に向けて、林間を進む。
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明神分岐に向けて、林間を進む。
左に、威圧してくる明神岳を見て、
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左に、威圧してくる明神岳を見て、
林間を進むと、
見たことがない花がたくさん咲いている。(たぶんジャコウソウ)
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見たことがない花がたくさん咲いている。(たぶんジャコウソウ)
明神館を過ぎるとすぐに、
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明神館を過ぎるとすぐに、
10:05 明神分岐があり、徳本峠に向かう登山道に入る。
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10:05 明神分岐があり、徳本峠に向かう登山道に入る。
さきほどとは打って変わって、人の気配は消え、森の奥に入って行く感じ。
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さきほどとは打って変わって、人の気配は消え、森の奥に入って行く感じ。
山の中に鮮やかな赤い実、とても目立ちました。
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山の中に鮮やかな赤い実、とても目立ちました。
森の中を進む感じ。数人スライドしましたが、午前中の11時頃に下山されてくる方は、今朝登られたのでしょうか。
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森の中を進む感じ。数人スライドしましたが、午前中の11時頃に下山されてくる方は、今朝登られたのでしょうか。
キツリフネ
沢沿いの登山道をトラバースしながら登り始めると、いっきに湿度は上がり、足元にはゲコちゃんがとうせんぼ。
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沢沿いの登山道をトラバースしながら登り始めると、いっきに湿度は上がり、足元にはゲコちゃんがとうせんぼ。
そして、登山道の両側には、黄色のホトトギスがたくさんたくさん咲き始める。たぶんタマガワホトトギスという種だろう。
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そして、登山道の両側には、黄色のホトトギスがたくさんたくさん咲き始める。たぶんタマガワホトトギスという種だろう。
ホトトギス系の花に逢えたことは一度ぐらいしかなく、大興奮。撮りたいシーンは、次から次へと現れ、撮っては歩き、撮っては歩く。
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ホトトギス系の花に逢えたことは一度ぐらいしかなく、大興奮。撮りたいシーンは、次から次へと現れ、撮っては歩き、撮っては歩く。
しかも、ちょっとの風でゆらゆら。なかなかピントが合わない。ここだけで100回ほどシャッターを押している。
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しかも、ちょっとの風でゆらゆら。なかなかピントが合わない。ここだけで100回ほどシャッターを押している。
たまたまですが、この花の最盛期に来ることができ、たいへん感謝です。
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たまたまですが、この花の最盛期に来ることができ、たいへん感謝です。
ホトトギスの花が終わると、こんどはセンジュガンピの白い花が向かえてくれました。
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ホトトギスの花が終わると、こんどはセンジュガンピの白い花が向かえてくれました。
水場でボトルをいっぱいにして、歩きやすくなった登山道を進んでいくと、
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水場でボトルをいっぱいにして、歩きやすくなった登山道を進んでいくと、
徳本峠と霞沢岳の分岐、峠まではあと少し。
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徳本峠と霞沢岳の分岐、峠まではあと少し。
イチヤクソウや、
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イチヤクソウや、
首なが銀ちゃんを撮って、
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首なが銀ちゃんを撮って、
ミヤマアキノキリンソウが咲く広場に出ると、
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ミヤマアキノキリンソウが咲く広場に出ると、
12:25 徳本峠小屋にとうちゃこ。写真で見た通り。屋根に石が載っている部分が100年前に建てられた小屋です。
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12:25 徳本峠小屋にとうちゃこ。写真で見た通り。屋根に石が載っている部分が100年前に建てられた小屋です。
峠から見える景色。島々からのクラシックルートから登ってきた人たちは、ここで初めて見える穂高の姿に大感動したのだろう。
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峠から見える景色。島々からのクラシックルートから登ってきた人たちは、ここで初めて見える穂高の姿に大感動したのだろう。
100年前に建てられた小屋に素泊まり。奥の布団は自分の寝床。小さな空間を、効率よく分割して利用されていたことがわかります。
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100年前に建てられた小屋に素泊まり。奥の布団は自分の寝床。小さな空間を、効率よく分割して利用されていたことがわかります。
寝床の小窓から。今日のテン泊は4張りほど。
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寝床の小窓から。今日のテン泊は4張りほど。
18:40頃 今日も日が暮れていきます。
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18:40頃 今日も日が暮れていきます。
0:10頃 目を覚まして小窓を開けてみると、星が出ていたので、星景写真に挑戦。小屋の裏庭から、北東側。
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0:10頃 目を覚まして小窓を開けてみると、星が出ていたので、星景写真に挑戦。小屋の裏庭から、北東側。
そして、東側。黒沢山辺りでしょうか。天の河は山の影になって見えないようです。
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そして、東側。黒沢山辺りでしょうか。天の河は山の影になって見えないようです。
3:10 予定よりちょっと早いですが、峠小屋を出発。
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3:10 予定よりちょっと早いですが、峠小屋を出発。
4:10 ジャンクションピーク。ここで日の出を向かえる計画でしたが、着くのが早過ぎたのでスルー。
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4:10 ジャンクションピーク。ここで日の出を向かえる計画でしたが、着くのが早過ぎたのでスルー。
4:50 東の空が染まっているのですが、残念ながら樹林帯の中。
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4:50 東の空が染まっているのですが、残念ながら樹林帯の中。
だんだんライトなしで、歩けるようになってきました。
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だんだんライトなしで、歩けるようになってきました。
5:17 森の中に、陽が差し込んできました。
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5:17 森の中に、陽が差し込んできました。
いい感じ。
初めて山頂方向とご対面。まだ青空が見えてます。
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初めて山頂方向とご対面。まだ青空が見えてます。
この辺りから急斜面をトラバースする登山道が続きます。狭いので、気が抜けません。
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この辺りから急斜面をトラバースする登山道が続きます。狭いので、気が抜けません。
本日の太陽さま。まぶしいです。
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本日の太陽さま。まぶしいです。
お花畑の斜面に出ました。
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お花畑の斜面に出ました。
ハクサンフウロや、
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ハクサンフウロや、
マルバダケブキや、
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マルバダケブキや、
チダケサシ?
なんとかアザミ、
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なんとかアザミ、
クロトウヒレンなどが咲いています。
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クロトウヒレンなどが咲いています。
とうとうこれから行く山容が見えてきました。左から霞沢岳山頂、K2ピーク、K1ピークでしょう。
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とうとうこれから行く山容が見えてきました。左から霞沢岳山頂、K2ピーク、K1ピークでしょう。
ちょっとガスがかかっていますが、K1ピークにつながる登山道が見えます。
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ちょっとガスがかかっていますが、K1ピークにつながる登山道が見えます。
右手には穂高の山々が。かっこよさがレベチです。
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右手には穂高の山々が。かっこよさがレベチです。
登山道は狭く、両側の草木は朝露で濡れているので、ズボンは既にビショビショ。でも熱くなった体を冷やすにはちょうどいい。
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登山道は狭く、両側の草木は朝露で濡れているので、ズボンは既にビショビショ。でも熱くなった体を冷やすにはちょうどいい。
まだ6時。このままガスが上がらないように・・・
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まだ6時。このままガスが上がらないように・・・
カラマツソウ
めざすK1ピークの直下。急登が始まります。
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めざすK1ピークの直下。急登が始まります。
わかりづらいですが急登の登山道。ずっとロープが垂れています。
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わかりづらいですが急登の登山道。ずっとロープが垂れています。
急で狭い登山道の脇に咲いていたキヌガサソウ、お疲れの様子。
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急で狭い登山道の脇に咲いていたキヌガサソウ、お疲れの様子。
そしてミヤマホツツジ、
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そしてミヤマホツツジ、
オヤマリンドウ、
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オヤマリンドウ、
ヤマハハコ。
6:45 K1 ピークにとうちゃこ。正面は霞沢岳。360度の絶景、絶景に感動しながら15分ほど休憩し、エネルギー補給。
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6:45 K1 ピークにとうちゃこ。正面は霞沢岳。360度の絶景、絶景に感動しながら15分ほど休憩し、エネルギー補給。
振り返ると、穂高の山々と六百山。なかなかだね。
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振り返ると、穂高の山々と六百山。なかなかだね。
その左には西穂高の尾根と笠ヶ岳。西穂山荘も見える。
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その左には西穂高の尾根と笠ヶ岳。西穂山荘も見える。
さらに左には、焼岳。
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さらに左には、焼岳。
登ってきた徳本峠方向。向こうの山は、蝶が岳、大滝山かな?
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登ってきた徳本峠方向。向こうの山は、蝶が岳、大滝山かな?
そして、たぶんあれは大滝山から鍋冠山に続く尾根。
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そして、たぶんあれは大滝山から鍋冠山に続く尾根。
下を見れば、梓川をはさんで建つ上高地温泉ホテルと上高地帝国ホテルだろう。
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下を見れば、梓川をはさんで建つ上高地温泉ホテルと上高地帝国ホテルだろう。
まだガスがほとんど出ていない笠ヶ岳。今日もきれいです。
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まだガスがほとんど出ていない笠ヶ岳。今日もきれいです。
K1ピークから進んで、K1ピークを振り返ったシーン。
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K1ピークから進んで、K1ピークを振り返ったシーン。
ここにもお花畑。
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ここにもお花畑。
7:12 K2ピークを下り始めた頃だったか、上高地側にガスが出始め、突然のブロッケン。15秒ぐらいで消える。最高のプレゼント。
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7:12 K2ピークを下り始めた頃だったか、上高地側にガスが出始め、突然のブロッケン。15秒ぐらいで消える。最高のプレゼント。
尾根だけガスから出て、左から陽が斜めに差す。これが今のブロッケンが発生している状態。
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尾根だけガスから出て、左から陽が斜めに差す。これが今のブロッケンが発生している状態。
7:14 そしてまた下り始めると、またブロッケン。10秒ほど。
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7:14 そしてまた下り始めると、またブロッケン。10秒ほど。
7:15 3度目のブロッケン。これも10秒ほど。
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7:15 3度目のブロッケン。これも10秒ほど。
7:16 あっという間にガスが消え、焼岳がこの通り。数分間の自然のドラマでした。
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7:16 あっという間にガスが消え、焼岳がこの通り。数分間の自然のドラマでした。
もうガスが近づいてますので、山頂に急ぎましょう。
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もうガスが近づいてますので、山頂に急ぎましょう。
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
この細かな朝露がついた葉がきれいでしたので・・・
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この細かな朝露がついた葉がきれいでしたので・・・
鹿島槍を歩いている感じ。空気も、まだ冷たく、いい感じ。
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鹿島槍を歩いている感じ。空気も、まだ冷たく、いい感じ。
振り返って、たぶんあれはK2ピーク。
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振り返って、たぶんあれはK2ピーク。
まだ青空も出ていて、いい感じ。急げ、急げ。
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まだ青空も出ていて、いい感じ。急げ、急げ。
梓川の方から、ガスが速いスピードで吹き上がってくる。なかなかのシーン。
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梓川の方から、ガスが速いスピードで吹き上がってくる。なかなかのシーン。
山頂に近くなると、登山道の周りに花が咲き乱れる。
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山頂に近くなると、登山道の周りに花が咲き乱れる。
ハクサンフウロや、
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ハクサンフウロや、
ウサギギク、
エゾシオガマ、
まだ残っていたハクサンイチゲ、
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まだ残っていたハクサンイチゲ、
ミヤマダイコンソウ。
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ミヤマダイコンソウ。
その他、いろいろ。
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その他、いろいろ。
そしてハクサンフウロが咲くお花畑のカーブを廻ると、
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そしてハクサンフウロが咲くお花畑のカーブを廻ると、
7:25 霞沢岳にとうちゃこ。山頂は意外に狭く、写真の通り。
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7:25 霞沢岳にとうちゃこ。山頂は意外に狭く、写真の通り。
いや〜、絶景です。でもちょっとガスが掛かり始めています。
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いや〜、絶景です。でもちょっとガスが掛かり始めています。
そして焼岳。
南方面。ガスに隠れているのは乗鞍岳。
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南方面。ガスに隠れているのは乗鞍岳。
穂高山頂をズーム。
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穂高山頂をズーム。
そして前穂高?
焼岳の山頂部をズーム。
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焼岳の山頂部をズーム。
西穂高の上には、ずっとあのファルコン雲が居座っている。
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西穂高の上には、ずっとあのファルコン雲が居座っている。
乗鞍岳のガスが薄くなった瞬間をパチ。山頂でエネルギー補給を含めて25分ほど休憩し、下山開始。
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乗鞍岳のガスが薄くなった瞬間をパチ。山頂でエネルギー補給を含めて25分ほど休憩し、下山開始。
下山は、花を撮りながら、転ばないように気をつけて、ゆっくり行きましょう。オヤマリンドウ、
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下山は、花を撮りながら、転ばないように気をつけて、ゆっくり行きましょう。オヤマリンドウ、
オトギリソウ、
崩壊地に咲く花。
4
崩壊地に咲く花。
登ってくるときには気がつかなかった、なかなかいい感じのシーン。
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登ってくるときには気がつかなかった、なかなかいい感じのシーン。
これも。
イワツメクサ。
ガスが出てきて、なかなかの雰囲気。右手前がK1ピークかな?
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ガスが出てきて、なかなかの雰囲気。右手前がK1ピークかな?
コケモモの実。
8:40 K1ピークまで戻ってきた。霞沢岳方面は、もう真っ白。ありがたいことに、また涼しくなってきました。
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8:40 K1ピークまで戻ってきた。霞沢岳方面は、もう真っ白。ありがたいことに、また涼しくなってきました。
急登を下ってくると、女性二人とスライド。一人は高齢のおばあちゃん。余計な心配をして声を掛けると、「4つんばいで登れる(登山道)なら、大丈夫」と、圧倒される。
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急登を下ってくると、女性二人とスライド。一人は高齢のおばあちゃん。余計な心配をして声を掛けると、「4つんばいで登れる(登山道)なら、大丈夫」と、圧倒される。
オトギリソウ、
タカネグンナイフウロ、
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タカネグンナイフウロ、
クルマユリ、
ミヤマバイケイソウ。ちょっとガスが出てきて、涼しくてちょうどいい感じ。
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ミヤマバイケイソウ。ちょっとガスが出てきて、涼しくてちょうどいい感じ。
斜面にある大きなお花畑で、のんびり過ごすお猿さん。目が合っても、逃げない。
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斜面にある大きなお花畑で、のんびり過ごすお猿さん。目が合っても、逃げない。
来るときは暗くて撮れなかった登山道。いい感じじゃない。
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来るときは暗くて撮れなかった登山道。いい感じじゃない。
何の実でしょうか、おもしろい形なので撮っておきました。
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何の実でしょうか、おもしろい形なので撮っておきました。
いい感じの森です。
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いい感じの森です。
足元に一輪だけ咲くツルリンドウ。
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足元に一輪だけ咲くツルリンドウ。
来るときは、真っ暗でわからなかった登山道。いい感じです。
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来るときは、真っ暗でわからなかった登山道。いい感じです。
ここが霞沢岳の名前の所以となった、「霞沢」の谷のようです。
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ここが霞沢岳の名前の所以となった、「霞沢」の谷のようです。
カニコウモリは、今が最盛期。
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カニコウモリは、今が最盛期。
イチヤクソウ、
いい感じの森です。ここを登ると、
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いい感じの森です。ここを登ると、
10:50 ジャンクションピークまで戻ってきました。さっきもちょっと降った怪しい雲。
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10:50 ジャンクションピークまで戻ってきました。さっきもちょっと降った怪しい雲。
いい感じじゃない。
2
いい感じじゃない。
良く整備された登山道。
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良く整備された登山道。
11:40 徳本峠小屋まで戻ってきました。小屋のおにいさんが、女性二人組の状況を心配していました。おばあちゃんは83歳で、もう一人は娘さんだそうです。優しい小屋番さんでした。
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11:40 徳本峠小屋まで戻ってきました。小屋のおにいさんが、女性二人組の状況を心配していました。おばあちゃんは83歳で、もう一人は娘さんだそうです。優しい小屋番さんでした。
ソバナ。たくさんの花と絶景、突然のブロッケン、それとホトトギスの花、いい登山になりました。
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ソバナ。たくさんの花と絶景、突然のブロッケン、それとホトトギスの花、いい登山になりました。
13:40に上高地バスターミナルに着き、45分発のバスに飛び乗りました。ありがとうございました。
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13:40に上高地バスターミナルに着き、45分発のバスに飛び乗りました。ありがとうございました。

感想

・先週の山行のレコをやっと上げ、疲れも癒せぬまま、バタバタと準備をして行ってきました。K1ピーク手前の急坂では、すごいところに来てしまったなと思いながら登っていきましたが、K1ピークを過ぎた頃から、絶景、お花畑、ブロッケンと「オー」、「オー」が連続し、来てよかったなとひとしきり。なかなかいいお山に逢うことができ、感謝感謝です。

・この山は、信州百名山の残る4山の内のひとつ。皆様のレコを拝見し、自分には日帰りは絶対無理、暑い日中は無理という結論を出し、徳本峠に前泊させていただき、涼しい朝の内に山頂に行けるように計画しました。
・結果として、山頂についた頃(8時前)はガスが上がり始めたころで、まだ穂高や笠ヶ岳、乗鞍、御嶽の絶景もなんとか撮ることができました。また山頂付近では、お花畑がたくさんあり、たくさんの花を撮ることができました。そしてK2ピークから山頂に向かう間に、3度連続してブロッケンが現れ、これも撮ることができました。行くまでがたいへんな山でしたが、いろいろご褒美いただきました。

・それと、明神分岐から徳本峠までの区間には、タマガワホトトギスの花が満開で、またたくさん咲いていて、足が進まず撮ってばかりでした。この花に逢えるのも珍しいのに、これほどたくさん逢えるとは、ほんとに驚きました。これも、今回山行のご褒美です。

・あと、徳本峠小屋に二人の女性が泊まられてました。83才のおばあさんとその娘。下山時に、K1ピーク手前の急坂を下りたところで、この二人連れにスライドしました。「これから、すごい急坂ですよ、大丈夫ですか」と声をかけたところ、「4つんばいなら登れますか」と返ってきた。返ってきた言葉に驚いて、「4つんばいなら大丈夫でしょう」といい加減に返すと、「じゃあ大丈夫です」ですと笑って登って行かれました。いや〜、すごい。最近、登山はそろそろ無理かなと思っていた自分にとって、なんか勇気をいただきました。

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