丹沢変形縦走 渋沢-大倉-塔-鍋割-VR-ユーシン-同角-檜-大棚-中川


- GPS
- 12:25
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,796m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
7:15大倉バス停7:22
7:27大倉尾根0号
9:27塔ノ岳9:35
10:10鍋割山10:45
(鍋割山北尾根・鉄砲沢右岸尾根)
12:20ユーシンロッジ12:35
13:30大石山13:40
14:35同角ノ頭
15:30檜洞丸15:55
17:50箒沢公園橋バス停17:55
18:45中川温泉入口バス停
<標準コースタイム比較>
どんぐり山荘〜塔ノ岳 2:05 3:30 60%
塔ノ岳〜鍋割山 0:35 1:10 50%
鍋割山〜ユーシン 1:35 VR
ユーシン〜檜洞丸 2:45 4:35 60%
檜洞丸〜箒沢公園 1:55 2:50 68%
休憩なし 7:20 12:05 61%
休憩あり 8:55 12:05 74%
天候 | 晴れ のち 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:20渋沢駅 帰り 19:12中川温泉入口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根〜塔ノ岳〜鍋割山 割愛 鍋割山北尾根・鉄砲沢右岸尾根 バリエーションルート 取り付きは木にペンキやリボンなど多数。 ルートが幾つもあり、テープや明瞭な踏み跡もその分だけあります。 一番ユーシンロッジに近いところに降りれるルートをチョイスしました。 痩せ尾根、キレット、ザレの急坂、倒木、藪漕ぎなどなんでもあります。 下りで使う場合、ルートがどんどん分かれていきますので地図読み必須。 気合を入れて挑んでください。 降り口付近がかなり急です。 同角山稜 大石まで急登。鎖など新設されてます。 大石山〜同角ノ頭までが核心部。 長い鎖場やザンザ洞キレットはここです。 鎖場、ザレの急登だらけ。 大雪の影響は少ないですが上部に倒木が目立ちます。 石棚山稜 上部は穏やかですが、板小屋沢ノ頭以降が急坂。 岩とザレと落ち葉で非常に滑ります。 板小屋沢沿いは崩落個所がいくつかあります。 沢を二回渡るのですが、対岸をよく見ればルートがあります。 意外に長いルートです。 |
写真
感想
月末の丹沢24/12h参加に向けて予定コースの下見、所要時間の確認のためにコースを設定しました。
また、やってみたかった大倉尾根タイムアタック、鍋割小屋の鍋焼きうどん、歩いていない石棚山稜なども予定に組み込んで、満喫満足コースにしてみました。
●大倉タイムアタック
目標タイム2時間。
花立付近までは好調でしたがそこから失速で2時間5分。
自分の力量を計る意味ではOKでしたが、かなり体力を消耗してしまったため、その後に影響が残りました・・・
●鍋割小屋の鍋焼きうどん
おじさん一人で切り盛りしてるのかと思いきや、会計の兄ちゃん、おばちゃん、外で働くボランティアの方?など多くの方が働いており驚きました。(勝手な思い込みですが・・・)
注文書に名前と必要数を書いて小屋内で10分ほど待つと出てきました。
思ったよりちゃんとした鍋焼きうどんにまず驚き!
具もしっかりしており、味もいい!こりゃー繁盛するはずだわ。
値段も高いが満足度も高いうどんでした。
●鍋割山北尾根〜鉄砲沢右岸尾根
雨山峠〜ユーシン間が通行止めとなり、代替ルートを検討していました。
白羽の矢を立てたのが鍋割山北尾根。
ただ、オカラ沢沿いに降りたのではユーシンまで行くために崩落箇所のある玄倉林道を長く歩かねばなりません。
どうしようか思案しながら鍋割山北尾根を歩いていたところ、北西方面にリボンが続くのを見つけました。
ちょうどユーシン方面への尾根に続いているようです。
これ幸いとばかりにそっちに行ってみることにしました。
ところがこれがまた大変で・・・
地形図では緩やかに見えた尾根は、実は地形図に載らないくらい細かなアップダウンの繰り返し。
しかもザレ場やキレット、ヤセ尾根などのオンパレードでなかなかの難所でした。
また、各ピークごとに地図読みで方向修正をしなければ更なる支尾根に迷い込む可能性があります。
しかも降り口は2m以上の崖が続き、ようやく降りられたところも木の根を掴まりながらようやく降りました。
●ユーシンロッジ
暗い時間の悲壮な廃墟感とは打って変わり、明るい時間だとゆるやかな時間の流れを感じるステキな場所でした。
雪で埋まっていた開放スペースも開いており、水道も使えました。
●同角山稜〜檜洞丸
急なザレ場の続く同角山稜。
前回が展望ゼロだったためリベンジとなりました。
今回は展望バッチリで楽しめました。
大石山からの展望は最高!
気分よく同角山稜を堪能できました。
脚の疲労を抑えてどうにか檜洞丸まで登ったときには疲労困憊。
カップラーメンとコーヒーで一息。まったり。
山頂独り占めだ☆と浮かれていたが、独り占めの理由は後に知ることになる。
●下山後
キャンプ場の管理の方に「コーラ無いっすか?」と聞いたところ「今おいてねーんだよ、ごめんな!」とさわやかに言われたので「いえ、大丈夫っす!」とさわやかに答えて橋を渡った。
橋を渡りきったところにあるバス停の時刻表を覗き込むと、前のバスが出て30分、次が1時間以上・・・
どうりで山頂に誰もいないはずだよー!
時間を知ってればラーメンなんか食わずにダッシュで下ったのに!!
と喚いても後の祭り。
何もない吹きっさらしのバス停で1時間もバスを待つよりも、とりあえずコーラを飲みたい。
ここには無くとも中川温泉まで行けばあるだろ!と歩き出しました。
道中、いくつか自販機を見つける。ダイドー、紅茶花伝とかのやつ、カルピスのヤツ・・・
とうとう中川に着いたがコーラがない!
最後の賭けで次の中川温泉入口まで行ってみてダメなら諦めることにした。
歩いていくと、バス停の先に自販機がいくつか置かれた商店が見える!
これは!!!と思ったが、まぁ、コーラないですよ。
諦めてサイダーを買った、というお話。
当初の目的であった丹沢24/12Hのコースはちと再検討。
タイム的には悪くないかな?
問題はどれだけ余力を残して檜洞丸に着けるか、かな。
mattsooさん、おはようございます。
丹沢24/12hの下見とは言え、どMなルート取りですね
鍋割山北尾根をそのまま下るのかと思ったら、鉄砲沢右岸尾根を下ったんですね
その時の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-266296.html
やっぱり降り口は、急斜面だったんですね
丹沢24/12h頑張ってくださいね
is_pinarelloさん、コメントありがとうございます!
改めて見てみると丹沢大周回の辛いところだけを切り取ったようなレコですね(笑)
オカラ沢沿いに出ようと思っていたのですが、リボンがずっと左手(鉄砲沢右岸尾根というんですね
玄倉林道崩落の情報もあったのでユーシンに近いところまで行きたくて・・・
12500の地図を用意してなかったので、まさに等高線の緩さに騙されました
降り口は2m以上の崖が連続していて、鉄砲沢にかかる橋のあたりで木の根っこに掴まりながらどうにか下りられました
is_pinarelloさんに難所だと言われると怖くなりますが、歩いてる間はのん気なものでアスレチックみたいだなーと思っていました
手がかりを探すこともあったので、ピッケル欲しいと本気で考えてました
まぁ、is隊のレコを見落とすとはリサーチ不足でした
本番は北尾根をダイレクトに下るかもしれません
mattsooさんこんばんは。
このコースは、なかなか見事な満腹コースですね!!!!!!
下山後の第一報を聞いた時はとても胸踊りました。
僕は鍋割山北尾根はまだ不安なので、
塔ノ岳⇒尊仏ノ土平⇒熊木沢⇒ユーシンに変えて歩いてみようかなー。
貴重な情報と良いコース設定情報に感謝です!
丹沢24hに掛ける意気込みが伝わってきますよー
お疲れさまでした
fumihiko_onoさん、コメントありがとうございます!
当初は雨山峠〜ユーシン間の下見だけのつもりだったのですが、他のレコを見てから鍋割山北尾根が気になりだして、どうせどこかに登り返すなら向こうに行ってみるか?と思っていたら今回のルートになりました
ユーシンロッジは明るい時間に行ったほうがいいですよ!
15時には暗い廃墟の雰囲気がムンムンしてます(笑)
そして、同角山稜までぜひ歩いてみてください
mattsooさん、こんばんは
鉄砲沢右岸尾根>isさんのコメントを見て地形図を見てみました
熊木沢に下降する箇所はほぼ崖ですね
さすが丹沢をホームとするmattsooさんならではの山行でしたね!
さて、本番も近ついてきましたね
本番でもこのラインを歩かれるのでしょうか? 僕のコースは危険個所といえば大勢の登山者さんくらいですが、mattsooさんは危険個所多数のようですのでお互い安全に歩き、温泉、打ち上げを楽しみましょう
kaikaireiさん、コメントありがとうございます!
いやいや、僕のは半分無謀なだけで
あれだけfumihiko_onoさんにリボンに頼るなと言っておきながらリボンを追いかけてしまうアホです。
バリルート歩くのに事前に調べたルートを歩かないのは危険が伴うと反省中です
歩いてる間は次から次へと現れる難所に笑いが止まりませんでしたが(笑)
本番のルートはちょっと考えます。
だいたい状況も把握できたし、林道の崩落も気になるので、情報をもっとリサーチしてから決めたいと思います。
当日に楽しめるように努力します
こんばんは。
僕の27日の計画書では檜洞丸からは石棚山を行く予定ですが、
他の方のGPSログを貼り付けてみたら、石棚山からは一気に下っているから、
どういうことだと思ったらなるほど、やはり急な下りになっているわけですね
それにしても写真32から同角までは魅力的ですね。
ここは夏までには歩いておきたいです
hiroumiさん、コメントありがとうございます!
同角山稜は非常に魅力溢れる尾根です!ぜひぜひ
石棚尾根を歩く場合のアドバイス・・・
思ったより大変ですよ
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