記録ID: 427734
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積雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
【快晴の日光白根山】湯元からピストン〜雪が締まっていて踏み抜きも殆どありませんでした
2014年04月12日(土) [日帰り]
栃木県
群馬県
りきまる
その他1人 - GPS
- 10:48
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,419m
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湯元スキー場登山口04:52→05:27第二リフト上部の尾根取り付き(アイゼン装着)05:37→07:00外山鞍部07:10→08:15前白根山08:25→08:52避難小屋(食事休憩)09:25→奥白根神社(参拝)10:50→10:58白根山山頂11:35→避難小屋12:15→前白根山13:00→(ルートミス)→13:53外山鞍部14:00→湯元スキー場登山口15:22
| 天候 | 快晴！ ただし，前白根山周辺は往きも帰りも強風でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ 白根山や前白根山の山頂は，あまり雪はありません。しかし，その周辺はまだ豊富な残雪に埋もれていますので，登るときは，冬山装備が必要です。 ・ 特に，湯元スキー場から外山鞍部へ至る樹林帯の急な尾根は，多くの場所で雪が氷化しており，10〜12本歯のアイゼンとピッケル必携です。軽アイゼンでは役に立ちません。 ・ 避難小屋から白根山へと登る南斜面は，距離は短いですが，涸沢から北穂高岳へと登る北穂沢に似た登りです。夏道と異なり，斜面を直登しますので，転倒・滑落に要注意。ただし，雪の締まった今の時期はデブリは見られず，雪崩の心配はなさそうです。 ・ 今回は，雪が締まっていて踏み抜きもほとんど無かったので，気持ちよく歩けましたが，この先，雪が緩んでくると「踏み抜き地獄」となりそうです。残雪期を歩くなら，今がベストでしょう。 |
写真
登山口の湯元スキー場。すでにクローズしているスキー場のゲレンデの中を進みます。
第二リフト上部の尾根への取り付きのところで，アイゼンを装着。ここからはとても急な樹林帯の中の登りとなります。
急な尾根の登りの途中にて。10本歯以上のアイゼンとピッケルは必携です。
外山鞍部に到着。雪が締まっていて踏み抜きも無く，ほぼ夏時間で歩くことが出来ました。
まるで，奥多摩の石尾根のような広々とした尾根が続いています。上空は快晴。真っ青な空が広がっていました。
数日前のトレースがかすかに残っていました。我々が本日最初の登山者のようです。
避難小屋を目指して前白根山を下る，とぼさん。風が強くて寒いので，ジャケットのフードをかぶっています。
避難小屋は冬期入り口となる窓が雪で覆われ，スコップで除雪しないと入れない状態でした。
斜面中腹あたりから振り返ったところ。五色沼はまだ雪で覆われていて真っ白。とぼさん，ちょっと遅れ気味。頑張れ〜！
登りの途中でとぼさんを待っていたところ，「先に山頂へ行って下さい。」とのことだったので，山頂に向かいました。
まずは神社に参拝です。今日の良き日に登頂できたことを感謝し，二礼二拍手一礼。
山頂には，2名の登山者がいました。右は，ダブルストックのみであの急斜面を登り，我々を追い抜いて行った方。凄いスピードでした。左は，おそらく丸沼スキー場から来られた方。
1
4/12 11:00
山頂には，2名の登山者がいました。右は，ダブルストックのみであの急斜面を登り，我々を追い抜いて行った方。凄いスピードでした。左は，おそらく丸沼スキー場から来られた方。
北側山頂の先に，会津方面を望む。左の双耳峰は，尾瀬の燧ヶ岳。その右手の平坦な山は，会津駒ヶ岳。
山頂標識と上州武尊山。ザックにくくりつけたワカンとスコップは使わずに済みました。
男体山をズームアップ。何かを思案するように佇む登山者が印象的でした。
前白根山への登りから振り返る。雪の尾根を歩く，とぼさんの姿が印象的でした。
黙々と歩くとぼさん。前白根山の山頂付近は強風のためか積雪は少なく，土が出ていました。
外山鞍部近くで休憩する登山者のグループ。このあと，どこかでテント泊するようでした。
外山鞍部に到着。帰りは，踏み跡が交錯していて，途中でルートを間違えました。残雪期は迷いやすいので要注意。
尾根の下りでは，このように雪が氷化しているところが沢山ありました。ピッケルと10〜12本爪のアイゼンでないと怖くて下れません。
4/12 14:30
尾根の下りでは，このように雪が氷化しているところが沢山ありました。ピッケルと10〜12本爪のアイゼンでないと怖くて下れません。
第三リフトのところから，ゲレンデを下降しました。樹林帯よりも安全です。
撮影機器：
感想
・ 黄金週間に向けてトレーニングを兼ね，日光湯元から日光白根山をピストンしてきました。
・ 今年に入ってから，まともな登山をしておらず，この厳しいルートを一人で歩き通せるかどうか不安があったので，久しぶりに山仲間の「とぼさん」に声をかけたところ，二つ返事で「OK」の答え。おかげで，安心して登ることが出来ました。とぼさん，どうもありがとう。お世話になりました。
・ 登山当日は，天気予報どおりの快晴。素晴らしい青空の下，快適な登山を楽しめました。また，雪が適度に締まっていて，ほとんど踏み抜くことも無く，気持ちよく歩き通すことが出来ました。残雪期としては，今がベストシーズンではないでしょうか。
・ 年度末の仕事のピークが過ぎ，4月の人事異動による影響もようやく落ち着いてきたので，これからは登山を楽しむことが出来そうです。次は，どこに行こうかな？
・ なお，写真はスライドショーに最適化しています。よろしければスライドショーでご覧下さい。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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rikimaruさん、ひさしぶりです、goroです。相変わらず写真で楽しませていただきました。
私はこの冬はゲレンデスキーばかりやっていました。GWの山スキーから山に復帰の予定です。
またよろしくお願いします。
goroさん，こんにちは。
私も，年が明けてからは，クルマの買い換えやら仕事がピークとなる年度末の対応やらでまともな登山はやっていませんでした。
4月の人事異動に伴い，新しい業務への対応や懸案事項の引き継ぎなどバタバタした時間を過ごしておりましたが，それもようやく落ち着き，山登りを再開することが出来ました。
昨日は，「栃木県最奥の山」，大佐飛山に登ってきました。今，記録を整理しているところです。
ところでgoroさんは，ゲレンデスキー三昧でしたか。
私は子供が成長してからは，スキーから遠のいています。実は，山スキーで残雪の時期を楽しみたいのですが，なかなか，踏み切れておりません。
山スキーでの登山，是非ヤマレコに載せて下さい。
goroさんの記録を読んで，山スキーの魅力をさらに深め，実現に向けて準備をしたいと思います。
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