伊豆ヶ岳(関東ふれあいの道)


- GPS
- 06:38
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 913m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
8:25 正丸峠分岐
9:05 正丸峠
9:30 小高山
9:35 長岩峠
9:45 五輪山
10:00-10:35 伊豆ヶ岳(850.9m)
10:45 古御岳(830m)
11:05 高畑山(695m)
11:35 中ノ沢ノ頭(622.7m)
11:50 天目指峠(490m)
12:25-12:45 子ノ権現天龍寺
13:10-13:50 浅見茶屋
14:30 吾野駅
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:西武秩父線吾野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【正丸駅〜伊豆ヶ岳】 正丸駅改札を出て右側にある階段を下り、正丸峠分岐までは車道歩きとなります。 途中、安産地蔵尊や、花を眺めながらのんびり歩くことができます。 分岐の少し先から登山道が始まります。 序盤、谷間に雪が残っていたり、雪融け水でぬかるんでいる箇所がありますが、問題はありません。 ガーデンハウスとの分岐を左(正丸峠へ直接向かうルート)へ進むと、登山道上の残雪が徐々に多くなり、終盤は、雪渓のような状態になっていました。 雪が緩くなっているため、踏み抜きは必至で、膝くらいまでの深さが想定されたことから、雪のない横の斜面をトラバース気味に進みました。 最後の階段を登り、舗装路に行き当たったところが正丸峠です。 奥村茶屋は、9時過ぎくらいにお店に人が到着し、準備を始めたので、おそらく10時頃から開くものと思います。 正丸峠からは、武川岳等の山並みを西に眺めながら、概ね緩やかな登山道を進みます。 五輪山付近はベンチ等もあり、複数人でも休める広さがあります。 伊豆ヶ岳へは、男坂と女坂があります。 前者は、鎖のかかった急な岩場で、登れなくはないものの、落石が多いようで、立ち入りを禁止はしていないものの、落石事故は自己責任である旨注意を喚起する看板が出ています。 女坂は、崩落のため、途中から迂回路を進むこととなります。 終盤、男坂と合流しますが、男坂方面はロープがかかっています。 伊豆ヶ岳山頂は、少々手前がやや開けており、岩に腰掛けるなどして食事をされてる方が複数おられました。 【伊豆ヶ岳〜子ノ権現】 伊豆ヶ岳からは,アップダウンを繰り返しながら,いくつかのピークを越えて行きます。 下った分をほぼそのまま登ると,古御岳に到着します。 ベンチ等が整備されており,行程的にも中間に近いため,休まれている方が多かったです。 その後,高畑山,中ノ沢ノ頭を越えながら徐々に高度を下げ,天目指峠へと至ります。 天目指峠では,車道を横断し,反対側から再び登り始めます。 峠には休憩できる東屋もあります。 高度を下げた天目指峠から,登り基調で子ノ権現を目指します。 何度かの登り返しを経て、子ノ権現に到着します。 振り返ると、それまで越えてきた山々を眺めることができます。 子ノ権現は、足腰を保護してくれるとのことで、ご年配の方々のみならず、ハイカーも多く訪れるようです。 付近の出店では、伊豆ヶ岳や子ノ権現のバッジを購入することができます。 正丸駅以来のトイレもあります。 【子ノ権現〜吾野駅】 車道から再び登山道に入り、吾野駅を目指して下ります。 登山道を終えると、浅見茶屋があります。 ここでは、自家製味噌を使った味噌田楽や自家製アイスを食べることができます。 また、期間限定の季節のてんぷらを食すことができます。 すっかりくつろいだところ、吾野駅まで50分程度歩くこととなります。 満開の梅を見ながら歩いていると、あまり退屈せずに吾野駅に到着します。 |
写真
感想
2月の大雪以降、すっかり足が遠のいていた山。
春からのシーズンに向けて、そろそろ体力を戻していきたい。
職場の同期に相談の上、決めた今回のターゲットは、伊豆ヶ岳。
個人的には、初心者でも行きやすいハイキング向けの山、だと思っていた。
正丸駅からしばらくの車道歩きは、1月の高水三山を思い出す。
違うとすれば、色とりどりの草花が芽吹き始め、鮮やかな風景が目にとまる。
登山道に入ると、残雪が目につき始め、しまいには踏み抜き必至の雪渓として行く手を阻む。
正丸峠を越え、日当たりのよい登山道に入ると、のんびり歩くことができるハイキング。
五輪山を過ぎると、伊豆ヶ岳を目指す道が男坂と女坂に分岐。
男坂は、その名のイメージを裏切らぬ、鎖がかかった急斜面の岩場。
ただ、同行者の言葉を借りれば、
「乾徳山の頂上直下に比べれば緩い」
という印象。
落石注意ということで今回は回避したものの、機会があれば登ってみたい場所ではある。
女坂を登り、途中から迂回ルートをたどると、ほどなくして伊豆ヶ岳頂上。
天気は快晴とは言えなかったものの、遠くには浅間山と思われる山も見え、悪くない印象。
伊豆ヶ岳からは、幾度となく繰り返される登りと下りに辟易しながらも、淡々と子ノ権現を目指す。
幸いにも、各所にベンチが設けられていることから、こまめに休息はとりやすい。
ただ、このアップダウンの繰り返しは、精神的に厳しく、「初心者向けの山」と侮った自分を恥じる。
子ノ権現では、満開の梅が出迎えてくれた。
足腰保護のご利益があるとのことで、今年一年の山行の無事を祈念し、家族にお守りを購入。
ここから吾野駅までは1時間半弱。
根気よく歩いて目指すしかない。
登山道から車道になってすぐ、浅見茶屋が目に入る。
目に入るのは、自家製アイスのコーヒーフロート。
本日の山行ではコーヒータイムを満喫するのに適切な場所とタイミングがなかった。
そして、ここから吾野駅まではまだ50分程度の車道歩きが見込まれる。
ここで一服してもバチは当たるまい。
というわけで、店内で一休み。
同期が頼んだ自家製味噌を使った味噌田楽は、油断すると酒を頼んでしまいそうな、塩加減と甘みが絶妙な田楽。
自家製アイスも濃厚だった。
奥武蔵は、昨年の黄金週間に武甲山等を訪れて以来。
突出して高い山はないものの、ハイキングという言葉では片づけられないほど、様々な山があると思う。
棒ノ嶺も未踏なので、またいろいろな山行計画を立てたい。
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