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Yamareco

記録ID: 4183346
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

比叡山に花見遊山☆桂谷〜御生山尾根〜長尾尾根〜梅谷南尾根

2022年04月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
9.8km
登り
812m
下り
815m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
0:25
合計
4:37
距離 9.8km 登り 812m 下り 825m
11:40
19
スタート地点
11:59
12:17
69
13:26
11
13:38
13:44
14
13:58
13:59
18
14:28
13
15:32
12
15:44
8
15:52
16
16:08
9
16:17
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
上高野から菜の花畑越しに比叡山を
2022年04月17日 11:34撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/17 11:34
上高野から菜の花畑越しに比叡山を
御蔭神社に
2022年04月17日 11:45撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 11:45
御蔭神社に
青紅葉が綺麗
2022年04月17日 11:46撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/17 11:46
青紅葉が綺麗
桂谷を遡行して滝へ
2022年04月17日 12:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/17 12:03
桂谷を遡行して滝へ
滝の上段に
2022年04月17日 12:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:04
滝の上段に
陽光を浴びる流心
2022年04月17日 12:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:06
陽光を浴びる流心
尾根からの展望
2022年04月17日 12:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:23
尾根からの展望
新緑の尾根の彼方に愛宕山
2022年04月17日 12:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:27
新緑の尾根の彼方に愛宕山
桂谷の崩壊地と新緑
2022年04月17日 12:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:33
桂谷の崩壊地と新緑
京都西山の展望
2022年04月17日 12:34撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:34
京都西山の展望
岩倉の展望
この御生山は随所に好展望が広がるのが魅力だ
2022年04月17日 12:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 12:58
岩倉の展望
この御生山は随所に好展望が広がるのが魅力だ
ca520の緩斜面で
2022年04月17日 13:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 13:03
ca520の緩斜面で
北山方面
2022年04月17日 13:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 13:16
北山方面
ケーブル比叡駅の手前より
2022年04月17日 13:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 13:35
ケーブル比叡駅の手前より
新緑の谷
2022年04月17日 13:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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新緑の谷
ケーブル比叡の駅前の桜
2022年04月17日 13:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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ケーブル比叡の駅前の桜
ロープウェイの駅前の桜
2022年04月17日 13:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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ロープウェイの駅前の桜
スキー場の跡地より
横高山とその彼方には比良の蓬莱山
2022年04月17日 13:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 13:56
スキー場の跡地より
横高山とその彼方には比良の蓬莱山
白い山桜
2022年04月17日 13:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 13:58
白い山桜
桜の樹々
2022年04月17日 14:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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桜の樹々
このあたりは満開のようだ
2022年04月17日 14:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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このあたりは満開のようだ
つつじが丘に
2022年04月17日 14:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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つつじが丘に
ツツジも満開
2022年04月17日 14:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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ツツジも満開
2022年04月17日 14:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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展望地へ
2022年04月17日 14:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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展望地へ
2022年04月17日 14:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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京都北山の山々
2022年04月17日 14:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 14:17
京都北山の山々
四明岳に向かうと植林の中には多くのミヤマカタバミ
2022年04月17日 14:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 14:21
四明岳に向かうと植林の中には多くのミヤマカタバミ
菫も
2022年04月17日 14:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 14:47
菫も
再びケーブル比叡の南側の展望地へ
中央左に大文字山
2022年04月17日 14:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 14:49
再びケーブル比叡の南側の展望地へ
中央左に大文字山
下山は長尾尾根に
尾根の桜の大樹
2022年04月17日 15:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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下山は長尾尾根に
尾根の桜の大樹
ミツバツツジも随所で
2022年04月17日 15:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 15:10
ミツバツツジも随所で
尾根の取付きにあるイロハカエデの大樹
2022年04月17日 15:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 15:24
尾根の取付きにあるイロハカエデの大樹
京都一周トレイルに合流して
新緑の透過光
2022年04月17日 15:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 15:37
京都一周トレイルに合流して
新緑の透過光
修学院山へ
2022年04月17日 15:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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修学院山へ
2022年04月17日 15:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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再び青紅葉
2022年04月17日 16:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/17 16:05
再び青紅葉
撮影機器:

感想

新緑が目に鮮やかな季節となった。自宅の近くから見える比叡山も日に日に山肌に新緑に染まってゆくようだ。北山の山を訪れることも考えたが、色鮮やかなな新緑に魅せられて、比叡山を訪れることにする。

まずは上高野の御蔭(みかげ)神社を訪れる。樹林の中に忽然と現れる神社はなんとも幻想的だ。幾度となく訪れているが、この神社で人と出遭ったことはなく森閑とした静寂も魅力的だ。この時期、社殿の前の青紅葉と朱色の囲いが鮮やかなコントラストをみせてくれる。

神社の前からは御生山尾根へと続く古道が続いているが、久しぶりに桂谷の滝を訪れることにする。土砂の堆積した広い谷を進む。この桂谷には上流に大きな崩壊地があるので、そこから流出する土砂が多いのだろう。

滝の前には大きな倒木が谷を塞いでいる。右岸の斜面の崩壊に伴い斜面の大きな樹が倒れたようだ。倒木を潜ると谷の奥で陽光を浴びる小さな滝が忽然と姿を現す。小瀧とはいえ、比叡山には滝が非常に少ないので、この滝はかなり立派な部類に入るように思われる。

滝からは谷の右岸の斜面を登って御生山尾根に登る。この谷の両側は地質が脆いせいもありかなり急峻であり、滑りやすく注意を要する。斜面の上の方ではようやく傾斜もましになり、御蔭神社から続く古道に出る。尾根を少し戻ると北側に好展望が広がり、先週に訪れたばかりの瓢箪崩山の眺望が広がる。この一週間で新緑がかなり進んだようだ。

尾根筋にも踏み跡は続いているがかなりの急峻な登りとなるので、南側斜面をトラバースする古道を辿る。斜面からは随所に京都市街の展望が広がる。この御生山へのルートは比叡山の西側の尾根では最もマイナーなルートの一つだが、最も展望が良いルートだと思う。

尾根に乗るとしばらくは高木が立ち並ぶ台地状の広い尾根となる。気温は高めだと思われるが、尾根には清々しい涼風が吹いており汗をかかなくて済む。ca520mの緩斜面の一帯は山桜の大樹が多いのだが、花は既に散り始めていた。ここからは植林を抜けて雲母坂からの一般登山道と合流する。

ケーブルかーの比叡駅の界隈は桜の樹が丁度満開だ。ケーブルカーでは多くの人が訪れているようだが、林道を通ってスキー場跡に向かうと途端に人はほとんどいなくなる。

スキー場を通り過ぎると桜の樹々の向こうに斜面に色鮮やかな赤紫色が目に入る。ここはつつじヶ丘と呼ばれ、躑躅が斜面一面に植樹されたところだが、花が満開の季節に訪れたことがなかった。ピンク色から濃い赤紫に至るまでの微妙な濃淡が綺麗なパッチワークをみせてくれる。

展望地から北山の山々を眺めると四明岳に向かう。比叡山山頂のガーデンミュージアムの営業は来週の週末からのようだ。尾根伝いにケーブル比叡の南側のお地蔵様の祠に下ると植林帯の中をトラバースして長尾尾根に入る。尾根は快適な自然林が続き、下るにつれて新緑が色鮮やかな様相を見せる。

音羽川の上流では数多くの九輪草の葉を見かけるが花には流石に早いようだった。石鳥居からは京都一周トレイルに合流し、修学院山から西に伸びる尾根を下る。かつてはここも人がよく往来した道だったのだろう。驚くほど深く掘りこまれた掘割の古道が尾根に続いている。梅谷に下降すると再び青紅葉が綺麗だった。

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コメント

 山猫さん、こんにちは。
比叡山へは積雪期に登ることが多いのですが、この季節には登った記憶があまりないんです。
先日、ヤマレコユーザーさんのレコにてツツジが満開の写真を見て、uriuri4211さんにどの辺りか尋ねていたところなんです。たぶんスキー場跡の辺りかなとのことでしたが、こんなところがあるんですね。

また、御蔭神社からのルートも知りませんで、早速カシミール3Dに登山道追記完了です。尾根へ続く古道もあるとのこと。桂谷の滝も見ごたえありそうですね。
新緑の季節も爽快な気分を味わえそうで登りたいルートの一つにメモしておきました。
2022/4/20 10:18
no2さん コメント有難うございます。
ツツジの群落はスキー場の跡地を過ぎて少し東に向かったところ、お地蔵様のある展望地との間にあります。植樹の人工的な感じは否めませんが、あまり知られていないせいか訪れる人も少なく、雰囲気の良いところです。
御生山尾根は御蔭神社から驚くほど明瞭な古道が続いています。途中で不明瞭になる箇所がありますが、尾根自体は下生の少ない歩きやすいところなのでどこでも歩くことが出来ます。ここは比叡山に西側から登る最短ルートでもあり、サンライズ・ハイク、サンセット・ハイクの時は大概ここを通りますし、何しろ京都側の展望が随所で開けるので、新緑の季節はとりわけ綺麗だと思います。機会が合えばご案内させて頂きますよ。
2022/4/20 22:37
プロフィール画像
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