【過去レコ】唐松岳〜不帰の瞼


- GPS
- 80:00
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,712m
- 下り
- 2,429m
コースタイム
猿倉
白馬鑓温泉幕営地
【9/9】
白馬鑓温泉幕営地
天狗の頭
不帰キレット
不帰ノ嶮一峰
不帰ノ嶮二峰
不帰ノ嶮三峰
唐松岳
唐松山荘幕営地
【9/10】
唐松山荘幕営地
五竜山荘
五竜岳頂上付近
【9/11】
五竜山荘
大遠見山
小遠見山
アルプス平駅
※タイムは記録無し
天候 | 9/8 晴れ 9/9 晴れ 9/10 雨 9/11 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
白馬駅 猿倉 【9/11】 テレキャビンとおみ駅 (7:30発) アルプス平駅 神城駅 ※時間記録無し |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般縦走路 |
感想
【計画】
北アルプスでの2泊以上のテント泊によるプチ縦走を以前から行いたいと思っていたが、中々踏み出せずにいた。8月の北岳を幕営装で登りちょっと自信がついたので実行に移した。以前「コンタツおじさんの北ア写真入門?」という本で見た不帰キレットをメインに、鑓温泉、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳まで縦走する自分の力量からすると欲張ったコースをとることにした。知識・経験が全く無いこともあり、装備の重量は30キロ前後になった。家で荷物を持ち上げるのもやっとのことだった。食糧として、一個200gのレトルトおかゆを10個以上、レトルトカレー、牛丼、水も8〜10ℓぐらい用意するなど、我ながら無知だったと思う。この時期にしたのは天候と18切符を使用する為だったと記憶している。
【9/8】
18切符を利用し、各駅停車を乗り継いで白馬駅に向かった。白馬発のバスに乗る為、大糸線区間は一部特急に乗ったと思う。昼ごろ白馬駅に到着し、バスに乗ったが平日の昼間ということもあり乗客は非常に少なかった。猿倉からは重い荷物を担いで鑓温泉を目指した。ペースはあがらなかったが、夕方前には鑓温泉に到着し、テント設営後温泉に浸かったが、貸切状態であった。温泉からは火打、妙高方面の眺めが素晴らしかった。小屋の男性バイト1名が夜中まで携帯電話で大声で話をしていたのが記憶に残っている。
【9/9】
この日は朝は晴れいてた。稜線を目指し、天狗の頭、大下りを経て不帰キレットにたどり着いた。思ったほど高度間はなかったが、ガスが濃くなり迷いそうにもなった。一峰、二峰、三峰を経て唐松小屋に幕営した。隣に幕営した10代の大学生と遅くまで話をした。高校(沼田高校のジャージを着ていた気がする)時代から山岳部で山を登り、大学でも山岳部に入部したが、単独でも多く登っているとのことで、今回は北ア全山縦走を目指していた。事前に偵察やデポもしており、コースタイムを聞くとかなり早かった。
【9/10】
朝起きると予報通り天候は崩れ、雨が降っていた。件の大学生は早立ちしていた。(冷池、種池を目指すとのことだった。)体力が落ちており、雨も強いので、ひとまず五竜岳を目指すことにした。五竜山荘〜五竜岳間では生まれて初めて雷鳥を見た。ガスが濃かったこともあり、五竜岳山頂直前で勘違いをして引き返した記憶がある。(翌年登頂して、山頂の位置を確認)荷物は山荘にデポしていたか記憶が無い。テントを設営する気力が無いので、山荘に宿泊した。ゆで卵いりのカレーはお代わり自由で、沢山食べた。山荘ではぐっすりと眠ることが出来た。
【9/11】
翌日は晴れて、体力も回復していたが、予定も遅れていたため、遠見尾根経由で下山した。遠見尾根から見る後立連峰の稜線は再び行きたいと思わせるほど美しい山々が佇立していた。エスカルプラザで入浴して、神城駅から各駅停車を乗り継いで帰宅した。装備や計画等で反省点も多かったが、思い出になる山行だった。
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