硫黄岳・横岳・アイスキャンディ・美濃戸口の氷瀑



- GPS
- 80:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
2/9 10:30 赤岳鉱泉-12:40硫黄岳-14:40 横岳 -16:20 地蔵尾根-17:30 赤岳鉱泉
2/10 10:00ジョウゴ沢をめざすも敗退→終日アイスキャンディ
2/11 8:30赤岳鉱泉-11:00美濃戸口 〜お風呂〜11:30美濃戸口近くの氷滝-13:20美濃戸口
天候 | 8日は雪、それ以降は晴れー☆ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りはこの逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は美濃戸口から鉱泉まで8時間半かかりました ※別に道の状態が悪かったとかではなく、マジメに歩いた結果です(´Д`) |
写真
感想
10日に有給を取って4連休ゲト!まるまる八ヶ岳に行ってきました。
Day 1
大雪予報の東京を後にして、8時丁度のあずさで茅野へGO=3
特急券だけ買って、乗車券は買わずにSuicaで乗ったyagyu。
車内清算のとき車掌さんに「茅野駅ではユウジンで通ってください」と言われて
「え、それでホントにいいんですか?!」と返答。yagyuそれ、友人やない、有人や。
あずさは20分程遅れましたが、10:25発美濃戸行きのバスは待っていてくれました。
前日仕事で徹夜したうえにアイスクライミングギアとテントと雪山装備を背負ったyagyuは
出だしからヘロヘロで、追い抜いていく皆様に「がんばって!」と励まされる始末です。
11:30に美濃戸口を出発して、赤岳鉱泉についたのはなんと19:00。
このルートのコースレコードを、残念な方向で大幅に塗り替えたのではないでしょうか。
鉱泉で夕飯をと思っていたのですが間に合わず、テント張って寝た初日なのでした。
Day 2
朝から快晴です。となれば、硫黄岳→横岳へいきたい私です。
先月はガスだったうえに雪が少なかったので、雪がある晴れた日に行ってみたかったのです。
硫黄から先では、横岳手前で男性一人とすれちがった以外は誰も見かけず、
終始烈風&新雪モフモフで、登ろうとすると雪が崩れて埋まってしまう。
あの人、きっとここまで来るの大変だっただろうね〜なんて( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ
具合の悪いyagyuはヘロヘロになりながらも、光を受けて輝く白い峰々の姿に感動して、
「やっぱり来て良かった!」と叫んでました。あーよかった。
赤岳鉱泉の夕飯はギリセーフ。豚しゃぶ&とろあじでした。美味でした。
食後に談話室で男性と3人でお話。「ご夫婦ですか?」などとよく聞かれるのですが、
さしずめ、登山ユニットと思っていただけたら。叶姉妹が姉妹ユニットであるように。
Day 3
今日も朝から快晴。気温はマイナス10度。
コンタクトの封を切ったとたん、保存液が一瞬で凍りました。
昨日は私の登山デーだったので、今日はyagyuがやりたいことをするデーです。
となれば、アイスクライミングということで、ジョウゴ沢へGO=3
しかしジョウゴ沢へのトレースはすぐに途絶え、その先に広がるのはフカフカの新雪。
ラッセルする体力・気力はなかったyagyuは、アイスキャンディに変更です。
その後は、夕方までずっとアイスキャンディ。
本日も夕飯だけ鉱泉でいただきます。
固形燃料が点火した鉄皿に鎮座するのは大きなカツin出汁。
自分で生卵を溶いてお好みの具合に火が通ったところでいただきます。
これがまた、うーまーいーぞー!(ミスター味っ子風に)
そしてテントに戻ってもそもそと寝袋にもぐってお休みなさい。
Day 4
本日も朝から快晴。気温はマイナス19度。
コンタクトレンズが、保存液もろともカッチカチやぞ。寝るyagyuの顔面に乗せて解凍です。
初日に8時間以上かかったことを考慮して、サクサクと片付けて鉱泉のテン場を後にします。
そして無事、11:00に美濃戸口に到着しました。
私は八ヶ岳山荘でお風呂をいただきます。モンベルカードでお風呂無料ですのよ奥さん。
外ではyagyuが2日目に山中でお会いした男性Sさんと再会し、アイスクライミングにお誘い。
どうやらこの期に及んで、まだアイスするつもりらしいですよ(´ω`)
気を抜いたらちらりとわいてくる
現実の明日は やぶの中へ
というわけで、沢沿いに入ったところにある氷瀑でアイス。
アイスは初というSさん。自然の滝でのデビューですが、見事トップまで登りきりました。
男の子ですねえ。
僕らは自由を 僕らは青春を
気持ちの良い汗を けして枯れない涙を
美濃戸口に戻ると丁度13:20発のバスが来ていて、大急ぎで乗り込みました。
バスの中で、スタッフバックに押し込んだyagyuのダウンジャケットの形が
なんともいえなくて、三人でヒイヒイ笑いながら。
幅広いこころを くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを うまくやりぬく賢さを
このあとは、茅野駅の立ち食い蕎麦を食べて、14:19発のあずさで帰路につきました。
こんな感じで、山を満喫した4日間でした。
しかもこのあとyagyuはオンナノコと焼肉だったそうです。元気ですねえ。
眠らない身体を すべて欲しがる欲望を
大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう
誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう♪
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