大無間山 -崩壊地を超えて-300名山最難関峰のひとつ


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,567m
- 下り
- 2,547m
コースタイム
天候 | 初日 晴れ 2日目 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1 崩壊地 張られているロ−プはあったが、メンバ−のためにロ−プを張った。ビレイは、ブル−ジックで。ブル−ジックの結び方が初めてだったので、メンバ−全員が崩壊地通過するのに結構時間を要した。崩壊地は道のはじを通り石を崩すと岩雪崩を起こすので注意が必要。 2 小無間山 崩壊地を超すと、すぐ急登。 崖のような急斜面を小無間山山頂までよじ登って行った。 3 中無間山 中無間山で直角あるいは引き返すような感じで登山道の方角が変わる。 尾根の上を歩いていれば標識に気づくが、下を歩いているとそのまま直進し下ってしまう。私たちもここで道迷いしたので、注意してください。 4 小無間小屋〜登山口 帰りの小無間小屋でゆっくりし過ぎて、下山途中の16:30頃には真っ暗。道を何度も間違えてプチ遭難。宿の応援で何とか下山した。 この辺りは、登ってくるときも枯葉がつもり登山道が分かりずらかった。まして、暗闇の雨の中ではなおさらであると思う。 |
写真
装備
個人装備 |
ハ−ネス シュリンク カラビナ シュラフ
|
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共同装備 |
ロ−プ テント コンロ コッヘル
|
備考 | 1 グル−プだったので、GPSを持参しなかったのは失敗。 2 雨にぬらして写真撮影ができなきなってしまった。次回からは防水カメラにしよう。 |
感想
ツァ−登山でした。参加メンバ−は3名でした。
新幹線で品川駅から静岡駅に行きました。静岡駅でタクシ−に乗り換え田代にある民宿まで行きました。
民宿で、荷物を整え、十分給水し出発でした。初日は避難小屋どまりです。2日間の工程を考えると十分な水が必要でした。3Lほど担いで登りましたが、少し不足であったかもしれません。登山口までは民宿の車で行きました。ここから登山開始です。
雷段を経過し小無間小屋までは3時間10分ほどの登りでした。結構急な登りでした。おまけに、3Lの水、メンバ−の一人は5Lでした。そのほかに、宿泊用具やら食料やらで結構なザックの重さです。足が痙攣するメンバ−もいました。
小屋に到着。早速、私たち以外利用者はいませんでした。寒い時期ですので、小屋の中にテントを張りました。食事をして、早々に就寝でした。明日は、まだ暗い4時出発です。
翌朝、暗い中を起床。食事を済ませ、出発の準備です。テントをたたみ、荷物を整理して、アタックザックで行きます。崩壊地をわたるので、ハ−ネスを装着してゆきました。暗闇の中、ヘッデンを灯し、小屋を出発。P3、P2、P1とアップダウンを繰り返してゆきました。
P1の先が崩壊地でした。ガイドが先に渡り、ロ−プをはります。
一人ずつ、崩壊地を渡ってゆきました。細い崩れやすい登山道で、路肩を踏むと岩雪崩がおきます。ロ−プで安全を確保しますが、落ちたら大事故になりそうです。ロ−プにビレイをとり、慎重に崩壊地を渡り、対岸の岩を登ったところで待機。
ビレイを解除し、次の人を待ちます。一人一人の通過でしたので、結構時間がかかりました。
ここから小無間山の崖のような急登をよじ登ってゆきました。小無間山の到着には出発から3時間余りかかりました。
小無間山から唐松谷の頭、中無間山へとむかいました。先ほどとは違って、急登のない、落ち着いた登山道でした。
唐松谷の頭からは尾根筋の下を並行して歩いたようです。中無間山から直角に戻るような感じで登山道が続いているのですが、尾根下を歩いていたため、やりすごしてしまい、北の尾根筋に入ってしまったようでした。
やっと気づき、ガイドが探し回って尾根に戻りました。
尾根の上の中無間山に案内があり、戻るような方向に登山道が続いておりました。、
大無間山の山頂には、出発から6時間かけて到着しました。しばらくここで休憩しました。
休憩して、往路を戻りました。大無間山から中無間山、唐松谷の頭、小無間山と尾根を行きました。
帰路に小無間山でグル−プに遭遇。これから、大無間山に向かうとのこと。ザックを見たら、テントを持っているようでした。崩壊地を通らず、直接、小無間山に登ってきた、と言っていました。どうやら、別のル−トもあるようです。
後で調べたら、地図にはないが、登られているル−トがあるようです。
崩壊地では、やはり一人ずつビレイを確保して通過し、最後にロ−プを拐取しましたので、結構時間がかかりました。休憩を含め、p1を出発するのに、大無間山から3時間かかりました。
P1からP2、P3を経て小無間小屋には1時間半かかりました。時間は午後3時でした。登山開始から11時間。
しかし、ここでゆっくりし過ぎてしまいました。荷物整理も含め、お茶休憩をして1時間近く休んでしまいました。時刻からすると間もなく暗くなる始める時刻です。
午後4時下山開始でした。外は、雨が降っていました。
しばらく下ってゆくと、暗くなり始めました。暗い中をヘッデンを灯しながら下山。昼間でも枯葉が積もりフミ跡の分かりずらい登山道でした。
雷段あたりで登山道をはずしてとうとう分からなくなりました。何度か戻ったりしながら、わからず、結局ガイドが宿に救援要請。宿の人たちの助けを得て、暗闇の雨の中を下山することとなりました。プチ遭難でした。
宿でゆっくりと休み、翌日、帰りました。
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