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記録ID: 38807
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳(扇沢→八峰キレット→遠見尾根)

2008年09月27日(土) 〜 2008年09月29日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
ちろる その他1人
GPS
51:55
距離
21.6km
登り
2,216m
下り
2,079m

コースタイム

2008年9月27〜29日
初冠雪の山並みを見ようと2泊3日で後立山を縦走してきました。

【1日目】
6:10扇沢BT→6:25柏原新道(爺ヶ岳登山口)→7:20ケルン→8:25石ベンチ8:35→9:15種池山荘10:00→
10:40爺ヶ岳南峰10:45→11:00中峰→11:55冷乗越12:15→12:25冷池山荘(テン泊)
合計時間:6時間15分
行動時間:4時間55分(休憩:1時間20分)

【2日目】
3:00起床
5:30冷池テン場出発→6:20布引山6:45→7:20鹿島槍南峰7:45→8:20鹿島槍北峰
8:35吊尾根→9:35キレット小屋10:40→11:45口ノ沢コル12:05→12:30北尾根ノ頭12:35
13:40(休憩)14:00→14:55五竜岳15:10→16:00五竜山荘(強風の為テント撤収/素泊)
合計時間:10時間30分
行動時間:7時間5分(休憩:3時間25分)

【3日目】
4:00起床
6:00五竜山荘出発→6:05遠見尾根分岐6:20→7:10西遠見山7:15→7:43大遠見→
8:17中遠見山8:30→8:50小遠見分岐9:00→9:05小遠見山9:20
9:45地蔵ノ頭9:55→10:05アルプス平
合計時間:4時間5分
行動時間:2時間57分(休憩:1時間8分)

---------------------------------------------------------------------------
【アクセス】
<往路>
・22:30新宿⇒(さわやか信州号/白馬・扇沢ルート)⇒5:20扇沢BT……\5700
<復路>
・アルプス平駅⇒(テレキャビン)⇒とおみ駅……\860/荷物10kg〜20kgまで\200
http://www.hakubagoryu.com/green/alps-summer/index.html
・15:00白馬五竜停留所⇒(さわやか信州号/白馬・扇沢ルート)⇒20:30新宿駅……\4700

交通費合計……\11,460

天候 1日目:晴れ時々雪→ガス(強風)
2日目:晴れ(強風)
3日目:曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
<コース状況>
初冠雪という事でしたが、念のために持参した軽アイゼンは結局使用しませんでした。
しかし鹿島槍南峰〜北峰間は雪が多くちょっと滑りやすかった。

<危険箇所>
八峰キレットはよく整備されているのでそれほど危険ではない印象でした。
むしろその先の五竜岳までのやせ尾根の方がちょっとスリリングでした。
(この日は強風が絶えず横から吹き付けていたせいかも……)

<山小屋・テン場・水場・トイレ等>
【冷池山荘】
●テント:1人500円
●トイレは山荘横の外付トイレを使用(とても綺麗・トイレットペーパー有)
●水は山荘にて1リットル150円(100ml単位での購入も可)
※テン場は山荘から8分程登った所に有
テン場はまぁまぁ広くて景色が最高(目の前に立山・剱岳が見える)
しかしトイレ・水場が遠いので不便……何度あの坂道を往復した事か…
因みに途中に片側がスッパリと切れ落ちたやせ尾根があるので、夜間は注意した方がいいかも。
また風が良く通る所なので、今回は風が冷たくて少し辛かった。
●小屋の様子
 土間から覗いた感じだととても綺麗で居心地が良さそうでした。

【キレット小屋】
●トイレ:とても綺麗でトイレットペーパー有(宿泊者以外は外トイレ)
●休憩所:今回寒かったせいか、小屋の中の自炊室に入れてくれて休憩させてくれた。
このおかげでこの小屋の好感度up!!(笑
小屋の前にもテーブル&ベンチ有←小屋の屋根から雪が落ちてくるので注意(笑
※因みに今年の営業は9月30日まで

【五竜山荘】
●テント:1人500円
15張位張れそうだが、サイトの区画が狭く斜めになってる所が多い。また地中に大きな岩があるのか、ペグが打ちにくくて何本も曲がった。
そしてここも風の通り道なので風が強く、またサイトも狭いので風に対して縦方向にテントが張れずに苦戦
※今回は特に風が強かったせいか、風でテントがつぶれる状態。(結局風に対して横方向にしかテントが張れなかった)
ペグも効かないので諦めて小屋泊にしました(涙
●水は小屋前の水道で1リットル100円
●トイレは小屋の奥の外トイレを使用(小屋泊にしたので見ていないけど)
●素泊まりで1人6300円(高っ!!)ビールも600円で高っ! 寝具持ち込みの料金(割引)はないとの事でした
●自炊室有
 水は自炊室の水道を利用(生飲可)
 割と広くて居心地は良いがとにかく寒かった(息が白くなる位)
●乾燥室有
 閑散した月曜日だったせいか、乾燥室のストーブは夕方には止められていて使用できず

<温泉>
【立ち寄り湯/白馬龍神温泉おぶや】
●神城駅から徒歩5分位(道の駅白馬の近く)
 料金800円と少し高いけどなかなかいい所でした。
 2007年オープンらしく新しい(露天風呂・ミストサウナ有)
 11:00から営業で休憩所有で食事も可(メニューも充実で美味)
※というか神城駅の電車が少なくて時間待ちの為に路頭に迷っていた所この温泉を発見!地元の食堂は午前中はどこも準備中……雨の中この温泉があって本当に助かった。
因みにテレキャビンとおみ駅近くのエスカルプラザの温泉はこの時期営業してませんでした。(9月上旬で営業終了だとか)

扇沢バスターミナル到着
扇沢バスターミナル到着
6:10頃 扇沢出発
登山口近くの駐車場の様子
登山口近くの駐車場の様子
天気雨がパラつくなか林道を歩き登山口へと向かう
天気雨がパラつくなか林道を歩き登山口へと向かう
爺ヶ岳登山口到着。そしてそのまま出発!
爺ヶ岳登山口到着。そしてそのまま出発!
登山口からみた登山道の様子(歩きながら撮影したので手ブレがw)
登山口からみた登山道の様子(歩きながら撮影したので手ブレがw)
八ツ見ベンチ通過
八ツ見ベンチ通過
登山道の様子(とても歩きやすい)
登山道の様子(とても歩きやすい)
ふと下界を見下ろすと朝出発した扇沢ターミナルが見えた
ふと下界を見下ろすと朝出発した扇沢ターミナルが見えた
ケルン通過
ケルンから先、登山道は方向を変えて階段を上る
ケルンから先、登山道は方向を変えて階段を上る
階段の先からは初雪がお目見え
階段の先からは初雪がお目見え
そして道は石畳になってきた
そして道は石畳になってきた
ようやく稜線が見えてきた
ようやく稜線が見えてきた
石ベンチ(ここで初めての休憩)
石ベンチ(ここで初めての休憩)
で、目の前に見える山は?
で、目の前に見える山は?
ガラ場通過の注意書き
ガラ場通過の注意書き
確かに落石注意ですね
確かに落石注意ですね
ガラ場通過後振り返ってみた
ガラ場通過後振り返ってみた
つらら発見!
柏原新道上部の紅葉
柏原新道上部の紅葉
紅葉と霜のコラボ
紅葉と霜のコラボ
この辺りは紅葉のピークだった
この辺りは紅葉のピークだった
紅葉ゾーンを過ぎると種池山荘が見えてきた
紅葉ゾーンを過ぎると種池山荘が見えてきた
階段を登って山荘に到着
階段を登って山荘に到着
山荘前のベンチから見た景色
山荘前のベンチから見た景色
山荘を出発しまずは爺ヶ岳を目指す
稜線には強風が吹き付けていてとても寒そう
山荘を出発しまずは爺ヶ岳を目指す
稜線には強風が吹き付けていてとても寒そう
紅葉と霧氷とうっすら雪化粧の爺ヶ岳
紅葉と霧氷とうっすら雪化粧の爺ヶ岳
爺ヶ岳を登ってる途中、槍ヶ岳が見えた
爺ヶ岳を登ってる途中、槍ヶ岳が見えた
そしてこれから登る予定の鹿島槍ヶ岳も!
そしてこれから登る予定の鹿島槍ヶ岳も!
鹿島槍山頂は雪で真っ白!初冠雪です!
鹿島槍山頂は雪で真っ白!初冠雪です!
まず爺ヶ岳南峰へ登る(振り返ると種池山荘が見えた)
まず爺ヶ岳南峰へ登る(振り返ると種池山荘が見えた)
爺ヶ岳南峰到着(道標のバックは鹿島槍)
爺ヶ岳南峰到着(道標のバックは鹿島槍)
南峰から見た立山方面(ちょっとガスってるのが残念)
南峰から見た立山方面(ちょっとガスってるのが残念)
南峰から鹿島槍までの稜線(手前から南峰のケルン・中峰・北峰・鹿島槍)
南峰から鹿島槍までの稜線(手前から南峰のケルン・中峰・北峰・鹿島槍)
そして誰も登る人がいなかった中峰に到着(殆どの人はここは登らずに巻き道で通過)
そして誰も登る人がいなかった中峰に到着(殆どの人はここは登らずに巻き道で通過)
中峰からみた剱岳(この辺りはとても寒いので写真だけ撮って退散)
中峰からみた剱岳(この辺りはとても寒いので写真だけ撮って退散)
眼下の景色
ここの稜線歩きの間、立山・剱岳の景色がずっと見えた
ここの稜線歩きの間、立山・剱岳の景色がずっと見えた
この谷筋の向こうには黒部湖があるはず
この谷筋の向こうには黒部湖があるはず
樹林帯に入ると頭上から霧氷が融けて落ちてきて冷たい!
樹林帯に入ると頭上から霧氷が融けて落ちてきて冷たい!
こういうのエビのしっぽっていうんだっけ?
こういうのエビのしっぽっていうんだっけ?
冷乗越に到着(ここでしばらく休憩)
冷乗越に到着(ここでしばらく休憩)
乗越からは冷池山荘とその上部にあるテン場が見える
乗越からは冷池山荘とその上部にあるテン場が見える
12:25頃 乗越から一旦暗部に下り再び登り返して山荘に到着
12:25頃 乗越から一旦暗部に下り再び登り返して山荘に到着
ここのトイレはとてもきれい
ここのトイレはとてもきれい
テン場の様子(この日は風が強くて大変だった)
テン場の様子(この日は風が強くて大変だった)
2日目:テン場からみた夜明け前の立山・剱岳
2日目:テン場からみた夜明け前の立山・剱岳
5:30頃 テン場から朝日を眺めつつ出発
5:30頃 テン場から朝日を眺めつつ出発
足元には霜柱がザックザク!
足元には霜柱がザックザク!
暫く行くと鹿島槍が見えてきた
暫く行くと鹿島槍が見えてきた
振り返ってみた爺ヶ岳
振り返ってみた爺ヶ岳
布引山を登りながら爺ヶ岳・立山方面を俯瞰する
布引山を登りながら爺ヶ岳・立山方面を俯瞰する
6:20頃 布引山到着
6:20頃 布引山到着
布引山山頂からみた爺ヶ岳〜蓮華岳への稜線
布引山山頂からみた爺ヶ岳〜蓮華岳への稜線
剱・立山もきれいに見えた
剱・立山もきれいに見えた
6:45頃 布引山出発
6:45頃 布引山出発
目指すは鹿島槍南峰
目指すは鹿島槍南峰
7:20頃 鹿島槍ヶ岳南峰到着
7:20頃 鹿島槍ヶ岳南峰到着
鹿島槍山頂から見た五竜岳と最奥に白馬岳
鹿島槍山頂から見た五竜岳と最奥に白馬岳
鹿島槍からの剱・立山
鹿島槍からの剱・立山
これから向かう鹿島槍北峰と五竜岳までの稜線…ここを歩いていくのだがキレット鞍部までの落ち込み具合がハンパネー!
これから向かう鹿島槍北峰と五竜岳までの稜線…ここを歩いていくのだがキレット鞍部までの落ち込み具合がハンパネー!
鹿島槍南峰から先は登山者の数もめっきり少なくなる。鹿島槍ヶ岳北峰は誰もいなくてひっそり。道標も倒れていて寂しい感じ
鹿島槍南峰から先は登山者の数もめっきり少なくなる。鹿島槍ヶ岳北峰は誰もいなくてひっそり。道標も倒れていて寂しい感じ
北峰からは眼下にカクネ里が見える
北峰からは眼下にカクネ里が見える
先程登ってた鹿島槍南峰
先程登ってた鹿島槍南峰
北峰から見下ろすとこれから向かうキレット小屋の屋根がみえた
北峰から見下ろすとこれから向かうキレット小屋の屋根がみえた
北峰から下って再び吊尾根分岐へと戻ってきた
北峰から下って再び吊尾根分岐へと戻ってきた
分岐から先、キレット方面への登山道
分岐から先、キレット方面への登山道
下ってきた道を振り返る(ここからはキレット小屋へ向けてどんどん下ります)
下ってきた道を振り返る(ここからはキレット小屋へ向けてどんどん下ります)
登山道脇には切れ落ちた場所もあったりします
登山道脇には切れ落ちた場所もあったりします
下を見ると吸い込まれそうな感じ
下を見ると吸い込まれそうな感じ
この辺りから鎖場がいくつか出てきて一気に標高を下げていきます
この辺りから鎖場がいくつか出てきて一気に標高を下げていきます
疲れたので登山道脇でちょっと休憩(どうせ誰も来ない)
疲れたので登山道脇でちょっと休憩(どうせ誰も来ない)
剱岳が目の前に見えた
剱岳が目の前に見えた
休憩した直後からキレットの核心部に突入
休憩した直後からキレットの核心部に突入
梯子を渡っていきます
梯子を渡っていきます
滑落といいつつ楽しそうだなおい
と思わず笑った緊張感のない看板の絵
滑落といいつつ楽しそうだなおい
と思わず笑った緊張感のない看板の絵
次に梯子をのぼります
次に梯子をのぼります
岩の隙間から下を覗いてみた
岩の隙間から下を覗いてみた
鎖を伝って先にある梯子へと進みます
鎖を伝って先にある梯子へと進みます
梯子を登り終えて振り返ってみた
梯子を登り終えて振り返ってみた
板で固定された不安定な足場を鎖を頼りに伝っていく
板で固定された不安定な足場を鎖を頼りに伝っていく
眼下にキレット小屋の屋根がみえた。あともう少し!
眼下にキレット小屋の屋根がみえた。あともう少し!
9:35キレット小屋到着
小屋閉めの準備で忙しそうだった
9:35キレット小屋到着
小屋閉めの準備で忙しそうだった
1時間近く休憩してキレット小屋出発
1時間近く休憩してキレット小屋出発
キレット小屋は何気に凄い所に建っています
キレット小屋は何気に凄い所に建っています
鎖場を登り暫く行くと……
鎖場を登り暫く行くと……
ガスの中から五竜岳が見えてきた
ガスの中から五竜岳が見えてきた
広場のような口ノ沢のコルでちょっと休憩
広場のような口ノ沢のコルでちょっと休憩
イザという時にはここでビバーク出来るかな…と思ったが風通し良過ぎw
イザという時にはここでビバーク出来るかな…と思ったが風通し良過ぎw
そして北尾根の頭でも休憩(バックの五竜岳はガスの中)
そして北尾根の頭でも休憩(バックの五竜岳はガスの中)
ここから先もやせ尾根のアップダウンが続くようだ
ここから先もやせ尾根のアップダウンが続くようだ
振り返ってみると鹿島槍もガスを被りだした
振り返ってみると鹿島槍もガスを被りだした
北尾根の頭出発(ガスが晴れて五竜岳が見えてきた)
北尾根の頭出発(ガスが晴れて五竜岳が見えてきた)
その後も梯子が出てきたりとアスレチックモード
その後も梯子が出てきたりとアスレチックモード
そうこうしてるうちにガスも晴れ、五竜岳も近づいてきた
そうこうしてるうちにガスも晴れ、五竜岳も近づいてきた
最後の鎖場
連続で出てくる鎖を下った所で最後の休憩
連続で出てくる鎖を下った所で最後の休憩
穏やかに見える景色だが稜線を横切るように物凄い風が吹き付けている。最後の休憩を終えた後は意を決して強風の中を突っ切り五竜岳に取り付いた
穏やかに見える景色だが稜線を横切るように物凄い風が吹き付けている。最後の休憩を終えた後は意を決して強風の中を突っ切り五竜岳に取り付いた
五竜岳山頂付近の分岐に到着
五竜岳山頂付近の分岐に到着
分岐から2〜3分で五竜岳山頂!
分岐から2〜3分で五竜岳山頂!
山頂から見た剱岳・立山
山頂から見た剱岳・立山
鹿島槍から剱岳方面のパノラマ
鹿島槍から剱岳方面のパノラマ
ガスにまみれる鹿島槍
ガスにまみれる鹿島槍
山頂で遊んだ後は五竜山荘に向けて下山開始
山頂で遊んだ後は五竜山荘に向けて下山開始
足元はシャーベット状になっていてちょっと滑りやすい
足元はシャーベット状になっていてちょっと滑りやすい
ガスの隙間から五竜山荘が見えた
ガスの隙間から五竜山荘が見えた
唐松岳と白馬岳も見えた!
唐松岳と白馬岳も見えた!
五竜岳からは山荘からのピストン組と合流するのでちょっとした渋滞。景色を撮影しながら暇つぶし
五竜岳からは山荘からのピストン組と合流するのでちょっとした渋滞。景色を撮影しながら暇つぶし
山荘までの登山道はこんな感じ
山荘までの登山道はこんな感じ
数箇所足場の悪い所もあったけど無問題
数箇所足場の悪い所もあったけど無問題
五竜山荘の自炊室(素泊まりは私達だけだったので貸切状態)
五竜山荘の自炊室(素泊まりは私達だけだったので貸切状態)
3日目の朝
現在の天気は曇りですが9:00頃から雨という予報
3日目の朝
現在の天気は曇りですが9:00頃から雨という予報
山荘前から見た遠見尾根
よく見ると、これでもかってくらい長い長い尾根道……ちょっと気が滅入りそう
山荘前から見た遠見尾根
よく見ると、これでもかってくらい長い長い尾根道……ちょっと気が滅入りそう
遠見尾根分岐から唐松岳を臨みつつ、このまま唐松岳に突っ込むか遠見尾根から下山するか思案中
遠見尾根分岐から唐松岳を臨みつつ、このまま唐松岳に突っ込むか遠見尾根から下山するか思案中
分岐から見た五竜岳(五竜岳後方から黒い雲が湧き出してるのを見て下山する事に決めた
分岐から見た五竜岳(五竜岳後方から黒い雲が湧き出してるのを見て下山する事に決めた
同じく分岐から見た下界
同じく分岐から見た下界
遠見尾根を下り始めしばらくすると鎖が何箇所か有り一気に標高を下げる
遠見尾根を下り始めしばらくすると鎖が何箇所か有り一気に標高を下げる
その後は割と穏やかな道になり池塘も現れる
その後は割と穏やかな道になり池塘も現れる
尾根を下りながら見た鹿島槍
尾根を下りながら見た鹿島槍
大遠見通過
唐松岳から伸びる八方尾根の様子(本来はあちらの尾根から下山する予定だった)
唐松岳から伸びる八方尾根の様子(本来はあちらの尾根から下山する予定だった)
中遠見山への登り(この辺りは紅葉が真っ盛りだった)
中遠見山への登り(この辺りは紅葉が真っ盛りだった)
中遠見到着(バックは鹿島槍)
中遠見到着(バックは鹿島槍)
五竜岳から唐松岳への稜線(計画通り唐松岳に突っ込んでたら今頃どの辺りにいるかな?と未練たらたら)
五竜岳から唐松岳への稜線(計画通り唐松岳に突っ込んでたら今頃どの辺りにいるかな?と未練たらたら)
中遠見から鹿島槍〜唐松岳の稜線(懸念してた雨は未だに降らず、これならやっぱ唐松岳まで行けば良かったと後悔中)
中遠見から鹿島槍〜唐松岳の稜線(懸念してた雨は未だに降らず、これならやっぱ唐松岳まで行けば良かったと後悔中)
小遠見山の分岐(小遠見山は通過するつもりなのでここでちょっと休憩)
小遠見山の分岐(小遠見山は通過するつもりなのでここでちょっと休憩)
と思ったらやっぱり登ってしまった小遠見山
と思ったらやっぱり登ってしまった小遠見山
小遠見山から、行き損ねた八方尾根と背後に見える白馬三山を未練たらしく写真に撮る
小遠見山から、行き損ねた八方尾根と背後に見える白馬三山を未練たらしく写真に撮る
多分妙高とかそっち方面の山塊(まだ未知の山域)
多分妙高とかそっち方面の山塊(まだ未知の山域)
五竜岳から続く写真中央の深緑の尾根が遠見尾根(ここを歩いてきた)
五竜岳から続く写真中央の深緑の尾根が遠見尾根(ここを歩いてきた)
鹿島槍〜五竜岳のパノラマ@小遠見山
とここで写真を撮り捲ってると、ついに雨が降り出してきたので急いで下山
鹿島槍〜五竜岳のパノラマ@小遠見山
とここで写真を撮り捲ってると、ついに雨が降り出してきたので急いで下山
小遠見山からしばらく下るとすぐに樹林帯の中に突入(この辺りはハイキングコースで歩きやすい)
小遠見山からしばらく下るとすぐに樹林帯の中に突入(この辺りはハイキングコースで歩きやすい)
本格的に雨が降り出した頃、地蔵の頭に到着
本格的に雨が降り出した頃、地蔵の頭に到着
お地蔵さんとか慰霊碑があってちょっと不気味な雰囲気
お地蔵さんとか慰霊碑があってちょっと不気味な雰囲気
今はもうガスで見えないけどここからの景色も良いのかな?(案内板で小遠見山から見えた山塊が戸隠連峰だと確認する)
今はもうガスで見えないけどここからの景色も良いのかな?(案内板で小遠見山から見えた山塊が戸隠連峰だと確認する)
地蔵の頭を過ぎると木道になりスキー場の中をテクテク…
地蔵の頭を過ぎると木道になりスキー場の中をテクテク…
ハーブ園を散策しながらゴンドラ乗り場へ向かう
ハーブ園を散策しながらゴンドラ乗り場へ向かう
ゴンドラ乗り場のアルプス平駅に到着
ゴンドラ乗り場のアルプス平駅に到着
貸切状態のゴンドラで一気に下る
貸切状態のゴンドラで一気に下る
下界のとおみ駅に到着(あ、ゴンドラじゃなくてテレキャビンっていうのか…しかし違いが分からないw)
下界のとおみ駅に到着(あ、ゴンドラじゃなくてテレキャビンっていうのか…しかし違いが分からないw)
徒歩で新城駅に到着(しかし電車の本数少なっ!)時間を潰す場所がなくてしばらく路頭に迷う
徒歩で新城駅に到着(しかし電車の本数少なっ!)時間を潰す場所がなくてしばらく路頭に迷う
温泉施設発見!ようやく人心地がついた♪
その後近くのバス停から高速バスの予約を取り帰宅した。
温泉施設発見!ようやく人心地がついた♪
その後近くのバス停から高速バスの予約を取り帰宅した。

感想

出発前から寒冷前線が通過する為に上空には寒気が入り込み北アでは初冠雪になる事と、それに伴う猛烈な寒さ&強風がやってくる事を覚悟の上で出掛けた今回の山旅。
万全の防寒対策で出掛けたつもりでしたが、凍てつく様な空気と想像以上の強風に泣きそうになったり、色々とハプニングがあったり、天候悪化(昼前から雨)のため予定を変更して唐松岳を諦めたり……

でもそれ以上に景色は最高でした!! それにうっすらと雪を被った山々を見ながら北上していく縦走は本当に気持ちよかった。
2週間前に登ったばかりの剱岳&立山も縦走の間ずっと真っ白になった姿を見せていて目を楽しませてくれたし、そしてはじめて見た白馬三山も真っ白に雪化粧していて迫力満点!!
それに何といっても、八峰キレット〜五竜岳の稜線がとてもスリリングで楽しかった。 ここは基本的にやせ尾根の連続でそのうえ鎖場や梯子が頻繁に出てきたりと、思った以上に変化があってなかなか面白いルートでした。

因みに鹿島槍〜五竜岳はうっすらと積もっただけで、日陰などに少し雪が残ってる程度。一応持っていったアイゼンも結局使わなかったし……もうちょっと積もって凍結するかと思ってたので少し肩透かしでしたが、何事もなく無事に下山出来たので良しとします。

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