巻機山 〜 快晴の朝
新潟県
taksizm
体力度について
- GPS
- 08:03
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,524m
- 下り
- 1,518m
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| 天候 | 年末寒波が去った翌日の1日だけ快晴。12/31より再び寒波到来 当日、朝の湯沢アメダス積雪は120cm。清水は160cmほどあり。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
前夜になって降雪が止み回復し、放射冷却のため道路凍結 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
井戸の壁取り付きまで ... まだ小枝がかなり出ており藪スキー。登りでは掻き分けたり潜ったり。滑走も（私は）1〜2ターンずつ止めないと板が引っかかる状況。 井戸の壁 ... 藪が埋まってきてオープンな斜面も出てくる。2-3月のようにのびのびとジグは切れず、小枝ブッシュに邪魔され時々悩む。急斜面なので辛いところ。 5-6合目 ... ブナ林は完全に仕上がっておりツリーランゲレンデ。ここの滑走が一番気持ち良かった。 ニセ巻機 ... 頻繁にアイス化するニセ巻直下は、12月降雪直後だけあってパウダー（クラスト箇所も少しあるが避けれる）。そのため滑走も快適。 巻機本峰 ... パックされガリパウと強風。とても寒かった。 |
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感想
住んでみて、地元民の巻機への愛着って深いんだなあと思う。自分も感化されたのか登り納めのチョイスを考えた時、巻機山しか出てこなかった（笑）ので年末寒波の中休みを狙って行くことに。
3時前、一番乗りラッセルを目論んで車を走らせると既に先行が1台止まっていた。チャリミネンコで完全お客様になった記憶が頭をよぎる。急がねば。30分で桜坂駐車場を通過、井戸の壁取り付きにヘッデンソロの明かりを捉える。近づくと相当苦労されている様子。ラッセル交代。すると早々木の枝藪に板を捕まれて転倒、片方ウィペットが埋まってしまい時間ロス。すみません。のびのびジグ切りは出来ず、急斜面で藪に制約され暗闇の中での厳しいラッセルを頑張った。
壁を登り切った先の5合目ブナ林から、板も大分沈まなくなり楽に。斜度もすっかり落ち着いて登りやすい。ニセ巻機が見える6合目くらいから夜が明け始め、森林限界を越えた先でモルゲンを迎えた。秋も良いけど、冬の巻機から眺める雪山の連なりは素晴らしいと思う。空気は冷たく澄んでいて白馬連峰まで見えるも、ニセ巻ではそれほど寒さは感じなかった。
巻機山頂はうって変わって氷点下の南風が吹き荒れていた。写真を撮りシール剥がしてさっさと行こうと思うもメットのアゴ紐が留まらない（笑）ニット帽を厚手に変えたのが災いしたようなので、脱いでガリパウを避難小屋へ滑り込む。頭キンキンに冷えてろれつが回らなくなった、と思いこみ発声練習したくなったが、やめといた。
ニセ巻からの滑走は良いパウダーだった。次第に重くなるもののブナ林ツリーランが個人的には気持ちよかった。途中で多くのハイカー、スキーヤーとスライドする。ラストは小枝の藪へ。うーんこれ苦手。自分の場合1-2ターンずつ止めないと板が引っかかりそうで怖い。短い太板だと多少楽になるのかな。ともあれ無事に桜坂駐車場に飛び出し、ボブスレーで下山。
巻機、何度登っても飽きない秀峰だなあと今回も思った。来年もまた米子沢滑ろう。
（先行者はoecさんでした。有難うございました！）
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天気も雪質もよくて楽しかったですね！
とんでもないです。私も桜坂の先までのソロラッセルが加わっていたらヘロヘロでした
早い時間に滑走できたお陰で、最高の登り納めでした。
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