記録ID: 3558604
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沢登り
奥秩父
荒川分水嶺巡り21 真の沢、甲武信ヶ岳、雁坂峠、黒岩尾根
2021年09月24日(金) 〜
2021年09月26日(日)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 22:06
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 3,427m
- 下り
- 3,169m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:14
距離 11.9km
登り 1,634m
下り 847m
2日目
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:39
距離 11.9km
登り 1,427m
下り 1,067m
天候 | 晴れ、曇り、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
真の沢を溯行するには懸垂下降できる準備が必要。沢の部分の左右の記載は下流側から見てであり、上流から見て右を右岸、左を左岸という、右岸左岸とは逆です。 |
その他周辺情報 | 西谷津温泉旅館宮本の湯 |
写真
木賊沢からまずは二段滝。一段目は右から、二段目は左側から巻くが、二段目の巻きが足場グズグズで良くない。この滝はガイド本には簡単に記載されているだけ。ということは普通ということか。
10m不動の滝。左から登れるが、ホールドが指先くらいしかなく、足場も滑りやすく、難儀した。しかし、ガイド本にもそう書いてあり、他の人のレポートも見ていたから想定の範囲内。95年白山書房発行の「東京付近の沢」を見返したら、右側から巻く記載がある。左側(右岸)から安全に巻けたとのレポートもある。
5m滝。巻くと危うそうで、右側の溝も途中まで登れるが上のほうがハングしている。結局右側の溝の上にある細木に、先端にカラビナをつけたロープを投げ、ロープを垂らして突破。これが一番難しかった。ガイド本にはこの滝の記載なく、えー!ここでこんな滝あるんかー、全く想定外。後日他の人のレポートを見ると、右側(左岸)に少し戻って巻けるようではある。
感想
畏怖と憧憬の母なる川、荒川の分水嶺巡りの最終章です。大好きな荒川水系の分水界を繋ぐ旅を始めたのが2年前。締めくくりは荒川の本流源流の真の沢を遡行して完結したかった。思いが叶えられました。このルート(甲武信ヶ岳から雁坂峠)を山梨県側起点にすれば一泊二日で余裕でできますが、荒川がテーマなので秩父起点にしたかった。今回の旅は川又から柳小屋間を除き初めての登山道だし、雁坂小屋に泊まるのも初めて。思えば29年前、山を始めたごく初期に、秩父と山梨を歩いて越えるという、地理的な驚きと歴史的魅力を感じ越えてみた雁坂峠。雁坂トンネルはなかった時代。ここを旅の最後にしたのも意義深いものとなりました。雁坂小屋は素朴さと人間味があり、とても好きになりました。
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