栂海新道(猿倉〜親不知)


- GPS
- 55:12
- 距離
- 48.5km
- 登り
- 3,778m
- 下り
- 4,994m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:34
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:58
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
1日目(朝食:パン 行動食:アミノゼリー、大福、パン 水の補給(朝日小屋))
前日は八方第5で車泊(藪蚊1匹を招き入れてしまい、真夜中に痒くて起きる。車内で虫除けをまいて自分がむせる。目覚ましを3時から3時半に変える。)
起床後、コンビニでパンなど購入し準備する。猿倉の駐車場は6割。4時発。
気をもんだ雪渓は100m、15分とわずか。当初は手持ちの12本を持参するつもりだったが、前日にモンベルで軽アイゼンを調達した。しかし、むしろ無くても良かったかも。ヘルメットは朝方気温低く融雪による落石は少ないだろうと置いてきた。結果、確かに何も無かったが。
日の出後も明るくならず、おやおやと思っていると、雪渓が終わるころから雨が降り出した。天気予報は外れたらしい。頂上山荘でトイレ休憩。雨の中歩くが風も強くなり、かなりしんどい。山頂手前の山荘で再び休憩。15時までに来て下さいねの朝日小屋の主人の声が気になるが、1時間ほどで収まる予報と、休んでも間に合いそうなので、休むが吉と判断した。同じく五竜へ向かったが鑓から引き返した方も休憩中。多少収まり再出発。とはいえ強風雨とガスは変わらず。三国境から雨はやんだが依然ガス。ダウンとハードシェルで丁度よかった。手袋もあって良かった。
雪倉と小蓮華の裏の斜面を観察できなくて残念。その後もガス。足下の草花が可愛くきれいで励まされた。一気に視界が晴れることを期待したがだめ押しのガスで小屋着。
距離が遠いことと御飯を楽しみにして小屋泊。感染対策でシーツ持参と言われ、悩んで寝袋を持ってきたが同室の方は誰もシーツを持参しておらず。。とりあえず寝袋で就寝。御飯が美味しかった。
2日目(朝食:おにぎり小 行動食:アミノゼリー、押し寿司×3 水の補給(白鳥))
朝から快晴で安心する。風強く樹林帯までハードシェル着用。吹き上げのコルからは日本海も良く見える。五輪山の南北面を観察できて嬉しい。池の水と花、自然のビオトープがきれい。
黒岩山付近の稜線は左に海、右に山谷が見えて行程中一番気に入りました。昼前に目的の栂池山荘着。早く帰れるに越したことはないので白鳥まで進みました。
3日目(朝食:パン 行動食:アミノゼリー、ミニ羊羹 水の補給(シキ割))
親不知駅は9時の次は13時。9時の電車に乗るべく4時発の予定だったが、晴れ予報なのに、起きるとまたガスと雨。少し待って晴れるならと二度寝。6時過ぎに目を覚ますが相変わらず。7時半までには出ると決めて、小屋にあった記念誌を読みながら待つ。結局ガスの中出発。坂田峠の手前で3種類の獣の声を聞く。恐くて足取りが早まる。その後は足下柔らかく歩きやすい。一部、水はけ悪く長いぬかるみもあった。入道山で道中何度かお話ししたSumi8848さんに追いつき海までご一緒させてもらう。ホテルでお風呂につかり、だめ押しで小野健さん著書を読み送迎を待つ。駅で再びSumi8848さん(なんと徒歩)と合流し、一緒に猿倉まで。色々とお話につきあってもらいお世話になりました。
まとめ
3日目の低標高帯もガスだったこともあり、総じて涼しくて歩きやすかった。日本海まで稜線をあるいて行けることに感動しました。整備していただいてありがとうございます。
準備
気温:9月上旬 晴れ予報 最高25℃、最低17℃
標高:朝日小屋は2400m 栂海山荘1500m
不安:距離が長い。エスケープがない。熊。虫。
安心:岩場など足場の悪い大きな高低差はない。水場が多い。
道具
・悩まずに持参した物 約6000g
ザック(エクスペド ライトニング45)1000g
ポール(BDカーボンFLZ)420g
ダウン(モンベル)250g
ハードシェル(オゾロ)350g
小物(ヘッデン、歯磨き、耳栓、紙類、絆創膏類、虫除けなど)600g
モバイルバッテリー、予備スマホ 500g
水(プラティパス1L+経口補水液500ml)、食料 2500g
服(3日分)
・悩んで持参した物 約1500g
寝袋(モンベル♯3)550g →小屋泊で毛布もあるので不要だったかも△
アイゼン(軽アイゼン)200g →雪渓の距離短く不要だったかも△
食器火器類(メタ)400g →湯沸かしだけなので用足りた◎
水筒(RIVERS500ml)200g →小屋でお茶もらいます寿司と食す◎
手袋(薄手)100g →白馬山頂の強風雨、下山時のロープ握る◎
・悩んで持参しなかった物
ツエルト(ファイントラック)380g
マット(エクスペド ダウンXP7)580g
アイゼン(12本)550g
メット(ペツル メテオ)350g
食器火器類(ガス缶等、マイクロレギュレター)800g
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