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Yamareco

記録ID: 341805
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

35年ぶりの空木岳<2,863.7m>

2013年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:43
距離
16.6km
登り
1,756m
下り
1,758m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●池山林道終点<EL.1,378m>5:05 ---- 鷹打場<EL.1,503m>5:24 ---- 水場<EL.1,750m>5:50/5:57 ---- 尻無<EL.1,924m>6:20 ---- マセナギ<EL.1,970m>6:28 -- 大地獄<EL.2,175m>7:09 -- 迷尾根<EL.2,211m>7:23 ---- 空木平分岐<EL.2,534m>8:29 ---- 駒石<EL.2,655m>8:57 ---- 駒峰ヒュッテ<EL.2,794m>9:33 ---- 空木岳<EL.2,863.7m>9:45/9:50

●空木岳<EL.2,863.7m>9:50 ---- 駒峰ヒュッテ<EL.2,794m>10:00/10:20 ---- 空木平避難小屋<EL.2,517m>11:07/11:13 ---- 空木平分岐<EL.2,534m>11:25 ---- 迷尾根<EL.2,211m>12:17/12:22 -- 大地獄<EL.2,175m>12:30 ---- マセナギ<EL.2,011m>13:02 ---- 尻無<EL.1,924m>13:08 --(遊歩道コース)-- 池山小屋<EL.1,759m>13:29 ---- 池山<EL.1,773.8m>13:41 ---- 鷹打場<EL.1,503m>14:10/14:20 ---- 池山林道終点<EL.1,378m>14:40
天候 曇/小雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道 駒ヶ根ICより池山林道終点まで約10km 約20分
日本シームレス地質図
https://gbank.gsj.jp/seamless/maps.html
空木岳
1330:後期白亜紀の珪長質深成岩類(新期領家花崗岩類)
約1億年前〜6500万年前にマグマが地下の深いところで冷えて固まった花崗岩質の深成岩(新期領家)
4
日本シームレス地質図
https://gbank.gsj.jp/seamless/maps.html
空木岳
1330:後期白亜紀の珪長質深成岩類(新期領家花崗岩類)
約1億年前〜6500万年前にマグマが地下の深いところで冷えて固まった花崗岩質の深成岩(新期領家)
池山林道終点<EL.1,378m>5:05
15台程度駐車可能。
2013年09月07日 05:03撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 5:03
池山林道終点<EL.1,378m>5:05
15台程度駐車可能。
鷹打場<EL.1,503m>5:24
池山山頂へは午後から天気が崩れることと、急登で笹が伸びているため帰路に寄ることとする。
2013年09月07日 05:24撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
9/7 5:24
鷹打場<EL.1,503m>5:24
池山山頂へは午後から天気が崩れることと、急登で笹が伸びているため帰路に寄ることとする。
水場<EL.1,750m>5:50/5:57
2013年09月07日 05:50撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 5:50
水場<EL.1,750m>5:50/5:57
水場より100mで池山小屋へ。
池山小屋にも水場が有ります。
2013年09月07日 05:54撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
2
9/7 5:54
水場より100mで池山小屋へ。
池山小屋にも水場が有ります。
四辻の分岐<EL.1,750m>5:57
左側の遊歩道コースは帰路に降りることとし、右側の山腹をまいてから尾根に出るコースを採ります。
2013年09月07日 05:57撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
9/7 5:57
四辻の分岐<EL.1,750m>5:57
左側の遊歩道コースは帰路に降りることとし、右側の山腹をまいてから尾根に出るコースを採ります。
尻無<EL.1,924m>6:20
遊歩道コースと合流します。
「尻無」は出口がはっきりしない。背後がはっきりしない地形が語源か。
2013年09月07日 06:20撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 6:20
尻無<EL.1,924m>6:20
遊歩道コースと合流します。
「尻無」は出口がはっきりしない。背後がはっきりしない地形が語源か。
マセナギ<EL.1,970m>6:28
2013年09月07日 06:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 6:28
マセナギ<EL.1,970m>6:28
数字が抜けている有名な注意看板
<EL.2,098m>6:50

2013年09月07日 06:50撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
9/7 6:50
数字が抜けている有名な注意看板
<EL.2,098m>6:50

「この先○00メートルは急峻でヤセ尾根のため転落、滑落事故が多発しています。十分注意して下さい。」
迷尾根の同様な看板まで500メートルの距離です。
2013年09月07日 06:50撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 6:50
「この先○00メートルは急峻でヤセ尾根のため転落、滑落事故が多発しています。十分注意して下さい。」
迷尾根の同様な看板まで500メートルの距離です。
旧道分岐<EL.2,171m>7:08
立ち入らないこと。
旧道は急峻な岩場に架かった木道を渡りました。
2013年09月07日 12:33撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 12:33
旧道分岐<EL.2,171m>7:08
立ち入らないこと。
旧道は急峻な岩場に架かった木道を渡りました。
新小地獄?<EL.2,173m>7:09
2013年09月07日 07:09撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 7:09
新小地獄?<EL.2,173m>7:09
7:13
鎖場を登った尾根で見える宝剣岳。
2013年09月07日 07:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 7:13
7:13
鎖場を登った尾根で見える宝剣岳。
<EL.2,191m>7:14
ヘリの荷下ろし場
2013年09月07日 07:14撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 7:14
<EL.2,191m>7:14
ヘリの荷下ろし場
旧道分岐<EL.2,183m>7:16
立ち入らないこと。
2013年09月07日 12:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 12:28
旧道分岐<EL.2,183m>7:16
立ち入らないこと。
良く整備された道を進みます。
2013年09月07日 07:20撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 7:20
良く整備された道を進みます。
トリカブト
2013年09月07日 07:22撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 7:22
トリカブト
迷尾根<EL.2,211m>7:23
2013年09月07日 07:23撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 7:23
迷尾根<EL.2,211m>7:23
迷尾根の数字が抜けている注意看板。
2013年09月07日 07:23撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 7:23
迷尾根の数字が抜けている注意看板。
迷尾根を過ぎても、ステップ、単管階段、木製階段有り。
2013年09月07日 07:37撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 7:37
迷尾根を過ぎても、ステップ、単管階段、木製階段有り。
2013年09月07日 07:37撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 7:37
2013年09月07日 08:26撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 8:26
空木平分岐<EL.2,534m>8:29
2013年09月07日 08:29撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 8:29
空木平分岐<EL.2,534m>8:29
空木平分岐を越えると森林限界です。
空木岳頂上はガスっています。
2013年09月07日 08:33撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 8:33
空木平分岐を越えると森林限界です。
空木岳頂上はガスっています。
夏が過ぎ赤く色づいたウラジロナナカマドの実。
2013年09月07日 08:45撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 8:45
夏が過ぎ赤く色づいたウラジロナナカマドの実。
ハイマツの緑に映える花崗岩の白い岩塔である駒石。
2013年09月07日 08:52撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 8:52
ハイマツの緑に映える花崗岩の白い岩塔である駒石。
駒石<EL.2,655m>8:57
木曽駒花崗岩。
2013年09月07日 09:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:00
駒石<EL.2,655m>8:57
木曽駒花崗岩。
暗色含有物は苦鉄質火成岩で変輝緑岩と呼ばれています。
2013年09月07日 09:02撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:02
暗色含有物は苦鉄質火成岩で変輝緑岩と呼ばれています。
タマネギ状風化 (onion weathering)
昼と夜の温度差によって花崗岩の表面が風化し、タマネギの皮をむいたような状態になっているもので、タマネギ状風化といいます。
2013年09月07日 08:57撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 8:57
タマネギ状風化 (onion weathering)
昼と夜の温度差によって花崗岩の表面が風化し、タマネギの皮をむいたような状態になっているもので、タマネギ状風化といいます。
駒石はAからBの段階で、周りが浸食された状況です。
花崗岩類の風化模式断面図。
出典「脆弱地帯の地質特性と対策 北澤秋司著」
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駒石はAからBの段階で、周りが浸食された状況です。
花崗岩類の風化模式断面図。
出典「脆弱地帯の地質特性と対策 北澤秋司著」
ガスの間より飯島街方面を望む。
2013年09月07日 08:59撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 8:59
ガスの間より飯島街方面を望む。
同じく駒ヶ根市方面。天竜川橋が確認できました。
2013年09月07日 08:59撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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同じく駒ヶ根市方面。天竜川橋が確認できました。
駒石の全貌。
2013年09月07日 09:04撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:04
駒石の全貌。
氷食地形の空木平にある避難小屋。
2013年09月07日 09:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:05
氷食地形の空木平にある避難小屋。
花崗岩類の風化模式断面図のD段階。
2013年09月07日 09:07撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:07
花崗岩類の風化模式断面図のD段階。
自然の造形「重石(かさねいし)」
2013年09月07日 09:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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自然の造形「重石(かさねいし)」
駒峰ヒュッテ<EL.2,794m>9:33
2013年09月07日 09:33撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:33
駒峰ヒュッテ<EL.2,794m>9:33
ガスの中の空木岳<EL.2,863.7m>9:45/9:50
二等三角点が有り、三角点名は「駒ヶ岳」で、昭和2年(1927年)の陸地測量部5万分の1の地形図では山名は「前駒ヶ岳」と表示されています。
2013年09月07日 09:50撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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ガスの中の空木岳<EL.2,863.7m>9:45/9:50
二等三角点が有り、三角点名は「駒ヶ岳」で、昭和2年(1927年)の陸地測量部5万分の1の地形図では山名は「前駒ヶ岳」と表示されています。
標柱の土台を見ると長い年月で雨、風でマサドが浸食された様子が伺える。
2013年09月07日 09:45撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:45
標柱の土台を見ると長い年月で雨、風でマサドが浸食された様子が伺える。
登頂記念写真。
2013年09月07日 09:48撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 9:48
登頂記念写真。
浸食が進む登山道。
2013年09月07日 09:56撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 9:56
浸食が進む登山道。
駒峰ヒュッテの鐘<EL.2,794m>10:00/10:20
余談ですが我が家の玄関にも同様な鐘を付けています。
2013年09月07日 10:04撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:04
駒峰ヒュッテの鐘<EL.2,794m>10:00/10:20
余談ですが我が家の玄関にも同様な鐘を付けています。
駒峰ヒュッテ トイレ
2013年09月07日 10:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 10:00
駒峰ヒュッテ トイレ
綺麗な小屋内部。
管理人さんからコーヒーと一口羊羹をいただきました。ありがとうございました。
2013年09月07日 10:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:05
綺麗な小屋内部。
管理人さんからコーヒーと一口羊羹をいただきました。ありがとうございました。
料金表
2013年09月07日 10:04撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:04
料金表
10:20
駒峰ヒュッテを後に空木平に進む。
2013年09月07日 10:20撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 10:20
10:20
駒峰ヒュッテを後に空木平に進む。
イワツメクサ
2013年09月07日 10:25撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:25
イワツメクサ
ミヤマアキノキリンソウ
2013年09月07日 10:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:28
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマトウキ
2013年09月07日 10:34撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:34
ミヤマトウキ
エゾオヤマノリンドウ
2013年09月07日 10:34撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:34
エゾオヤマノリンドウ
苦鉄質火成岩で変輝緑岩。
花崗岩と比べ鉄やマグネシウムが多いマグマが固まったもの。
2013年09月07日 10:35撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:35
苦鉄質火成岩で変輝緑岩。
花崗岩と比べ鉄やマグネシウムが多いマグマが固まったもの。
チングルマが一面にあり、花期の頃はさぞかし美しいだろう。
名のとおり実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えます。稚児車(ちごくるま)
2013年09月07日 10:36撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:36
チングルマが一面にあり、花期の頃はさぞかし美しいだろう。
名のとおり実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えます。稚児車(ちごくるま)
誰が並べたかわからないが、空木岳の花崗岩類。
2013年09月07日 10:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:39
誰が並べたかわからないが、空木岳の花崗岩類。
左から二つ目…伊奈川花崗岩、三つ目…木曽駒花崗岩、四つ目… 苦鉄質火成岩が入った伊奈川花崗岩
2013年09月07日 10:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:39
左から二つ目…伊奈川花崗岩、三つ目…木曽駒花崗岩、四つ目… 苦鉄質火成岩が入った伊奈川花崗岩
チングルマと
2013年09月07日 10:40撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:40
チングルマと
先日の雨で流れたしまった登山道の跡。
高山植物を踏まないように、小さなケルンを頼りに下ります。
2013年09月07日 10:40撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 10:40
先日の雨で流れたしまった登山道の跡。
高山植物を踏まないように、小さなケルンを頼りに下ります。
花崗岩がマサド化する段階。
2013年09月07日 10:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:42
花崗岩がマサド化する段階。
花崗岩は構成するそれぞれの鉱物の結晶が大きく結合が弱いため、わずかな昼と夜の温度差によって風化していきます。
2013年09月07日 10:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:42
花崗岩は構成するそれぞれの鉱物の結晶が大きく結合が弱いため、わずかな昼と夜の温度差によって風化していきます。
ウサギギク
9月に入ってからの降雨で渇水が解消され、水場も回復しています。
2013年09月07日 10:49撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:49
ウサギギク
9月に入ってからの降雨で渇水が解消され、水場も回復しています。
イブキトラノオ
2013年09月07日 10:53撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:53
イブキトラノオ
ハクサンフウロ
2013年09月07日 10:54撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 10:54
ハクサンフウロ
2013年09月07日 10:56撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 10:56
ダテカンバが現れると空木平避難小屋です。
2013年09月07日 11:02撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:02
ダテカンバが現れると空木平避難小屋です。
空木平避難小屋<EL.2,517m>11:07/11:13
2013年09月07日 11:07撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:07
空木平避難小屋<EL.2,517m>11:07/11:13
避難小屋を利用する人は一人1,000円の協力金をお願いします。
2013年09月07日 11:07撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:07
避難小屋を利用する人は一人1,000円の協力金をお願いします。
2011年7月からの寄せ書き帳。
2013年09月07日 11:08撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:08
2011年7月からの寄せ書き帳。
綺麗な小屋内部。
2013年09月07日 11:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:11
綺麗な小屋内部。
避難小屋トイレ
2013年09月07日 11:12撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:12
避難小屋トイレ
小屋入り口に敷き詰められた花崗岩類。
雨が強くなってきたため急いで下山。
2013年09月07日 11:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 11:11
小屋入り口に敷き詰められた花崗岩類。
雨が強くなってきたため急いで下山。
マセナギ<EL.2,011m>13:02
ガスで薙の様子を撮影できず。
マセナギ断層が観察できる場所。
2013年09月07日 13:03撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 13:03
マセナギ<EL.2,011m>13:02
ガスで薙の様子を撮影できず。
マセナギ断層が観察できる場所。
尻無より遊歩道をとおり
池山小屋四辻の分岐<EL.1,750m>13:25
2013年09月07日 13:25撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 13:25
尻無より遊歩道をとおり
池山小屋四辻の分岐<EL.1,750m>13:25
池山小屋<EL.1,759m>13:29
菅の台から池山までのハイキングの団体。
植物を平気で採取していた。
2013年09月07日 13:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 13:28
池山小屋<EL.1,759m>13:29
菅の台から池山までのハイキングの団体。
植物を平気で採取していた。
少し汚れた小屋内部。
2013年09月07日 13:29撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 13:29
少し汚れた小屋内部。
池山<EL.1,773.8m>13:41
2013年09月07日 13:41撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 13:41
池山<EL.1,773.8m>13:41
三等三角点有り。
2013年09月07日 13:41撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 13:41
三等三角点有り。
晴れれば少し木が伸びたが千畳敷方面が見えるはず。
2013年09月07日 13:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 13:42
晴れれば少し木が伸びたが千畳敷方面が見えるはず。
鷹打場<EL.1,503m>14:10/14:20
野生動物観察棟有り。
2013年09月07日 14:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 14:15
鷹打場<EL.1,503m>14:10/14:20
野生動物観察棟有り。
観察棟内部。
2013年09月07日 14:16撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 14:16
観察棟内部。
池山林道終点到着<EL.1,378m>14:40
2013年09月07日 14:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 14:39
池山林道終点到着<EL.1,378m>14:40
林道の崩落個所の復旧工事が完了したため7月11日より林道終点まで入ることができるようになりました。通行可の期間10月中旬(予定)まで。
2013年09月07日 14:58撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9/7 14:58
林道の崩落個所の復旧工事が完了したため7月11日より林道終点まで入ることができるようになりました。通行可の期間10月中旬(予定)まで。
崩落個所から駒ヶ根市が一望できます。
入山時夜景が綺麗でした。
2013年09月07日 14:57撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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9/7 14:57
崩落個所から駒ヶ根市が一望できます。
入山時夜景が綺麗でした。
撮影機器:

感想

 35年ぶりの登山といっても、学生時代11人で前夜旧池山小屋に泊まり、朝3時に出発し南駒ヶ岳までの往復を予定していましたが、雷雨のため空木平手前で引き返した思い出のコースでした。
 体調も回復し、11時間の歩行時間も耐えることができるようになり、今回の挑戦となりました。
 あいにくの天気となりましたが、秋の快晴日に再び同じコースで挑戦したいと思います。


●観察等のポイント 花崗岩の風化と浸食、岩塔


<地質説明(案内)のためのメモ> 登山道の自然を楽しむ。

○中央構造線の内帯である領家帯花崗岩は岩石の性質や生成時期の違いによって沢山の岩体に区分され命名されています。今回登った空木岳は新期の花崗岩で2つの花崗岩に分類されます。
 ・伊奈川花崗岩…‥中央アルプス中部から南・東濃〜三河かけて中部地方領家帯の西縁近くに分布している。名前は木曽川水系の伊奈川より命名された。
 ・木曽駒花崗岩…‥木曽駒ヶ岳を中心とする岩帯で南北12km、東西10kmの楕円形に露出する。
○タマネギ状風化 (onion weathering 、onion-skin weathering)
 花崗岩の表面が風化し、タマネギの皮をむいたような状態になっているもので、タマネギ状風化という。これは、昼と夜の温度差によって岩石の表面と内部で膨張量の差ができることによるひずみで割れ目が入るために起こる。
○空木岳三角点名
 山頂には二等三角点が有り、三角点名は「駒ヶ岳」であるため空木岳の名前は比較的新しいことが分かる。昭和2年(1927年)の陸地測量部5万分の1の地形図では山名は「前駒ヶ岳」と表示されている。
○池山
 空木岳から山麓の菅ノ台まで派出した尾根の末端にある。山頂の奥の池山小屋には窪地があり、雨期には水が貯まっている。山頂には三等三角点があり木曽駒ヶ岳、南アルプス方面が展望できる。 

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コメント

お久しぶりです。
岩石の説明をされるJJ0JVLさんのレコを楽しく拝見しています。
ありがとうございます。

ちょうど1ヶ月前に空木平を歩いた時は、一面のチングルマが満開でした。

風車になったら見事だろうなぁと思いながら下ったのを思い出します。

今年は夏の暑さが厳しかった分、紅葉に期待出来るかも知れませんね。

自分もダケカンバとナナカマドの紅葉の時期に再訪する予定です。
2013/9/11 8:39
こちらこそ こんばんは。
hide227 様 コメントありがとうございます。

 高山植物を踏みつけないよう注意しながら空木平を降りましたが、高山植物の宝庫ですね。1ヶ月前はさぞかし高山植物が綺麗だったと思います。
 今回はあいにくの天気でしたが、濃紺の空と紅葉が映える時期に登りたいと思います。
 10月に入ると伊那山地でマツタケ狩りですので11月になるかもしれません。
2013/9/11 19:31
タマネギ状風化
 JJ0JVLさん 今晩は

 岩が風化して丸みを帯びるのを良く見ていましたが,タマネギ状風化って言うんですね。呼び名があるとは知りませんでした。JJ0JVLさんのレコは非常に勉強になり,有り難いです。

 駒石,懐かしいです。途中で の調子が悪くなり,山頂でメモリーの抜き差しや,電池の出し入れ等を行い,途中撮影した駒石等の沢山の写真を破棄。山頂の写真のみをやっと撮影したのを思いだしました。

 思い出しついでにレコを見返したところ,空木岳は凄い勢いで浸食されているようです。
 今の三角点が随分ノッポになっているのに驚かせられました
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=52851&pid=d4f50fdbda8fde57acf11cea61f2d43f

 こらからも,岩情報を楽しみにしていますので,宜しくお願いします。
2013/9/12 0:19
浸食と風化について
yamabitoさん おはようございます。

 コメントありがとうございます。
 空木岳頂上の写真を比べて見ると浸食されている様子がよくわかります。本当にありがとうございます。
 タマネギ状風化ですが、駒石の下部の写真も撮影していますので参考に見てください。
 タマネギの層みたいになっています。
 今週末は天気が良ければ桂小場より駒ヶ岳へと考えております。ではまた。
2013/9/12 8:30
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