八甲田山 薄らと見えるのは北海道か?


- GPS
- 04:20
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 717m
- 下り
- 694m
コースタイム
大岳避難小屋9:47 大岳山頂10:26 八甲田清水11:23 薬師神社
下山口12:20
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無い 酸ヶ湯温泉から毛無岱・大岳・八甲田山清水までの道は良く整備されていて歩きやすい 前日・当日と酢ヶ湯湯治部へに連泊してヒバ千人風呂を堪能する。 旅館部と食事の違いは夕食の品数が違うだけで、朝食はバイキングなので一緒である。 多少部屋が古いのを我慢すれば、宿泊代は2千円ほど安くなる。 名湯酢ヶ湯は湯治客が多いいからか、食事の時に酒の持ち込みができる珍しい旅館だ。 |
写真
感想
酸ヶ湯温泉横の登山口を7:40に出発する。
NHKの日本百名山では、大岳に酸ヶ湯温泉から仙人岱経由で登り毛無岱に降りているが、私はその逆回りの時計回りに登ることにした。
その方が毛無岱の景色をゆっくりと楽しみながら登れるような気がしたからである。
毛無岱のことを深田久弥は『これほど美しい高原は滅多にない。豪華な絨毯を引いたようなその原には、可憐な沼がいくつも点在し、その脇には形のいい這松が枝を広げている。周囲には丈の低いアオモリトドマツが風情を添え、その結構な布置といい、背景の効果といい、誠に神の工を尽くした名園のおもむきがある。』と言っている。
誠にその通りの美しさだ、秋にもう一度来たくなった。
下毛無岱では大岳に雲がかかっていたが、上毛無岱では雲が取れて山頂が見える。
昨日登った岩木山が津軽平野に聳える、今日は霧も風もないようだ。
津軽の人は岩木山が漢字の「山」の発祥だと信じているのも分かる気がする。
暫く行くとリックに背丈ぐらいの竹杖を持った爺さんに追いつき話しかけると、74歳の方で毎日この先の雪渓にスキーをしに来て2時頃帰っていると言うではないか!
元気なお年寄りがいたものだと感心しながら進むもどこにも雪渓らしきものは出てこないので、通りかかった八戸の方にその話をしてみると登山道とは方向の違う斜面に雪渓が有り今の時期にもコースは短いけどスキーができるらしい。
凄い仙人に出会えたようだ。
山頂では青森市と大きなCの字の陸奥湾、小川原湖と太平洋、下北半島とその後ろに微かに北海道の影が、周りの山々と岩木山・白神岳・岩手山とまさに360度の大パノラマが見える。
昨日大風が吹いたせいか、地元の何回も登っている人が驚くほど遠くまで景色が見えているらしい。
下山路でも鏡池から仙人岱とお花畑が続き楽しませてくれる。
毛無岱から周り正解であった、八甲田山はまた登りたいと思わせる良い山だった。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
遠くまで見渡せたようで、良い時に登りましたね。
拙者は八甲田大岳に登ったことはあるも、毛無岱を歩いたことがないので、昨年、酸ヶ湯に泊ってその翌日・・・と思っていたら、起床してみたら思わぬ腹部の不調(下痢です)に襲われ、あえなく計画中止
「八甲田山はまた登りたいと思わせる良い山」なんですねぇ
いつも投稿ありがとうございます。
今回の東北遠征は天気が悪く、予定の半分で台風が来るので帰ってきてしまいました。
ただ憧れの酸ヶ湯温泉湯治棟に連泊して、八甲田山を歩けたのは良かったですね。
また宜しくお願いします。
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