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Yamareco

記録ID: 3307443
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川連峰・馬蹄形縦走/反時計回り

2021年06月20日(日) 〜 2021年06月21日(月)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
29.3km
登り
2,811m
下り
2,812m

コースタイム

1日目
山行
11:13
休憩
1:19
合計
12:32
5:04
5:07
55
6:02
6:12
61
7:13
7:18
95
8:53
9:12
19
11:50
11:57
82
13:19
13:48
56
2日目
山行
9:50
休憩
2:11
合計
12:01
3:09
84
4:33
4:53
40
5:33
5:43
95
7:18
7:29
30
7:59
8:10
80
9:30
10:10
15
10:25
10:39
8
10:47
10:58
25
谷川岳肩ノ小屋
11:23
20
11:43
29
12:12
12:18
36
13:58
14:00
48
14:48
14:54
16
谷川岳ロープウェイ・土合口駅前
15:10
白毛門登山口駐車場
天候 20日(日):曇り一時霧雨 21日(月):晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口付近、土合橋の駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
崩壊地のトラバース数箇所あり。
谷川岳肩ノ小屋直下、急斜面の雪田の標高差は約30m(6/21現在)
その他周辺情報 直帰しました。
6/20(日) 2:15 東黒沢・白毛門登山口(680m)出発!

樹林帯の急登は雨上がりで蒸していました。
この時間に出発しても速いペースの方々にどんどん道を譲っていきます。
1
6/20(日) 2:15 東黒沢・白毛門登山口(680m)出発!

樹林帯の急登は雨上がりで蒸していました。
この時間に出発しても速いペースの方々にどんどん道を譲っていきます。
5:07 白毛門を見上げる

予報どおりの空模様で、天候は回復しきっていない。
朝日岳までは3回歩いてますが、晴れたのは1回だけ。
自分はなぜか馬蹄形東側と相性が悪い。
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5:07 白毛門を見上げる

予報どおりの空模様で、天候は回復しきっていない。
朝日岳までは3回歩いてますが、晴れたのは1回だけ。
自分はなぜか馬蹄形東側と相性が悪い。
弱々しいながらも時折朝日を浴びつつ白毛門へ。
松ノ木沢ノ頭からは西風がやや強く寒いのでレインウェア着用。
濡れた岩場は滑りやすくて注意。

なお松ノ木沢ノ頭の山名標は無くなっていました。
1
弱々しいながらも時折朝日を浴びつつ白毛門へ。
松ノ木沢ノ頭からは西風がやや強く寒いのでレインウェア着用。
濡れた岩場は滑りやすくて注意。

なお松ノ木沢ノ頭の山名標は無くなっていました。
6:01 白毛門山頂(1,720m)到着

4時間弱で白毛門山頂到着。ここまでは3年前とほぼ同じペース。
天候回復しそうな兆しはあったけど、まだだめそう。
朝日岳辺りで晴れてくれればいいなと思いつつ先へ向かいます。

6:12 白毛門山頂出発

笠ヶ岳直下の急登も頑張りどころ。


7:13 笠ヶ岳山頂(1,852m)

晴れていれば絶景の山頂も、視界無いうえに霧雨交じりの強風で寒い。


7:20 笠ヶ岳山頂出発

朝日岳までは地味なアップダウンが続く地味にしんどい区間。
稜線の西側に回れば相変わらず強風で寒い。但し霧雨は収まり、ゆっくりながらも天候回復は確実の様子。
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6:01 白毛門山頂(1,720m)到着

4時間弱で白毛門山頂到着。ここまでは3年前とほぼ同じペース。
天候回復しそうな兆しはあったけど、まだだめそう。
朝日岳辺りで晴れてくれればいいなと思いつつ先へ向かいます。

6:12 白毛門山頂出発

笠ヶ岳直下の急登も頑張りどころ。


7:13 笠ヶ岳山頂(1,852m)

晴れていれば絶景の山頂も、視界無いうえに霧雨交じりの強風で寒い。


7:20 笠ヶ岳山頂出発

朝日岳までは地味なアップダウンが続く地味にしんどい区間。
稜線の西側に回れば相変わらず強風で寒い。但し霧雨は収まり、ゆっくりながらも天候回復は確実の様子。
8:53 朝日岳山頂(1945.2m)到着

結局、視界が晴れないまま、朝日岳に到着。
まだ風も強いので長居はせず、少し下ったところで風を避けて一息入れることにします。
2
8:53 朝日岳山頂(1945.2m)到着

結局、視界が晴れないまま、朝日岳に到着。
まだ風も強いので長居はせず、少し下ったところで風を避けて一息入れることにします。
宝川温泉分岐点では風も収まり、良い休憩ポイントでした。


9:12 宝川温泉分岐点(1,910m)出発

ジャンクションピークを経て、清水峠までの長い下りへ。
本来は展望の良い尾根のはずが、しつこい雲がなかなか取れず。
もう今日はトレーニングのために縦走する心構えに切り換えました。
宝川温泉分岐点では風も収まり、良い休憩ポイントでした。


9:12 宝川温泉分岐点(1,910m)出発

ジャンクションピークを経て、清水峠までの長い下りへ。
本来は展望の良い尾根のはずが、しつこい雲がなかなか取れず。
もう今日はトレーニングのために縦走する心構えに切り換えました。
11:19 清水峠手前の送電線鉄塔

この頃、日差しが差して展望も広がり始めましたが、結果的には一時的なものでした。
もう期待も落胆もせずに先へ進みます。
11:19 清水峠手前の送電線鉄塔

この頃、日差しが差して展望も広がり始めましたが、結果的には一時的なものでした。
もう期待も落胆もせずに先へ進みます。
11:50 白崩避難小屋(1,440m)到着

本来なら牧歌的な光景が広がる清水峠も残念な状況でした。
避難小屋の扉が開いているのは中でパーティーの方々が休憩中のため。


11:56 白崩避難小屋出発
2
11:50 白崩避難小屋(1,440m)到着

本来なら牧歌的な光景が広がる清水峠も残念な状況でした。
避難小屋の扉が開いているのは中でパーティーの方々が休憩中のため。


11:56 白崩避難小屋出発
遠くからでもよく目立つ送電線監視所の建物。
これを過ぎるとちょっと頑張りどころの急登があるけど相変わらず先が見えない。
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遠くからでもよく目立つ送電線監視所の建物。
これを過ぎるとちょっと頑張りどころの急登があるけど相変わらず先が見えない。
3年前はここに来る頃はバテバテでしたが、今日はなぜかまだ余力を感じました。
ほぼ日差しを浴びず、暑さと無縁だと体力消耗が抑えられることを実感。
でも疲れても天気の良い方がいいんですが。
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3年前はここに来る頃はバテバテでしたが、今日はなぜかまだ余力を感じました。
ほぼ日差しを浴びず、暑さと無縁だと体力消耗が抑えられることを実感。
でも疲れても天気の良い方がいいんですが。
昼を過ぎて風が乾いてきたように感じました。
時折、眩しい青空も覗きます。
昼を過ぎて風が乾いてきたように感じました。
時折、眩しい青空も覗きます。
七ツ小屋山へ向けて本来は好展望の稜線を進みます。
2
七ツ小屋山へ向けて本来は好展望の稜線を進みます。
13:19 七ツ小屋山山頂(1674.7m)到着

この頃、雲底が高くなり、最も展望が良好な状態となりました。
蓬峠へ続く草原の稜線が見えています。もっと雲が取れてほしいけど、今日はこれが限界でした。
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13:19 七ツ小屋山山頂(1674.7m)到着

この頃、雲底が高くなり、最も展望が良好な状態となりました。
蓬峠へ続く草原の稜線が見えています。もっと雲が取れてほしいけど、今日はこれが限界でした。
七ツ小屋山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ


三等三角点
点名:「七ツ小屋」
標高:1674.65m


13:47 七ツ小屋山山頂出発

晴れ待ちを切り上げて蓬ヒュッテへ向かいます。
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七ツ小屋山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ


三等三角点
点名:「七ツ小屋」
標高:1674.65m


13:47 七ツ小屋山山頂出発

晴れ待ちを切り上げて蓬ヒュッテへ向かいます。
1時間ほど草原の稜線を歩いていくと、雲の向こうに蓬ヒュッテが見えてきました。
1時間ほど草原の稜線を歩いていくと、雲の向こうに蓬ヒュッテが見えてきました。
14:44 蓬ヒュッテ(1,529m)到着

3年前は17時に到着した蓬ヒュッテ。今回は想像以上に早く着きましたが、結局天候は回復しきらないまま。
梅雨時で雨に降られなかっただけ良しとしましょう。

到着時、蓬ヒュッテは無人でした。管理人さんは予約の入った時しか居られないようでした。
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14:44 蓬ヒュッテ(1,529m)到着

3年前は17時に到着した蓬ヒュッテ。今回は想像以上に早く着きましたが、結局天候は回復しきらないまま。
梅雨時で雨に降られなかっただけ良しとしましょう。

到着時、蓬ヒュッテは無人でした。管理人さんは予約の入った時しか居られないようでした。
3年前は好天でのテント設営でしたがしょうがない。
晴れていれば本当に爽快な草原の幕営地です。
風が強いので石とペグ両方使ってしっかり設営。
2
3年前は好天でのテント設営でしたがしょうがない。
晴れていれば本当に爽快な草原の幕営地です。
風が強いので石とペグ両方使ってしっかり設営。
テント設営後は直ちに水の確保へ。
蓬ヒュッテから蓬新道を約10分下ったところに水場があります。
ということで登り返しがしんどい。
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テント設営後は直ちに水の確保へ。
蓬ヒュッテから蓬新道を約10分下ったところに水場があります。
ということで登り返しがしんどい。
水量は豊富でキンキンに冷えた美味しい水です♪
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水量は豊富でキンキンに冷えた美味しい水です♪
水を確保すると本当に落ち着ける時間となります。
結局、この日は見た限りではテント2張、小屋泊お一人。

ここでは電波が届いたことにより、明日の天気予報を入手。
今日の分まで楽しめる登山日和となりそうです!!

18時過ぎには就寝し、翌1時起床とします。
2
水を確保すると本当に落ち着ける時間となります。
結局、この日は見た限りではテント2張、小屋泊お一人。

ここでは電波が届いたことにより、明日の天気予報を入手。
今日の分まで楽しめる登山日和となりそうです!!

18時過ぎには就寝し、翌1時起床とします。
6/21(月) 3:09 蓬ヒュッテ(1,529m)出発

武能岳の手前で夜明けとなりました!
心洗われる夜明け前の絶景でした。


好天が約束された日ということもあり、出発準備もモチヴェーションが上がりました。
但し、前日から登山靴などを乾かすことができなかったので、湿った靴への足入れが大変でした。
好天時には気になりませんがだいぶ履き古している登山靴で、防水が利かなくなっていました。
既に数回ソールを変えているので、近々登山靴更新が必要なようです。
「乾いていること」がどれほど素晴らしいことなのかがよく分かります。
1
6/21(月) 3:09 蓬ヒュッテ(1,529m)出発

武能岳の手前で夜明けとなりました!
心洗われる夜明け前の絶景でした。


好天が約束された日ということもあり、出発準備もモチヴェーションが上がりました。
但し、前日から登山靴などを乾かすことができなかったので、湿った靴への足入れが大変でした。
好天時には気になりませんがだいぶ履き古している登山靴で、防水が利かなくなっていました。
既に数回ソールを変えているので、近々登山靴更新が必要なようです。
「乾いていること」がどれほど素晴らしいことなのかがよく分かります。
朝日岳の北の肩、ジャンクションピークの辺りから日の出
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朝日岳の北の肩、ジャンクションピークの辺りから日の出
4:28 武能岳山頂(1,760m)到着!

朝日が当たり始めた頃に武能岳に到着!
3年前と違ってまだブヨがいないのでゆっくりできました。
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4:28 武能岳山頂(1,760m)到着!

朝日が当たり始めた頃に武能岳に到着!
3年前と違ってまだブヨがいないのでゆっくりできました。
昨日の消化不良感が一掃されるご来光でした!
2
昨日の消化不良感が一掃されるご来光でした!
武能岳山頂でのあおいとひなた
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武能岳山頂でのあおいとひなた
朝日を浴びる蓬峠付近の草原の稜線!
この区間は近い将来にリトライします。
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朝日を浴びる蓬峠付近の草原の稜線!
この区間は近い将来にリトライします。
この光景を見れただけで、霧の中歩いた昨日の苦労は報われました。


4:53 武能岳山頂出発
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この光景を見れただけで、霧の中歩いた昨日の苦労は報われました。


4:53 武能岳山頂出発
朝日を背にして、いよいよ茂倉岳へ!
見惚れる光景が続きますが、笹平までは激下りもあるので要注意。
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朝日を背にして、いよいよ茂倉岳へ!
見惚れる光景が続きますが、笹平までは激下りもあるので要注意。
笹平に下りてくると、まもなく最低コル(1594m)到着。
もう暑くなってきたので、レインウェアを脱いで夏仕様へ。
やはり太陽は偉大です!
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笹平に下りてくると、まもなく最低コル(1594m)到着。
もう暑くなってきたので、レインウェアを脱いで夏仕様へ。
やはり太陽は偉大です!
5:54 茂倉岳へ向けて登り返し開始

笹平を過ぎるといよいよ今日最も標高差の大きい登りへ!
土合までまだまだ先が長いので、とにかく超スローペースでいきます。
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5:54 茂倉岳へ向けて登り返し開始

笹平を過ぎるといよいよ今日最も標高差の大きい登りへ!
土合までまだまだ先が長いので、とにかく超スローペースでいきます。
最も長い最初の急登をようやく越え、行く手には次の急登。
左奥には一ノ倉岳。茂倉岳は手前の尾根に隠れています。
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最も長い最初の急登をようやく越え、行く手には次の急登。
左奥には一ノ倉岳。茂倉岳は手前の尾根に隠れています。
淡々と登っていると、いつしか武能岳を越えていました。
その向こうには前日歩いた馬蹄形東側の稜線。
天気が1日ずれていればなと思わずにはいられません。
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淡々と登っていると、いつしか武能岳を越えていました。
その向こうには前日歩いた馬蹄形東側の稜線。
天気が1日ずれていればなと思わずにはいられません。
行く手に茂倉岳が見えてきました。
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行く手に茂倉岳が見えてきました。
茂倉岳避難小屋、その奥には主脈の山々も見えてきました。
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茂倉岳避難小屋、その奥には主脈の山々も見えてきました。
笹原広がる稜線の向こうには、山スキーで滑ってみたい芝倉沢。
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笹原広がる稜線の向こうには、山スキーで滑ってみたい芝倉沢。
小さな岩峰を巻くと、いよいよ茂倉岳への最後の登り。
あと少し、あと少し。
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小さな岩峰を巻くと、いよいよ茂倉岳への最後の登り。
あと少し、あと少し。
7:18 茂倉岳山頂(1,978m)到着!

登り返しを始めてから1時間20分。無理のない範囲でほぼ一定のペースで登れた感じでした。
南側には待望の谷川岳が見えてますが、近く見えるのは錯覚でまだまだ遠いのです。
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7:18 茂倉岳山頂(1,978m)到着!

登り返しを始めてから1時間20分。無理のない範囲でほぼ一定のペースで登れた感じでした。
南側には待望の谷川岳が見えてますが、近く見えるのは錯覚でまだまだ遠いのです。
茂倉岳山頂でのあおいとひなた
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茂倉岳山頂でのあおいとひなた
静寂に包まれた絶景の山頂でした。


7:30 茂倉岳山頂出発
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静寂に包まれた絶景の山頂でした。


7:30 茂倉岳山頂出発
次はそれほど遠くはない一ノ倉岳へ向かいます。
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次はそれほど遠くはない一ノ倉岳へ向かいます。
一ノ倉岳直下の雪田を通過。
斜度は緩いので滑り止めの必要はありませんでした。
2
一ノ倉岳直下の雪田を通過。
斜度は緩いので滑り止めの必要はありませんでした。
まもなく一ノ倉岳。ふと見ると昨日から歩いてきた馬蹄形の山々が一望の下です。
梅雨時期にしては空気がかなり澄んでいます。
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まもなく一ノ倉岳。ふと見ると昨日から歩いてきた馬蹄形の山々が一望の下です。
梅雨時期にしては空気がかなり澄んでいます。
7:59 一ノ倉岳山頂(1974.1m)到着

広い山頂の一ノ倉岳を横切って谷川岳へ。
右手の笹原の中に三角点がありますが、3年前に探し当てたので今回はパス。
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7:59 一ノ倉岳山頂(1974.1m)到着

広い山頂の一ノ倉岳を横切って谷川岳へ。
右手の笹原の中に三角点がありますが、3年前に探し当てたので今回はパス。
8:10 一ノ倉岳山頂出発

いよいよ谷川岳へ向けて最後のアップダウン。
一ノ倉岳南側はかなりの急坂で足元注意。
ここで馬蹄形縦走日帰り行程の方々と出会いました。
まだ時計回りで歩いたことがないけど、朝日岳への長大な登りと白毛門からの激下りが厳しそう。
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8:10 一ノ倉岳山頂出発

いよいよ谷川岳へ向けて最後のアップダウン。
一ノ倉岳南側はかなりの急坂で足元注意。
ここで馬蹄形縦走日帰り行程の方々と出会いました。
まだ時計回りで歩いたことがないけど、朝日岳への長大な登りと白毛門からの激下りが厳しそう。
北側からだと谷川岳の非対称山稜の地形がよく分かります。
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北側からだと谷川岳の非対称山稜の地形がよく分かります。
激下りのうちで最も要注意の思われる箇所。
誤って滑落すると一ノ倉沢まで止まらなそう。
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激下りのうちで最も要注意の思われる箇所。
誤って滑落すると一ノ倉沢まで止まらなそう。
長く感じる谷川岳への登り返し開始。
よく整備されていますが、谷川岳の特徴である蛇紋岩で滑らないように注意。
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長く感じる谷川岳への登り返し開始。
よく整備されていますが、谷川岳の特徴である蛇紋岩で滑らないように注意。
展望が広がったところがノゾキと呼ばれる場所で、やはり覗いてしまいます。
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展望が広がったところがノゾキと呼ばれる場所で、やはり覗いてしまいます。
この高度感は谷川岳ならではで、自分は高所恐怖症ではないけど、
クライミングで登ってこられる方々は凄いなと思わざるを得ません。
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この高度感は谷川岳ならではで、自分は高所恐怖症ではないけど、
クライミングで登ってこられる方々は凄いなと思わざるを得ません。
ゆっくりながらも次第にオキノ耳が近付いてきます。
北側からだと何度も偽ピークが現れる感じ。3年前に歩いているはずなのに程よく忘れていました。
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ゆっくりながらも次第にオキノ耳が近付いてきます。
北側からだと何度も偽ピークが現れる感じ。3年前に歩いているはずなのに程よく忘れていました。
遂に鳥居が見えてきました。あれが見えるとオキノ耳までもうすぐ!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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遂に鳥居が見えてきました。あれが見えるとオキノ耳までもうすぐ!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
9:31 谷川岳山頂・オキノ耳(1,977m)到着!!

蓬ヒュッテを出発してから6時間20分。3年前とほぼ同じCTで待望のオキノ耳到着!
前日からの合計18時間の行程を経ての登頂なので、やはり達成感あります!
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9:31 谷川岳山頂・オキノ耳(1,977m)到着!!

蓬ヒュッテを出発してから6時間20分。3年前とほぼ同じCTで待望のオキノ耳到着!
前日からの合計18時間の行程を経ての登頂なので、やはり達成感あります!
谷川岳山頂・オキノ耳でのあおいとひなた


平日のまだ早い時間とはいえ、さすが谷川岳で多くの方々が登ってこられます。


10:10 谷川岳山頂・オキノ耳出発

いつまでも居たい山頂ながら、土合までまだまだ先が長いので出発します。
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谷川岳山頂・オキノ耳でのあおいとひなた


平日のまだ早い時間とはいえ、さすが谷川岳で多くの方々が登ってこられます。


10:10 谷川岳山頂・オキノ耳出発

いつまでも居たい山頂ながら、土合までまだまだ先が長いので出発します。
10:25 谷川岳山頂・トマノ耳(1,963m)到着!

トマノ耳への登り返しは短いけどしんどいです。
トマノ耳の山名標が新しくなっており、これは写真映えしそうです。
馬蹄形の山々はオキノ耳よりも、トマノ耳のほうが見渡しやすいかもしれません。
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10:25 谷川岳山頂・トマノ耳(1,963m)到着!

トマノ耳への登り返しは短いけどしんどいです。
トマノ耳の山名標が新しくなっており、これは写真映えしそうです。
馬蹄形の山々はオキノ耳よりも、トマノ耳のほうが見渡しやすいかもしれません。
谷川岳山頂・トマノ耳でのあおいとひなた


10:39 谷川岳山頂・トマノ耳出発
谷川岳山頂・トマノ耳でのあおいとひなた


10:39 谷川岳山頂・トマノ耳出発
肩ノ小屋と主脈。この光景が好きで何度眺めても飽きないです。
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肩ノ小屋と主脈。この光景が好きで何度眺めても飽きないです。
10:47 谷川岳肩ノ小屋(1,910m)到着

せっかくなのでやはり肩ノ小屋にも寄っておきました。
ここはヤマノススメを初めて知った自分にとって大切な場所です。
初めて谷川岳へ登ってから4年。登った回数は10回に迫ろうとしています。
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10:47 谷川岳肩ノ小屋(1,910m)到着

せっかくなのでやはり肩ノ小屋にも寄っておきました。
ここはヤマノススメを初めて知った自分にとって大切な場所です。
初めて谷川岳へ登ってから4年。登った回数は10回に迫ろうとしています。
10:57 肩ノ小屋出発

あまりゆっくりすると下りがしんどいので、程よく切り上げます。
10:57 肩ノ小屋出発

あまりゆっくりすると下りがしんどいので、程よく切り上げます。
6月も終わりが近いけど、まだ雪田が残っています。
ステップはしっかりとありますが、保険を掛けるつもりで4本爪の簡易アイゼンを装着しました。
天神尾根もまたスキーで滑ってみたいところです。
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6月も終わりが近いけど、まだ雪田が残っています。
ステップはしっかりとありますが、保険を掛けるつもりで4本爪の簡易アイゼンを装着しました。
天神尾根もまたスキーで滑ってみたいところです。
歩いた感じでは雪田は30mくらいかなと思います。
下から見るとやはりそれなりに斜度があります。
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歩いた感じでは雪田は30mくらいかなと思います。
下から見るとやはりそれなりに斜度があります。
天神尾根は南向きの岩場が多く、地面の照り返しもあってか、下るほどに暑さが増してきます。
すれ違う登りの方々も汗をかいて暑そう…。
予想どおり3年前と同様にやはり暑さでバテてきました。ここで一気に疲れが出てくるようです。
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天神尾根は南向きの岩場が多く、地面の照り返しもあってか、下るほどに暑さが増してきます。
すれ違う登りの方々も汗をかいて暑そう…。
予想どおり3年前と同様にやはり暑さでバテてきました。ここで一気に疲れが出てくるようです。
12:12 熊穴沢避難小屋(1,470m)

暑さで頭がボーッとしてくる感じの中、熊穴沢避難小屋に到着。
木陰で一息入れて、更なる下りに備えました。

田尻尾根分岐点まで地味なアップダウンが連続するので、やはり地味にしんどい区間です。
ここはやはり積雪期の尾根直上ルートのほうが楽です。
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12:12 熊穴沢避難小屋(1,470m)

暑さで頭がボーッとしてくる感じの中、熊穴沢避難小屋に到着。
木陰で一息入れて、更なる下りに備えました。

田尻尾根分岐点まで地味なアップダウンが連続するので、やはり地味にしんどい区間です。
ここはやはり積雪期の尾根直上ルートのほうが楽です。
まもなく田尻尾根分岐点というところで、下りてきたばかりの谷川岳が見えてきます。
もう達成感を覚えるほど下りは疲れるものです。
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まもなく田尻尾根分岐点というところで、下りてきたばかりの谷川岳が見えてきます。
もう達成感を覚えるほど下りは疲れるものです。
12:54 田尻尾根分岐点(1,360m)

できる限り自力で歩き切って馬蹄形を繋げたいという思いで、ロープウェイの誘惑を振り切ります。

田尻尾根前半は展望もあって、白毛門がよく見えてきます。
自分にとって晴天率の低い白毛門ですが、今日はご覧のとおり。
2
12:54 田尻尾根分岐点(1,360m)

できる限り自力で歩き切って馬蹄形を繋げたいという思いで、ロープウェイの誘惑を振り切ります。

田尻尾根前半は展望もあって、白毛門がよく見えてきます。
自分にとって晴天率の低い白毛門ですが、今日はご覧のとおり。
田尻尾根から見る谷川岳は貫禄十分!
まだ沢筋に残雪があるけど、もうすっかり夏の様相です。
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田尻尾根から見る谷川岳は貫禄十分!
まだ沢筋に残雪があるけど、もうすっかり夏の様相です。
13:58 田尻尾根取付(910m)

下部は粘土質の滑りやすい地面なので、最後まで気を抜けません。
ここからは簡易舗装の林道下りで足に響きます…。
積雪期なら田尻沢下山コースとなり、スキーであっという間にゴールなんですが。
1
13:58 田尻尾根取付(910m)

下部は粘土質の滑りやすい地面なので、最後まで気を抜けません。
ここからは簡易舗装の林道下りで足に響きます…。
積雪期なら田尻沢下山コースとなり、スキーであっという間にゴールなんですが。
頭上を通っていくロープウェイを見やりながら淡々と下りていきました。
最初に出合う沢で泥だらけのレインウェアのパンツ、スパッツ、登山靴を20分ほどかけて洗い落とし。
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頭上を通っていくロープウェイを見やりながら淡々と下りていきました。
最初に出合う沢で泥だらけのレインウェアのパンツ、スパッツ、登山靴を20分ほどかけて洗い落とし。
14:49 谷川岳ロープウェイ・土合口駅前(730m)

15時前になってようやく土合口駅前に下りてきました!
あとは車道下りを残すのみ。一休みしてから土合橋へ向かいます。

なお道路は2ヶ所で工事のため片側交互通行となっています。
14:49 谷川岳ロープウェイ・土合口駅前(730m)

15時前になってようやく土合口駅前に下りてきました!
あとは車道下りを残すのみ。一休みしてから土合橋へ向かいます。

なお道路は2ヶ所で工事のため片側交互通行となっています。
15:10 白毛門登山口・土合橋駐車場(680m)到着!!

蓬ヒュッテからちょうど12時間の道のりでした!
馬蹄形縦走を歩き切り、最高の達成感と充実の疲労感。

車を出す前に濡れたままのテントなどを乾かします。特にテントを乾かしておくと、帰宅後の後片付けが非常に楽になります。

馬蹄形縦走と谷川連峰の余韻に包まれながら、約3時間の帰途に就きました。
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15:10 白毛門登山口・土合橋駐車場(680m)到着!!

蓬ヒュッテからちょうど12時間の道のりでした!
馬蹄形縦走を歩き切り、最高の達成感と充実の疲労感。

車を出す前に濡れたままのテントなどを乾かします。特にテントを乾かしておくと、帰宅後の後片付けが非常に楽になります。

馬蹄形縦走と谷川連峰の余韻に包まれながら、約3時間の帰途に就きました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 三脚 熊鈴 折畳みイス 軽アイゼン ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

夏山シーズンを前にトレーニングを兼ねてテント泊したいなということで、
3年ぶりの馬蹄形を縦走することにしました。
ここ数年は主脈と馬蹄形を中心に、平標や谷川に至ってはBCでも訪れており、
自分にとって谷川連峰はいつしかお気に入りの山域となっています。

事前の天気予報では初日は回復傾向、2日目は安定して良さそう。ということで、
楽しく歩けるのを東側、西側のどちらに持っていこうかという選択を迫られました。
3年前と同じ向きの反時計回りとなっても、谷川岳を含む西側を重視しました。
理想をいえば両日とも晴れてほしかったのはいうまでもありませんが、
ここ数ヶ月は土日とも安定して晴れるというのを殆ど見ていない気がします。

ほぼ曇りで終始した初日は3年前より2時間も短縮し、所要12時間で余裕をもって蓬ヒュッテに到着。
序盤の白毛門までの急登を除いては涼しいというか寒いくらいで発汗を抑えられたのと、撮影を殆どせずにひたすら先へ進んだのが良いペース配分だったのかも。
2日目は期待どおりの絶好の登山日和で、最高の縦走でしたが暑くてバテました。
でも疲れは抑えられても、やはり好天でないとあまり楽しくないです。
ということで、今回は半分の景色しか見ていないけど、トレーニングとしては申し分ない内容で充実感抜群の馬蹄形縦走でした!

あとは去年夏みたいに梅雨明けがずるずる遅れないことを祈るのみです。

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コメント

摩耶山さん歩です。おはようございます。
ルーンさん おはようございます。
遅くなりすみません。
アルプスへの練習ができたようで、
なによりでした。

私なら 天神平まで乗り物で上がって
肩の小屋泊まり トマノ耳がせいぜいですね。
しかし 神戸から遠いです。

白毛山登山口から ぐるりと 周回されたのね。
すごいな、、初日 11時間、次の日10時間
歩かれて、、それもテント泊装備で、
素晴らしいです。

何時もの早立で あいにくのお天気だったようですね。
尾根では 霧が絡む景色も風情がありますが、、。
七つ小屋へ向けてあたりから、
絶景になったようで、よかったですね。
やはり展望があるのがありがたいです。
テントを張ったとおもえば、
水確保で 谷へと下らねば、、やれやれですね。
次の日は ご来光もすばらしく
朝より 展望だらけとなられて、
楽しまれたようでウ、よかったですね。

霧の中って どくとくの 雰囲気がありませんか、
比良の 小松から登った時かな
霧の中でぞーぞーとしたことがありました。

日焼けにはなりますが 抜けるような青空は気持ちがいいですね。
雪田景色もあり 変化に富むコースですね。
岩々が続き おなじみ「オキノ耳」「トマノ耳」へ。
肩の小屋と主脈の景色はなるほど
よいですね。点々と雪が残り
とんがった山々の重なりと絶景ですね。
下りは暑くなり ばてられたようでした。
お疲れさまでした。
車でテントを乾かすと 手際よく 慣れられたものですね。
しかし三時間のドライブですか。
運転気を付けてくださいね。
ステキな景色を今回もふんだんに、
ありがとうございました。
2021/7/1 9:33
Re: 摩耶山さん歩です。おはようございます。
こんばんは、mayasanpoさん。
本当にご多忙のところをご覧いただいて、そしてコメントまでいただき、
いつもありがとうございます。

今年は滑り納めがちょっと早かったにも関わらず、休みと天気の巡り合わせが悪く、
なかなかテント泊に行けずにいました。梅雨の最盛期を前にギリギリ間に合いました。

谷川岳は確かに神戸からだと遠いですよね。
自分も長野に来るまでは群馬は遥か彼方の世界と思っていました。
それでも谷川岳は間違いなく名山ですので、mayasanpoさんにもいずれ登っていただければと願っています。

馬蹄形縦走は2回ということもあり、ペース配分が慣れた気がします。
始めから長丁場ということを念頭にゆっくりめに歩いています。
初日は霧のせいで暑さとは無縁だったこともあってバテなかったのでしょうね。
元々、初日は晴れてくれればラッキーと思ってたので気持ちの切り替えはスムーズでした。

蓬ヒュッテの水場は徒歩10分くらいのところにあり、本当に水は貴重品という感覚になります。
暑かったらもっと水が美味しかったんだろうなと思います。

最初のナイトハイクはほぼ毎回で、霧の中を歩くこともありますが、
自分の場合は良い意味で図太いといいますか、目に見えるものしか信じないので怖いことはないんです。
とはいっても幽霊でもいいから会いたいと思う、もう実際には会えない大事な人は何人かいます。

2日目は初日の分を取り返すような登山日和!梅雨の6月においては稀有の日でした。
武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、そして谷川岳と馬蹄形の締め括りを好天で楽しむことができました。
去年に縦走した主脈の眺め、そして肩ノ小屋でのひと時と良い時間でした。
最近の肩ノ小屋のツィッターで、直下の雪田は解けて夏道が完全に出たらしいですよ。
天神尾根を下るほどに暑くなり、一気に季節が進んだ感がありました。
暑いけど早く梅雨が明けてほしいです。

部屋が狭いのでテントを乾かすのはすごく手間なんですよ。
いつでもできるわけではないけど、極力帰る前にテントを乾かしたいですね。
帰りのドライブですが、山の余韻に浸りながら気持ち良く運転できます。
殆ど田舎道なので渋滞が無いのが快適で、集中力を持続しやすいです。

梅雨最盛期で山に行き辛い日々が続きますが、筋トレやウォーキングなど
できる範囲で鍛えて夏のアルプスに備えています。
mayasanpoさんも蒸し暑い時期ですがご自愛ください。
ありがとうございました。
2021/7/2 21:57
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