記録ID: 3307443
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰・馬蹄形縦走/反時計回り
2021年06月20日(日) 〜
2021年06月21日(月)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,811m
- 下り
- 2,812m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 12:32
2日目
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 12:01
10:47
10:58
25分
谷川岳肩ノ小屋
14:48
14:54
16分
谷川岳ロープウェイ・土合口駅前
15:10
白毛門登山口駐車場
天候 | 20日(日):曇り一時霧雨 21日(月):晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩壊地のトラバース数箇所あり。 谷川岳肩ノ小屋直下、急斜面の雪田の標高差は約30m(6/21現在) |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
6:01 白毛門山頂(1,720m)到着
4時間弱で白毛門山頂到着。ここまでは3年前とほぼ同じペース。
天候回復しそうな兆しはあったけど、まだだめそう。
朝日岳辺りで晴れてくれればいいなと思いつつ先へ向かいます。
6:12 白毛門山頂出発
笠ヶ岳直下の急登も頑張りどころ。
7:13 笠ヶ岳山頂(1,852m)
晴れていれば絶景の山頂も、視界無いうえに霧雨交じりの強風で寒い。
7:20 笠ヶ岳山頂出発
朝日岳までは地味なアップダウンが続く地味にしんどい区間。
稜線の西側に回れば相変わらず強風で寒い。但し霧雨は収まり、ゆっくりながらも天候回復は確実の様子。
4時間弱で白毛門山頂到着。ここまでは3年前とほぼ同じペース。
天候回復しそうな兆しはあったけど、まだだめそう。
朝日岳辺りで晴れてくれればいいなと思いつつ先へ向かいます。
6:12 白毛門山頂出発
笠ヶ岳直下の急登も頑張りどころ。
7:13 笠ヶ岳山頂(1,852m)
晴れていれば絶景の山頂も、視界無いうえに霧雨交じりの強風で寒い。
7:20 笠ヶ岳山頂出発
朝日岳までは地味なアップダウンが続く地味にしんどい区間。
稜線の西側に回れば相変わらず強風で寒い。但し霧雨は収まり、ゆっくりながらも天候回復は確実の様子。
宝川温泉分岐点では風も収まり、良い休憩ポイントでした。
9:12 宝川温泉分岐点(1,910m)出発
ジャンクションピークを経て、清水峠までの長い下りへ。
本来は展望の良い尾根のはずが、しつこい雲がなかなか取れず。
もう今日はトレーニングのために縦走する心構えに切り換えました。
9:12 宝川温泉分岐点(1,910m)出発
ジャンクションピークを経て、清水峠までの長い下りへ。
本来は展望の良い尾根のはずが、しつこい雲がなかなか取れず。
もう今日はトレーニングのために縦走する心構えに切り換えました。
14:44 蓬ヒュッテ(1,529m)到着
3年前は17時に到着した蓬ヒュッテ。今回は想像以上に早く着きましたが、結局天候は回復しきらないまま。
梅雨時で雨に降られなかっただけ良しとしましょう。
到着時、蓬ヒュッテは無人でした。管理人さんは予約の入った時しか居られないようでした。
3年前は17時に到着した蓬ヒュッテ。今回は想像以上に早く着きましたが、結局天候は回復しきらないまま。
梅雨時で雨に降られなかっただけ良しとしましょう。
到着時、蓬ヒュッテは無人でした。管理人さんは予約の入った時しか居られないようでした。
水を確保すると本当に落ち着ける時間となります。
結局、この日は見た限りではテント2張、小屋泊お一人。
ここでは電波が届いたことにより、明日の天気予報を入手。
今日の分まで楽しめる登山日和となりそうです!!
18時過ぎには就寝し、翌1時起床とします。
結局、この日は見た限りではテント2張、小屋泊お一人。
ここでは電波が届いたことにより、明日の天気予報を入手。
今日の分まで楽しめる登山日和となりそうです!!
18時過ぎには就寝し、翌1時起床とします。
6/21(月) 3:09 蓬ヒュッテ(1,529m)出発
武能岳の手前で夜明けとなりました!
心洗われる夜明け前の絶景でした。
好天が約束された日ということもあり、出発準備もモチヴェーションが上がりました。
但し、前日から登山靴などを乾かすことができなかったので、湿った靴への足入れが大変でした。
好天時には気になりませんがだいぶ履き古している登山靴で、防水が利かなくなっていました。
既に数回ソールを変えているので、近々登山靴更新が必要なようです。
「乾いていること」がどれほど素晴らしいことなのかがよく分かります。
武能岳の手前で夜明けとなりました!
心洗われる夜明け前の絶景でした。
好天が約束された日ということもあり、出発準備もモチヴェーションが上がりました。
但し、前日から登山靴などを乾かすことができなかったので、湿った靴への足入れが大変でした。
好天時には気になりませんがだいぶ履き古している登山靴で、防水が利かなくなっていました。
既に数回ソールを変えているので、近々登山靴更新が必要なようです。
「乾いていること」がどれほど素晴らしいことなのかがよく分かります。
7:18 茂倉岳山頂(1,978m)到着!
登り返しを始めてから1時間20分。無理のない範囲でほぼ一定のペースで登れた感じでした。
南側には待望の谷川岳が見えてますが、近く見えるのは錯覚でまだまだ遠いのです。
登り返しを始めてから1時間20分。無理のない範囲でほぼ一定のペースで登れた感じでした。
南側には待望の谷川岳が見えてますが、近く見えるのは錯覚でまだまだ遠いのです。
8:10 一ノ倉岳山頂出発
いよいよ谷川岳へ向けて最後のアップダウン。
一ノ倉岳南側はかなりの急坂で足元注意。
ここで馬蹄形縦走日帰り行程の方々と出会いました。
まだ時計回りで歩いたことがないけど、朝日岳への長大な登りと白毛門からの激下りが厳しそう。
いよいよ谷川岳へ向けて最後のアップダウン。
一ノ倉岳南側はかなりの急坂で足元注意。
ここで馬蹄形縦走日帰り行程の方々と出会いました。
まだ時計回りで歩いたことがないけど、朝日岳への長大な登りと白毛門からの激下りが厳しそう。
9:31 谷川岳山頂・オキノ耳(1,977m)到着!!
蓬ヒュッテを出発してから6時間20分。3年前とほぼ同じCTで待望のオキノ耳到着!
前日からの合計18時間の行程を経ての登頂なので、やはり達成感あります!
蓬ヒュッテを出発してから6時間20分。3年前とほぼ同じCTで待望のオキノ耳到着!
前日からの合計18時間の行程を経ての登頂なので、やはり達成感あります!
谷川岳山頂・オキノ耳でのあおいとひなた
平日のまだ早い時間とはいえ、さすが谷川岳で多くの方々が登ってこられます。
10:10 谷川岳山頂・オキノ耳出発
いつまでも居たい山頂ながら、土合までまだまだ先が長いので出発します。
平日のまだ早い時間とはいえ、さすが谷川岳で多くの方々が登ってこられます。
10:10 谷川岳山頂・オキノ耳出発
いつまでも居たい山頂ながら、土合までまだまだ先が長いので出発します。
10:25 谷川岳山頂・トマノ耳(1,963m)到着!
トマノ耳への登り返しは短いけどしんどいです。
トマノ耳の山名標が新しくなっており、これは写真映えしそうです。
馬蹄形の山々はオキノ耳よりも、トマノ耳のほうが見渡しやすいかもしれません。
トマノ耳への登り返しは短いけどしんどいです。
トマノ耳の山名標が新しくなっており、これは写真映えしそうです。
馬蹄形の山々はオキノ耳よりも、トマノ耳のほうが見渡しやすいかもしれません。
10:47 谷川岳肩ノ小屋(1,910m)到着
せっかくなのでやはり肩ノ小屋にも寄っておきました。
ここはヤマノススメを初めて知った自分にとって大切な場所です。
初めて谷川岳へ登ってから4年。登った回数は10回に迫ろうとしています。
せっかくなのでやはり肩ノ小屋にも寄っておきました。
ここはヤマノススメを初めて知った自分にとって大切な場所です。
初めて谷川岳へ登ってから4年。登った回数は10回に迫ろうとしています。
天神尾根は南向きの岩場が多く、地面の照り返しもあってか、下るほどに暑さが増してきます。
すれ違う登りの方々も汗をかいて暑そう…。
予想どおり3年前と同様にやはり暑さでバテてきました。ここで一気に疲れが出てくるようです。
すれ違う登りの方々も汗をかいて暑そう…。
予想どおり3年前と同様にやはり暑さでバテてきました。ここで一気に疲れが出てくるようです。
12:12 熊穴沢避難小屋(1,470m)
暑さで頭がボーッとしてくる感じの中、熊穴沢避難小屋に到着。
木陰で一息入れて、更なる下りに備えました。
田尻尾根分岐点まで地味なアップダウンが連続するので、やはり地味にしんどい区間です。
ここはやはり積雪期の尾根直上ルートのほうが楽です。
暑さで頭がボーッとしてくる感じの中、熊穴沢避難小屋に到着。
木陰で一息入れて、更なる下りに備えました。
田尻尾根分岐点まで地味なアップダウンが連続するので、やはり地味にしんどい区間です。
ここはやはり積雪期の尾根直上ルートのほうが楽です。
12:54 田尻尾根分岐点(1,360m)
できる限り自力で歩き切って馬蹄形を繋げたいという思いで、ロープウェイの誘惑を振り切ります。
田尻尾根前半は展望もあって、白毛門がよく見えてきます。
自分にとって晴天率の低い白毛門ですが、今日はご覧のとおり。
できる限り自力で歩き切って馬蹄形を繋げたいという思いで、ロープウェイの誘惑を振り切ります。
田尻尾根前半は展望もあって、白毛門がよく見えてきます。
自分にとって晴天率の低い白毛門ですが、今日はご覧のとおり。
13:58 田尻尾根取付(910m)
下部は粘土質の滑りやすい地面なので、最後まで気を抜けません。
ここからは簡易舗装の林道下りで足に響きます…。
積雪期なら田尻沢下山コースとなり、スキーであっという間にゴールなんですが。
下部は粘土質の滑りやすい地面なので、最後まで気を抜けません。
ここからは簡易舗装の林道下りで足に響きます…。
積雪期なら田尻沢下山コースとなり、スキーであっという間にゴールなんですが。
14:49 谷川岳ロープウェイ・土合口駅前(730m)
15時前になってようやく土合口駅前に下りてきました!
あとは車道下りを残すのみ。一休みしてから土合橋へ向かいます。
なお道路は2ヶ所で工事のため片側交互通行となっています。
15時前になってようやく土合口駅前に下りてきました!
あとは車道下りを残すのみ。一休みしてから土合橋へ向かいます。
なお道路は2ヶ所で工事のため片側交互通行となっています。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
三脚
熊鈴
折畳みイス
軽アイゼン
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
夏山シーズンを前にトレーニングを兼ねてテント泊したいなということで、
3年ぶりの馬蹄形を縦走することにしました。
ここ数年は主脈と馬蹄形を中心に、平標や谷川に至ってはBCでも訪れており、
自分にとって谷川連峰はいつしかお気に入りの山域となっています。
事前の天気予報では初日は回復傾向、2日目は安定して良さそう。ということで、
楽しく歩けるのを東側、西側のどちらに持っていこうかという選択を迫られました。
3年前と同じ向きの反時計回りとなっても、谷川岳を含む西側を重視しました。
理想をいえば両日とも晴れてほしかったのはいうまでもありませんが、
ここ数ヶ月は土日とも安定して晴れるというのを殆ど見ていない気がします。
ほぼ曇りで終始した初日は3年前より2時間も短縮し、所要12時間で余裕をもって蓬ヒュッテに到着。
序盤の白毛門までの急登を除いては涼しいというか寒いくらいで発汗を抑えられたのと、撮影を殆どせずにひたすら先へ進んだのが良いペース配分だったのかも。
2日目は期待どおりの絶好の登山日和で、最高の縦走でしたが暑くてバテました。
でも疲れは抑えられても、やはり好天でないとあまり楽しくないです。
ということで、今回は半分の景色しか見ていないけど、トレーニングとしては申し分ない内容で充実感抜群の馬蹄形縦走でした!
あとは去年夏みたいに梅雨明けがずるずる遅れないことを祈るのみです。
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コメント
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ルーンさん おはようございます。
遅くなりすみません。
アルプスへの練習ができたようで、
なによりでした。
私なら 天神平まで乗り物で上がって
肩の小屋泊まり トマノ耳がせいぜいですね。
しかし 神戸から遠いです。
白毛山登山口から ぐるりと 周回されたのね。
すごいな、、初日 11時間、次の日10時間
歩かれて、、それもテント泊装備で、
素晴らしいです。
何時もの早立で あいにくのお天気だったようですね。
尾根では 霧が絡む景色も風情がありますが、、。
七つ小屋へ向けてあたりから、
絶景になったようで、よかったですね。
やはり展望があるのがありがたいです。
テントを張ったとおもえば、
水確保で 谷へと下らねば、、やれやれですね。
次の日は ご来光もすばらしく
朝より 展望だらけとなられて、
楽しまれたようでウ、よかったですね。
霧の中って どくとくの 雰囲気がありませんか、
比良の 小松から登った時かな
霧の中でぞーぞーとしたことがありました。
日焼けにはなりますが 抜けるような青空は気持ちがいいですね。
雪田景色もあり 変化に富むコースですね。
岩々が続き おなじみ「オキノ耳」「トマノ耳」へ。
肩の小屋と主脈の景色はなるほど
よいですね。点々と雪が残り
とんがった山々の重なりと絶景ですね。
下りは暑くなり ばてられたようでした。
お疲れさまでした。
車でテントを乾かすと 手際よく 慣れられたものですね。
しかし三時間のドライブですか。
運転気を付けてくださいね。
ステキな景色を今回もふんだんに、
ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
本当にご多忙のところをご覧いただいて、そしてコメントまでいただき、
いつもありがとうございます。
今年は滑り納めがちょっと早かったにも関わらず、休みと天気の巡り合わせが悪く、
なかなかテント泊に行けずにいました。梅雨の最盛期を前にギリギリ間に合いました。
谷川岳は確かに神戸からだと遠いですよね。
自分も長野に来るまでは群馬は遥か彼方の世界と思っていました。
それでも谷川岳は間違いなく名山ですので、mayasanpoさんにもいずれ登っていただければと願っています。
馬蹄形縦走は2回ということもあり、ペース配分が慣れた気がします。
始めから長丁場ということを念頭にゆっくりめに歩いています。
初日は霧のせいで暑さとは無縁だったこともあってバテなかったのでしょうね。
元々、初日は晴れてくれればラッキーと思ってたので気持ちの切り替えはスムーズでした。
蓬ヒュッテの水場は徒歩10分くらいのところにあり、本当に水は貴重品という感覚になります。
暑かったらもっと水が美味しかったんだろうなと思います。
最初のナイトハイクはほぼ毎回で、霧の中を歩くこともありますが、
自分の場合は良い意味で図太いといいますか、目に見えるものしか信じないので怖いことはないんです。
とはいっても幽霊でもいいから会いたいと思う、もう実際には会えない大事な人は何人かいます。
2日目は初日の分を取り返すような登山日和!梅雨の6月においては稀有の日でした。
武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、そして谷川岳と馬蹄形の締め括りを好天で楽しむことができました。
去年に縦走した主脈の眺め、そして肩ノ小屋でのひと時と良い時間でした。
最近の肩ノ小屋のツィッターで、直下の雪田は解けて夏道が完全に出たらしいですよ。
天神尾根を下るほどに暑くなり、一気に季節が進んだ感がありました。
暑いけど早く梅雨が明けてほしいです。
部屋が狭いのでテントを乾かすのはすごく手間なんですよ。
いつでもできるわけではないけど、極力帰る前にテントを乾かしたいですね。
帰りのドライブですが、山の余韻に浸りながら気持ち良く運転できます。
殆ど田舎道なので渋滞が無いのが快適で、集中力を持続しやすいです。
梅雨最盛期で山に行き辛い日々が続きますが、筋トレやウォーキングなど
できる範囲で鍛えて夏のアルプスに備えています。
mayasanpoさんも蒸し暑い時期ですがご自愛ください。
ありがとうございました。
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