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Yamareco

記録ID: 329094
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

日原川小雲取谷

2013年08月04日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 山梨県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
08:17
距離
29.3km
登り
2,904m
下り
2,970m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:00東日原バス停-8:20林道日原線入口-9:44富田新道入口-10:00旧大ダワ林道入口-10:30大雲取谷入渓点10:40-11:20小雲取谷出合-12:08 2段7m滝-14:00富田新道(小雲取山東のコル)-14:40ブナ坂-15:24堂所-16:07小袖乗越-16:26鴨沢バス停
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
入渓点の最寄りのバス停は鍾乳洞バス停です。
ただし、土日祝日はバスが東日原までしか行きません。
いずれにしろ、延々と歩く必要があります。
コース状況/
危険箇所等
林道日原線は10月1日まで工事のため、八丁橋まで(と記憶しています。)しか入れません。
ご存じの方も多いでしょうが、大ダワ林道は通行止めです。ウォッちずにも出ていませんし、廃止ではないかと。大崩壊の現場は当然通れませんが、それ以外の所も補修はなされないと思われます。完全に自己責任の妥当する領域ですので、通行されるときは十分にご注意ください。
東日原バス停のトイレです。
きれいです。
2013年08月04日 07:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 7:59
東日原バス停のトイレです。
きれいです。
2013年08月04日 08:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 8:08
使いませんでしたが、東日原から少し先にあったトイレです。
2013年08月04日 08:16撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 8:16
使いませんでしたが、東日原から少し先にあったトイレです。
ようやく林道日原線。
すでにヘロヘロです。
2013年08月04日 08:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 8:20
ようやく林道日原線。
すでにヘロヘロです。
富田新道入口。もう少し。
2013年08月04日 09:44撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 9:44
富田新道入口。もう少し。
大ダワ林道についての注意書きがありました。
2013年08月04日 09:44撮影 by  DSC-TX30, SONY
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8/4 9:44
大ダワ林道についての注意書きがありました。
こっちは大ダワ林道の入口。
くどいようですが、通行止めですので、通行される方は十分にお気をつけください。
2013年08月04日 09:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 9:59
こっちは大ダワ林道の入口。
くどいようですが、通行止めですので、通行される方は十分にお気をつけください。
長沢谷です。橋が外されています。
このほか、桟橋が傷んでいたりもしました。
大崩壊の現場の補修もできないでしょうし、このまま廃止かと。
2013年08月04日 10:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 10:04
長沢谷です。橋が外されています。
このほか、桟橋が傷んでいたりもしました。
大崩壊の現場の補修もできないでしょうし、このまま廃止かと。
入渓点です。
二軒小屋尾根を乗っ越したあと、2カ所旧大ダワ林道が大雲取谷に近づくところがあります。2カ所目から入渓しました。
2013年08月04日 10:40撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 10:40
入渓点です。
二軒小屋尾根を乗っ越したあと、2カ所旧大ダワ林道が大雲取谷に近づくところがあります。2カ所目から入渓しました。
入渓点から小雲取谷出合までは滝らしい滝は1つです。
その写真は取り損ねたのですが、その次の滝です。
2013年08月04日 11:17撮影 by  DSC-TX30, SONY
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8/4 11:17
入渓点から小雲取谷出合までは滝らしい滝は1つです。
その写真は取り損ねたのですが、その次の滝です。
小雲取谷出合です。
ピンぼけですが、個人的には小雲取谷といったらこの流木かと。
2013年08月04日 11:22撮影 by  DSC-TX30, SONY
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8/4 11:22
小雲取谷出合です。
ピンぼけですが、個人的には小雲取谷といったらこの流木かと。
2013年08月04日 11:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 11:26
2013年08月04日 11:39撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 11:39
2013年08月04日 11:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 11:48
2段7m滝です。
ガイドブックには右からとありますが、下の段は水流沿いを登ってもよいかと。
2013年08月04日 12:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
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8/4 12:08
2段7m滝です。
ガイドブックには右からとありますが、下の段は水流沿いを登ってもよいかと。
2段7m滝を過ぎた直後の二俣です。
こっちが本流で
2013年08月04日 12:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:18
2段7m滝を過ぎた直後の二俣です。
こっちが本流で
こっちが支流です。
2013年08月04日 12:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:18
こっちが支流です。
2013年08月04日 12:23撮影 by  DSC-TX30, SONY
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8/4 12:23
2013年08月04日 12:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:24
2013年08月04日 12:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:28
苔はきれいです。
2013年08月04日 12:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:30
苔はきれいです。
2013年08月04日 12:38撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:38
苔はきれいなのですが、荒れ気味。
2013年08月04日 12:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:48
苔はきれいなのですが、荒れ気味。
2013年08月04日 12:49撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:49
2013年08月04日 12:55撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:55
2013年08月04日 12:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 12:59
2013年08月04日 13:12撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 13:12
2013年08月04日 13:14撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 13:14
ツメの途中から雨が降ってきたので、途中で写真は撮りませんでした。
這々の体で富田新道分岐。
2013年08月04日 14:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 14:13
ツメの途中から雨が降ってきたので、途中で写真は撮りませんでした。
這々の体で富田新道分岐。
堂所。だいぶ降りてきました。
2013年08月04日 15:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 15:24
堂所。だいぶ降りてきました。
小袖乗越。あとちょっと。
2013年08月04日 16:07撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 16:07
小袖乗越。あとちょっと。
鴨沢バス停。さすがにくたびれました。
2013年08月04日 16:26撮影 by  DSC-TX30, SONY
8/4 16:26
鴨沢バス停。さすがにくたびれました。
撮影機器:

感想

1 はじめに
癒やしを求めて小雲取谷に行ってきました。
記憶に誤りがなければ2回目に行った沢です。
滝でそれほど苦労した記憶がなかったことと、苔がきれいだという記憶があったためです。

倒木の多さに見事にその願望は打ち砕かれましたが。


2 入渓まで
(1)アクセス
日原川に流れ込む沢の遡行は、いずれもアクセスに難があります。
小雲取谷も例外ではなく、公共交通機関のみを用いるならば、
東日原/鍾乳洞バス停から延々と歩く必要があります
(手元のガイドブックには大ダワ林道入口まで2時間50分とあります。)。
だからこそ静かな沢のままであるのではありますが。

ちょっとだけタクシーの利用も考えたのですが、1人で行くと費用の問題が。
そんなわけで、黙々とひたすら気合いで歩きました。


(2)大ダワ林道
繰り返しになりますが、完全に自己責任が妥当します。
状況が改善されるとは考えにくいです。
二軒小屋尾根を乗っ越したあと、早めに入渓してしまうのがいいでしょう。
確認した範囲では、乗っ越したあとすぐと、もう少し進んだところとで、
旧大ダワ林道と大雲取谷とが接近します。
namemaniaは後者から入渓しましたが、見る限りは前者からの入渓も難しくはなさそうです。


3 小雲取谷出合まで
後の入渓ポイントから入渓すると、滝といえそうな滝は1つです。
水流右から上がれます。
ホールド・スタンスはしっかりしていますが、ちょっと小さめなので、
経験の少ない人は確保してもらうのがよいと思います。

大崩壊の下は当然荒れています。
見たところ、少しずつ草も生えてきているようなので、
徐々に安定してきているのだと思いますが、いつ何時崩れるか分かりませんので、
早く通過してしまいましょう。


4 小雲取谷
(1)赤い露岩まで
記憶していたよりも荒れています。
思い出補正が入っているのかもしれませんが、どうも最初期に行った沢を再訪すると、
記憶よりも荒れていることが多いです。
ここで愚痴をこぼしてもどうしようもないのですが。

2段7mの滝は経験の少ない人は苦労するかもしれませんが、
ある程度沢に慣れている人であれば、特別問題はないでしょう。

なお、手前から上がってトラバースして2段7m滝を
通過したという記録を見たことがありますが、それはちょっと怖そうです。
下手に怖がらずに、水流の中/右側を登っていく方がいいと思います。
かなりしっかりとしたホールド・スタンスがあります。


(2)赤い露岩から
水量が少なめだったこともあるのでしょうが、赤い露岩のあたりで水流がなくなりました。
傾斜もきつくなりますし、うまくエスケープできるルートが右岸にあるならば、
それをたどってさっさと富田新道に抜けてしまうのがいいです。

ちなみに、前回は水流がまだあるうちにエスケープして泥壁を滑り落ちかけたりしたので、
今回はできる限り詰めていきましたが、やっぱり右岸のツメで難儀しました。
ホールドになりそうな岩/木がないうえに降雨が。
もうちょっと沢筋を詰めればよかったかも。


5 下山
富田新道に着いたころは結構降っていたのですが、林道日原線を歩きたくないため、
当初から予定していたとおり鴨沢へ降りました。
この道は歩きやすいですので、特に問題はないでしょう。


6 感想
苔は相変わらずきれいですし、滝もさして難儀せずに登れたのですが、
倒木の多さに辟易しました。あとツメも。下山路の長さもですね。
このあたりがネックな沢ではありますが、初心者を体力的に鍛えるためにはいいかもしれません。

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