ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3248512
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

【6月6日に「六」の山】飛越・茂住除雪センターから六谷山往復

2021年06月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
GPS
06:12
距離
21.3km
登り
1,581m
下り
1,584m

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:36
合計
6:12
距離 21.3km 登り 1,585m 下り 1,587m
4:22
15
茂住除雪センター
4:37
27
ノーベルへの散歩道標識
5:04
15
鉱山遺構
5:19
9
砂防ダム
5:28
56
大津山分岐
6:24
6:34
35
茂住峠
7:09
20
ニセピーク(c. 1,370 m)
7:29
6
7:35
7:45
7
茂住反射板
7:52
7:58
20
六谷山
8:18
21
ニセピーク(c. 1,370 m)
8:39
8:49
52
茂住峠
9:41
7
大津山分岐
9:48
10
砂防ダム
9:58
24
鉱山遺構
10:22
12
ノーベルへの散歩道標識
10:34
茂住除雪センター
天候 曇り一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道41号茂住除雪センターに駐車。
コース状況/
危険箇所等
茂住峠までの車道は、噂に聞くほど酷くなかった(苦笑)。
茂住峠からの登山コースは初っ端から急登。
その他周辺情報 国道41号の富山市楡原から桐谷峠を越え桐谷に出て、ガット出の水を12 L給水(苦笑)。
国道41号茂住除雪センターを4:22に出発。まだ夜が明け切っていない。
国道41号茂住除雪センターを4:22に出発。まだ夜が明け切っていない。
「駐在所隣の林道を入り…」とかつて案内されてたけど、駐在所は2020年3月限りで廃止されたのこと。すでに更地になってます…。
「駐在所隣の林道を入り…」とかつて案内されてたけど、駐在所は2020年3月限りで廃止されたのこと。すでに更地になってます…。
神岡軌道の遺構
車両通行止めのゲート。半分開いてます。
車両通行止めのゲート。半分開いてます。
ノーベルへの散歩道の標識
ノーベルへの散歩道の標識
ノーベルへの散歩道の標識を過ぎるとほどなく舗装が途切れ、ダートに。
ノーベルへの散歩道の標識を過ぎるとほどなく舗装が途切れ、ダートに。
鉱滓ダムがみえてきました。
鉱滓ダムがみえてきました。
鉱滓ダムへの道路を分けます。当然、部外者立入禁止!
鉱滓ダムへの道路を分けます。当然、部外者立入禁止!
かつての鉱山設備。
かつての鉱山設備。
六谷山の登山記録でよくみる塔
六谷山の登山記録でよくみる塔
廃墟マニア向けの警告?
廃墟マニア向けの警告?
鉱滓ダム湖? 水は無く、雑草だらけの原っぱです。
鉱滓ダム湖? 水は無く、雑草だらけの原っぱです。
目的地はまだみえない…。
目的地はまだみえない…。
頂上の反射板がみえた。
頂上の反射板がみえた。
砂防ダム
六谷山の反射板をはっきりと捉えた!
六谷山の反射板をはっきりと捉えた!
大津山分岐。かつての住人のみなさんはこのあたりを「餅が壁」と呼んでたそうな。
大津山分岐。かつての住人のみなさんはこのあたりを「餅が壁」と呼んでたそうな。
路面に新しいキャタピラーの跡が残ってますが、今も手入れされている。この写真、6月6日6時6分撮影です。
1
路面に新しいキャタピラーの跡が残ってますが、今も手入れされている。この写真、6月6日6時6分撮影です。
道路の保守、ありがとうございます。
道路の保守、ありがとうございます。
122分歩いて、ようやく茂住峠がみえてきました。
122分歩いて、ようやく茂住峠がみえてきました。
六谷山登山口から登山道に入ります。
六谷山登山口から登山道に入ります。
すぐにお地蔵さん。ここが旧来の茂住峠のようです。
すぐにお地蔵さん。ここが旧来の茂住峠のようです。
いきなり、急な登り。
いきなり、急な登り。
ロープも出て来た。
ロープも出て来た。
・1,270 mの小ピーク。
・1,270 mの小ピーク。
「ニセピーク」と揶揄される(苦笑)1,370 m等高線ピークの標石
「ニセピーク」と揶揄される(苦笑)1,370 m等高線ピークの標石
手が届きそうなほど頂上が近くみえる。
手が届きそうなほど頂上が近くみえる。
少しの間はこのような気持ちのイイ稜線歩き。
少しの間はこのような気持ちのイイ稜線歩き。
六谷山頂上。背後は薬師岳。
1
六谷山頂上。背後は薬師岳。
反射板にようやく到着しました。
反射板にようやく到着しました。
乗鞍岳(左)と御嶽。
1
乗鞍岳(左)と御嶽。
御嶽単独で。
今度は乗鞍だけで。
今度は乗鞍だけで。
流葉山方面
六谷山頂上に戻りました。
六谷山頂上に戻りました。
右手に薬師岳がみえてます。
右手に薬師岳がみえてます。
剱岳から立山にかけて
1
剱岳から立山にかけて
薬師です。
笠ヶ岳です。
六谷山頂上から下山にかかります。
六谷山頂上から下山にかかります。
笠ヶ岳と乗鞍を眺めながらの優雅な下り。
笠ヶ岳と乗鞍を眺めながらの優雅な下り。
御嶽です。
北ノ俣岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳をみながらの稜線歩き。
1
北ノ俣岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳をみながらの稜線歩き。
1,370 m等高線ピークの標石まで戻りました。
1,370 m等高線ピークの標石まで戻りました。
白山と白いお花。
白山と白いお花。
何かみえてきた。
何かみえてきた。
茂住峠に戻りました。
茂住峠に戻りました。
茂住峠からの下りにかかるとすぐに白山がみえました。お花と一緒に撮りました。
茂住峠からの下りにかかるとすぐに白山がみえました。お花と一緒に撮りました。
もう1枚!
駐在所跡の横の「止まれ」まで下りて来ました。
駐在所跡の横の「止まれ」まで下りて来ました。
想像以上に疲れました…。
想像以上に疲れました…。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ 半袖シャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ

感想

 6月第1週の日曜日は、地元TV局主催のリレーマラソンに職場のチームで出場するのが通例になっており、山に出掛けることは無かった。しかし、COVID-19のせいで2020年はリレーマラソン大会は中止、本年もWeb開催というワケの分からない大会になった(苦笑)。ということで、晴れて自由の身(苦笑)になった私は、6月6日に地元・富山県と岐阜県の境にある六谷山に行って来た。六谷山を茂住峠からではなく、麓の茂住から登ることを前々から計画してたけど、6月6日に「六」がつく山に登るのもシャレが効いてていいんじゃない?…とひとりでウケて登りに行った(苦笑)。ちなみに、この日は昭和で言うと「昭和96年6月6日」だ(笑)。
 車道歩きが好きな山ヤさんはそんなに居ないと思うけど、麓の茂住から茂住峠まで8 kmあり、歩くとなると2時間は覚悟しなきゃいけない。過去何回も長い車道歩きの山を経験してたけど、田子倉駅から六十里越入口まで1時間24分、大白川駅から守門岳登山口まで1時間27分…と、長くて苦しい記憶があったものでも2時間はおろか、1時間半すら越えていない。車道歩きが一番ツラく感じるのは、自分が歩いてる横をクルマにスーッと通過されることなので、誰もクルマで来ないであろう早朝を狙ってスタートした。
 3時に起床し、『キャラメルハウス』(自宅)を3時半前にクルマで出発。国道41号沿いの茂住除雪センターには4:10過ぎに到着。こちらのトイレで用を済ませ、身支度をしてから4:22に登山開始。まだ夜が明け切っておらず、薄暗い。茂住峠への車道の入口は駐在所横…と長らく言われてたけど、茂住駐在所は2020年3月を以て廃止され、すでに更地になってる…。
 ヘアピンカーヴの切り返しで神岡軌道跡を跨ぐ辺りに車両止看板が立ってたけど、完全閉鎖はされておらず、半分開いてる。次のヘアピンカーヴの切り返しには「ノーベルの散歩道」の標識が立っている。すぐに舗装が途切れ、ダートになる。
 茂住峠への車道は荒れてて酷い…などと書かれているのを散見するけど、2週間前に金草岳楢俣コースの車道(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3201770.html)を経験した私に言わせると、十分マトモな道。真新しいキャタピラーの跡があるなどキチンと維持がされてる。最初のうちは鉱山遺構やアヤしい鉱滓ダム、砂防ダムなど景色に変化があって退屈せずに歩けたけど、大津山分岐を通過すると変化が乏しく、同じような景色が続く。砂防ダムの辺りから目指す六谷山の反射板が見えるようになったけど、峠が近づくとそれも見えなくなった…。予定の2時間を2分オーヴァーし、6:24に茂住峠に到着。狙いどおり、ここまで誰にも会うことが無かった。
 茂住から峠まで休憩なしで歩き通しだったので、峠で10分休憩してから、六谷山登山口からいよいよ入山。古いお地蔵さんを過ぎると、いきなり急登…。車道歩きのペースに体が慣れてるため、いっそうツラく感じる(苦笑)。ここの登山道は反射板を管理する中部電力の巡視路にもなっており、ゴムの階段が設置されるなど整備され、急な箇所にはロープまである。しかし、頻繁な手入れは無理なのか、ゴム階段が何箇所も歪んだり外れたりしてる。峠の標高が約1,060 mで頂上が1,398 mなら標高差は330 mだから楽勝!…と思いきや、頂上までの間にピークが数箇所あるため意外に時間がかかる。最初の・1,270 mの小ピークに着いた時、「ニセピーク」と蔑称される1,370 m等高線のピークだと思ってぬか喜びしてしまった(苦笑)。1,370 m等高線ピークから頂上まではほぼ水平道のようにみえて、最初のうちは爽快な稜線ハイクなんだけど、一旦大きく下りて、その分登らされる(苦笑)。ようやく7:29に六谷山の頂上に到着。
 せっかくだから、反射板まで行こう!…ってことで、頂上隣の反射板を目指す。7:35に反射板に到着。この日は高曇りで、陽が差さないのに景色は抜群。乗鞍と御嶽、飛騨高地から白山までよく見えた。ここでエースコックの『飲み干す一杯 札幌海老味噌ラーメン』を喰ってから、六谷山の頂上へ戻る。六谷山の頂上は草がうるさいけど、掻き分けるとそれなりの展望が得られた。剱岳が「剣」の形そのまんまにみえたほか、薬師岳や笠ヶ岳の北アの秀峰の展望が得られた。
 7:58に六谷山頂上を出発し、下山にかかる。上りの時には背中を向けてたので気づかなかったけど、笠ヶ岳や乗鞍、御嶽がよくみえてた。これらの山々を見ながらの稜線歩き。1,370 m等高線ピークからは急な下りを慎重に下る。何か白いものがみえてきた…と思ったら、茂住峠を通る車道(苦笑)。8:39に茂住峠に到着。
 峠で休憩してると、茂住側からクルマが2台上がって来た。1台はそのまま長棟のほうに下りて、1台は峠の駐車場に停まった。クルマから2人のハイカーが下りてきて、私が麓から登ってきてると知ってビックリしてた(苦笑)。
 峠を8:49に出発。途中バイクの5人組がゴレンジャーのように駆け抜けるのとすれ違う。ちょうど路面に水が流れてる箇所で、水の跳ね返りの直撃を受けないように注意(苦笑)。途中からトイレに行きたくなったけど、ここまで来たら、茂住に着くまで我慢! 茂住除雪センターには10:34に到着。
 麓から登ることによる苦難は予め覚悟してたけど、事前の予想以上に疲れた(苦笑)。展望がすごく良くて、峠からの往復だけだとまた違った印象が残ったかも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:595人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら