清水谷〜船坂谷〜石宝殿・奥池〜大藪


- GPS
- 06:35
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
9:24 行者山ハイキングコース・ゆずり葉台口
9:43 東六甲縦走路・ゆずり葉台分岐(P34)
9:56 P33
10:09 大谷乗越(P32)
10:29 太平山(P31)
10:41 P30
10:48 船坂峠・清水谷道分岐(P29)
11:06 清水谷道水場
11:22 船坂交差点(コンビニ)
11:43 船坂谷水場
11:53 老ヶ岩
12:05 川上ノ滝
12:57 県道16号出合い
13:00 石宝殿 〜休息〜
13:25 発
13:32 県道16号 赤鳥居、西宮・芦屋市境界
13:38 奥池方面、山道入口青看板
13:47 林山分岐
14:08 奥池、芦有道路横断
14:11 盤滝・奥池・六甲 三叉路道標
14:46 盤滝車道出合い
15:07 県道82・焼石ヶ原分岐
15:30 エデンの園バス停
15:45 ゆずり葉緑地駐車スペース
天候 | くもり 時々 はれ 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 21.2℃ (05:22) 日中の最高気温 31.1℃ (14:59) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ゆずり葉緑地にトイレ・水道有。 ※登山口に近い阪急バス『エデンの園』バス停利用可。 ■エデンの園バス停時刻表…http://bus.hankyu.co.jp/rosen7/1285.html ■阪急バス宝塚営業所路線図…http://bus.hankyu.co.jp/rosen7/taka.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いたコースは全て道標が設置されたルートですが、東六甲縦走路以外は道標設置数は少なく、事前のルート確認が好ましく、地図やコンパスの準備が必要でしょう。際立った難所はありませんが、船坂谷ルートは歩き難い箇所が見られ『山と高原地図』では上級者向きとされています。 ■ゆずり葉台〜縦走路 行者山ハイキングコースとして整備されたルートです。登山口を示すバス道の道標はフェンス越しで見難く、初めて歩く際には登山口まで道標はないので事前に地図による下調べが無難です。 行者山より縦走路へは急坂気味で、一部足元の悪い所がありますが、他は比較的緩やかなコースとなっており、整備状態も良好です。 ■縦走路、ゆずり葉分岐(P32)〜船坂峠(P29) コース途中、大谷乗越で車道横断箇所有。太平山付近で舗装路がありますが、その他は歩き易い山道が続きます。 大谷乗越〜太平山へは急階段で始まり、高低差約150mを登る区間となりますが、それ以外は緩やかな起伏がある程度。暑い時期でも大半が木陰となっており快適に歩けます。 ■清水谷道〜船坂 船坂峠よりの下り初めは道幅も狭く、この時期は笹が茂り歩き難い箇所も見られますが、しばらく下ると道幅も広く、明瞭なルートが船坂の集落まで続きます。急坂もなく、山中は倒木が見られるものの、特に危険箇所はありません。集落手前に水場があります。 船坂の集落は自動販売機、船坂交差点にはコンビニがあります。 ■船坂〜船坂谷道 船坂川沿いにしばらくは舗装路、その後も車の通行が可能なレベルの道が続きます が、大岩(老ヶ岩)を過ぎると堰堤越えと沢歩きを繰返します。川上の滝までは比較的歩き易いルートですが、それ以降は沢の足場も悪く、堰堤の巻き道も険しいアップダウンが続き、足元には注意が必要です。 以前、堰堤工事の際に設置された『まわり道』の看板が散見されますが、明瞭な踏み跡は1本のようで、それを外し進むにはかなりの困難が予想されます。時折り急な下りもあり、のぼりも含め数箇所にロープが設置されています。 沢が枯れるとロープの設置された急坂が続きます。特に危険はありませんが、雨後や乾燥状態が続くと苦労しそうな急坂が高低差100m以上続きます。 ■石宝殿〜奥池 宝殿IC手前までは車道、それ以降は熊笹峠の名の通り?この時期は熊笹の茂ったルートが断続的に続きます。ルートそのものはよく踏まれたものですが、林山への分岐以降、奥池までの間に道標はなく、分岐等での方向確認が必要となります。 奥池近くではルートが枝分かれしていますが、ほぼ同じルートを辿るようです。 ■奥池〜大藪谷〜盤滝 盤滝・奥池・六甲の三叉路にある道標より、山腹〜谷沿いへと下ります。コースは明瞭で概ね歩き易いルートですが、大藪谷川〜仁川間の大きな堰堤より川下は緑の濃い時期だからか?一部解り難い所がありましたが、基本は左岸(六甲山側)にルートがあります。 仁川現流域の複数の清流を越えますが、水量によっては注意が必要なようです。 ■盤滝〜小笠峠〜焼石ヶ原〜ゆずり葉台 県道16号〜82号と車道を歩き、小笹峠を越えたあたりに樫ヶ峰への分岐を示す道標、その先数分歩いたガードレールの隙間が焼石ヶ原方面の分岐です。目立ちませんが、他にガードレールの隙間は見られません。隙間に黄色いテープで行き先が書かれています。 【主な過去の記録】 ■岡本〜打越峠・最高峰・縦走路〜宝塚 2013年06月29日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-314791.html ■宝塚〜縦走路〜六甲最高峰〜紅葉谷〜有馬 2013年01月23日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-263352.html ■樫ヶ峰〜太平山〜行者山ハイキングコース 2012年12月27日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-255207.html ■高座谷〜荒地山〜ごろごろ岳〜奥池〜宝塚 2012年10月20日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-236187.html ■布引の滝〜縦走路〜宝塚 2012年06月06日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-197206.html |
写真
感想
猛暑が少し和らいだようですが、予報どおり朝から曇り空。幸いにも大きな崩れはなさそうで、心配なのは午後の夕立程度…夏場としてはベストに近い山行日和でしょうか?
…とはいえ夏の暑さの中、熱射病対策も兼ねて?涼しそうな谷を巡ってみました。
東六甲縦走路の明るい木陰の尾根も、そよ風が心地良くそれなりに快適ですが、水辺のある谷の涼しさは格別です。適度に風があり、蒸すような暑さもなく、マイナスイオンに満たされた心地良さを満喫することが出来ました。
登りでは汗が噴出すものの、水辺の度に手を漬けてたり顔を洗ったり、冷たい水と戯れながらの谷歩き、暑い夏場ならではの楽しみ方でしょうか?
船坂エリアに通じる、今回下った清水谷、登った船坂谷ともに歩くのは初めて。縦走路に分岐の道標があり、前から気になっていたルートでしたが、共に明確な踏み跡のあるルートでした。
清水谷については、縦走路より歩き易い谷筋が続き、船坂エリアへの最短ルートとなるようです。特に難所もなく、歩き易い山道に終始する都合、面白みに欠けるルートとも評価できますが、船坂エリアの交通アクセスは十分とはいえませんが、東六甲縦走路よりコンビのある人里へのエスケープルートとしても活用できそうです。上り下り関係なく安全に歩けるルートでしょう。
船坂谷は期待通り?歩き応えのある結構ハードなルートとの印象です。山頂への急登区間ではロープ場となっている急な下りも散見され、細く足元に注意が必要な区間も多く、体力の消耗が激しい区間です。
当日も5〜6名のパーティーと出会いましたが、結構人気のあるルートのようです。少々クモの巣が気になることもありましたが、夏場でもひどく草や笹が生い茂る所もあまりないようですが、滑りやすい岩の川床やガレ場と化した谷もあり、足元には注意が必要です。
急登区間もあり、下りより登りがお勧めできますが、ロープの設置箇所も多く下りにも利用できるルートと感じました。但し、船坂エリアに下るには結構な時間が掛かる都合、こちらはエスケープルートとしては不適と思われます。
コメント
この記録に関連する登山ルート

こんばんは
今週末の山歩きをいろいろ調べ中です
船坂から船坂谷道で縦走路へ登り、そこから宝殿橋BSに至るか魚屋道で下山するか疲労具合で考えるのもいいなぁと思っていました。
でもレコを拝見し、船坂谷はちょっと難しいと速攻で諦めましたw
「足場の悪い山腹ルート」とか絶対無理
清水谷の方が歩きやすそうなのですね〜。
ただ、こちらを歩くと稜線に乗った後が長いです
この時期にエスケープできないことを考えると、辞めておいた方がよさそうですね。
強行突破して怖い目に合わずよかったです。
いつも詳しいレコ、助かります
norisukeさんこんばんは〜
ご参考にしていただき、光栄です
清水谷と船坂谷、共に始めて歩いたルートで熟知している訳ではありませんが… 仮に船坂の集落よりより早く石宝殿に到着したいなら、私なら迷わず清水谷+縦走路を選びます。
清水谷そのものは平凡なルートだと思いますが、船坂峠から最高峰方面へ登る縦走路は結構変化に富んだ区間なので、結構楽しめるのでは
ルートの距離は概ね縦走路の半分、高低差は約450m。大雑把ですが、市ヶ原〜摩耶山・掬星台への登りと距離感や高低差は近いようです。
船坂谷はある程度体格がないとキツイと思います
山と高原地図には"上級者向き"とあるようですが、何が基準で上級者なのか?熟練者向きや経験者向きとの違いは何か??よく解りませんが、『危』マークはないので特別危険ではないようです
兎も角、足元が悪く大人でも歩き難いルートに付き、いくらお子さんの足取りが確かなものでも、norisukeさんが苦戦する可能性の高いルートに付きお勧めには至りません
個人的には、先月末に歩いた打越峠〜風吹岩辺りの森ルートの散策が涼しそうでお勧めでしょうか
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