記録ID: 29014
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積雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺
モーラップから樽前山
1995年01月29日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 906m
- 下り
- 906m
天候 | 湿雪→曇り時々晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
モーラップ⊃樽前山 * 1/29(1-0) * L:山崎吉之(5)AL:斎藤清克(8)M:小野寺純(2)、小畑滋郎(1) 林道ゲート(7:30)→樽前ヒュッテ(9:50〜10:30)→頂上(11:45〜12:00)→ピッケルストップの練習(13:00〜30)→頂上(14:15〜25)→ヒュッテ(15:00〜10)→林道ゲート(15:50〜16:20) 湿雪の中、えんえんと林道をスキーで歩き、樽前ヒュッテに入る。中でお茶を飲んで休んでいる間には雪も止み、ガスの間に樽前外輪山の一角が見え隠れしてきた。予定通り夏道沿いのルートから外輪山を目指すことにする。登りCo720mでブッシュが無くなり、そこから先は無機質の世界となる。少し上でシーデポする。今回はアイゼン練習が目的の為、早めに切り替えた。外輪山の上部斜面は締まった雪で、アイゼンの刃が快調に決まる。樽前のピークに着くと、晴れ間から麓の大森林が一望できた。 気を良くした我々は、さらに外輪山から溶岩ドームの征服を目指した。外輪火口を一旦下って、ホヤホヤの湯気を立てる溶岩ドームへと近づく。ドームの壁をよくよく観察してみると、北東側の斜面は初年班にしては傾斜がきつい。なので、南東側に走るルンゼに取り付いてみる。強烈な硫黄の臭い。次第に全員が身の危険を感じるようになり、ドームのてっぺんに立つことはあきらめた。 外輪火口の付近、適当な斜面でバックステップとピッケルストップの練習をする。練習が終わってからも、我々の体力はまだまだあまっていたし、海まで見渡せる最高の眺望もあった。帰るのがもったいなく思えた。全員でのんびり外輪山を1周してヒュッテに戻る。 この日、北海道は南岸低気圧の通過によって東部で大雪となった。胆振は絶好の天気だった。 |
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