南沢山〜横川山。白が引き立つ雪景色


- GPS
- 05:06
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 757m
- 下り
- 756m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入山者多く、適度に踏まれた雪道は歩き良い。新雪もフカフカ。 というわけで、始終登山靴のままダブルストックで。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック冬R
ダブルストックL
ズボン冬
シューズ冬
帽子(耳)
登山シャツオレンジ
|
---|
感想
もうひと昔も前のことになるが、春先、恵那山山頂付近の狭い展望地で、白く輝く南アルプスの連嶺を眺めながら、その場で出会った方としばしの会話を楽しんだ。ぽかぽか陽気の穏やかな日で、まだ午前中も早く、他に人のいない静かな時間が流れていた。
神坂峠から登って来たと言う。「みさか」は「かみさか」と書く字ですかと訊いたら、一瞬キョトンとした顔つきをされ、すぐその後に首肯いた。きっとそんな単純な質問をこれまで受けたことがなかったからなのだろう。当時はまだ、このあたりの実地の地理風土に疎かったので、尋ねた次第なのだが、概して地名にはなかなか読めないものが多い。話を聞いていると、中央アルプスを登山の練習場にしていると言っていた。どうやらこの界隈にも精通しているようで、富士見台がいい山だと、そのときに示唆してもらった。その人、場違いにも頻りとウィスキーを飲んでいたが、猛者にはこのくらいの山は、登山というよりピクニックであるのだろう。こののんびり感はまさにその延長上にあったような気もする。
それからずいぶん時が経ったが、本日、南沢山、横川山に足を運んだ。予想以上にすばらしい好天で、青空の下、陽光を受けた雪は白さを増して輝くというきれいな雪景色を見せていた。白がこれほど引き立つ山も珍しいのではなかろうか。南アルプスがずらりと並んだ眺めもすばらしかった。本来なら、富士見台高原まで行くつもりであったが、下山後にちょっとした気がかりがあり、早めに降りることに。少々心残りで、季節をかえてまた来よう、と。
余談:
恵那山の展望地で、その後、団体さんがやってきて、引き返さざるを得なくなったのだが、そのとき、ガイドさんが、南アルプスを目前にしながら、足して6000と覚えてね、と声を張り上げていた。甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の標高は、足して6000。片方は3033メートル、これは、覚えやすいでしょう、これを覚えておけば、もうひとつは自然その数になるから。足して6000。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人