竜ヶ岳を満喫【砂山〜金山尾根〜遠足尾根旧道】
三重県
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 08:23
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,323m
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- 山行
- 6:06
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:17
| 天候 | 晴れ 但し、遠望には恵まれず 【気温】駐車場：6℃ 竜ヶ岳：7℃ 北河内橋：12℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ホタガ谷の鞍部から山頂にかけては泥濘の道でしたが、 遠足尾根も金山尾根も登山道に泥濘は無く、ドライな状態でした。 要所となる地点には細やかな道標が設置され、安心して歩けるように 配慮されていると感じました。 |
| その他周辺情報 | 下山届も記入するように指導されます。 |
写真
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急登が尽きた肩（co895m)で竜ヶ岳を眺め行動食を頬張る。
装備
| 備考 | 【遠足尾根旧道】備忘録：地形図とコンパスは必携。 �‖臚�向からほぼ南下する尾根筋には微かに道形が残る。 ��現れた小ピーク(P566)は西側に捲き道が有るが、薮っぽく不明瞭。 �６呂�に痩せた尾根を過ぎ、僅かに南西に振った後、踏み跡も消えた 尾根芯を忠実に辿りコバ(co470m)に出る。 �と�根形状が消えた植林の急斜面を林道へ降下する。 コバから240度の方向へ下り、400m辺りで230度の方向へ下り、 枯れ枝の堆積する斜面を気持ち左へ振るように下ると 微かな踏み跡に出逢い、北河内橋へ。 |
|---|
感想
onetotani
晩秋から初冬に入り、赤い羊のブームも去っただろうか？。
静けさを取り戻したであろう竜ヶ岳を久し振りに砂山から
巡ってみよう。
案内所の先から商店の間を抜け、遊歩道で砂山へ向かう。
整備された遊歩道とはいえ、のんびり歩ける道ではなく意外に
傾斜のきつい道で、モルゲンロートに染まる遠足尾根を眺めながら
砂山を越えて宇賀川本流（北河内谷）に下る。
少し遠回りになるが、二本の尾根歩きに宇賀渓の渓流美を加えれば
満喫コースになるだろう。
宇賀渓を代表する落差30mの長尾滝に下り、総落差25mと言われる
上下五段の五階滝を横切り、立派な窯跡を見送るとやがて金山尾根の
入り口に到着する。
マイナーから格上げされて久しい金山尾根は、標識こそ乏しいが
しっかり整備も進み完全なメジャールートに定着したようだ。
核心部として苦労した岩尾根にも踏み跡ができ、登り切った急斜面にも
土留めの木階段が付けられと、整備された道に感謝しつつ展望の広がる
尾根の肩に上がると後は大した登りもないのでゆっくりと休もう。
西に広がる県境稜線や東に対峙する遠足尾根を眺めながら、
熱いお茶と行動食で小腹を満たし、腰を上げる。
金山尾根のピークから、クラにさしかかると次々と人がやってくる。
どうやら圧倒的に遠足尾根を登りに使う人が多いようだ。
緑の笹原の寝そべる大きな龍を想像しながら到着した山頂は
多くの人で賑わっていた。評判の遠望は叶わず風も冷たいので
食事場所をクラに変更して早々に下る。
クラから北へ延びる支尾根の風裏で一人静かに食事を終え、
泥濘の道に難儀しながらホタガ谷の鞍部へ急降下し、遠足尾根に入ると
心配していた登山道には泥濘もなく、珍しくドライな道が続いていた。
これなら新道の急降下も難儀することは無いだろうが、
予定通り旧道を下る事にしよう。
岩が集まる小高い丘から旧道に入ると、二次林と植林混合の尾根が
大日向を境に植林帯となるので、明るい疎林の倒木に腰を降ろし
ゆっくりとコーヒーをすする。
これから先は歩く人も稀なマイナールートだ。
地形を確認しながら、記憶を整理するようにして下ろう。
尾根芯を外さず植林帯を下り、途中で現れる倒木が散乱する小ピークは
藪っぽい尾根下を逃げるようにトラバースし、痩せた尾根の先で
僅かに右へ振るように曖昧な尾根を下るといよいよ林道への
下降点となるコバに出る。
地形図で目標の北河内橋にコンパスを合わせ、先の見えないうす暗い
植林の急斜面に飛び込む。方角を確認しながら枯れ枝が堆積する斜面を
しゃにむに下ると微かな踏み跡に出て林を抜けるとドンピシャ、
北河内橋に着地成功。
短い距離だが求めたルート通りに歩けた満足感に浸って駐車場に戻る。
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uuskqz さん
おはようございます。
メジャーな竜ヶ岳の圧倒的存在に隠れて、砂山は目立たない印象がありますが、宇賀渓の美しい渓流とセットで楽しく歩いた記憶があります。
ただ、ヒルが多そうで、注意が必要ですね！
この時期、大人気の竜ヶ岳もひっそり静かな雰囲気なのかなと思いましたが、やっぱり山頂は賑やかだったようですね！
totokさん 今晩は。
金山尾根も遠足尾根も美しい紅葉を見せてくれるのですが、
赤い羊のブームで賑わう時期でもあり、つい敬遠してしまいますが、
そろそろいいかなと思い歩いてみました。
尾根道から歩く砂山は展望も良く、程よい歩き応えも得られますね。
静かなルートを辿ってクラの笹原に出た途端、多くの人に出逢って
改めて時期を問わず人気の山だと認識しました。
こんにちはonetotaniさん
山の名前からして、どこかを龍に見立てたのでしょうか？言われてみれば伏せた龍の姿に見えますね。山名の由来を調べるのも面白いですね。
私が竜ヶ岳を初めて歩いたのが宇賀渓から中道〜ホタガ谷道の周回でした。実はそれ以来宇賀渓からは歩いたことがありません（遠足尾根もまだ）。人が多いのも理由のひとつですが、入下山時の届出が面倒そうなので敬遠しています。（compassのネット届出がほとんど）
砂山や滝巡りもやってみたいですし、そろそろ重い腰をあげて宇賀渓からもありかな？と思っています。
teppanさん 今晩は。
山の姿は面白いもので、一度思い込むと毎回クラの笹原から見る
龍の姿が楽しみの一つとなりました。
係員は下山届まで気にしてくれますので、宇賀渓から入山する人の義務と
考え、重い腰を上げて歩かれては如何でしょうか。
これからは霧氷が付いた「白い羊」の放牧が見られるチャンスが
有るかも知れませんね。
一番最初に、竜ヶ岳に登ったときは、旧道も
ちゃんと整備されていて。大日向ピークも
踏んだ記憶があります。面白い道だったのですが
今は倒木だらけとは、残念です。
代わりに整備された？金山尾根はお気に入りです。
砂山からの大周回、さすがですね。
komaki さん 今晩は。
今の遠足尾根新道は2011年当時でもかなりバリエーションルートが
色濃く残っており、旧道は未だに当時と変わっていませんので
裏道と旧道を勘違いされていると思いますが・・・。
宇賀渓からは久しぶりだったので、砂山から周回することにしましたが、
やっぱり竜ヶ岳を満喫できるコースでした。
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