20200922-六甲登山-黒岩谷西尾根-東おたふく山-住吉道-七兵衛山


- GPS
- 06:07
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:08
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス | 徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒岩谷西尾根は、元来、マイナールート(バリエーションルートと呼ぶ方もいらっしゃいます)で、上の方は、治山工事の作業路の跡でもあります。正規のハイキングコースではなく、危険箇所がいくつもあり、通行止めの魚屋道七曲がり坂の迂回路ではありません。 登り始めて少ししたあたりともうしばらく登ったあたりの右手(東側)が、以前から崩れていて、ルートが狭くなっている箇所があります。 中盤には、落石が発生しやすいところがいくつもあります。 2 箇所にロープが設置されています。 ロープにつかまって力任せに登降している方がいらっしゃいましたが、足下をよく見て、足を置く岩や石に注意しないと、石を落としてしまいます。 登りの最後の方、壊れた昔の作業通行用階段を昇りきる最後あたりの足下に、以前から、浮いたワイヤーがあります。つまずかないように。登りでつまずいて数歩前によろめいた場合、左前方に急斜面(今年は植生が増えていますが崖に近い)が開けている箇所があります。 +++++ 黒岩谷西尾根でスズメバチの偵察飛行に遭遇し、スズメバチサラバを 1 回使いました。 住吉道の下りではメマトイに少々まとわりつかれましたが、虫除け(ハッカ油添加アルコール)スプレーや団扇を使うほどではありませんでした。 一昨日、ほとんど羽虫に遭遇しませんでしたので、今日は、森林香は携行しませんでした。今日の行程では、行動中、必要になる様子はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 魚屋道の七曲がり坂が通行止めになっています。通行している方もいらっしゃいました。 多くの方が黒岩谷西尾根に入り込んでいらっしゃいました。土樋割峠から蛇谷北山のハイキングコースに登るのが、正規のハイキングコースでの迂回です。30 分ほど、余分にかかります。 |
写真
多くの方が通行止めの七曲がり坂から迂回しようとしていましたが、初見でここに進入しようと思えるような明るい入口ではありません。
写真向かって右の太い方の松の根元には、ちょうど座れるくらいの平らな石がありました。以前はありませんでした。ぐらついていますので、乗ってよろめかないように。
ここの左手に踏み跡があり、黒岩谷に下れます。お勧めはできませんが。
20180520-六甲登山-黒岩谷西尾根-黒岩谷
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1471097.html
装備
個人装備 |
ERGOSTARランニングマスク装用
布マスク携行
Buffフェイスマスク携行
半袖ポロシャツ(おたふく手袋ボディータフネス)
長袖インナーTシャツ(おたふく手袋ボディータフネス)
ズボン(ランニング用ジャージスラックス)
靴下(安全靴作業用)
靴(HOKA ONEONE SPEEDGOAT 4 WIDE)
ザック(Salomon OUTNIGHT 30+5)
ファーストエイドキット
コンパス+笛+ヘッドライト
ストック(折畳式 携行のみ)
タオル
ハンドタオル
着替え一式
帽子(作業用cap)
携帯型情報通信端末(スマホ)
モバイルバッテリー
団扇(携行のみ)
スズメバチサラバ
虫除けハッカ油アルコールスプレー
行動食
非常食
飲料5L
水分以外6kg
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感想
今日も HOKA ONEONE SPEEDGOAT 4 WIDE のテストで、黒岩谷西尾根を登降してみました。
+++++
風吹岩から本庄堰堤あたりまでは、いつもの休日程度の人出でした。
魚屋道七曲がり坂が通行止めになっていますので、少々の方たちはそれでも七曲がり坂を登降していらっしゃいましたが、多くの方は、七曲がり坂の通行止めをご存じないようで、蛇谷林道の方へ登って行かれ、黒岩谷西尾根と黒岩谷の登り口のあたりで、何組もの方々が立ち止まって、思案しておられました。
道を聞かれたりしましたが、立ち止まっておられた方々は、七曲がり坂の通行止めを知らずに登って来られていて、蛇谷北山のハイキングコースへまわることもご存じではありませんでした。
お尋ねくださった方々には、蛇谷北山の方をお勧めしました。
好日山荘さん 2020年9月10日 (木)
六甲山、魚屋道 七曲道が通行止めです
http://blog.kojitusanso.jp/kobe/2020/09/post-d915.html
私は、黒岩谷西尾根はお勧めしませんよとこれらの方々に断って黒岩谷西尾根へ進みました。ついて来る方はいらっしゃいませんでした。
途中、下ってくる方が数人いらっしゃって、これらの方々は下るくらいですからこのルートをご存じなのでよいのですが、登っておられる方々何組にも追いつき、追い越ししました。
で、やはり、最高峰に行けるのかと道を尋ねられますので、ロープ箇所と落石や浮いているワイヤーなど、気をつける所を申し上げました。
帰路の下りでも、何組もの、特に下りでは 30 人をくだらない数の方々とすれ違い、ほとんどの方から最高峰に行けるのかとお尋ねをいただきました。この方々にもルートについて説明申し上げました。
それらの方々の中には、年配らしいリーダー → 子ども十数人 → 大人と子どもの混在十人くらいが一列縦隊で密集して登って来る集団もありました。私は、危なっかしいルートの、それでも安全な場所を見つけて、木につかまりながら道を空けました。
一般のハイキングコースより落石滑落の危険が高い黒岩谷西尾根で、この集団はハイリスクでしょう。状況に応じた隊列の組み方というものがあるでしょうし、子どもの集団を率いてここを登るのは、私なら止めときますね。
今夏からの七曲がり坂の通行止めで、相当数の方々が、この黒岩谷西尾根に、いうなれば迷い込んでおられる様子でした。
七曲がり坂の通行止めの案内札は各所にあるのですが、蛇谷北山コースを正確に案内してはくれていません。七曲がり坂の通行止めは神戸市の管轄で、蛇谷北山コースは芦屋市だからでしょうか。
+++++
以前は黒岩谷西尾根で人に会うことは稀でしたが、今日のように通行が多いと、落石も起こりますので、次はヘルメットを持っていこうと思います。
すれ違いでは、自分がルートの前後で安全に道を空けることができる所まで後退して(登りでは少々下り、下りでは少々登り返し)道をお譲りすることも何回かありました。
++++++++++
HOKA ONEONE SPEEDGOAT 4 WIDE のトレランシューズは、
岩の上や岩の斜めの面に乗った際、Salomon XA PRO 3D Wide よりも安心感があり、黒岩谷西尾根程度の岩場の斜面では、Five Ten Guide Tennie や La Sportiva TX2 と同等でした。
岩の小さい出っ張りや岩の角に、爪先、足のサイドまたは踵を乗せた時も足裏感覚があって滑らず、TX2 と同じ感じでした(Guide Tennie はこれらより少し底が硬い)。
しかし、靴底にはトレランシューズならではの末広がりの幅があり、アプローチシューズである Guide Tennie や TX2 よりも末広がりに底が広がっている分、岩の角や隙間などに引っかかることがありました。
靴底(ソール)のパターンが、Sirio P.F.430 など、いわゆるトレッキングブーツ(シューズ)よりも浅いです。そのためか、砂や粗い小石の斜面や湿った土の斜面では滑りやすい。
同じローカットシューズである Salomon XA PRO 3D Wide よりも足首のカットがやや低いので、より小石が入りやすい。これは、Guide Tennie や TX2 も低めなので同じです。
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今日の神戸の最高気温は 28.7 度でしたが、山行中は曇って風があり、涼しかったです。
水分 5L を含む約 11kg の荷物で、スポーツドリンク 1.75L、水 1.3L、デカビタ C ダブルスーパーチャージ 500ml を消費し、黒岩谷西尾根の下りかけのカーブ広場でコンビニおにぎり 1 ケとコンビニソーセージパン 1 ケの休憩、東おたふく山の休憩松でコンビニおにぎり 1 ケとコンビニジャムパン 1 ケの休憩をしました。
アメダス 神戸
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-63518.html
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