記録ID: 2553186
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
湯股温泉、野口五郎岳、烏帽子岳 七倉山荘から周回
2020年09月04日(金) 〜
2020年09月06日(日)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 51:28
- 距離
- 48.6km
- 登り
- 3,394m
- 下り
- 3,389m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 6:49
距離 19.7km
登り 1,016m
下り 670m
2日目
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:08
距離 14.9km
登り 1,914m
下り 809m
3日目
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 5:51
距離 14.0km
登り 443m
下り 1,906m
天候 | 9/4:晴れ後雨後曇り、9/5:晴れ後雨、雷、9/6:曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
清嵐荘はテント1人1000円。内風呂800円。携帯は繋がりません。 湯股温泉は自然の温泉なので勝手に入って無料。天国、楽園のような温泉。 烏帽子小屋は、確か素泊まり7000円+夕食のボルシチ(おかわり不可)1500円、朝食用のお弁当(おにぎり2個)800円。水は1L200で周囲の山小屋(1L400円〜500円)よりも安い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は、南真砂岳の少し南側のザレ場のトラバース10m位のみ。 清嵐荘から真砂岳の登り(竹村新道)はブナ立尾根の2.5倍くらいつらい。道はきちんとあるが、整備率は悪く、道が細くなっている箇所や腰くらいまでのクマザサが道を隠しつつある場所も多い。お嫁様(そう呼べと命令されている)は、草付きの崖で体ごと1回落ちたが、なんとか上半身でしがみつき、大事なかった。ここは注意すれば問題ないが、きちんと足元を見ないと人によっては危険。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘では日帰り温泉600円。ステーキ丼は約1500円。かき氷750円など。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
今回は「湯股温泉に行きたいっ!!。連れてけっ!!」とお嫁様(そう呼べと命令されている)のご命令!!余裕のあるスケジュールにしたので、珍しく当日の朝移動としました。すると・・・なんと車窓から虹が!!天気がとても怪しく、博打のような出発でしたが、もしかしたら・・・!!と期待を胸に・・・
やっと登山口!!
東京電力の管理道のため、一般車は通行不能です。
そのせいで、こんなに歩く羽目になったというわけです。
まあ、本当は高瀬ダムまではタクシーで2500円位でいけるんですけどね。自分らは、「これも登山だ」と楽しんで歩いた。実は、長ーいトンネル、結構楽しい。声がいつまでもこだまするし。
東京電力の管理道のため、一般車は通行不能です。
そのせいで、こんなに歩く羽目になったというわけです。
まあ、本当は高瀬ダムまではタクシーで2500円位でいけるんですけどね。自分らは、「これも登山だ」と楽しんで歩いた。実は、長ーいトンネル、結構楽しい。声がいつまでもこだまするし。
右岸沿いに木道もあります。湯股までの道はずっと平坦ですが、そこそこの距離があります。道はかなり良いです。それでも運動靴では滑る箇所もあるので、やはりトレランシューズやトレッキングシューズが良いでしょう。
清嵐荘到着。なんとここは電気が通っている。・・・が、その恩恵にはあまり預かれない・・・。水は、無料だった。内湯がある。
今日はここでテント泊。到着すると雨がパラパラと・・・。
しかーし、テント設営のその前に・・・・
今日はここでテント泊。到着すると雨がパラパラと・・・。
しかーし、テント設営のその前に・・・・
なんだか、こんな格好してみたくなった。なぜだろう?
人は嬉しくなると子どもに戻るらしい。
・・・しかし、自分はいつも皆から子供と言われる。
我が子が幼いころにも、「パパは子供だ!!」と言われていた。
・・・なぜだ?いつも嬉しいわけではないのだが・・・
人は嬉しくなると子どもに戻るらしい。
・・・しかし、自分はいつも皆から子供と言われる。
我が子が幼いころにも、「パパは子供だ!!」と言われていた。
・・・なぜだ?いつも嬉しいわけではないのだが・・・
熱湯の淵に、上流から河川水を誘導して水温を調整。
5~10分くらいで3名分の温泉が完成!!
さっそくドボン!!
うーん、まったり!!
ちなみにこの前後には、お嫁様(そう呼べと命令されている)が隠し撮りした使えない(使ってはいけない)写真が沢山あった。
5~10分くらいで3名分の温泉が完成!!
さっそくドボン!!
うーん、まったり!!
ちなみにこの前後には、お嫁様(そう呼べと命令されている)が隠し撮りした使えない(使ってはいけない)写真が沢山あった。
翌朝は3:40出発。清嵐荘からの登山道への入口がよくわからず、薄い踏み跡らしきものを登っていくと、登山道へ出た。そして藪がちな整備率の悪い急登(竹村新道)を5時間弱登り続けた。お嫁様は、草付きの崖で1回落ちて・・・(本当に危なかった・・・、頼むから、きちんと整備してくれ!!)、やっと・・・
槍ヶ岳と、先週行った右に伸びる西鎌尾根。こちらは素晴らしい縦走路だった。西に延びるのは東鎌尾根。こちらもいつか行ってみたい。左斜め手前に延びる死の北鎌尾根は・・・・絶対行きたくない。怖すぎる。
野口五郎小屋で水を補給します。お嫁様が0.8Lしか水持ってこなかったので(なんでや(# ゜Д゜))、自分の水を2人で分け合った。おかげで水にあまり余裕がなかった。
湯股から真砂岳の登りはブナ立尾根の2倍以上つらいので、水はしっかり持って行かないとやばいです。
湯股から真砂岳の登りはブナ立尾根の2倍以上つらいので、水はしっかり持って行かないとやばいです。
最後に山頂で記念撮影。
多分、今日、この付近でまともにご来光が見えたのは烏帽子岳だけだろう。
この後からは弱雨となったが、モンベルのトレランシューズの脅威のグリップ力にビビるのであった。後ほど日記にて紹介しようと思う。
多分、今日、この付近でまともにご来光が見えたのは烏帽子岳だけだろう。
この後からは弱雨となったが、モンベルのトレランシューズの脅威のグリップ力にビビるのであった。後ほど日記にて紹介しようと思う。
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ(ウィックロンクール)
短パン
着替え×2人分
手袋
防寒着×2人分
雨具
モンベルトレランシューズ
ザック(グラナイトギアの クラウン38)
夕食と朝食と昼食2食分×2人分
行動食2人分
水3L
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5と予備MH3)
予備電池
GPS(ガーミンMAP64S
予備のe-trex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
クロスオーバードーム2(旧版)
フットプリント
シュラフ(モンベル#3)×2人分
シュラフカバー×2人分
銀マット
ストーブとガス一式
スマホ
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0)
帽子
合計約16kg。お嫁様(そう呼べと命令されている)は多分
ザック1.2kg+3kg程度・・・
|
---|
感想
烏帽子岳って、こんなに良かったっけ?
裏銀座って、こんなに素晴らしかったっけ?
野口五郎岳って、こんなに美しかったっけ?
南真砂岳から見る槍ヶ岳って、西尾根って、硫黄岳って、こんなにもきれいな尾根だったんだ・・・。
ほんの少し前に、一部分、今回と同じ裏銀座を縦走した。
しかし、これほど美しい稜線だったろうか?これほど心に沁みたろうか?
1日でより多くの距離をこなすトレランモードはやはり行き急いだモードなのかもしれない。大事なものを見過ごしていたのかもしれない。
今回のようにゆっくりと、いろいろなものを見て、気づき、触れ、感じることができることが、登山の醍醐味なのではないだろか。
登山も人生も、「如何に多くをこなしたか」、「如何に遠くに進んだか」よりも、「如何に楽しめたか」に尽きるのだとしみじみ感じた。
そして、やはり、感動を共にできる者が隣にいるのが良い。
そんなことを振り返った山旅だった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1343人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する