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Yamareco

記録ID: 2528538
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

黒部五郎岳/折立〜黒部五郎小舎

2020年08月19日(水) 〜 2020年08月22日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
47.5km
登り
3,026m
下り
3,004m

コースタイム

1日目
山行
4:49
休憩
0:52
合計
5:41
6:46
109
8:35
8:45
102
10:27
10:37
56
11:33
12:05
22
12:27
2日目
山行
8:21
休憩
1:48
合計
10:09
1:56
26
2:22
114
4:16
4:25
10
4:35
92
6:07
6:15
112
8:07
8:10
15
8:25
9:26
16
9:42
9:45
28
黒部五郎の肩
10:13
10:37
88
五郎カール
3日目
山行
9:00
休憩
1:45
合計
10:45
1:56
169
4:45
19
5:04
5:54
113
7:47
7:57
73
9:10
40
9:50
10:11
11
10:22
87
11:49
12:03
7
12:10
12:20
21
12:41
4日目
山行
3:58
休憩
0:37
合計
4:35
4:35
28
5:03
5:19
52
6:11
79
7:30
7:51
79
9:10
折立
天候 全日、晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有峰有料林道・小見線(普通車@\1900)を経て、折立駐車場に車を停めました。
林道の通行可能時間6時〜20時。早朝の亀谷料金所前(トイレあり)には車が並びます。
コース状況/
危険箇所等
折立〜黒部五郎小舎までほぼ全ルートにわたってしっかり整備されています。
五郎カールは五郎沢方面に引き込まれないよう、下りではルートミスに注意。
その他周辺情報 折立キャンプ場はくま出没のために閉鎖中で使用できません。
8/19(水) 折立(1,350m)

数年前から下調べだけはしてました。やっと折立にやってこれました。
林道とは名ばかりで片側一車線の立派な舗装道でした。

平日でもキャンプ場周辺の駐車場はほぼ満杯です。
ちなみに折立キャンプ場はくま出没のために閉鎖中とのことでした。
行動中、鳴り物を付けていない方を多く見かけますが、
今年はくまの目撃例が多くて熊鈴とラジオは必携かと思います。

登山口は道路の突き当り。トイレは登山口周辺に2ヶ所あります。
2
8/19(水) 折立(1,350m)

数年前から下調べだけはしてました。やっと折立にやってこれました。
林道とは名ばかりで片側一車線の立派な舗装道でした。

平日でもキャンプ場周辺の駐車場はほぼ満杯です。
ちなみに折立キャンプ場はくま出没のために閉鎖中とのことでした。
行動中、鳴り物を付けていない方を多く見かけますが、
今年はくまの目撃例が多くて熊鈴とラジオは必携かと思います。

登山口は道路の突き当り。トイレは登山口周辺に2ヶ所あります。
6:47 折立・薬師岳登山口(1,350m)より登山開始!


テント泊は6月初めの谷川連峰主脈縦走以来です!
いきなりの急登、太郎坂に挑みます。焦らずゆっくり自分のペースで。
1
6:47 折立・薬師岳登山口(1,350m)より登山開始!


テント泊は6月初めの谷川連峰主脈縦走以来です!
いきなりの急登、太郎坂に挑みます。焦らずゆっくり自分のペースで。
最初の一登りを終えると、今後の本格的な登りの区間となる尾根が見えてきます。
出発時刻が遅いため、日向に出るともう暑い!
最初の一登りを終えると、今後の本格的な登りの区間となる尾根が見えてきます。
出発時刻が遅いため、日向に出るともう暑い!
太郎坂の急登はよく踏まれていて登りやすいです。
ちなみに自分は登りが特に遅いので、後続の方にどんどん道を譲ります。
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太郎坂の急登はよく踏まれていて登りやすいです。
ちなみに自分は登りが特に遅いので、後続の方にどんどん道を譲ります。
7:49 アラレちゃん(1,690m)

折立から1時間で、有名なアラレちゃんに到着。だいぶ年季が入ってきています。
小広い空間があって、小休止に良いところです。

“大好き薬師岳”と書いてあり、やっぱり薬師へ向かう人が多いのでしょう。
あまのじゃくの自分はまず黒部五郎を目指します。




7:55 出発

ここから一旦平坦な区間を挟んで、再び急登となります。
1
7:49 アラレちゃん(1,690m)

折立から1時間で、有名なアラレちゃんに到着。だいぶ年季が入ってきています。
小広い空間があって、小休止に良いところです。

“大好き薬師岳”と書いてあり、やっぱり薬師へ向かう人が多いのでしょう。
あまのじゃくの自分はまず黒部五郎を目指します。




7:55 出発

ここから一旦平坦な区間を挟んで、再び急登となります。
木の根の張り出した急登をぐんぐん登ります。
2
木の根の張り出した急登をぐんぐん登ります。
太郎坂の主と思える巨木も立っています。
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太郎坂の主と思える巨木も立っています。
次第に空が広くなり、明日歩くと思われる主稜線が見えてきました!
三角点広場まで残る標高差もあと少しです。
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次第に空が広くなり、明日歩くと思われる主稜線が見えてきました!
三角点広場まで残る標高差もあと少しです。
8:35 三角点「青淵」広場(1,869m)

一気に雰囲気が変わって感動しました!
遥か上方には薬師岳、西側にはこれから歩いていく尾根が見えています。


8:45 出発
2
8:35 三角点「青淵」広場(1,869m)

一気に雰囲気が変わって感動しました!
遥か上方には薬師岳、西側にはこれから歩いていく尾根が見えています。


8:45 出発
三角点広場から少し先では立山剱、そして弥陀ヶ原までよく見えました。
母と共に剱に登頂したのが昨年9月。早くも1年になろうとしています。
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三角点広場から少し先では立山剱、そして弥陀ヶ原までよく見えました。
母と共に剱に登頂したのが昨年9月。早くも1年になろうとしています。
これまでの急登とは打って変わって緩やかな登り。
開放的な高原歩きです。
3
これまでの急登とは打って変わって緩やかな登り。
開放的な高原歩きです。
1,934mピークを過ぎると一旦下り。
左前方には標高差250mほどの登りが見えてます。
太郎平までの標高差は半分以上稼いでいても、
この先のほうが圧倒的に距離が長いので気を抜けません。
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1,934mピークを過ぎると一旦下り。
左前方には標高差250mほどの登りが見えてます。
太郎平までの標高差は半分以上稼いでいても、
この先のほうが圧倒的に距離が長いので気を抜けません。
緩い傾斜の尾根を登っていくと、北方に立派な山が見えてきます。
あれが佐々成政の埋蔵金伝説のある鍬崎山でしょう。
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緩い傾斜の尾根を登っていくと、北方に立派な山が見えてきます。
あれが佐々成政の埋蔵金伝説のある鍬崎山でしょう。
整備された石畳を登っていきますが、ほぼ直登の格好だからか意外に疲れました…。
整備された石畳を登っていきますが、ほぼ直登の格好だからか意外に疲れました…。
景色を見ながら、休み休み登っていきます。
2
景色を見ながら、休み休み登っていきます。
10:27 五光岩ベンチ(2,180m)到着

五光岩はもちろん、薬師岳の眺望が見事でした!
まだ薬師岳は行ったことないけど、今回の目標は黒部五郎岳のみ。
薬師岳は次の楽しみに取っておきます。

10:38 出発
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10:27 五光岩ベンチ(2,180m)到着

五光岩はもちろん、薬師岳の眺望が見事でした!
まだ薬師岳は行ったことないけど、今回の目標は黒部五郎岳のみ。
薬師岳は次の楽しみに取っておきます。

10:38 出発
五光岩ベンチを過ぎると、遠くに太郎平と思われる稜線が見えてきますがまだ遠い。
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五光岩ベンチを過ぎると、遠くに太郎平と思われる稜線が見えてきますがまだ遠い。
緩い登りと代り映えしない光景で、ここの登りは長く感じました。
緩い登りと代り映えしない光景で、ここの登りは長く感じました。
ようやく太郎平小屋に着きそう。あと少し、あと少し…。
ようやく太郎平小屋に着きそう。あと少し、あと少し…。
11:33 太郎平小屋(2,320m)到着

折立から6時間弱で太郎平小屋に到着!
小屋が立っている広々ゆったりした主稜線に圧倒されました。
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11:33 太郎平小屋(2,320m)到着

折立から6時間弱で太郎平小屋に到着!
小屋が立っている広々ゆったりした主稜線に圧倒されました。
小屋前から見渡せる裏銀座の山々、雲ノ平、そして明日向かう北ノ俣、雲に隠れてるけど黒部五郎!
裏銀座周辺は黒部五郎以外、5年前までに全て登っています。
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小屋前から見渡せる裏銀座の山々、雲ノ平、そして明日向かう北ノ俣、雲に隠れてるけど黒部五郎!
裏銀座周辺は黒部五郎以外、5年前までに全て登っています。
薬師峠キャンプ場に向かう前に、初日の登りのご褒美です!

今回のアルプス縦走のお伴もやはり #ヤマノススメ
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薬師峠キャンプ場に向かう前に、初日の登りのご褒美です!

今回のアルプス縦走のお伴もやはり #ヤマノススメ
12:03 太郎平小屋出発

一息入れてから、今日の幕営地へ向かいます。
薬師峠キャンプ場まであと30分弱。
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12:03 太郎平小屋出発

一息入れてから、今日の幕営地へ向かいます。
薬師峠キャンプ場まであと30分弱。
太郎平小屋を振り返ると、後方には明日登っていく北ノ俣岳。
今日の行程は小手調べ。明日、明後日こそが頑張りどころであり、
気が引き締まる光景です。
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太郎平小屋を振り返ると、後方には明日登っていく北ノ俣岳。
今日の行程は小手調べ。明日、明後日こそが頑張りどころであり、
気が引き締まる光景です。
今日の幕営地が見えてきました!

12:27 薬師峠キャンプ場(2,294m)到着 

※予約不要。14時頃より現地事務所でテント泊受付開始。
今日の幕営地が見えてきました!

12:27 薬師峠キャンプ場(2,294m)到着 

※予約不要。14時頃より現地事務所でテント泊受付開始。
黒部五郎ビューを楽しめるようにテントを張りましたが、
この日はずっと雲に隠れたままでした。
それにしても、明日の行程で歩く圧倒的な距離を改めて感じます。
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黒部五郎ビューを楽しめるようにテントを張りましたが、
この日はずっと雲に隠れたままでした。
それにしても、明日の行程で歩く圧倒的な距離を改めて感じます。
薬師峠キャンプ場の水場。じゃぶじゃぶ冷たい水が出ています。
美味しくて最高の水でした!
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薬師峠キャンプ場の水場。じゃぶじゃぶ冷たい水が出ています。
美味しくて最高の水でした!
15時過ぎには夕食。17時半頃就寝。
この日は周辺は静かで耳栓は不要。よく眠れました。










8/20(木)

0:00 起床
1:56 薬師峠キャンプ場(2,294m)出発

木道が長い北ノ俣岳への道のり。自分の前後に一人ずつヘッドライトの灯りが見えてました。
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15時過ぎには夕食。17時半頃就寝。
この日は周辺は静かで耳栓は不要。よく眠れました。










8/20(木)

0:00 起床
1:56 薬師峠キャンプ場(2,294m)出発

木道が長い北ノ俣岳への道のり。自分の前後に一人ずつヘッドライトの灯りが見えてました。
4:15 北ノ俣岳山頂(2,662m)到着

薄明るくなる頃、ほぼ予想どおりのタイミングで北ノ俣岳山頂に到着!
微風で穏やかな夜明けでしたが、盆を過ぎて日の出が遅くなってきました。

4:25 出発
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4:15 北ノ俣岳山頂(2,662m)到着

薄明るくなる頃、ほぼ予想どおりのタイミングで北ノ俣岳山頂に到着!
微風で穏やかな夜明けでしたが、盆を過ぎて日の出が遅くなってきました。

4:25 出発
北ノ俣岳を過ぎて間もなく、黒部五郎へ続く稜線の全貌が見えてきました!槍をはじめとして多くの山々も見えています。
目指す黒部五郎はまだまだ遠い。
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北ノ俣岳を過ぎて間もなく、黒部五郎へ続く稜線の全貌が見えてきました!槍をはじめとして多くの山々も見えています。
目指す黒部五郎はまだまだ遠い。
ゆったりとした赤木岳を巻いて進むと、前方には岩がちな2,610mピーク。
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ゆったりとした赤木岳を巻いて進むと、前方には岩がちな2,610mピーク。
5:30 赤木岳指導標(2,600m)

2,610mピーク直下に赤木岳指導標があります。
付近は腰を下ろせそうな岩もあって休憩適地。
この辺りでようやく朝日が当たってきました。
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5:30 赤木岳指導標(2,600m)

2,610mピーク直下に赤木岳指導標があります。
付近は腰を下ろせそうな岩もあって休憩適地。
この辺りでようやく朝日が当たってきました。
2,578mピーク手前にある中俣乗越に向けて下り基調が続きます。
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2,578mピーク手前にある中俣乗越に向けて下り基調が続きます。
赤木沢を照らす朝の光景がなんともいえない見事なものでした。
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赤木沢を照らす朝の光景がなんともいえない見事なものでした。
ライチョウの親子に遭遇。しばらくの間共に進みました。
2
ライチョウの親子に遭遇。しばらくの間共に進みました。
草原が広がる中俣乗越が見えてきました。
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草原が広がる中俣乗越が見えてきました。
6:07 中俣乗越(2,450m)

北ノ俣岳、赤木岳から黒部五郎岳間での最低コルにあたる中俣乗越。
これからが頑張りどころということで、ここで一息入れていきます。

ここで今日初めて後から二人立て続けに来られました。


6:15 出発
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6:07 中俣乗越(2,450m)

北ノ俣岳、赤木岳から黒部五郎岳間での最低コルにあたる中俣乗越。
これからが頑張りどころということで、ここで一息入れていきます。

ここで今日初めて後から二人立て続けに来られました。


6:15 出発
中俣乗越からまずは2,578mピークまでの登り。
それほどきつくはないけど、黒部五郎への登りに備えてペースを抑えて進みます。
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中俣乗越からまずは2,578mピークまでの登り。
それほどきつくはないけど、黒部五郎への登りに備えてペースを抑えて進みます。
6:45 2,578mピーク

30分で登り切りました。ピーク周辺は広場になっており休憩適地です。
ここでようやく黒部五郎が眼前に立ちはだかります。
登れば登るほど急登になるようで、これは気合が要ります。
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6:45 2,578mピーク

30分で登り切りました。ピーク周辺は広場になっており休憩適地です。
ここでようやく黒部五郎が眼前に立ちはだかります。
登れば登るほど急登になるようで、これは気合が要ります。
自分にとって周辺で最後に残した雄峰に相応しい重厚感でした。
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自分にとって周辺で最後に残した雄峰に相応しい重厚感でした。
黒部五郎へ迫るまでに、もどかしいけどあと1回アップダウンあり。
標高差は6〜70mの下り。部分的には岩場もあります。
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黒部五郎へ迫るまでに、もどかしいけどあと1回アップダウンあり。
標高差は6〜70mの下り。部分的には岩場もあります。
2,510mコルを過ぎると、いよいよ黒部五郎へ続く登りに転じます。
ハイマツと笹がやや濃いところもあるけど、歩くには充分の間隔はあります。
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2,510mコルを過ぎると、いよいよ黒部五郎へ続く登りに転じます。
ハイマツと笹がやや濃いところもあるけど、歩くには充分の間隔はあります。
コルから30mほど登ると、一旦は緩い登りとなります。
眼前には次第に近く、そして高くなっていく黒部五郎。
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コルから30mほど登ると、一旦は緩い登りとなります。
眼前には次第に近く、そして高くなっていく黒部五郎。
いよいよ黒部五郎の肩へ向けて急登の始まり!
登るにつれて急になるので、こここそ焦らずゆっくり自分のペースで。
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いよいよ黒部五郎の肩へ向けて急登の始まり!
登るにつれて急になるので、こここそ焦らずゆっくり自分のペースで。
肩の手前でやや傾斜が緩み、折り重なった岩肌を貫く山腹道へ。
肩の周辺には黒部五郎小舎からと思われる登山者の方々が見えています。
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肩の手前でやや傾斜が緩み、折り重なった岩肌を貫く山腹道へ。
肩の周辺には黒部五郎小舎からと思われる登山者の方々が見えています。
8:06 黒部五郎の肩(2,760m)

遂に要所の黒部五郎の肩までやってきました!
山頂までの標高差は100mに満たないので、ザックを背負ったまま登り続けます。
(アタックザックへの換装が面倒なことが大きいですが)
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8:06 黒部五郎の肩(2,760m)

遂に要所の黒部五郎の肩までやってきました!
山頂までの標高差は100mに満たないので、ザックを背負ったまま登り続けます。
(アタックザックへの換装が面倒なことが大きいですが)
肩からの登りはなかなか急でしんどかった…。
でもふと傾斜が緩むと、待望の黒部五郎の山頂はもう目の前!
今日のヴィクトリーロードです!
あと少し、あと少し、もう一歩、前へ!
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肩からの登りはなかなか急でしんどかった…。
でもふと傾斜が緩むと、待望の黒部五郎の山頂はもう目の前!
今日のヴィクトリーロードです!
あと少し、あと少し、もう一歩、前へ!
8:25 黒部五郎岳山頂(2,840m)到着!!

やりました!!
薬師峠キャンプ場出発から約6時間半での黒部五郎初登頂。
早発のおかげで全方位の大展望を拝むことができました!
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8:25 黒部五郎岳山頂(2,840m)到着!!

やりました!!
薬師峠キャンプ場出発から約6時間半での黒部五郎初登頂。
早発のおかげで全方位の大展望を拝むことができました!
感動の五郎カールの眺望!

五郎カールを見たい!歩きたい!これが今回の山旅の大きな動機でした。
この後、カールへ下りていくのが楽しみです。
更に裏銀座の山々から薬師と薬師峠キャンプ場まで!
遥か彼方といえる距離感で、よく歩いたなと達成感に包まれました。
しかし黒部五郎小舎まで残る行程も短くはないので、ここで気を抜くわけにはいきません。
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感動の五郎カールの眺望!

五郎カールを見たい!歩きたい!これが今回の山旅の大きな動機でした。
この後、カールへ下りていくのが楽しみです。
更に裏銀座の山々から薬師と薬師峠キャンプ場まで!
遥か彼方といえる距離感で、よく歩いたなと達成感に包まれました。
しかし黒部五郎小舎まで残る行程も短くはないので、ここで気を抜くわけにはいきません。
歩いてきた北ノ俣の稜線を、あおいとひなたと共に振り返ります。
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歩いてきた北ノ俣の稜線を、あおいとひなたと共に振り返ります。
9:27 黒部五郎岳山頂出発

立ち去り難いところでしたが、五郎カールの光景も楽しみ!
約1時間の滞在で黒部五郎の山頂を出発しました。


9:42 黒部五郎の肩

肩からは黒部五郎小舎へ向けて、しばらく稜線に沿って進みます。
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9:27 黒部五郎岳山頂出発

立ち去り難いところでしたが、五郎カールの光景も楽しみ!
約1時間の滞在で黒部五郎の山頂を出発しました。


9:42 黒部五郎の肩

肩からは黒部五郎小舎へ向けて、しばらく稜線に沿って進みます。
9:52 稜線を外れて五郎カールへ(2,750m)

稜線を外れると五郎カールへ向けて激下り!
これまで見えていなかった光景にまた新たな感動です。
でも下方から続々と登山者が登ってこられるので、
落石を起こさないようにも気を抜けません。
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9:52 稜線を外れて五郎カールへ(2,750m)

稜線を外れると五郎カールへ向けて激下り!
これまで見えていなかった光景にまた新たな感動です。
でも下方から続々と登山者が登ってこられるので、
落石を起こさないようにも気を抜けません。
五郎カールへ下りていく途中にて。
これまで見えていなかったカール側の光景が広がってきます。
北ノ俣側からの姿とは全く違う黒部五郎の山容。
でもこちらのほうが黒部五郎の特徴を示す代表的な景観でしょう。
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五郎カールへ下りていく途中にて。
これまで見えていなかったカール側の光景が広がってきます。
北ノ俣側からの姿とは全く違う黒部五郎の山容。
でもこちらのほうが黒部五郎の特徴を示す代表的な景観でしょう。
立ち止まってはつい見上げてしまうほどの美しさに溢れた光景。
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立ち止まってはつい見上げてしまうほどの美しさに溢れた光景。
10:13 五郎カール(2,610m)

五郎カールに降り立ちました!
鷲羽などから遠目に見たことはあったけど、やはり現地に来てみたら感動の度合いが違います!
10:13 五郎カール(2,610m)

五郎カールに降り立ちました!
鷲羽などから遠目に見たことはあったけど、やはり現地に来てみたら感動の度合いが違います!
さっさと通り過ぎてしまっては勿体ないところです!
また明日早朝のナイトハイクの下調べも兼ねてるので、よく観察しながら進みます。
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さっさと通り過ぎてしまっては勿体ないところです!
また明日早朝のナイトハイクの下調べも兼ねてるので、よく観察しながら進みます。
まるで絵画のような光景で、なかなか先へ進みません。
翌日は暗い時間帯に通過するので、この光景を見られるのは今日だけです。

五郎カール上部の清流で冷たい水を補給しました♪
黒部源流の冷水はやはり腹に染み渡ります!
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まるで絵画のような光景で、なかなか先へ進みません。
翌日は暗い時間帯に通過するので、この光景を見られるのは今日だけです。

五郎カール上部の清流で冷たい水を補給しました♪
黒部源流の冷水はやはり腹に染み渡ります!
五郎カールにて
まさに別天地の五郎カール。
2日掛けて訪れる価値は十二分にあるでしょう。
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まさに別天地の五郎カール。
2日掛けて訪れる価値は十二分にあるでしょう。
まだまだ五郎カールの光景を楽しみたいところですが、
早くも山頂辺りから雲が沸いてきました。
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まだまだ五郎カールの光景を楽しみたいところですが、
早くも山頂辺りから雲が沸いてきました。
お盆を過ぎて花は少ないものの、そこそこ咲いていました。
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お盆を過ぎて花は少ないものの、そこそこ咲いていました。
五郎カールは立ち去り難いところですが、どんどん雲が沸いてくるのでそろそろ出発します。
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五郎カールは立ち去り難いところですが、どんどん雲が沸いてくるのでそろそろ出発します。
10:42 要注意箇所(2,590m)

山と高原地図での「迷」マークはここかなと思います。
指導標やマーキングに従って、沢の右岸へ逸れていきます。
普通に沢床を下りていけそうなので、ここは要注意箇所と感じました。
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10:42 要注意箇所(2,590m)

山と高原地図での「迷」マークはここかなと思います。
指導標やマーキングに従って、沢の右岸へ逸れていきます。
普通に沢床を下りていけそうなので、ここは要注意箇所と感じました。
行く手にパカッと割れた岩が見えてきましたが、あれが雷岩のようです。
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行く手にパカッと割れた岩が見えてきましたが、あれが雷岩のようです。
草原の中にポツンと雷岩。奥には懐かしい三俣蓮華と鷲羽。
五郎カールでは思わず足を止めて眺めていたくなる光景に溢れています。
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草原の中にポツンと雷岩。奥には懐かしい三俣蓮華と鷲羽。
五郎カールでは思わず足を止めて眺めていたくなる光景に溢れています。
次第に遠ざかる五郎カール。
雲は相変わらず沸いてきますが、これも夏らしい光景かなと感じます。
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次第に遠ざかる五郎カール。
雲は相変わらず沸いてきますが、これも夏らしい光景かなと感じます。
11:06 五郎カールを離れる

五郎カールを広々と眺められそうな区間はそろそろ過ぎそう。
名残惜しく何度も振り返り、五郎カールを目に焼き付けました。
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11:06 五郎カールを離れる

五郎カールを広々と眺められそうな区間はそろそろ過ぎそう。
名残惜しく何度も振り返り、五郎カールを目に焼き付けました。
またいつか再訪したいと思う五郎カールでした。
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またいつか再訪したいと思う五郎カールでした。
黒部五郎小舎へは樹林帯もあるけど、草原を進むところが多かったです。
五郎平と思われる草原がだいぶ手前から見えますが、黒部五郎小舎はなかなか見えてきません。
今回も長丁場の疲れはやはり下りで出やすく感じました。
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黒部五郎小舎へは樹林帯もあるけど、草原を進むところが多かったです。
五郎平と思われる草原がだいぶ手前から見えますが、黒部五郎小舎はなかなか見えてきません。
今回も長丁場の疲れはやはり下りで出やすく感じました。
五郎カールを通り過ぎても、黒部源流の地に相応しい光景の連続でした。
集中力を切らさないためにも、適度に小休止を入れつつ下ります。

また、いくつもの小さな沢と交錯するので、引き続いてしっかり観察しながら進みます。
要所には必ずマーキングがあるので、ナイトハイクでもしっかりルートファインディングすれば大丈夫。
五郎カールを通り過ぎても、黒部源流の地に相応しい光景の連続でした。
集中力を切らさないためにも、適度に小休止を入れつつ下ります。

また、いくつもの小さな沢と交錯するので、引き続いてしっかり観察しながら進みます。
要所には必ずマーキングがあるので、ナイトハイクでもしっかりルートファインディングすれば大丈夫。
五郎カールを出発してから長く感じましたが、ようやく待望の黒部五郎小舎が見えてきました!
五郎カールを出発してから長く感じましたが、ようやく待望の黒部五郎小舎が見えてきました!
12:03 黒部五郎小舎(2,340m)到着!!

薬師峠を出発してから10時間。前から来てみたかった黒部五郎小舎にようやく到着です!
五郎平の草原のただ中。素晴らしいロケーションに位置する山小屋です!
12:03 黒部五郎小舎(2,340m)到着!!

薬師峠を出発してから10時間。前から来てみたかった黒部五郎小舎にようやく到着です!
五郎平の草原のただ中。素晴らしいロケーションに位置する山小屋です!
静寂の地、五郎平に居る喜び。

雲ノ平の向こうに薬師岳。雲ノ平の周囲を半周した格好。
今日はよく歩きました。でも明日は今日の行程を引き返していくのですが。
静寂の地、五郎平に居る喜び。

雲ノ平の向こうに薬師岳。雲ノ平の周囲を半周した格好。
今日はよく歩きました。でも明日は今日の行程を引き返していくのですが。
黒部五郎小舎、キャンプ指定地

※連休等の繁忙期以外は予約不要。山小屋の専用窓口にて随時受付。

テン場は小屋から南へ徒歩3分くらいで、草原の中にある素晴らしいロケーションです!
上下段の二段構成で、小屋に近い上段にテントを張りました。

午後の雨が心配でしたが、実際には夕方の短時間に降っただけでした。
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黒部五郎小舎、キャンプ指定地

※連休等の繁忙期以外は予約不要。山小屋の専用窓口にて随時受付。

テン場は小屋から南へ徒歩3分くらいで、草原の中にある素晴らしいロケーションです!
上下段の二段構成で、小屋に近い上段にテントを張りました。

午後の雨が心配でしたが、実際には夕方の短時間に降っただけでした。
黒部五郎小舎で山バッジ、手ぬぐい、そして今日のご褒美のコーラを仕入れました。
縦走のご褒美のコーラはいつに増して格別でした!酒を呑めない自分にはコーラが何よりも最高。
黒部五郎小舎で山バッジ、手ぬぐい、そして今日のご褒美のコーラを仕入れました。
縦走のご褒美のコーラはいつに増して格別でした!酒を呑めない自分にはコーラが何よりも最高。
夕食を終えてから小屋周辺を少し散策しました。
明日の夜明け前に出発してしまうのが惜しいロケーションでした。
夕食を終えてから小屋周辺を少し散策しました。
明日の夜明け前に出発してしまうのが惜しいロケーションでした。
夕刻の五郎平
雷雨どころか夕方になって、けっこう晴れ間が多かったです。
明日の夜明けには再びあの黒部五郎岳の山頂に舞い戻ります。


17:30頃、明日に備えてさっさと寝床に就きました。
雷雨どころか夕方になって、けっこう晴れ間が多かったです。
明日の夜明けには再びあの黒部五郎岳の山頂に舞い戻ります。


17:30頃、明日に備えてさっさと寝床に就きました。
8/21(金)

0:00 起床
1:56 黒部五郎小舎(2,340m)出発

昨日下ってきたルートを登り返していきます。
マーキングをしっかり観察しながら、順調に五郎カールへ。
やはり明るい時間帯の光景を見ていることは大きな強みになります。
自分の少し後ろ、だいぶ間隔を置いてヘッドライトの灯りが見えました。






4:28 五郎カール上部の急坂

五郎カールの急坂に差し掛かる頃に明るくなってきました。
やはりここの激登りは頑張りどころ!
8/21(金)

0:00 起床
1:56 黒部五郎小舎(2,340m)出発

昨日下ってきたルートを登り返していきます。
マーキングをしっかり観察しながら、順調に五郎カールへ。
やはり明るい時間帯の光景を見ていることは大きな強みになります。
自分の少し後ろ、だいぶ間隔を置いてヘッドライトの灯りが見えました。






4:28 五郎カール上部の急坂

五郎カールの急坂に差し掛かる頃に明るくなってきました。
やはりここの激登りは頑張りどころ!
4:45 黒部五郎の肩(2,760m)

肩で後続の方と出会いました。
やはり自分は登りがかなり遅いです。
でも日の出が遅くなったために充分、ご来光に間に合いそうです。
山頂直下の急坂をゆっくり登っていきます。

あと少し、あと少し、もう一歩、前へ!
4:45 黒部五郎の肩(2,760m)

肩で後続の方と出会いました。
やはり自分は登りがかなり遅いです。
でも日の出が遅くなったために充分、ご来光に間に合いそうです。
山頂直下の急坂をゆっくり登っていきます。

あと少し、あと少し、もう一歩、前へ!
5:03 黒部五郎岳山頂(2,840m)到着!!

昨日に続いて再び登頂しました!
先に到着された方と二人のみの静かな山頂でした。

到着後、まもなく待望のご来光!
本当に素晴らしいご来光で、早起きとナイトハイクした苦労は報われました。
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5:03 黒部五郎岳山頂(2,840m)到着!!

昨日に続いて再び登頂しました!
先に到着された方と二人のみの静かな山頂でした。

到着後、まもなく待望のご来光!
本当に素晴らしいご来光で、早起きとナイトハイクした苦労は報われました。
あおいとひなたも共にご来光を楽しみました!
あおいとひなたも共にご来光を楽しみました!
三等三角点
点名:「黒部」
標高:2839.67m
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三等三角点
点名:「黒部」
標高:2839.67m
薄いベールのような雲海。槍穂高がまるで島のようです!
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薄いベールのような雲海。槍穂高がまるで島のようです!
雲海に浮かぶ槍穂高のシルエット
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雲海に浮かぶ槍穂高のシルエット
幾度となく早朝の山頂にあちこちで立ってますが、この日は格別の美しさでした!
本当に感動しましたが、できれば母と共に見たかった…。

先着の方が先に出発され、途中から山頂貸し切りとなりました。
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幾度となく早朝の山頂にあちこちで立ってますが、この日は格別の美しさでした!
本当に感動しましたが、できれば母と共に見たかった…。

先着の方が先に出発され、途中から山頂貸し切りとなりました。
まるで一幅の絵画のような、早朝の五郎カール
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まるで一幅の絵画のような、早朝の五郎カール
想像以上の絶景に囲まれ、再びの長丁場を控えているにも関わらず、なかなか立ち去ることができなかったです。
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想像以上の絶景に囲まれ、再びの長丁場を控えているにも関わらず、なかなか立ち去ることができなかったです。
山頂滞在50分になろうとしていました。
このあと引き返していく北ノ俣の稜線を見据えます。
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山頂滞在50分になろうとしていました。
このあと引き返していく北ノ俣の稜線を見据えます。
薄いベールのような雲、天使のハシゴ。
なんともいえないファンタスティックな朝の光景でした。
思い残しのないよう、しっかりと目にも焼き付けました。


5:53 黒部五郎岳山頂出発

いずれかの再訪を期して、絶景を満喫した山頂を出発します!
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薄いベールのような雲、天使のハシゴ。
なんともいえないファンタスティックな朝の光景でした。
思い残しのないよう、しっかりと目にも焼き付けました。


5:53 黒部五郎岳山頂出発

いずれかの再訪を期して、絶景を満喫した山頂を出発します!
6:06 黒部五郎の肩(2,760m)

今日の目的地の薬師峠はまだ遥か彼方。
復路の稜線はやはり北ノ俣への登り返しが核心となるでしょう。
でも往路の黒部五郎への登りよりは緩いのが救いでしょうか。
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6:06 黒部五郎の肩(2,760m)

今日の目的地の薬師峠はまだ遥か彼方。
復路の稜線はやはり北ノ俣への登り返しが核心となるでしょう。
でも往路の黒部五郎への登りよりは緩いのが救いでしょうか。
黒部五郎からの激下りを慎重に下りていきます。
上部の急斜面はガレているので、石を落とさないようにも注意。
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黒部五郎からの激下りを慎重に下りていきます。
上部の急斜面はガレているので、石を落とさないようにも注意。
激下りを終えるととりあえず一息付けます。
北ノ俣へ戻るまでにはいくつかのミニピークを越えますが、
まずは2,578mへのアップダウンが待ってます。
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激下りを終えるととりあえず一息付けます。
北ノ俣へ戻るまでにはいくつかのミニピークを越えますが、
まずは2,578mへのアップダウンが待ってます。
7:16 2,578mピーク

やはり往路よりはだいぶ早く、2,578mピークまで戻ってきました。
まだまだ黒部五郎は快晴の下でそびえています。


薬師峠(太郎平)から黒部五郎へのピストンの方、新穂高へ抜ける縦走の方、数人と出会いました。
自分の場合は三俣蓮華から向こうは何度か歩いていることと、新穂高から折立までの交通費と手間を惜しみました。
また今回は黒部五郎に2回登頂したくて、ピストンの行程としました。


7:24 出発
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7:16 2,578mピーク

やはり往路よりはだいぶ早く、2,578mピークまで戻ってきました。
まだまだ黒部五郎は快晴の下でそびえています。


薬師峠(太郎平)から黒部五郎へのピストンの方、新穂高へ抜ける縦走の方、数人と出会いました。
自分の場合は三俣蓮華から向こうは何度か歩いていることと、新穂高から折立までの交通費と手間を惜しみました。
また今回は黒部五郎に2回登頂したくて、ピストンの行程としました。


7:24 出発
2,578mピークを越えるとだいぶ北ノ俣が近く感じます。
この先は中俣乗越までしばらく下り。
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2,578mピークを越えるとだいぶ北ノ俣が近く感じます。
この先は中俣乗越までしばらく下り。
下りは速くてもう中俣乗越が見えてきました。
と同時にその後の登り返しも…。
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下りは速くてもう中俣乗越が見えてきました。
と同時にその後の登り返しも…。
7:47 中俣乗越(2,450m)

北ノ俣への最低コルに降り立ちました。
ここから気合を入れて登り返しに掛かります。

7:57 出発
7:47 中俣乗越(2,450m)

北ノ俣への最低コルに降り立ちました。
ここから気合を入れて登り返しに掛かります。

7:57 出発
中俣乗越にもふと足を止めたくなる光景があります。
中俣乗越にもふと足を止めたくなる光景があります。
中俣乗越からの登り返しはなかなかの急坂で始まります。
振り返ると2,578mピーク、そして黒部五郎が見送ってくれます。
中俣乗越からの登り返しはなかなかの急坂で始まります。
振り返ると2,578mピーク、そして黒部五郎が見送ってくれます。
赤木岳へはいくつかのミニピークを越えながら、緩やかな登り基調で進みます。
赤木岳へはいくつかのミニピークを越えながら、緩やかな登り基調で進みます。
しばらく続く緩やかな登り。開放的な草原の光景に包まれてさほど苦になりません。
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しばらく続く緩やかな登り。開放的な草原の光景に包まれてさほど苦になりません。
8:49 赤木岳指導標(2,600m)

中俣乗越から1時間と掛からずに赤木岳指導標に到着。
黒部五郎には早くも雲が沸いてきていました。
今日は雲が沸いてくるのが昨日以上に早いようです。


8:55 出発
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8:49 赤木岳指導標(2,600m)

中俣乗越から1時間と掛からずに赤木岳指導標に到着。
黒部五郎には早くも雲が沸いてきていました。
今日は雲が沸いてくるのが昨日以上に早いようです。


8:55 出発
この稜線で数少ない岩場。気を付けてトラバースしていきます。
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この稜線で数少ない岩場。気を付けてトラバースしていきます。
行く手にはなだらかな赤木岳。
長い長いと思っていた復路の登り返しも先が見えてきました。
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行く手にはなだらかな赤木岳。
長い長いと思っていた復路の登り返しも先が見えてきました。
赤木岳を越えると次はいよいよ北ノ俣岳を残すのみ。
右手にはあれだけ遠くに見えていた薬師が大きくなってきました。
赤木岳を越えると次はいよいよ北ノ俣岳を残すのみ。
右手にはあれだけ遠くに見えていた薬師が大きくなってきました。
北ノ俣も大きな山容だけに、なかなか近づいてこない感じでした。
それでも、いよいよ最後の登り。気合を入れ直します。
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北ノ俣も大きな山容だけに、なかなか近づいてこない感じでした。
それでも、いよいよ最後の登り。気合を入れ直します。
北ノ俣岳山頂手前の登りを終える頃、次第に雲が目立ってきました。
それでも辛うじて黒部五郎の山頂はまだ見えていました。
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北ノ俣岳山頂手前の登りを終える頃、次第に雲が目立ってきました。
それでも辛うじて黒部五郎の山頂はまだ見えていました。
北ノ俣の山頂にあるケルンをはっきり捉えました。
気持ちの良い北ノ俣へのヴィクトリーロードでした!
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北ノ俣の山頂にあるケルンをはっきり捉えました。
気持ちの良い北ノ俣へのヴィクトリーロードでした!
9:51 北ノ俣岳山頂(2,662m)到着!

黒部五郎を出発してから約4時間。
雲に巻かれる前に北ノ俣まで戻ってこれました。
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9:51 北ノ俣岳山頂(2,662m)到着!

黒部五郎を出発してから約4時間。
雲に巻かれる前に北ノ俣まで戻ってこれました。
明るい時間に初めて立った北ノ俣岳山頂。
広々として本当に素晴らしい山頂でした。
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明るい時間に初めて立った北ノ俣岳山頂。
広々として本当に素晴らしい山頂でした。
北ノ俣岳山頂でのあおいとひなた
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北ノ俣岳山頂でのあおいとひなた
三等三角点
点名:「北俣嶽」
標高:2661.29m
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三等三角点
点名:「北俣嶽」
標高:2661.29m
10:11 出発

北ノ俣の下りが長そうなので、絶景をできるだけ満喫してから早めに出発します。
この先の下りは明るい時間帯の光景を見るのは初めてなので、ピストンながらも楽しみです。
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10:11 出発

北ノ俣の下りが長そうなので、絶景をできるだけ満喫してから早めに出発します。
この先の下りは明るい時間帯の光景を見るのは初めてなので、ピストンながらも楽しみです。
北ノ俣岳山頂を出発してから間もなく、往路では気付かなかった神岡新道分岐点を確認しました。
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北ノ俣岳山頂を出発してから間もなく、往路では気付かなかった神岡新道分岐点を確認しました。
黒部五郎小舎からの折返しも終盤。早くも達成感を得られる光景でした。
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黒部五郎小舎からの折返しも終盤。早くも達成感を得られる光景でした。
10:48 2,576mピーク付近

昨日のことながらもう忘れてましたが、2,576mピーク手前では地味に登り返しがありました。
それでも2,576mピークを過ぎると、今日の目的地が遂に正面に見えてきます。しかしまだ遠いな…。
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10:48 2,576mピーク付近

昨日のことながらもう忘れてましたが、2,576mピーク手前では地味に登り返しがありました。
それでも2,576mピークを過ぎると、今日の目的地が遂に正面に見えてきます。しかしまだ遠いな…。
下りに下ってようやく太郎山の標高に並ぶまでになりました。
下りに下ってようやく太郎山の標高に並ぶまでになりました。
太郎山の稜線を進む頃、夏らしい入道雲がだいぶ沸き立ってきていました。
それでも早発のおかげで昼頃には行動を終えることができそうです。
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太郎山の稜線を進む頃、夏らしい入道雲がだいぶ沸き立ってきていました。
それでも早発のおかげで昼頃には行動を終えることができそうです。
11:50 太郎山山頂(2,373m)到着

せっかくなので太郎山山頂に立ち寄りました。
縦走路からは少し逸れますが、せいぜい徒歩2〜3分くらい。
一時的に雲に巻かれましたが、意外に晴れが続きました。
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11:50 太郎山山頂(2,373m)到着

せっかくなので太郎山山頂に立ち寄りました。
縦走路からは少し逸れますが、せいぜい徒歩2〜3分くらい。
一時的に雲に巻かれましたが、意外に晴れが続きました。
三等三角点
点名:「太郎」
標高:2372.98m
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三等三角点
点名:「太郎」
標高:2372.98m
太郎山山頂でのあおいとひなた

時間的にも期待はしていなかったけど、ここが目的地としても良いほどの絶景を得られました。
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太郎山山頂でのあおいとひなた

時間的にも期待はしていなかったけど、ここが目的地としても良いほどの絶景を得られました。
12:03 太郎山山頂出発

太郎山も踏んだので、あとは太郎平へ下りていくだけ。
太郎山山頂付近からは太郎平小屋がもう近くに見えていました。
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12:03 太郎山山頂出発

太郎山も踏んだので、あとは太郎平へ下りていくだけ。
太郎山山頂付近からは太郎平小屋がもう近くに見えていました。
12:10 太郎平小屋(2,320m)到着

着きました!
黒部五郎小舎からの復路も順調に消化し、概ね予想どおりの到着時刻でした。
長丁場のピストンの余韻に浸りつつ、太郎平の光景を楽しみました。

今日はテントを張ってから甘いものを飲みたいと思い、太郎平小屋でオレンジジュースを購入しました。

12:20 出発
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12:10 太郎平小屋(2,320m)到着

着きました!
黒部五郎小舎からの復路も順調に消化し、概ね予想どおりの到着時刻でした。
長丁場のピストンの余韻に浸りつつ、太郎平の光景を楽しみました。

今日はテントを張ってから甘いものを飲みたいと思い、太郎平小屋でオレンジジュースを購入しました。

12:20 出発
12:42 薬師峠キャンプ場(2,294m)到着!!

黒部五郎小舎を出発してから10時間40分。
今日もよく歩きました!お疲れさまでした。
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12:42 薬師峠キャンプ場(2,294m)到着!!

黒部五郎小舎を出発してから10時間40分。
今日もよく歩きました!お疲れさまでした。
2日前の場所が良かったけど空いていなかったので、今日は別の黒部五郎ビューを楽しめる場所に張りました。

やや傾斜地ではあったけど、石を使ってできるだけ水平に近いところまで整地しました。
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2日前の場所が良かったけど空いていなかったので、今日は別の黒部五郎ビューを楽しめる場所に張りました。

やや傾斜地ではあったけど、石を使ってできるだけ水平に近いところまで整地しました。
遥か彼方に黒部五郎岳。五郎平は薬師峠からは見えていません。
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遥か彼方に黒部五郎岳。五郎平は薬師峠からは見えていません。
薬師峠キャンプ場も広々としていて良いテン場です。


明日の最終日は折立へ下山するだけなのでゆっくりめの出発。
でも3日間の充実した疲れのおかげで17:30頃にはすんなり眠れました。
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薬師峠キャンプ場も広々としていて良いテン場です。


明日の最終日は折立へ下山するだけなのでゆっくりめの出発。
でも3日間の充実した疲れのおかげで17:30頃にはすんなり眠れました。
8/22(土) 

2:30 起床

4:35 薬師峠キャンプ場(2,294m)出発

薬師へ向かいたい気持ちも正直ありましたが、計画どおりに折立への下山を開始します。
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8/22(土) 

2:30 起床

4:35 薬師峠キャンプ場(2,294m)出発

薬師へ向かいたい気持ちも正直ありましたが、計画どおりに折立への下山を開始します。
早朝の心地良い太郎平の空気と光景を味わいつつ歩いていきます。
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早朝の心地良い太郎平の空気と光景を味わいつつ歩いていきます。
5:04 太郎平小屋(2,320m)到着

ゆっくり30分ほどかけて太郎平小屋に到着。
下る前に今一度、太郎平からの光景を眺めておきます。
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5:04 太郎平小屋(2,320m)到着

ゆっくり30分ほどかけて太郎平小屋に到着。
下る前に今一度、太郎平からの光景を眺めておきます。
太郎平でのあおいとひなた
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太郎平でのあおいとひなた
いよいよ折立へ向けて下山開始。
家に帰るまでが登山なので、最終日も集中していきましょう。
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いよいよ折立へ向けて下山開始。
家に帰るまでが登山なので、最終日も集中していきましょう。
5:19 太郎平小屋出発

三角点広場まではなだらかな下りが続きます。
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5:19 太郎平小屋出発

三角点広場まではなだらかな下りが続きます。
下りは楽かなと思いきや、木道、石畳、階段で意外に疲れます。
思いのほか脚に響くので実質的には舗装路と捉えてよいかもしれません。
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下りは楽かなと思いきや、木道、石畳、階段で意外に疲れます。
思いのほか脚に響くので実質的には舗装路と捉えてよいかもしれません。
6:08 五光岩ベンチ(2,180m)

この日の下界は雲海に包まれていました。
遠く白山まで見える光景を楽しみつつ、適度に小休止を入れていきます。
自分は百名山に拘らず行きたい山に行ってますが、白山はそのうち行ってみたいです。
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6:08 五光岩ベンチ(2,180m)

この日の下界は雲海に包まれていました。
遠く白山まで見える光景を楽しみつつ、適度に小休止を入れていきます。
自分は百名山に拘らず行きたい山に行ってますが、白山はそのうち行ってみたいです。
途中からは鍬崎山を見やりつつ、じわじわと標高を下げていきます。
ここを登っていった3日前のことが遠い昔のことのようでした。
途中からは鍬崎山を見やりつつ、じわじわと標高を下げていきます。
ここを登っていった3日前のことが遠い昔のことのようでした。
三角点広場までは地味に疲れるアップダウンを挟みます。
三角点広場までは地味に疲れるアップダウンを挟みます。
7:30 三角点「青淵」広場(1,869m)到着

長く感じる2時間ほどの下りを経て、ようやく三角点広場まで下りてきました!
標高を下げてきたからか、まだ朝なのに暑いです。

この後の太郎坂の激下りに備え、やや長めの休憩を取っていきました。


7:52 出発
7:30 三角点「青淵」広場(1,869m)到着

長く感じる2時間ほどの下りを経て、ようやく三角点広場まで下りてきました!
標高を下げてきたからか、まだ朝なのに暑いです。

この後の太郎坂の激下りに備え、やや長めの休憩を取っていきました。


7:52 出発
太郎坂の激下り

自分だけかもしれませんが、意外と太郎坂のほうが疲労感が少なかった気がしました。
急坂でもやはり土の道のほうが、脚の負担が和らぐ感じです。
それに加えて太郎坂では登りの方々と多くすれ違い、自然に休憩を多めに取れたことも良かったかもしれません。
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太郎坂の激下り

自分だけかもしれませんが、意外と太郎坂のほうが疲労感が少なかった気がしました。
急坂でもやはり土の道のほうが、脚の負担が和らぐ感じです。
それに加えて太郎坂では登りの方々と多くすれ違い、自然に休憩を多めに取れたことも良かったかもしれません。
9:10 折立・薬師岳登山口(1,350m)到着!!!

三角点広場から約1時間20分。遂に懐かしい折立に下山!
終始好天と絶景に恵まれ、充実した4日間の行程を無事に終えました。
思わず万歳の下山でした。

自身約3年ぶりの単独でのアルプス縦走!
長年積み残していた黒部五郎岳を満喫!最高でした!
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9:10 折立・薬師岳登山口(1,350m)到着!!!

三角点広場から約1時間20分。遂に懐かしい折立に下山!
終始好天と絶景に恵まれ、充実した4日間の行程を無事に終えました。
思わず万歳の下山でした。

自身約3年ぶりの単独でのアルプス縦走!
長年積み残していた黒部五郎岳を満喫!最高でした!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

5年前までに裏銀座周辺の山々を相次いで登頂していましたが、
黒部五郎岳のみポツンと残していました。

この経緯も踏まえて、母も共の黒部五郎登頂を実現したいと企画した山行でした。
しかし母は最近になって足首を痛めてしまい、単独行にしてでも実現させるべきか躊躇。
でも、自分の分まで楽しんで歩いてきてほしいという母の言葉に背中を押されました。
常日頃から思っていることですが、人生は限られた時間。
今できることを精一杯やらなければならないと考えて実行しました。

雲ノ平も含めた周回も検討しましたが以前に訪れたことがあるので、
今回は黒部五郎を含む稜線に的を絞りました。
確実に好天を捕まえつつ、現地滞在のための時間をしっかり確保したかった。

太郎坂から薬師峠、そして北ノ俣、黒部五郎を越えて、黒部五郎小舎まで。
全線が初めてのルートであり、ピストンではあっても縦走の範疇に入りそうな歩き応えのある行程。
ゆったりした草原の稜線、絶景の黒部五郎岳山頂、そして別世界の五郎カールを満喫しました!

できれば母と共に黒部五郎の絶景を眺めたかったですが、楽しみを少し先に置いておきます。
母の脚の具合は日にち薬のようで、いずれ条件が整った時に黒部五郎岳へ共に向かえればと願っています。
なお、自分は薬師岳もまだ行ったことがありませんが、母と登頂する機会のために
今回の行程でもあえて立ち寄らずに残しています。

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コメント

摩耶山さん歩
こんばんわー
お知らせをありがとうございます。
早速拝見。
素晴らしい景色がぞろぞろでした。
伸びやかで素晴らしくすがすがしい景色の連続です。

コメントをと思ったのですが
眠くなってまいりましたので
明日ゆっくりと、
おやすみなさい。
2020/8/31 0:23
おはようございます。摩耶山さん歩です。
ルーンさん おはようございます。
母上様と 黒部五郎岳へ 行けずで残念でしたね。
次のチャンスですね。(⌒∇⌒)

長い工程を無事に、歩かれよかったです。

五郎はゴーロ 大岩がゴロゴロした場所が
山名の語源で 五郎という当て字を
あてているとか。

検索してみますと いろいろなルートを
選べるようですね。
いずれにしても ながーーい 
3泊ほどの 工程になるようですね。

公的乗り物ですと 富山から
富山地鉄 立山行に乗り 有峰口で下車。
バスで 折立へ移動となるようですね。
一番のサンダーバードに乗っても 
最終バス 10:10折立行に間に合わないようです。
遠いー!
2020/8/31 9:01
摩耶山さん歩
太郎山までも 6時間。
お疲れさまでした。
1350折立から 2320太郎平、まで
ほぼ1000の登りですね、。
テント泊装備で厳しい。
私にはありえないです。

北には薬師 五色 立山とつながり
東に進み 北へと歩けば 後ろ立山 へ
何津に進めば 三俣蓮華から 
西鎌尾根を通り、槍へも行ける。

下れば 雲の平から 新穂高へくだれる?のですね。
すごい所です。
どこへも登ってない私が
いうのもおこがましいですが、
(⌒∇⌒)
2020/8/31 9:42
摩耶山さん歩です。おはようございます。
お写真を拝見していると
心臓が キュンーとなりますね。
遠い憧れの山域です。

娘と立山 浄土山から 
ながめた はるかな五色の景色を
おもいだしました。
すばらしい 伸びやかな景色の連続ですね。
(⌒∇⌒) 

二日かけて 黒部五郎岳へと到着された。
五郎カールがすばらしいようですね。
屹立する山と白いあるいはグレーの岩々
足元の緑が織りなす風景は すばらしいですね。

ゆっくりと楽しまれたようでした。
美味しい水も補給!(⌒∇⌒)
山頂、黒部五郎岳から 五郎小屋まで
ずいぶんと遠いのですね。
五郎小屋周辺は池塘が あるようですね。
2020/8/31 9:54
摩耶山さん歩です。おはようございます。
翌朝 五郎岳からのご来光
雲海に浮かぶ 槍穂のシルエットは
すばらしい〜*〜☆〜☆
来てよかったと思える瞬間ですね。☆
雲海に浮かぶ槍穂に山頂に立たれてる
ルーンさんの一枚に ☆3つです。☆☆☆
薬師峠キャンプ場で もう一泊。
翌早朝折立へとたたれ なんと9:10
に到着されました。
目的通りに 稜線での絶景を満喫されて、、。
天気にも恵まれよかったですね。
沢山の絶景を、ありがとうございました。

長くなりました、、適当にスルーしてください。
ありがとうございました。
m(_ _"m)
2020/8/31 10:04
Re: 摩耶山さん歩です。おはようございます。
こんばんは、mayasanpoさん。
本当にたくさんのメッセージを書いていただきまして、本当にありがとうございます!
それと写真にもたくさん拍手していただいて、こちらもありがとうございます!

黒部五郎へは草原の稜線がメインで、いつか歩きたいと数年にわたって計画を温めていました。
剱のように怖いところがないので、母にも向いている稜線です。
歩いていて本当に伸びやかで素晴らしい光景の連続です。
ちょうど長野に来てくれてる母も連れて行ければなと思っていたのですが…。
でも母の来年の目標として、黒部五郎が励みになってくれると思います。

公共交通機関だと折立はけっこう山深くて遠いんですよね。
今回、新穂高へ抜けるのを躊躇したのも、車の回収がいろんな意味で大変なんですよ。

黒部五郎は折立か新穂高、あるいは七倉から入山というパターンになりますが、
どこから入山しても日数が必要になります。
長梅雨の時には好天が4日続くなんて夢物語のように思えましたよ。

黒部五郎の五郎は仰るとおりの由来で、大岩ゴロゴロした場所なんですよね。
なんだか愛嬌がある由来ですよね。
同じ付け方で野口五郎もありますが、こちらは5年前の裏銀座縦走の際に通りました。

折立から太郎平までは標高差1,000mで所要6時間ほどです。
標高差でいえば、アルプスの中では飛び抜けてしんどいものではないんですが、
最初の急登が終わってから、だらだらした登りが長くて結局なかなかに疲れました。

薬師、五色、そして立山へと続く縦走もいずれ挑戦すると思います。
立山はmayasanpoさんにとっても思い出の山ですよね!
できれば薬師には母を連れて行きたいです。
雲ノ平にも迎えるし太郎平は北アルプスの要衝の一つですね。

待望の黒部五郎の山頂からの絶景。そして別天地の五郎カール。
黒部五郎はこの五郎カールの光景が間違いなくハイライトでしょう。
五郎カールの水もめちゃくちゃ冷たくて美味しかったです。
そして黒部五郎小舎と五郎平。北アルプスの中でも奥深い場所で、
本当にそこにいるだけで幸せな気持ちになれます。
黒部五郎は本当に2日かけて辿り着くにふさわしい山と思います。

3日目早朝に2度目の黒部五郎登頂。やはり朝の光景は格別です!
本当に全ての苦労が報われる瞬間です。
今回はいろんな雲と光に彩られ、普段以上に美しい光景を楽しむことができました。

時間的には3日目の明るいうちに折立へ下山することは不可能ではないと思います。
でも下りは疲れが出やすいし、ケガもしやすいです。
母のこともあるし、自分だけは絶対にケガすることなく下山しなければなりません。
余裕のある日程を組むのは登山において本当に大事なことといつも肝に銘じています。

今回もmayasanpoさんに楽しんでいただいて、本当にうれしく思います。
重ね重ねになりますが、ありがとうございました。
2020/8/31 20:40
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