大弛峠から金峰山と国師ヶ岳・北奥仙丈岳



- GPS
- 07:33
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 780m
- 下り
- 769m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大弛峠から金峰山 ところどころ大きな石があり歩くづらい場所もありますが特に問題はありません。 金峰山の山頂は広いですが岩が多いです。 大弛峠に募金箱付きのトイレがあります。 大弛峠から北奥千丈岳 大弛小屋から前国師岳まではほとんど木の階段です。 前国師岳から国師ヶ岳・北奥千丈岳は歩きやすい道です。 |
写真
感想
今日はjupiterさんとのお手軽登山第2弾として大弛峠から金峰山へ行ってきました。
なかなか自分一人では山へ行かないjupiterさんが「百名山に行きたい」というので金峰山へ定番の大弛峠から登ることにしました。
大弛峠は車が通れる「峠」としては日本最高地点の2360mにあり、駐車場もあるのでここを拠点とすれば、百名山の金峰山と奥秩父の最高峰北奥千丈岳へ行けるので大変人気の場所らしく、土日は駐車場が早朝の時点で満車になってしまうようです。
ということで、初の前夜到着&車中泊で挑戦することになり、前日の23時に東京の羽村を出発し、圏央道から中央道の勝沼ICまで行きそこから大弛峠まで向かいました。
途中の山道は一部舗装がはがれていたり、工事中の場所もありICから1時間30分ほどでようやく大弛峠へ到着したのですが午前1時30分の時点で正規の駐車場はほぼ埋まっていましたがなんとか停められたので早朝の登山に備えて仮眠をとることにしました。
が、私の隣でjupiterさんは数分で寝息を立て始めましたが私はなかなか寝られず、気が付くと携帯のアラームをセットした4時30分になっていました。
アラームが鳴る直前の記憶があいまいなのでその間はどうにか眠れていたようですが、車中泊は私にはあまり合わない気がしました。
周りの人たちも動き出したので私たちも朝食を取り出発の準備を始めました。
大弛峠の標高が高いため雲が低く東京の熱帯夜が信じられないくらい寒いので先日の北海道登山でも着なかったフリースを着て出発しました。
大弛峠からまずは最初のピーク朝日岳を目指しますが、特にきつい登りもないのでほぼコースタイム通りでたどり着きましたが、途中ほとんど雲の中を歩いているようなガスワンダーな感じだったのでかなり濡れてしまいました。
※ガスワンダー(鈴木ともこさんのエッセイマンガ「山登りはじめました」という本に出てくる天気の良くないときも楽しもうという意味の言葉、まだ私はそこまでの境地にたどり着けませんが…)
山頂で会った男性からは日の出を国師ヶ岳へ見に行ったときはすごく晴れていたという話を聞きなんだか信じられませんでした。
朝日岳からは石の多い急な道を下りその後、緩やかな登りで鉄山へ向かいます。
鉄山の標識は半分崩れかけていて登山道の途中においてある感じでピークはその奥にあるようでしたが、今日は巻いてしまいました。
鉄山を過ぎしばらく行くと、徐々に高い木が少なくなり森林限界が近くなっていき、周りがシャクナゲや灌木ばかりになり開けると、金峰山の山頂に到着です。
山頂は広く奥のほうに山頂標識と、金峰山のシンボル五丈岩があります。
山頂に着くとちょうど頭上の雲が無くなり、雲海の上に富士山や八ヶ岳を見ることができました。
山頂で少し休んだ後五丈岩に行き、登ってみようと思いましたが、足場がよくわからず登れませんでした。
帰った後、調べるとステップが刻んであるようなので次回があれば再挑戦してみたいです。
その後、来た道を大弛峠まで戻っていると続々と登ってくる人がいます。
出発時でも路上駐車をしている車が多かったのですが、大弛峠に着くと長野県側のダートの林道にまでずらっと車が並んでいました。
大弛峠で休憩を取った後、疲れ果てていたjupiterさんを無理やり誘って金峰山とは大弛峠をはさんで反対にある奥秩父の最高峰北奥千丈岳に行くことにしました。
地図でコースタイムを調べると40分とあったのでそれほど大変ではないだろうと思っていたのですがこれが大間違いでした。
大弛峠からすぐのところにある大弛小屋で金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈岳の山バッジを購入し出発したのですが、すぐ目の前に階段がありました。
初めはすぐ終わるだろうと思っていたのですが、その後もず〜っと階段と木道(傾斜あり)が続き結局、前国師岳の数十メートル手前まで階段でした。
前国師岳から少し行ったところに国師ヶ岳と北奥千丈岳の分岐がありどちらも片道10分ほどということなので最初は国師ヶ岳へ向かいました。
国師ヶ岳にはあまり人がいませんでしたが、後からおばあさんとお母さんと男の子と女の子の4人が登ってきましたが女の子は疲れていて大変そうでした。
次に奥秩父の最高峰の北奥千丈岳へ向かいました。
ここは何人もの登山者の人たちが休憩をしたり、写真の撮っていました。
大弛峠から出発した時は雲がまた出てきてたのですが、この山頂では少し雲が晴れてきて以前に登った瑞牆山らしき山も見えました。
しばらくすると先ほどのお母さんと男の子の2人が登ってきてjupiterさんが写真を頼まれていました。
どうやらここへ来たのは2人だけでおばあさんと女の子は先に戻ってしまったようでした。
私たちも前国師岳まで戻り先ほどの長い階段を大弛峠へ行くと先ほど登ってくるときに気になった夢の庭園と書かれた分岐があったので帰りはそちらへ向かいました。
ここは先代の大弛小屋の御主人が見つけた場所らしく、ちょうど時期になると高山植物とシャクナゲなどが咲き誇りとてもいい場所のようですが、残念ながらシャクナゲは終わってしまったようで、見ることはできませんでした。
やっと、長い階段が終わり大弛峠まで戻ってくることができました。
最初の予定ではこの後、ふもとにある花かげの湯という温泉に行く予定でしたが、すでに上野原IC辺りから渋滞が始まっているようだったので、予定を切り上げ真っ直ぐ帰ることにしました。
天気はイマイチでしたが百名山と奥秩父の最高峰の2つがいっぺんに登れて私的にはとても楽しい1日でした。
次回はjupiterさんが楽しみにしている温泉に入れるようなプランを考えたいと思います。
やっちゃいましたね
ズル金
(大弛峠から登る金峰山をこう言うんですよ)
だけど、ちゃんと国師も行っちゃうところさすがです
何処から登っても金峰は金峰
ステキな山ですよね
温泉はどこ行くのかな〜〜〜
ズル金ですか、納得です。
大弛峠は標高が高かったので金峰山の山頂までは楽チンでした。
これで、朝から天気が良かったら最高だったのですが、山頂だけは晴れていたのでよしとします
でも、標高の高い山は気持ちいいですね、もっと高いところを目指したくなりました
とりあえず温泉は、今週末にjupiterさんとではないんですが会社の人と笠取山に行く予定なので帰りにのめこい湯にでも寄ってこようと思ってます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する