朝日連峰 接近〜台風19号〜通過 ラストは親子熊に遭遇


- GPS
- 128:00
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 3,658m
- 下り
- 3,495m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
- 山行
- 13:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 13:50
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:20
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:30
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
天候 | 1日目 曇りのち雨 2日目 晴れ 3日目 晴れ 4日目 くもり 5日目 暴風雨 6日目 雨、午後から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中沢峰〜御影森山は完全に刈り払いが済んでおり快適に歩ける。 |
その他周辺情報 | 下山後、台風19号の影響で、左沢線はもちろんのこと、在来線、山形・東北新幹線が運休。その為寒河江のホテルサンチェリーに宿泊。受付の方にとても親切にしてもらいました。またホテル内に温泉があり素晴らしいです。 |
写真
感想
白兎登山口から葉山山荘までよく整備された道。
山荘近くの水場となる鉾立清水は、冷たく美味しい岩清水が豊富に出ていた。
葉山山荘は古いが、整理整頓がされておりきれいに使われていて快適。
管理されている皆様、今回はお世話になりました。
葉山山荘から中沢峰の間は刈り払いされていることが前回歩いたときに分かっていたが、山荘のノートによるとその先も刈り払いしてくださったとのことで、実際歩いてみると、きれいに刈り払われていてとても歩きやすかった。
お陰様で、いつもこのルートを歩くと朝露などで服が濡れるのだが降雨の後でもほとんど濡れることがなかった。
中沢峰から御影森山へ向かうときは、急な下降が続き、一部は滑るとそのまま草つきに入り沢へ滑落しそうなところがあり、慎重に降りた。枝をつかめるように刈り残しておいてくれているのでありがたい。
これから人が歩くようになれば、足場もしっかり出来てくるようになると思う。
鞍部〜前御影森山小さいが、細かいアップダウンが続き少し苦しいところだが、前御影森山に出ると一気に視界が開けて苦労が報われる。
前御影森山〜御影森山間はこれまで藪が酷く、迷いそうになる所だったが、きれいに刈り払いされて、周りを見ながら楽しく歩くことが出来るようになった。
御影森山直下の登りは、これまでの疲れが出てくる所で、少し頑張りが必要。
御影森〜大沢峰の水場の導標
小さなピークが幾つも続き、葉山〜大朝日岳間の中で、大朝日岳の登りを除いて一番苦しく感じた。
これまでのペースを振り返って大朝日小屋までは無理だと判断し、ビバークした。
大沢峰の水場は、利用する人がほとんどいないせいか、水場までの道が確立されていない。半分勘を頼りに水場へ着いた感じ。水場そのものは、程ほどの水量で湧き出していて、思ったよりも早く水を汲み終えることができた。
平岩山から大朝日岳への登りが始まるまでは、気持ちいい稜線歩き。
大朝日岳へはひたすら我慢の登り。特に直下は足場が下へ流れていく感じの砂利の道で登りにくい。
幸か不幸か、急斜面なので山頂からは登りの斜面が見えないので、へばっている姿を山頂から目撃されることはほぼない(と思う)。
大朝日岳から竜門小屋までは、連峰での人気ルートであり、今山行中一番天気が良かったことも手伝って、数人の人と会った。
竜門小屋には数人の方の荷物がデポされていただけで、ひっそりとしていた。水はドバドバ出ていた。
狐穴小屋へ向かうと、戻ってくる荷物の持ち主の方々とすれ違った。
皆さん台風のことを考えて明日の早い時間に下山できるよう竜門小屋泊まりにしているようだ。
そんな中、寒江山直下で天狗から来た岳友とばったり再会。久しぶりの再会で話しに花が咲いた。名残惜しいが、それぞれの宿泊地に向かう。
到着した狐穴小屋には2人パーティのみで、我々の後に到着する人はいなかった。相変わらず快適な小屋で、疲れを癒やすことができた。
お昼頃から雨予報が出ていたので、まだ暗いうちに出発。
足場が悪くなる高松峰の下りから二ッ石の水場の間はなんとか雨に降られず助かった。
二ッ石尾根は、あまり歩く人はいないがきれいに刈り払いされている。しかし痩せ尾根が続き、道も外傾しているところが多いので気が抜けないが、途中のブナ林がきれいで癒やされる。
天狗小屋には誰も居なかった。2泊したが、台風の影響で始終貸しきりだった。
ラジオでは各地の被災状況を伝えており、心配になって実家に電話をしてみると、台風19号で被災したとまさかの報告を受けた。
昼前に急激に天気が回復してきたので、慌てて下山開始。下山途中で、天狗小屋管理人さんご一行とすれ違った。
下山後、大井沢まで林道歩きをしていると薄暗くなってきた。あともう少しで集落に着くというところで、親子熊が林道にいるのを発見。慌てて仕舞っていた鈴を出して二人で声を挙げて我々の存在を熊さんに知らせた。お互い不幸なことになることなく済んでよかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いつも楽しく拝見いたしておりますchicken_manと申しす。
参考になる記録や とてもマネの出来ない素晴らしい記録に憧れて勝手ながらフォローさせていただいておりました。mokomkoさんの腰の具合が優れないとの事でずっと山行の更新されていらっしゃらないようなので心配しておりましたが、大きなザックを拝見して無事復活されたようでとても嬉しく思い書き込んでしまいました。ザックの重さが効きそうな記録が多いので、くれぐれも御無理はなさらないようご自愛ください。楽しい記録を楽しみにしております。
chicken_manさん、こんばんはmokomokoです。
コメントありがとうございました。
こちらこそchicken_manさんの記録をいつも楽しみにしております。
お陰様で、腰の具合は随分と良くなって、歩くペースや荷物の重量を従来の7割程度に抑えれば問題なく山に行くことが出来るようになりました。
腰と相談しながら、少しずつ負荷を増やしていければと思っています。
勝手な思い込みですが、chicken_manさんとは趣向が似ているようですのでいつかばったりお会いできるような気がします。今後もよろしくお願い致します。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する