鍋割山 (大倉〜マルガヤ尾根〜鍋割山〜後沢乗越〜大倉)



- GPS
- 08:36
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 8:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本沢渡渉点〜マルガヤ尾根〜マルガヤ尾根分岐は、一般登山道ではないので、整備されていませんが、踏み跡は結構ありました。 |
その他周辺情報 | 「TANZAWA 山モリ!フェス 2019」(県立秦野戸川公園) 開催中 「第52回伊勢原観光道灌まつり」(伊勢原駅周辺) 開催中 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
サンダル
ザックカバー
食器
ライター
ナイフ
携帯トイレ
調理用食材
コンロ
コッヘル
|
---|
感想
「第8弾 2019 Let's Go!丹沢・大山 やまなみ登頂 スタンプラリー」の鍋割山のスタンプを押すために山行を計画。Mさんは、2枚目?の鍋割山スタンプをGet!するため、Let's Go!スタンプ帳には「登る、ひたすら登る そして押す!」とスタンプ集めの秘訣?アドバイス?キャッチコピー?格言?が書かれていましたが、折角なので、以前鍋割山登山を計画したときの選択肢の中から、未踏のマルガヤ尾根を登ることにしました。そして、同行のMさんに「肉でも焼いてヤマメシするか?」の指令を出しました。結論、「鉄板やBxxrをかついで、急登をひたすら我慢して登る、そして押す!」でした。
この日は大倉の県立秦野戸川公園で「TANZAWA 山モリ!フェス 2019」の1日目、神奈中バスは臨時バスを運行しているようでした。渋沢駅北口から始発の15分位前に到着したバスに乗り込むと、6:48より前に出発するとのこと、席にも座れたので、ラッキーでした。バスを降り計画よりちょっと早い6:58頃に出発、そろそろ終わりを迎える曼珠沙華や秋桜、ねぎ畑や猫を見たりしながら林道へ、長いロードハイクが始まります。因みに、最近購入のユニ鉄1.5kg、飲料水2.5L、食材を背負った私と、Bxxr2人分1Lと食材を背負ったMさんは、林道に着くまでに、健脚の皆さんやトレイルランナーの皆さんに全て抜き去られました。林道を二俣まで1時間ほど頑張って歩き、その先の本沢を渡渉する橋の所で、登りに備え補給と休憩を取りました。橋を渡りGPSマップを頼りに少し林道を歩き、右側の草原のところで辺りを見回してみると、ハッキリとした踏み跡を見つけることができました。尾根の取付は、踏み跡をたどって、植林帯を登って行きます。かなりの急登で足に堪えますが、Mさんが「いたっ!」、私「何が?」、M「ヒル!」、私「えっヤマビル?やっだー」、ヒル対策は特にしてこなかったので止まらず登ります。途中、右足に付着した蜘蛛の巣を払って、左足に目をやると、、、膝の辺りに「っいった〜。どうしよう?」、ゴメンナサイ m(_ _)m、塩を持ってこなかったので、摘まんで払うのがやっとでした。それから、しばらく登ると、藪もなくなってきて、ヒルの気配が少なくなってきました。木の根が張った少し細い尾根や、急登を登っていくと、小ピークに到着します、マルガヤ尾根の982mピークでしょうか。ほんの少しだけ下り、再び急登、ガレ場に桔梗かな?イワシャジンと思います、が咲いていたり、紅葉する葉を眺めたり、岩のやせ尾根を通過したり、赤テープを頼りに急登をジグザグ登ったり、私が思い描く、これぞ丹沢と言う感じの風景に出会ったり、イノシシかな?の泥浴場を通過したり、かなりバリエーションに富んだ尾根で、大変楽しめました。足には相当きていて10歩進んで止まる的な登り方で標高をどんどん上げていくと、景色もどんどん良くなり富士山も見えて来ますが、そろそろ急登にも飽きてきました。それでも容赦なく急登が続き、肩にもザックの重さが堪えますが、我慢、我慢。秋の気配を感じる山の色と高い空、富士山の側には入道雲?という、夏と秋が合体したような風景に出会うことができ、同角山稜の登山道へ合流することができました。結局、尾根の取付からここまで、休憩という休憩は取らずじまいでした。ススキの向こうに秦野の町並みが広がり、反対には箒杉沢の向こうに丹沢主脈の峰々を眺めることができました。鍋割山荘が木々の向こうに見えてくると、鍋割山に到着しました。早速、ザックから担ぎ上げた品々を出して広げ、中年男二人のヤマメシを開始します。鉄板で焼くのは、ステーキ肉(Mさんと私が担ぎ上げたので結構ありました)&エリンギ2本&ズッキーニ1本&前日に実家から頂いたThe Maxxxxxke1本のおまけ付き。スパイスは、ハーブソルト(M)、めんつゆ醤油(私)、定番の塩と胡椒。そして飲むのは、たまにはこんなのも良いかな〜の、Bxxr 500ml缶2本(Mさん提供)&135ml缶2本(私提供)。インスタ映えするなーとか言いながら、肉の焼ける間に、急登後の空腹に入った乾杯の飲み物でクラッときました。下りは気をつけないと…苦労して担ぎ上げた品々をライブで焼くと、これまた美味かった〜!…あっ、写真撮り忘れた!今から一枚撮影、ほぼ終わりの図になってしまいました。また、やってしまいました。物騒ぎな2時間を過ごす間、周りでは名物「鍋焼きうどん」を食す人、ドリップコーヒーを楽しむ人、近くで雲が発生するのを撮影する人、その雲に覆われて残念だった人、雲が晴れて視界の開けた景色を撮影する人、思い思いにお昼を楽しむ人たちが3クールぐらいありました。飲み物は身体に入れたのでザックが軽くなりましたが、相変わらず鉄板は鉄板、重さの残るザックを担ぎ、そろそろ下山します。赤く染まった葉っぱやホトトギスを撮影しながら、諸般の事情により慎重に下りますが、とてもよく整備された登山道で助かりました。いつも感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。70分ほどで林道まで下りることができ、歩いて行くと10分も経たずに今朝の取付点の草原に、こんなに近かったんですね。それから長い林道をひたすら進み、大倉へ帰ってきました。ロードバイク(BOMA)を乗っている私の興味を引くSpecializedの幟とテントがふと目に飛び込んで来たので、ちょっと寄り道、何かのイベントでしょうか、トレランの方々が帰って行かれ、マウンテンバイクが並んでいました。近くの自動販売機でコーラを買って飲み、しばし休憩していると、Sさんが山のお仲間と下山してくるところに、遭遇しました。Sさん、また一緒に登りましょう!そんなこんなで、やっと大倉へ戻ってきました。丁度イベントの抽選会が終わりバス停に並ぶ大勢の方や、ヤーマンを遠目に見ながら、少しだけ各社のブースを見学。【注意】ここから宣伝ではありませんが、受けた説明をそのまま書いてみたので、宣伝ぽいです。三井製糖のブースでは自社のパラチノース(R)を利用したレモネードを試飲させて頂きました。ゆっくり消化吸収されるので、エネルギー源として長持ちするのが特徴とのこと。体内では糖質として代謝されるそうです。登山だけでなく、マラソンなどのアスリートも飲用しており、ロードバイクにも応用できそうでした。砂糖会社もいろいろ研究をしているんだなー、と思いました。
帰りも臨時バスに着席乗車でき、渋沢駅へ。伊勢原へ移動し、Tさんがうどんの販売を手伝っているというので、冷やかしで道灌祭りへ繰り出しました。ザックを背負って歩行者天国の人混みを歩いたので、ご迷惑をお掛けしました。キツネとたぬきの2杯と、となりのお店の生ビール1杯をいただき、相模大野へ帰りました。人それぞれの登山スタイルがあると思います。ときにはこんなヤマメシ登山も楽しいですね。Mさん、ビールごちそうさまでした、またやりましょう。
おつかれさまでした!
いいねした人