リベンジ成功(小渋川ルート)赤石岳・荒川三山


- GPS
- 71:41
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 3,812m
- 下り
- 3,800m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:53
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:51
天候 | 晴れ、曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(湯折ゲート〜七釜橋) 林道を歩き、特に危険な箇所なし、緩やかな登り、七釜橋手前は少し下り (七釜橋〜広河原小屋) 小渋川の渡渉(十数カ所の渡渉)。時期・天候により川の増水に注意 特に「榛沢」から「高山の滝」間は狭い廊下状となっており、 増水時には水量・水流ともに危険となり、注意が必要。 参考情報: 天竜川上流河川事務所 ライブカメラ(小渋川 上蔵) https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/cctv/pc/detail.php?cameraId=0034 (広河原小屋〜大聖寺平) 急登の尾根歩き。多少の倒木あり。 マーカー(リボン)もあり、明瞭ではあるが、船窪の右先にもマーカー(ピンク リボン)があるが登山地図に乗っているルートではない。 私はこのマーカーを信じ、迷い込んでしまった(><) 船窪からは左手のピンクリボンに沿って斜面をトラバースしながら大聖寺平へ。 (大聖寺平〜赤石岳〜荒川三山) 明瞭な稜線歩き。登山者も多し。 稜線上には荒川中岳避難小屋・荒川小屋・赤石岳避難小屋など食料・飲料等、 確保できる。 |
写真
装備
個人装備 |
渡渉用装備(沢靴・ニーパット・沢着・沢用手袋・靴下)
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感想
三度目の正直、リベンジ成功😄❗
(以下、過去のチャレンジも記載しており、長文で失礼します😅)
思い起こせば…5年前、赤石岳・荒川岳を目指すにあたり、一般的には椹島からのアプローチとなるが関西からは畑薙経由となるためマイカーでもちょっと遠い🤔…。どこかいいルートはないかと地図を見ると🧐長野側の大鹿村の小渋川からのルートがあり、調べてみると、あのW.ウェストンが赤石岳を目指したクラッシックルートでもあるではないか😲。それならば是非との事がきっかけで、このコースを選択し、ハマってしまう羽目に😅。
このルートを利用される方は少なく、川の渡渉も十数回ともなり、場合によっては川の増水など危険を伴うルート。過去から川で流され亡くなられた方や遭難された方などネット情報でも危険度は認識していた為、天候や時期・ルートなど入念に調べて望んできました。
YAMAPでもこのルートでの活動日記は少なく、少ない中でも日帰りで赤石岳・荒川岳を登頂し降りてこられる超人的な人もおられ、その他のネット情報でも結構な健脚な方が行かれるルートのようです。
ただ一般ルートや沢登りとも違い、少なくとも膝上から腰までの川の渡渉(場合によってはハーネス・ロープも必要)とその後の尾根筋の急登ありで、ルートファインディングも含め、山登りの総合的な技術も必要となります。テント道具(衣食住)を担いで登る人も少ないようで、私の場合、基本は山を楽しむためにテント泊できる日程・場所を選ぶので、それなりの重量にもなり、その時点で難度(負荷)も上がります。
(TAKE1😭)過去 2015年7月下旬
自分なりに準備万全な状態で望んだが、思っていたよりも増水もあり、中間地点の核心部である榛沢の渡渉が腰より上となり、その渡渉の際、誤って足を滑らせ流されてしまいました😓。7月の雪解け水の冷たさから体も冷えてしまい、同時に登る心も折られてしまい、無理はやめようと判断し下山😭。
(TAKE2😭)2016年7月下旬
昨年の教訓から水の冷たさからも守れるようウェットスーツ・ハーネス・ロープを準備。結果的に水量も少なく、股下程度であった為、広河原小屋までの渡渉に成功😄。小屋で昼食を取り、急登の尾根を進む。前半の渡渉での緊張と疲れのためか足取りも重く、大聖寺平手前の船窪での登山道を示すリボン🎗を進むとどう見ても登山道とは違う雰囲気になり、また霧も深くなり気持ち的にもパニック😰。GPS情報で位置を確認し、船窪まで戻れた!気持ちを落ち着かせるために今日はここで幕営⛺を決定。後でわかったのですがウェストンはここ船窪で昼食を摂った場所との事です。
翌朝出発、順調に進み荒川小屋まで到着し、幕営後、荒川岳に向かうが体調が思わしくなく荒川中岳まで行き引き返して来ました😥。その夜も発熱🥵も感じるようになったため翌日下山。また失敗😭。
(TAKE3、OK!😆)2019年9月上旬
ここまでの3年間、毎年リベンジと計画していたが休暇日程と天候とのにらめっこ🤔で天候、日程も合わず2017/2018は断念。会社の休暇を利用して今年9月に計画。前日の夜まで台風15号の通過でまた断念かと思っていたが雨量的にも山域は少ないようで、あとはどれくらいの増水かは現場に行ってからではないとわからない為、自宅を朝出発。
<1日目>
登山口で着替えていると大鹿村の役場の方がたまたま様子を見に来られました。「増水で無理でしょう」と言われ、私も過去失敗しているので無理と判断したら引き換えす事を告げ出発。
最初の渡渉から腰までの水量と結構な水の勢いで、いきなり気持ち的には怯みます😣。時間的にも14時を超えていた為、引き返すタイムリミットとしては16時として、その後も渡渉ポイントを見つけながら進みますがほとんど腰までの水量の渡渉で不安も増大と過去来た時よりも川の流れや河原の様子も大きく変わり、ポイントを見つけることも少々時間がかかりました。なんとか無事に広河原小屋に到着😄❗今日はここで一泊させて頂きました☺。
<2日目>
翌朝出発。天候も良く順調に急登を進みますが大聖寺平までテント泊での重さも応えCTよりも+1時間掛かってしまった😖。。。荷物をデポして赤石岳に進みます。赤石岳登頂後、行きたかった赤石岳避難小屋にも寄り、有名な小屋のご主人・奥様(榎田ご夫妻)にも会え嬉しさ倍増😆‼ 欲しかったTシャツ・バッチも購入し、ご主人から「一緒に写真を撮ろう!」と言われ、ありがたく撮影! 様々なネット情報にも一緒に写られている姿を見ていますが私もその仲間入り😄❓ご主人からは「宣伝しといてくれ!」と言われ、活動日記のベストショットに掲載しました😆❗その後、ご主人ともう一名の登山者の方とも暫し山の話をして出発。ご主人もしばらく私を見送って頂いた姿に感動😢。直接お会いし話をすると本当に人柄が良く優しさが伝わってくるご主人でした。本当にオススメです‼
次は宿泊・おつまみを持って来て酒盛りしに来ますね😆‼
大聖寺平まで戻り、デポした荷物を回収し、今日は荒川小屋のテント場で幕営⛺。
<3日目>
今日は荒川三山。時間もたっぷりあるので登山道やお花畑💐を楽しみながらの登山。ただ天候は良くなく少しの雨☔と強風🌬その中でも荒川東岳(悪沢岳)の頂上では周りの眺望は望めませんでしたが頂上の周りだけ日🌤が差し込み、迎え入れて頂いたことに山の神様にも感謝😭❗ その後、荒川中岳避難小屋に寄りカップ麺を頂く、ここのご主人とは前回の断念した時にもここでお会いしたご主人で3年も前ですが私の事を少し覚えて頂いていたようです😲⁉ 前回は体調は悪かったのですが今回と同じく小一時間程度、山や自然、リニア新幹線の工事の話をしたり楽しいひと時を過ごせました😊。その後、また荒川中岳と荒川前岳により荒川小屋のテント場⛺へ。今夜は小屋の夕食を頂く事に。名物の荒川小屋のカレー🍛をベースとした夕食に満足。同席した方々とも話も弾み、九州から来られた百名山登頂までラスト2山の方のお話など色々と経験談を聞き楽しい夜も更けてゆきました😴。
<4日目>
早朝から天気も良く☀、テント内からも富士山🗻も綺麗に見え、ご来光を満喫!
テントを干し、7時に出発。丁度出発する際に荒川小屋のご主人もおられ、小渋川の状況と天候について話をしました。ここのご主人も本当に良い方で口数は少ないですが優しさが言葉や表情からも溢れ出ておられ良いご主人です😄❗
高度を上げながら大聖寺平に到着。中央アルプス・北アルプスなど山々🏔も綺麗に見え天候に恵まれ下山も勿体ないくらい。でも下山します😭。順調に高度を下げ広河原小屋に到着。デポしておいた沢靴などに着替え出発。心配していた渡渉での水量は最高股下程度でしたので心持ちも楽となり、行きとは違い楽しい渡渉😄となりました。ゴール地点の登山口が見えた時は目標にしていた事が達成できガッツポーズ😆‼
目的の山・小屋・人にも出会え、大満足の山行となりました😆‼
<参考にした情報>
・雨量・水位情報(渡渉の参考)
URL: https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/cctv/pc/detail.php?cameraId=0034
行き: -1.18m MAX腰上(10回程度)
帰り: -1.23m MAX股下程度 (5回程度)
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