迷い迷って、ユーシン沢〜臼ヶ岳〜朝日向尾根〜ユーシン沢


- GPS
- --:--
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 1,952m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
天候 | 最初は薄日晴れ、後はずっとガスって展望無し |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<玄倉〜ユーシンロッジ> まだ林道が閉鎖されていると思っている人がいる様ですが、現在は新しいトンネルができ、歩いていきます。ただ台風の影響か、ダムより先は枝が沢山道路に落ちており、水が流れた後でえぐれて歩き難くなっています。 <ユーシンロッジ〜金山谷の頭近く> トイレの横の道が出発点です。明治薬科大学の建物の横を通って暫く行くと発電所の中継水槽に出ます。その左横を通って堰堤に出、そのまま登って行きます。 この辺りはkamogさんの以下のレコが詳しいです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-27690.html 直ぐに最初の滝に出ますが、ここからkamogさんはそのまま沢登をしていますが、丹沢写真館さんの様に右の崖を登ると、直ぐに登山道に出ます。この道は所々崩落しているので、下に巻いたり上に巻いたりしながら進みます。丹沢写真館さんが書いていた下の沢に下る地点を見失い、そのままこの登山道を進んだのですが、崩落はどんどんひどくなり、進め無くなったので引き返して適当な所で沢に下りました。 たまにテープが有るのですが、かなり危険の状態になっていますから、くれぐれも沢への下降点を見過ごさない様にして下さい。 沢に下りて暫く歩くと、直ぐに「魚止ノ滝」に着きます。ここは左側の崖に赤いペンキが有るので、そこを登れば滝の上部に出ます。そこから暫く歩くと檜洞沢出合に出ます。丹沢写真館さんのルートはここから尾根沿いになりますが、kamogさんの様にそのままユーシン沢を登ります。このルートで最も苦労したのが沢が180度方向を曲げる所の滝です。沢に入れば木が何本か垂直に立っており、それを伝って登れそうですが、通常の登山のかっこうなので濡れたくなかった為、左側の岩壁を登りました。滝のしぶきで岩が濡れて滑るのと、木や草は岩壁の窪地に溜まったわずかな土に生えているのでもろいです。先の切れた残置ロープを見つけて、これを頼りに登りましたが、かなり危険です。今回、GPSも地形図も持たずに来たので、kamogさんのレコで書いていた1160m辺りの二俣が判らず、そのまま常に本流と思える所を登ってみました。 そうすると金山谷の頭近くに出ました。結構な遠回りですが、こちらだと登山道の50メートル位下の所まで水が流れている事が判りました。通年有るかわ不明ですが、こんなに近くに水が確保できそうな事が判ったのは収穫でした。 <金山谷の頭近く〜臼ヶ岳〜朝日向尾根〜ユーシン沢> 臼ヶ岳までは一般道なので問題は有りません。臼ヶ岳の山頂のベンチに有る道標には、蛭ヶ岳は書かれていますがユーシンロッジに印は有りません。ただ蛭ヶ岳への道と逆方向に踏み跡があるのでこれをたどっていきます。この日の様にガスっていて大まかな目印となる小ピークが見えないと、稜線がいくつも分かれていて道を見失い易いので注意が必要です。実際に迷ったと思える間違った踏み跡が多々ありました。時々テープが有るので、長い間テープが無い場合は磁石と地図で確認して引き返した方が良いです。 コルまで下りて小ピークへの登り返しで今回は大間違いをしました。ガスって小ピークが見えず、自分がコルに達していないとご認識し、古いテープを見つけてそちらに下ってしまいました。この様なルートを歩く場合は、GPS等の高度が分かる物を持参し、地図と高度で確認すべきでした。ただおかげでコルからユーシン沢に下るルートが有る事が判りました。古いテープが沢までずっと有ったので、昔は正規ルートだったのだと思います。前日2万5000分の1の地図を見ていた時、ユーシン沢が180度方向を変えた先で、コルまで緩やかな傾斜で登れそうだと思ったのですが、正にそこでした。このルートを見つけたのは、今回のもう一つの収穫でした。しかしこれだと例の180度の所の滝を下る必要があり、ちょっと怖かったので登りに使うべきでしょう。 |
写真
感想
今回の山行は調査が主な目的でした。4月の丹沢24時間耐久トレッキングで、大山から山中湖までのロングを4年越しに達成したので、次は来年の”究極の丹沢、3つの谷と3つの稜線”に挑戦です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-185803.html
丹沢24時間に要求されるのは、持久力とナイトハイクでの鎖場の降下でしたが、究極の丹沢は速度とルーファイ、沢歩きが要求されます。時間は4時20分発で18時20分までに必ず戻る14時間コースですから、丹沢24時間よりは10時間短い分、持久力的には楽です。
究極の丹沢は、丹沢の名前の由来の沢と、稜線歩きを楽しめる以下のルートです。
早戸川 本間橋〜早戸大滝〜大滝新道〜棚沢ノ頭〜弁当沢ノ頭〜熊木沢出合い〜ユーシンロッジ〜ユーシン沢〜ユーシン尾根〜金山谷ノ頭〜源蔵尾根〜神ノ川〜地蔵尾根〜地蔵平〜蛭ヶ岳〜市原新道〜本間橋
丹沢を代表する早戸川から沢歩きでスタート、地図に載っていない大滝新道で丹沢山と蛭ヶ岳の間の伸びやかな稜線に出て、この稜線歩きを堪能した後でユーシンに下降、地図に載っていないユーシン沢の沢登をしてから金山谷ノ頭までまた急登、蛭ヶ岳と檜洞の稜線を少し歩いてから、また神ノ川に急下降、さらに地蔵尾根に登りかえして、蛭ヶ岳-市原新道(時間が無ければ姫次から榛ノ木丸経由)で本間橋に戻るルートです。
登りきって下りきるを3度繰り返す為、累積標高差が大きく、距離も長い。さらに殆どがバリルートと破線のルート、沢登有りなので総合力が要求されます。
このルートでまだ歩いた事が無いのが、早戸大滝〜大滝新道とユーシンロッジ〜ユーシン沢〜ユーシン尾根〜金山谷ノ頭の2区間です。自分のルールでは、無雪期では必ず未踏ルートを入れなければならないのですが、この状況はあまりにもきつすぎるので、ユーシン尾根の取り付きまでの区間を調査しておきたかったのです。
実際のところ、結構迷ったので今回歩いて正解でした。これでもまだ成功確率10%位でしょうか。まだまだ修行が足りて無いです。
しかしこのレコ、沢登というのは変だし、かといって無雪期ピークハントというほどピーク踏んでないし、ハイキングというのもちょっと、でカテゴリを何にするか随分悩みました。。。トレッキングというカテゴリが有れば、自分のはいつでもそれかな〜と思うのですが。。。
それはさておき、kamogさんもレコで書いていますが、ここは沢登としては初心者用でしょうが、沢が綺麗で少し泳げそうな滝壺も有ります。自然の滑り台も有るし、ざんぶと飛び込んで遊びたいですね。そういうのが沢登ならこれは無雪期ピークハントかな?
Futaroさん
沢登りいいですね。感心させられます。
ただ僕はどんな見知った山に行くとしても地形図は持参すべきと思っています。今回のような山行は特にですね。
僕も膝がもう少しよくなってきたら、前々から行きたいと思っていた沢に挑戦してみますかね。計画にはまだ書いていませんが、一つは頻繁に訪れる場所ではあります。
今回は、時間におもいっきりゆとりを持って、GPSや地形図を持たずに(登山地図も磁石もほとんど見ず)、自分の感を頼りに適当に源流を目指したので。。。
どんなに迷っても大丈夫だという自信の範囲内の山行でした。また調査が目的の一つだったので、迷った事でいろいろと発見できて良かったです
もちろん人には勧めませんが。。。
Futaroさん
この時期、沢は気持ちよさそうです。
特に標高の低い丹沢は
前回の台風は西丹沢はかなりの降水量だったようで
沢に流れが変わった所はかなり荒れている様ですね。
野生の感ですか。
この辺りだと迷っても何とかなりそうですが、
単独の時は気を付けて下さいね。
kankotoさん、
実は沢装備では無いので、沢に入っていないんです。出だしは次回の究極の丹沢の下見の為に高巻しましたが、魚止めの滝以降は、高巻もせず入水もせずです。
入水するとこの時期、気持ちが良いのですが、最初の計画が蛭ヶ岳から大倉に下りる予定だったので、一旦入ってしまうと、もういいやとまったりするので
この沢、グループで来るなら、入水してまったりの方が気持ちが良いし、安全で良いですね。その方が楽しめますから
でも単独だとやっぱりこの位のプチ冒険の要素を入れたくなります。ユーシン沢の源流まで行ったレコはまだ見た事が無かったし。。。わくわく感の誘惑が
カテゴリーで困ることよくあります。沢登りではないけどハイキングでも無雪期ピークハントでもないしってこともありますが、無雪でも積雪でもなく残雪期ピークハントなときが一番困りますねw
夏ですねー。
沢登の話題が、多くなってきましたね。
ricalonさんが先週、源次郎に。また沢登教室に行くと。かつては絶対いやだと言ってたのに。
ユーシン沢、登攀系の沢ではないようですね。そのため、「沢登」好きな方はあまり行かないのかも。
私としては、登攀系でない沢があってるような。
また、西丹沢だと比較的ヒルがいないような。
ricalojpさんも書いている様に、この沢は沢登の方はあまり登られない様です。検索でやるとkamogさんのレコしか引っかからなかったし。。。
で、カテゴリで悩むんですよね。元々大倉に下りる予定だったんで、無雪期ピークハントにするつもりだったのですが、間違って帰りもユーシン沢になったので。。。
kamogさんのレコにも書かれていましたが、沢登では初心者コースだそうです。 自分も沢登はやらないので、登攀系で無い安心できる沢が良いですね
Evergreenも書いている様に、残雪期のピークハントも悩みますよね。どの位の雪の量で積雪期にすべきかとか。。。
先にも書きましたが、トレッキングというカテゴリが有れば、悩むときは全てそれにするのですが。
お疲れ様でした。
迷いに迷ったと仰りながら、美しい渓相の数々、ありがとうございます。
先日、人生初の沢登りを経験させて頂いた、私のレコのダメダメ写真と比べた日には
いやぁ、オトナの余裕?
丹沢。
尾根のメインルートには水場が無いに等しいにもかかわらず、
沢のルートの豊富さと言ったら
ホント、「沢を知らずして丹沢を語るなかれ」
今度、是非「登攀要素のない」(コレ重要!!)、沢ルートにご一緒したいなぁ
どうぞ、ヨロシクお願いします
ricalonさん、この沢は初級コースだという事ですのでどうですか?
沢登のベテランのkamogさんが、レコの中で”この沢は難渓が多い玄倉川にあってとても穏やかな初心者向きの、しかも玄倉らしく石英閃緑岩とグリーンの釜が
美しいよい沢だ。”と言ってますよ
濡れても良い装備なら、大丈夫だと思います。沢しかやらない、のんびり遊ぶに徹したら楽で楽しいですよ〜
沢登り前から興味があって、沢登り3点セットなるものを購入してしまいました。
出番がいまだなくて困ってますが、この夏は挑戦してみたと思ってます♪
初心者はどうしたらいいんですかね?
やはりイベントに参加するのがいいんでしょうか・・・
友達に誘われたりで、三度ほど道具を使った沢登をやった事が有りますが、それっきりなので何ともアドバイスできませんが。。。
沢登って3種類有る様に思います。1つは普通の登山でいう沢登(沢登用の用具を持って)。1つは自分がやる沢登り用の用具を持たない、通常の登山のバリエーションルートとしてやるもの。最後は水着に沢靴でやるもの(子供の遊びの延長です)。
自分は2番目か3番目です
やっぱりその手の講習会に参加して、1番目を目指すのが良いんでしょうね。
Futaroさん、出遅れました。
この沢、初心者向け+すごく綺麗だという話なので、
ぜひぜひぜひ行ってみたいと思っている沢なのです。
迷っていただいたお陰で詳細なレポになっており、
後発の私にとっては貴重な資料となります。
ありがとうございます。
といっても当分行けないでしょうけど。しゅん
夏はやっぱり沢が気持ちいいですよね!
melonpanさん、確かにそうですね。
失敗した事が一杯書いているので参考になるかもです
ただ残置ロープは頼れないと思うので、あそこはやっぱり川に入るか、高巻くのが正解ですね。
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