記録ID: 2028134
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
剱岳/別山尾根より
2019年09月13日(金) 〜
2019年09月15日(日)



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:08
2日目
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 11:00
3日目
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:20
初日のみ概ね標準所要時間どおり。
2日目、3日目は母に合わせてかなりゆとりをもったペース配分です。
別山尾根は僅かなミスでも重大な事故に繋がるので、
余裕のある行程で臨むことがいつも以上に重要と思います。
2日目、3日目は母に合わせてかなりゆとりをもったペース配分です。
別山尾根は僅かなミスでも重大な事故に繋がるので、
余裕のある行程で臨むことがいつも以上に重要と思います。
天候 | 13日:曇りのち晴れ、14日:晴れ、15日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
別山尾根は周知のとおり転滑落注意 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
やってきました、立山黒部アルペンルート・立山駅。
母は初めてですが、自分は3年前に馬場島から室堂まで縦走して以来2回目です。
登山の前にまずは室堂まで移動します。
室堂まではケーブルカーとバスを乗り継ぎます。
(立山 〜 室堂 : 大人往復4,310円)
母は初めてですが、自分は3年前に馬場島から室堂まで縦走して以来2回目です。
登山の前にまずは室堂まで移動します。
室堂まではケーブルカーとバスを乗り継ぎます。
(立山 〜 室堂 : 大人往復4,310円)
8:00頃 室堂バスターミナル着
自身、3年ぶりの室堂でしたが到着時はどん曇り。
母にとっては初めての立山室堂ですが、剱ということで少々緊張しているよう。
8:30頃 室堂(2,430m)より登山開始
室堂周辺の石畳はやはり登山靴では歩きにくく疲れます。
自身、3年ぶりの室堂でしたが到着時はどん曇り。
母にとっては初めての立山室堂ですが、剱ということで少々緊張しているよう。
8:30頃 室堂(2,430m)より登山開始
室堂周辺の石畳はやはり登山靴では歩きにくく疲れます。
血の池を回り込む辺りから下りに掛かります。
血の池も曇天では血の色に見えません。
2日後にはここを登り返さなくてはいけないことをあらかじめ母に伝えておきました。
高曇りなので正面には立山がよく見えています。
血の池も曇天では血の色に見えません。
2日後にはここを登り返さなくてはいけないことをあらかじめ母に伝えておきました。
高曇りなので正面には立山がよく見えています。
剱岳の雄姿!
剱御前小舎からは剱の雄姿を存分に眺めながらの下りとなります。
明日のアタックを前にして、母は剱を見てやや緊張気味。
見た目にはどこから登るのかという感じだけど、しっかりしたルートはあると伝え、少しでも不安を払しょくできるよう努めます。
剱御前小舎からは剱の雄姿を存分に眺めながらの下りとなります。
明日のアタックを前にして、母は剱を見てやや緊張気味。
見た目にはどこから登るのかという感じだけど、しっかりしたルートはあると伝え、少しでも不安を払しょくできるよう努めます。
12:39 剱沢キャンプ場(2,520m)
ここでテントを張ることにしました。
室堂より約4時間。途中からは好天になってきて、良い道のりでした。
母にはゆっくりしていてもらい、自分はテント泊の受付。そして設営を行います。
ここでテントを張ることにしました。
室堂より約4時間。途中からは好天になってきて、良い道のりでした。
母にはゆっくりしていてもらい、自分はテント泊の受付。そして設営を行います。
遂にやってきました剱沢!
剱岳の雄姿にあおいとひなたも喜んでいるようです。
この日は午後もかなり長い時間、剱がしっかりと見えていました。
母もしっかりと昼寝をして、明日に備えることが出来ました。
なお母もヤマノススメが大好きで、BDで繰り返し観ています。
剱岳の雄姿にあおいとひなたも喜んでいるようです。
この日は午後もかなり長い時間、剱がしっかりと見えていました。
母もしっかりと昼寝をして、明日に備えることが出来ました。
なお母もヤマノススメが大好きで、BDで繰り返し観ています。
3:00 起床
いよいよ剱へ向かう日がやってきました。
自分も普段の単独行にはない緊張感がありました。
朝食は自分はシリアル、母はパンで済ませます。
4:39 剱沢キャンプ場(2,520m)出発
まだ夜が明けきらない頃剱沢を出発。
3年前に一度、逆向きで歩いたルートを注意深く剣山荘へ向けて進みます。
5:14 剣山荘(2,470m)
剣山荘に着く頃にはヘッドライトが不要なくらい明るくなってきました。
小休止を入れてから、一服剱へ向けて登り始めます。
いよいよ剱へ向かう日がやってきました。
自分も普段の単独行にはない緊張感がありました。
朝食は自分はシリアル、母はパンで済ませます。
4:39 剱沢キャンプ場(2,520m)出発
まだ夜が明けきらない頃剱沢を出発。
3年前に一度、逆向きで歩いたルートを注意深く剣山荘へ向けて進みます。
5:14 剣山荘(2,470m)
剣山荘に着く頃にはヘッドライトが不要なくらい明るくなってきました。
小休止を入れてから、一服剱へ向けて登り始めます。
5:59 一服剱(2,618m)
順調に一服剱に到着。でもここからが別山尾根の核心ですが。
圧倒的な存在感でそびえる前剱。手前のコルからの標高差は240m余。
剱岳はあの前剱の更に遥か後方にあるとあらかじめ伝えておきます。
順調に一服剱に到着。でもここからが別山尾根の核心ですが。
圧倒的な存在感でそびえる前剱。手前のコルからの標高差は240m余。
剱岳はあの前剱の更に遥か後方にあるとあらかじめ伝えておきます。
7:14 前剱頂上(2,813m)
一服剱から1時間15分掛けてようやく前剱到着。
遂に眼前に大きく見えてきた剱岳。
日頃しっかり体力づくりしているし、自分もフォローするので大丈夫と元気付けて先へ進みます。
一服剱から1時間15分掛けてようやく前剱到着。
遂に眼前に大きく見えてきた剱岳。
日頃しっかり体力づくりしているし、自分もフォローするので大丈夫と元気付けて先へ進みます。
段差の大きなところで母は苦戦し、自分は前から足場を指示します。
ここをはじめとして、後続の方にも手助けいただいてクリアした場面が数箇所ありました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
ここをはじめとして、後続の方にも手助けいただいてクリアした場面が数箇所ありました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
8:39 カニのたてばい(2,830m)
いよいよカニのたてばい直下までやってきました。
約2、30mの見上げるばかりの絶壁。普段の単独行ならわくわくするところですが、これは母にはなかなかの難所となりそうと気を引き締めます。
いよいよカニのたてばい直下までやってきました。
約2、30mの見上げるばかりの絶壁。普段の単独行ならわくわくするところですが、これは母にはなかなかの難所となりそうと気を引き締めます。
8:56 カニのたてばいの垂直の登りを終える(2,860m)
ようやく最大の難所を越えました。トラバースを終えると、安定した足場に着くのでほっと一息付けます。
母も居合わせたパーティーの方々と会話を交わして、リラックス出来たようです。
自分も本当にホッとしました。
ようやく最大の難所を越えました。トラバースを終えると、安定した足場に着くのでほっと一息付けます。
母も居合わせたパーティーの方々と会話を交わして、リラックス出来たようです。
自分も本当にホッとしました。
9:03 (2,870m)
カニのたてばいは越えましたが、剱の山頂は見上げる岩稜のまだ先。
技術的に難しいところはもうありませんが、この先でも段差の大きな箇所があって、母にとっては通過に一苦労でした。
カニのたてばいは越えましたが、剱の山頂は見上げる岩稜のまだ先。
技術的に難しいところはもうありませんが、この先でも段差の大きな箇所があって、母にとっては通過に一苦労でした。
カニのよこばいへ向かう下りルートと合流して再び尾根直上へ。
見上げるとまだ標高差はありますが次第に地形が穏やかになってきて、山頂への接近を感じさせられます。
この先、山頂まではもう難所は無いと母を元気付けて登ります。
見上げるとまだ標高差はありますが次第に地形が穏やかになってきて、山頂への接近を感じさせられます。
この先、山頂まではもう難所は無いと母を元気付けて登ります。
三等三角点「剱岳」
「剱岳・点の記」で描かれた有名な三角点。母と共に忘れずにタッチしておきます。
居合わせた方々と会心の登頂を分かち合った後、名残惜しいですが山頂を後にします。
母には下りこそ細心の注意をと繰り返し伝えておきます。
10:30 剱岳山頂出発
「剱岳・点の記」で描かれた有名な三角点。母と共に忘れずにタッチしておきます。
居合わせた方々と会心の登頂を分かち合った後、名残惜しいですが山頂を後にします。
母には下りこそ細心の注意をと繰り返し伝えておきます。
10:30 剱岳山頂出発
14:20 剣山荘(2,470m)
一服剱からゆっくり下って、ようやく剣山荘到着。
剱沢までまだそれなりに距離があるので、とりあえず大休止です。
水がだいぶ減っていたのでここで必要量を補給しました。
母はさっそく地元の山友達の方々への登頂連絡で忙しそうです。
一服剱からゆっくり下って、ようやく剣山荘到着。
剱沢までまだそれなりに距離があるので、とりあえず大休止です。
水がだいぶ減っていたのでここで必要量を補給しました。
母はさっそく地元の山友達の方々への登頂連絡で忙しそうです。
15:07 剱澤小屋(2,460m)
最後の枯れ沢を登ってようやく剱澤小屋に到着!
剱に登ってきたことが、母にとってまだ実感が湧いてこないようで、半分は夢心地のような気持ちだったようです。
剱沢キャンプ場には売店が無いので、剱澤小屋で飲み物などを補給しようと思っていました。
お茶やコーラを買いたかったのですが、連休で品薄らしく宿泊客以外は購入できませんでした。ここでは母が剱の山バッジのみ購入しました。
最後の枯れ沢を登ってようやく剱澤小屋に到着!
剱に登ってきたことが、母にとってまだ実感が湧いてこないようで、半分は夢心地のような気持ちだったようです。
剱沢キャンプ場には売店が無いので、剱澤小屋で飲み物などを補給しようと思っていました。
お茶やコーラを買いたかったのですが、連休で品薄らしく宿泊客以外は購入できませんでした。ここでは母が剱の山バッジのみ購入しました。
15:39 剱沢キャンプ場(2,520m)
遂に剱沢キャンプ場へ戻ってきました!
行動時間約11時間。母は本当によく頑張りました!お疲れさま!
母からは登らせてもらったとお礼を言われて嬉しかったです。
ほぼ1日ぶりに戻ってくると、テントの数がすごく増えていました!好天の連休ならではの光景でしょう。
テントに戻ってしばらく身体を休ませた後、この日の夕食はラーメン。
二人で美味しく頂きました。
やや夕食が遅くなったこともあって、19時30分頃に就寝。
剱岳登頂の念願が叶った母はよく眠れたようです。
遂に剱沢キャンプ場へ戻ってきました!
行動時間約11時間。母は本当によく頑張りました!お疲れさま!
母からは登らせてもらったとお礼を言われて嬉しかったです。
ほぼ1日ぶりに戻ってくると、テントの数がすごく増えていました!好天の連休ならではの光景でしょう。
テントに戻ってしばらく身体を休ませた後、この日の夕食はラーメン。
二人で美味しく頂きました。
やや夕食が遅くなったこともあって、19時30分頃に就寝。
剱岳登頂の念願が叶った母はよく眠れたようです。
8:11 剱御前小舎出発
下りは3年前と同様に大日へ向かう稜線を下ります。
立山から大日までの絶景に囲まれて、最高に気持ちよい稜線ですが、
疲れた足での下りということで、母には気を抜かないよう注意喚起を繰り返します。
今回はとにかく転倒させず無傷で下山させたいと気を配りました。
下りは3年前と同様に大日へ向かう稜線を下ります。
立山から大日までの絶景に囲まれて、最高に気持ちよい稜線ですが、
疲れた足での下りということで、母には気を抜かないよう注意喚起を繰り返します。
今回はとにかく転倒させず無傷で下山させたいと気を配りました。
3年前の縦走の終わりにめちゃくちゃしんどかった登り返し。
地形図で見ると室堂までの標高差は150mほどですが、とにかく石畳の階段はしんどく感じます。
母にもあらかじめ最後がしんどいと繰り返し伝え、気持ちの準備だけは出来ているはず。
登らないと室堂へ登れないので頑張るしかないのですが。
地形図で見ると室堂までの標高差は150mほどですが、とにかく石畳の階段はしんどく感じます。
母にもあらかじめ最後がしんどいと繰り返し伝え、気持ちの準備だけは出来ているはず。
登らないと室堂へ登れないので頑張るしかないのですが。
11:12 血の池(2,380m)
天気が良いとやはり血の色に見える血の池。
母も山行ついでの地獄巡りを楽しんでいました。
血の池を過ぎると大きな登り返しはほぼ終わりです。
室堂へ近付くにつれて観光客と登山者で遊歩道が混み合ってきます。
天気が良いとやはり血の色に見える血の池。
母も山行ついでの地獄巡りを楽しんでいました。
血の池を過ぎると大きな登り返しはほぼ終わりです。
室堂へ近付くにつれて観光客と登山者で遊歩道が混み合ってきます。
11:40 ミクリガ池(2,430m)
人が途切れる合間に撮影した1枚。
一昨日は曇りで冴えなかったミクリガ池は美しい光景を魅せてくれました。
登山の大きな利点として、ついでに観光も出来てしまうところかと思います。
人が途切れる合間に撮影した1枚。
一昨日は曇りで冴えなかったミクリガ池は美しい光景を魅せてくれました。
登山の大きな利点として、ついでに観光も出来てしまうところかと思います。
やや雲が沸いてきてましたが、最後の最後まで青空の下での素晴らしい山行となりました。
母と共に剱の余韻に浸りながら、下りの高原バスに乗り込みます。
ターミナルは混み合っていましたが、増便を出してくれてましたのでそれほど待たずに乗車出来ました。
バスに乗り込むとすぐ曇天に。この日は山より下界のほうが天気が悪かったようです。
母はバスの車窓から剱を見て、次第に登頂の実感が湧いてきたことでしょう。
美女平でも待ち時間無く、すぐにケーブルカーに乗り換えることが出来ました。
母と共に剱の余韻に浸りながら、下りの高原バスに乗り込みます。
ターミナルは混み合っていましたが、増便を出してくれてましたのでそれほど待たずに乗車出来ました。
バスに乗り込むとすぐ曇天に。この日は山より下界のほうが天気が悪かったようです。
母はバスの車窓から剱を見て、次第に登頂の実感が湧いてきたことでしょう。
美女平でも待ち時間無く、すぐにケーブルカーに乗り換えることが出来ました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
三脚
熊鈴
折畳みイス
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
昨年来より母の目標の山が剱となり、なんとしてでも無事故で登頂させなければと願っていました。最近、天気との巡り合わせが良くなかったですが、予定していた連休と久しぶりに天候が噛み合い幸運でした。
別山尾根の険しい登下降に、自分としても普段の単独行以上に心身ともに疲れました。
でもその分無事の登頂、そして下山した時の安堵感、充実感は、なかなか得られないものでした。
念願の剱には無事に登頂出来ましたが、今後とも安全第一で色んな山へ母をガイド出来ればと改めて思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:559人
お便りをありがとうございます。
感動ですね
荒々しい岩場をお二人で
登りくだられ
達成感は
とても大きかったことでしょうね。
本当におめでとうございます
新しいパソコンに
ヤマコレ登録してなくて
あらためてパソコンより
コメント書かさていただきますね
丸山公園の日の出を見に行ってきました。
雨はまだ降っていません。
最近お天気が当たらないこと多いですね。
やぁ、、 ほんとにお疲れさまでした。
母上様は達成感がすごかったでしょうね。
剣岳に行きたいと思われることが素晴らしいです。
どの写真も 素敵です。
臨場感にあふれています。
ぎざぎざのお山は 登ると必ずくだりがありますね。
ガラガラの下りは 緊張されたことでしょうね。
カニの縦ばいには 鉄杭がうってあるのですね。
よく、、この山に 登山ルートをつけられたものだと
感心します。
ルーンさんの アシストは最高ですから、
母上様も ルーンさんを信頼して 登られたことでしょう。
うらやましい限りです。
下山後の 室堂への登り きつかった記憶があります。
剣御前へ上っただけですが あそこが一番の私の難所でした。
(⌒∇⌒)
帰路の運転もあり 体力がないとなかなかできないですね。
素晴らしいです。
素敵な景色をシェアーしていただきまして。
本当にありがとうございました。
何度も見ほれましたよ。ありがとうございました。
摩耶山さん歩さん、ありがとうございます!
母共々無事に行ってまいりました。
母にとって今年最も重要な剱への登山に、最高の天候に恵まれて本当に良かったです。
剱へ安全に登るには2泊3日は必要と思っていますので、この天気の巡り合わせは幸運でした。
剱登頂から1週間経って、ようやく母も実感が湧いてきたようです。
母にとって本当に普段の登山とは別次元、別世界の光景だったでしょう。
今回、改めて実感しましたが、単独行とパーティー行とでは全く勝手が違いますね。
自分には何でもないところが、母にとっては難所だったところがいくつも。
とにかく別山尾根ではミスが即滑落に繋がるので、母を見ていて本当に気が休まりません。
コースタイムは殊に別山尾根では個人差が大きいのがよく分かりました。
別山尾根のピストンで11時間掛かるのは想像をかなり越えていました。
カニのたてばいは鉄杭があるから登れるんですね。
「点の記」で別山尾根からの登頂を断念したのがよく分かります。
普段の単独行ならただ楽しかったで終わる場面でしょうけど、
母が登り終えるまで本当に長く感じましたよ。
母にとっては段差が大きいところが苦手で、後続の方にアシストいただいてクリア
出来たところも数箇所ありました。居合わせた方々にも感謝です。
3年前に縦走した時も最後の室堂への登りが本当にしんどかったです。
あの石畳の階段道はある意味、劔以上に難所かなと思います。
運転は自分にとって楽しみでもあるので、本当に苦にならないんですよ。
行く先々で初めて運転する道路が多いのでいつも新鮮です。
摩耶山さん歩さんは13年前に剱御前まで行かれたんですね!
剱が見える角度が少し違いますね。自分はまだ剱御前へ行ったことがないです。
またいずれ立山、大日方面へ行きたいと思いますので、剱御前も温めておきます。
hino_yamaさん、そして摩耶山さん歩さん、いつもご覧いただきまして感謝です。
本当にありがとうございました。
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