中津川地区を過ぎると、褶曲地帯を示す感じの山が見えてくる。地中深くの岩盤が突然地上に現れたような山が…。飯豊の特徴だな〜って思う。
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9/14 6:56
中津川地区を過ぎると、褶曲地帯を示す感じの山が見えてくる。地中深くの岩盤が突然地上に現れたような山が…。飯豊の特徴だな〜って思う。
混雑した駐車場で側溝にタイヤを落としてしまい、出発が8時過ぎになった。小屋番の方に大変お世話になりました。
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9/14 8:12
混雑した駐車場で側溝にタイヤを落としてしまい、出発が8時過ぎになった。小屋番の方に大変お世話になりました。
ザンゲ坂。今日明日で何をしよう、何ができるだろうと計画練り直し。とりあえず地蔵岳の到着時刻を見て決める。
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9/14 8:30
ザンゲ坂。今日明日で何をしよう、何ができるだろうと計画練り直し。とりあえず地蔵岳の到着時刻を見て決める。
鍋越山(1269m)の奥に朝日と蔵王連峰が見えてきた。
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9/14 9:55
鍋越山(1269m)の奥に朝日と蔵王連峰が見えてきた。
ほぼ同地点で、地蔵岳側の稜線の向こうに種蒔山、草履塚、飯豊本山も見えてきた。
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9/14 10:01
ほぼ同地点で、地蔵岳側の稜線の向こうに種蒔山、草履塚、飯豊本山も見えてきた。
10時半に地蔵岳(1539m)に到着。今日は切合小屋までと決めた。
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9/14 10:36
10時半に地蔵岳(1539m)に到着。今日は切合小屋までと決めた。
飯豊山系から唯一、置賜地方(北東側)に流れる沢。左手はず〜っとこの白川水系である。
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9/14 11:15
飯豊山系から唯一、置賜地方(北東側)に流れる沢。左手はず〜っとこの白川水系である。
途中の湿地帯から本山部分を見る。何十年と遠くからボヤけた像でしか見てこなかった形・姿をマジマジとチェックした。
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9/14 11:25
途中の湿地帯から本山部分を見る。何十年と遠くからボヤけた像でしか見てこなかった形・姿をマジマジとチェックした。
分水嶺直下の険しい斜面。この渓谷上をツバメっぽい鳥が高速で飛んでいて、近くで旋回するたびに「シゥヒョッ!」という聞いたことのない音がした。
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9/14 12:09
分水嶺直下の険しい斜面。この渓谷上をツバメっぽい鳥が高速で飛んでいて、近くで旋回するたびに「シゥヒョッ!」という聞いたことのない音がした。
いよいよ御沢(穴堰)との分岐に到着した。思ったよりずっと上流だった。見落として通りすぎたかと思った。
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9/14 12:27
いよいよ御沢(穴堰)との分岐に到着した。思ったよりずっと上流だった。見落として通りすぎたかと思った。
御沢(玉川水系)に下りる。穴堰はここの上流かな? 下流かな?
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9/14 12:34
御沢(玉川水系)に下りる。穴堰はここの上流かな? 下流かな?
勘で下流の方に進むと画像中央に見えてきて「あっ、あっ(´;ω;`)ブワッ」となった。
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9/14 12:35
勘で下流の方に進むと画像中央に見えてきて「あっ、あっ(´;ω;`)ブワッ」となった。
草に覆われ、あまり見向きもされてない感じ。でも私の父や祖父以上は、ここを通った水、、、で育った米なり野菜を食べて育ったハズ。そうやって私が生まれたわけなので、是非とも訪れたかった。
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9/14 12:36
草に覆われ、あまり見向きもされてない感じ。でも私の父や祖父以上は、ここを通った水、、、で育った米なり野菜を食べて育ったハズ。そうやって私が生まれたわけなので、是非とも訪れたかった。
岩盤をモミモミして硬さを確認。200年前ここにタガネを打ちつけた人たちの苦労を思った。私は水や食べ物に困ったことがないので、そういう時代の人として…。
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9/14 12:39
岩盤をモミモミして硬さを確認。200年前ここにタガネを打ちつけた人たちの苦労を思った。私は水や食べ物に困ったことがないので、そういう時代の人として…。
グーグルアースで見ると、尾根が最も狭まった、「ここしかない」って所を掘ったことが分かる。上からと下からと、掘ったものをよく結べたな〜とも思う。当時の測量技術の高さを尊敬する。
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グーグルアースで見ると、尾根が最も狭まった、「ここしかない」って所を掘ったことが分かる。上からと下からと、掘ったものをよく結べたな〜とも思う。当時の測量技術の高さを尊敬する。
御沢に咲いていたヤマハハコ。
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9/14 12:59
御沢に咲いていたヤマハハコ。
三国岳方面直下の荒々しい斜面。奥に会津の盆地が見える。こんなところに堰を掘らねばならないほど、昔は水が貴重だったのだろうか…?
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9/14 13:21
三国岳方面直下の荒々しい斜面。奥に会津の盆地が見える。こんなところに堰を掘らねばならないほど、昔は水が貴重だったのだろうか…?
種蒔山直下のトラバース路に差し掛かると、登山のお楽しみ的な光景に変わった。
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9/14 13:41
種蒔山直下のトラバース路に差し掛かると、登山のお楽しみ的な光景に変わった。
今年初めて目にしたミヤマリンドウ。
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9/14 13:40
今年初めて目にしたミヤマリンドウ。
御沢を真上から。真ん中の尾根に対して、左から右に堰を掘って、奥に薄っすら見える置賜地方に水を持っていったという訳である。沢一つ分って感じだけど。
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9/14 13:56
御沢を真上から。真ん中の尾根に対して、左から右に堰を掘って、奥に薄っすら見える置賜地方に水を持っていったという訳である。沢一つ分って感じだけど。
切合小屋に到着した。今日は予約だけでいっぱい。予約なし・素泊まりの私は歓迎されない立場だったろうけど、本当によくしてもらいました。
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9/14 14:01
切合小屋に到着した。今日は予約だけでいっぱい。予約なし・素泊まりの私は歓迎されない立場だったろうけど、本当によくしてもらいました。
アキノキリンソウっぽいけど、葉っぱがギザギザなのでキオン。しかしこんなに背が高いんだ〜と思った一枚。(追記:ここまでノッポなのはハンゴンソウという)
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9/14 17:06
アキノキリンソウっぽいけど、葉っぱがギザギザなのでキオン。しかしこんなに背が高いんだ〜と思った一枚。(追記:ここまでノッポなのはハンゴンソウという)
2日目。朝焼けが綺麗だよ〜と言われて起きる。左の高いのが蔵王連峰で、手前の置賜は朝霧の雲海だった。
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9/15 4:48
2日目。朝焼けが綺麗だよ〜と言われて起きる。左の高いのが蔵王連峰で、手前の置賜は朝霧の雲海だった。
本日の切合小屋からの日の出ポイントは、、、
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9/15 5:16
本日の切合小屋からの日の出ポイントは、、、
ピキュイーン! 栗子山山頂付近でした〜パチパチパチ
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9/15 5:18
ピキュイーン! 栗子山山頂付近でした〜パチパチパチ
その後ろでは大日岳とほぼ満月(前日は中秋の名月)という異色のセットが見られた。
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9/15 5:06
その後ろでは大日岳とほぼ満月(前日は中秋の名月)という異色のセットが見られた。
私の故郷が朝日に照らされてゆく…。この世はこういうことがず〜っと続いてきて、これからも続いていくんだね…(´;ω;`)
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9/15 5:27
私の故郷が朝日に照らされてゆく…。この世はこういうことがず〜っと続いてきて、これからも続いていくんだね…(´;ω;`)
飯食ったあとの草履塚と本山方面。今日は御西岳まで行って大日杉に帰る計画。昨日、地図とにらめっこして決めた。
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9/15 6:42
飯食ったあとの草履塚と本山方面。今日は御西岳まで行って大日杉に帰る計画。昨日、地図とにらめっこして決めた。
草履塚を登る途中、振り返って磐梯〜吾妻の山域を撮った。
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9/15 7:09
草履塚を登る途中、振り返って磐梯〜吾妻の山域を撮った。
草履塚から向かいの大日岳と、切り株の根っこ的にいくつも派生したスラブ状の尾根の眺め。
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9/15 7:13
草履塚から向かいの大日岳と、切り株の根っこ的にいくつも派生したスラブ状の尾根の眺め。
右にずらして本山と御西岳方面。どこまで行けるか分からないけど、10時になったら何処にいても引き返す計画。
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9/15 7:14
右にずらして本山と御西岳方面。どこまで行けるか分からないけど、10時になったら何処にいても引き返す計画。
御秘所の手前。
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9/15 7:28
御秘所の手前。
御秘所は裏側が切れ落ちているので注意。そして奥の本山部分が美しい。
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9/15 7:36
御秘所は裏側が切れ落ちているので注意。そして奥の本山部分が美しい。
御前坂で生まれて初めて標高2000m以上に達する。あと100mで本山? でも小屋が見えないので騙しピークだな。
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9/15 7:55
御前坂で生まれて初めて標高2000m以上に達する。あと100mで本山? でも小屋が見えないので騙しピークだな。
本山小屋を通過。初めて西側の眺望が拓けた。本山があそこで、奥に北股岳、杁差岳まで見える!
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9/15 8:10
本山小屋を通過。初めて西側の眺望が拓けた。本山があそこで、奥に北股岳、杁差岳まで見える!
ダイグラ尾根と宝珠山。宝珠山の上部分に倉手山。去年、急登の訓練で大いに役立った。
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9/15 8:10
ダイグラ尾根と宝珠山。宝珠山の上部分に倉手山。去年、急登の訓練で大いに役立った。
地蔵岳(1539m)、大丸森山(1502m)、がき山(1340m)、大高地山(1218m)と、種蒔山から延々と下っていく峰々。
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9/15 8:10
地蔵岳(1539m)、大丸森山(1502m)、がき山(1340m)、大高地山(1218m)と、種蒔山から延々と下っていく峰々。
本山から御西岳方面は実に爽快を極める眺め。
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9/15 8:11
本山から御西岳方面は実に爽快を極める眺め。
2019年9月15日8時半ころ、自分が生まれた地域で最も高く、険しく雄々しい姿をした山、飯豊山本山に到達した!
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9/15 8:27
2019年9月15日8時半ころ、自分が生まれた地域で最も高く、険しく雄々しい姿をした山、飯豊山本山に到達した!
一歩前進して北股岳方面を凝視。クサイグラ尾根や梶川尾根がゾッとするスラブをこちらに向けている。
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9/15 8:26
一歩前進して北股岳方面を凝視。クサイグラ尾根や梶川尾根がゾッとするスラブをこちらに向けている。
時間もないのですぐに御西岳に向かう。
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9/15 8:25
時間もないのですぐに御西岳に向かう。
ここから先、自分が大日岳・本山部分・北股岳部分の3つの主要な山塊の中心に居るという、なんか広大で不思議な空間意識を持って進んだ。
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9/15 8:39
ここから先、自分が大日岳・本山部分・北股岳部分の3つの主要な山塊の中心に居るという、なんか広大で不思議な空間意識を持って進んだ。
連峰の奥に広がる新潟市の平野と日本海の存在に気づいた。高所から見るのはもちろん初めて。
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9/15 8:40
連峰の奥に広がる新潟市の平野と日本海の存在に気づいた。高所から見るのはもちろん初めて。
「山ってホントに大っきいな〜」という単純な感嘆と共に、そこに挑む小さな人間の勇敢さも撮り残したかった一枚。
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9/15 8:41
「山ってホントに大っきいな〜」という単純な感嘆と共に、そこに挑む小さな人間の勇敢さも撮り残したかった一枚。
草月平っていうの? 花の時期は相当な光景なんだろうな〜と想像しながら歩いた。
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9/15 8:53
草月平っていうの? 花の時期は相当な光景なんだろうな〜と想像しながら歩いた。
御西小屋と大日岳の図。斜面の緑が、なにか高級な繊維のように輝いていた。
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9/15 9:13
御西小屋と大日岳の図。斜面の緑が、なにか高級な繊維のように輝いていた。
御西小屋に到着。時間が怖いのですぐ引き返すよ!
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9/15 9:17
御西小屋に到着。時間が怖いのですぐ引き返すよ!
その前に新潟県部分の山をチェック。何が二王子岳で何が赤津山なんだろう? 後で調べる。
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9/15 9:24
その前に新潟県部分の山をチェック。何が二王子岳で何が赤津山なんだろう? 後で調べる。
御西岳の地味な標柱。白いプレートに「御西岳」とある。この写真だけだと地味すぎるけど、とにかくロケーションが大事な山だと思う(広大な山岳空間の中心)。
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9/15 9:33
御西岳の地味な標柱。白いプレートに「御西岳」とある。この写真だけだと地味すぎるけど、とにかくロケーションが大事な山だと思う(広大な山岳空間の中心)。
帰路はこのように曇り空だった。下山行動だけに集中して、概ね計画した時間とおりに下ることができた。
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9/15 9:37
帰路はこのように曇り空だった。下山行動だけに集中して、概ね計画した時間とおりに下ることができた。
駒形山手前の岩でオコジョと遭遇した。「キミ、何者!?」な感じで何度もこっちを見てたのに、スマホのシャッターでは動きを追いきれなかった。
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9/15 10:13
駒形山手前の岩でオコジョと遭遇した。「キミ、何者!?」な感じで何度もこっちを見てたのに、スマホのシャッターでは動きを追いきれなかった。
一方で、本山そばの岩場で餓死したモグラも見つけた。早速アリやハエが集っていて、モグラの代わりに今度は彼らが生きていく繋がりを思った。
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9/15 10:39
一方で、本山そばの岩場で餓死したモグラも見つけた。早速アリやハエが集っていて、モグラの代わりに今度は彼らが生きていく繋がりを思った。
下山時に見つけた花々。ミヤマキンバイ、タカネマツムシソウ、ハクサンフウロ、ウサギギク。
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9/14 13:49
下山時に見つけた花々。ミヤマキンバイ、タカネマツムシソウ、ハクサンフウロ、ウサギギク。
ミヤマコゴメグサ。初めて見る花で「これヒナザクラかぁ、あれ〜???」となったけど、他のユーザーさんのおかげで名前を知りました。
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9/15 13:17
ミヤマコゴメグサ。初めて見る花で「これヒナザクラかぁ、あれ〜???」となったけど、他のユーザーさんのおかげで名前を知りました。
派手派手なシラネニンジン。(追記:ミヤマセンキュウの間違いかも)
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9/15 14:15
派手派手なシラネニンジン。(追記:ミヤマセンキュウの間違いかも)
地蔵岳を下りるとき、北側の標高1000m未満の山塊にもスラブが見えた。夜蚊鳥屋山(968m)じゃないだろうか。
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9/15 15:16
地蔵岳を下りるとき、北側の標高1000m未満の山塊にもスラブが見えた。夜蚊鳥屋山(968m)じゃないだろうか。
ザンゲ坂のところのブナってよく生存してるな〜と思った。幹が真っ二つに割れて空洞ができてるのに緑が豊か。
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9/15 16:45
ザンゲ坂のところのブナってよく生存してるな〜と思った。幹が真っ二つに割れて空洞ができてるのに緑が豊か。
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