ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2000813
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

劔岳を間近に見ながら稜線歩き(柏原新道〜岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳)

2019年08月31日(土) 〜 2019年09月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
31:18
距離
25.2km
登り
2,590m
下り
2,611m

コースタイム

1日目
山行
6:49
休憩
0:59
合計
7:48
距離 12.4km 登り 1,732m 下り 632m
5:15
67
柏原新道登山口
6:29
6:34
49
7:23
27
7:50
7:54
37
8:31
8:32
40
9:12
15
9:27
9:37
16
9:53
9:54
26
10:20
10:45
92
12:17
12:30
33
13:03
2日目
山行
7:49
休憩
0:49
合計
8:38
距離 12.8km 登り 854m 下り 1,980m
3:53
47
4:40
4:46
65
5:51
5:56
85
7:21
7:33
8
7:41
32
8:13
8:23
41
9:04
9:20
118
11:18
53
12:11
20
12:31
柏原新道登山口前駐車場
天候 8月31日:晴れ
9月01日:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●土曜AM5:00頃到着。爺ヶ岳登山口東駐車場(一番近い)の空き2台分。
(橋を渡った先の広めの駐車場はまだ余裕有)
●日曜12:30頃戻ってきたときは、空き6台分くらい。
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:柏原新道登山口に登山有(記入用紙も有)
●トイレ:登山口近辺にはなし
(扇沢駅利用または途中で道の駅などの立寄りがベター)

<登山道の様子>
●柏原新道
 非常に良く整備された歩きやすい道が種池山荘まで続きます。道迷いの心配もなく、所々ベンチもありほどよく休憩もできます。
●種池山荘〜爺ケ岳
こちらも非常に良く整備された歩きやすい道です。
●種池山荘〜岩小屋沢岳〜新越山荘
 歩く人が少なく、かつ、熊多発エリアなので熊鈴などを鳴らし出合頭の遭遇を避ける注意が必要です。基本、幅の狭い登山道なのでよそ見厳禁。

●新越山荘:1泊2食¥9700(朝ごはんはお弁当に変えてもらいました)
今回は悪天候予報の影響も有、小屋はガラ空き。昼過ぎに到着して小屋前のベンチでのんびりしていても誰も通過しない。本当にここは北アルプスか?と思うくらい静かに過ごせました。小さいながらも雰囲気の良い小屋です。
https://www.kasimayari.jp/index.htm

●新越山荘〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳〜針ノ木小屋
 基本道幅狭く、ガレ・ザレ・岩場の道が続きます。岩場では3点支持で登り下りする箇所も多いので、ストックはしまっておいた方が無難です。縦走路からは劔岳・立山をはじめ薬師岳なども良く見え、飽きることのない道です。

●針ノ木小屋〜大沢小屋
 現在すべて夏道で高巻きします。高巻き道には所々要注意箇所がありますが、ロープやクサリが設置してあります。登山道はピンクリボンや鯉のぼりでしっかり誘導されているので見失なわないように。
●大沢小屋〜扇沢
 ずっと下りかと思いきやまだ登り返しがあります。最後までペース配分注意。
その他周辺情報 ●下山後の温泉:薬師の湯¥600(割引後の料金)
http://o-yakushinoyu.com/
(新越山荘でもらえますし、モンベル会員等もカード提示で割引になります)

●下山後の食事:安曇野IC近くの「かつ時」
●下山後の甘味:梓川SAのかき氷
朝4時まで雨だったので回復を待って明るくなってからの出発です。来る途中、雨でダム放流のサイレンが見えたので、沢を渡渉する雪渓コースを避けて柏原新道からの入山です。
朝4時まで雨だったので回復を待って明るくなってからの出発です。来る途中、雨でダム放流のサイレンが見えたので、沢を渡渉する雪渓コースを避けて柏原新道からの入山です。
登山口に綺麗な登山ポストがあります。
登山口に綺麗な登山ポストがあります。
登山口から20mくらいのところで崖が崩れてました。
登山口から20mくらいのところで崖が崩れてました。
左手に針ノ木稜線が常に見えてます。夜明けと同時に急速に天気が回復して青空です!
左手に針ノ木稜線が常に見えてます。夜明けと同時に急速に天気が回復して青空です!
今回の目標のピーク、針ノ木岳。険しそうです。がんばります。
今回の目標のピーク、針ノ木岳。険しそうです。がんばります。
扇沢駅がもうあんなに眼下遠くに見えます。
扇沢駅がもうあんなに眼下遠くに見えます。
クロトウヒレン
蓮華岳からの針ノ木稜線。空の青さが綺麗です。
蓮華岳からの針ノ木稜線。空の青さが綺麗です。
リンドウ。日差しもよくあたり花びらが開いています。
リンドウ。日差しもよくあたり花びらが開いています。
種池山荘まであと少し!
種池山荘まであと少し!
ヘビイチゴ。登山道にはイチゴがいっぱいあります。このイチゴ目当てに集まって来る熊さんがこのエリアでは多く目撃されているようです。
ヘビイチゴ。登山道にはイチゴがいっぱいあります。このイチゴ目当てに集まって来る熊さんがこのエリアでは多く目撃されているようです。
ハクサンフウロ
ヤマハハコ
種池山荘に到着!
種池山荘に到着!
熊よく出てます。以前、テン場に頻繁に出没して閉鎖になりました。ちなみに、1ヶ月前に泊まった白山の南竜ケビンは熊出没で現在閉鎖中とのこと。
熊よく出てます。以前、テン場に頻繁に出没して閉鎖になりました。ちなみに、1ヶ月前に泊まった白山の南竜ケビンは熊出没で現在閉鎖中とのこと。
チングルマの穂と爺ヶ岳
チングルマの穂と爺ヶ岳
種池山荘からの爺ヶ岳稜線。心地よいなだらかな登山道。
種池山荘からの爺ヶ岳稜線。心地よいなだらかな登山道。
種池山荘と立山
鹿島槍ヶ岳が見えました!
鹿島槍ヶ岳が見えました!
種池山荘の後ろには立山と剱岳
種池山荘の後ろには立山と剱岳
爺ヶ岳のあとは種池山荘から続くあの稜線を歩きます。
爺ヶ岳のあとは種池山荘から続くあの稜線を歩きます。
槍ヶ岳が見えました!
1
槍ヶ岳が見えました!
針ノ木岳へ続く稜線
1
針ノ木岳へ続く稜線
爺ヶ岳の中峰、北峰
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爺ヶ岳の中峰、北峰
コマクサ。まだありました。
コマクサ。まだありました。
トウヤクリンドウわっさわさ。
トウヤクリンドウわっさわさ。
爺ヶ岳に到着!
爺ヶ岳から見る立山連峰
爺ヶ岳から見る立山連峰
爺ヶ岳から見る後立山連峰
爺ヶ岳から見る後立山連峰
爺ヶ岳から見る針ノ木稜線
爺ヶ岳から見る針ノ木稜線
目指すは針ノ木岳。遠いです。
目指すは針ノ木岳。遠いです。
ウラシマツツジの紅葉が始まってます。
ウラシマツツジの紅葉が始まってます。
猿の群れがこちらに向かってきます。15匹くらいいます。前回鹿島槍に来たときも遭遇しました。雷鳥を食べている現場も以前撮影されており難しい問題です。あ、子供を背中に乗せています。
猿の群れがこちらに向かってきます。15匹くらいいます。前回鹿島槍に来たときも遭遇しました。雷鳥を食べている現場も以前撮影されており難しい問題です。あ、子供を背中に乗せています。
あ!背中の子供に気づかれました!視線がばっちり。
2
あ!背中の子供に気づかれました!視線がばっちり。
ミヤマリンドウ
チングルマの穂と岩小屋沢岳
チングルマの穂と岩小屋沢岳
種池山荘に戻ってきました。
種池山荘に戻ってきました。
炭酸で渇きを癒します。日差しが強くて暑いです。
炭酸で渇きを癒します。日差しが強くて暑いです。
今から歩く稜線
キベリタテハ
山荘横にある種池
山荘横にある種池
ハクサンフウロ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
全開のオヤマリンドウ
全開のオヤマリンドウ
今から歩く稜線。右手に常に立山、剱岳が見えてモチベーションが上がります。
今から歩く稜線。右手に常に立山、剱岳が見えてモチベーションが上がります。
はい。もう忘れません。苦い思い出です・・・。
はい。もう忘れません。苦い思い出です・・・。
ナナカマドの実
シロバナハナニガナ
シロバナハナニガナ
池塘に映る逆さ岩小屋沢岳
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池塘に映る逆さ岩小屋沢岳
ミヤマトリカブト
ミヤマトリカブト
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
シモツケソウ
モミジカラマツ
真っ白なヤマハハコ
真っ白なヤマハハコ
登山道はヘビイチゴがいっぱいです。種池-新越間は人通りも少なくヘビイチゴを食べに来た熊との遭遇報告が多いです。
登山道はヘビイチゴがいっぱいです。種池-新越間は人通りも少なくヘビイチゴを食べに来た熊との遭遇報告が多いです。
キヌガサソウ
エンレイソウ
サンカヨウの実。キヌガサソウ、エンレイソウ、サンカヨウはいつも同じ場所で咲いていることが多いです。
サンカヨウの実。キヌガサソウ、エンレイソウ、サンカヨウはいつも同じ場所で咲いていることが多いです。
振り返ると種池山荘と爺ヶ岳
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振り返ると種池山荘と爺ヶ岳
目の前にはいつも立山の稜線
目の前にはいつも立山の稜線
ハクサンフウロ(きれいなピンク色です)。
ハクサンフウロ(きれいなピンク色です)。
ウサギギクがいっぱい
ウサギギクがいっぱい
エゾシオガマ
ミヤマホツツジ
オンタデ
シラタマノキ
細い稜線を歩きます。
2
細い稜線を歩きます。
登山道を外れると真っ逆さまです。
登山道を外れると真っ逆さまです。
立山、剱岳と登山道
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立山、剱岳と登山道
コケモモ
岩小屋沢岳に到着!
岩小屋沢岳に到着!
イワツメクサ
凍らせて持ってきたゼリーを食べます。冷たく甘く喉の渇きも癒せます。
凍らせて持ってきたゼリーを食べます。冷たく甘く喉の渇きも癒せます。
新越山荘への稜線
新越山荘への稜線
新越山荘見えました!
新越山荘見えました!
新越岳に到着!頂上標識は立ち入り禁止看板の端にちっちゃく書いてありました。
新越岳に到着!頂上標識は立ち入り禁止看板の端にちっちゃく書いてありました。
ウラシマツツジと剱岳。
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ウラシマツツジと剱岳。
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ハナニガナ
アカタテハ
イワヒバリが目の前に飛んできました。
イワヒバリが目の前に飛んできました。
おすまし顔でお散歩中。
おすまし顔でお散歩中。
猛ダッシュで逃げていきました。飛ぶでなく走る?
猛ダッシュで逃げていきました。飛ぶでなく走る?
新越山荘に到着!
新越山荘に到着!
小屋の受付兼売店。
小屋の受付兼売店。
ライチョウくんクロサンショウウオくんホシガラスさんオコジョくんバック購入しました(MとLL)。ホシガラスだけがなぜか「さん」?
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ライチョウくんクロサンショウウオくんホシガラスさんオコジョくんバック購入しました(MとLL)。ホシガラスだけがなぜか「さん」?
新越山荘は携帯電波が入ります。最近泊った山小屋は圏外が多かったのでありがたいです(スマホは圏外でもガラケーは使えたりするのでガラケーやめられません)。
新越山荘は携帯電波が入ります。最近泊った山小屋は圏外が多かったのでありがたいです(スマホは圏外でもガラケーは使えたりするのでガラケーやめられません)。
食堂兼談話室
今夜泊まるお部屋
今夜泊まるお部屋
窓からは目の前に剱岳が見えます。特等席ですね。
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窓からは目の前に剱岳が見えます。特等席ですね。
新越山荘近辺は熊目撃情報が多いです。
新越山荘近辺は熊目撃情報が多いです。
新越山荘のラーメンでお昼ごはん
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新越山荘のラーメンでお昼ごはん
クモマベニヒカゲ。今回高山蝶によく会います。
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クモマベニヒカゲ。今回高山蝶によく会います。
また、イワヒバリが飛んできました。
また、イワヒバリが飛んできました。
あ、視線が合いました。
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あ、視線が合いました。
そそくさと逃げていきます。色が茶色味が薄くグレー色が強いです。羽毛もまだフワフワしてるし今年生まれた子でしょうか?
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そそくさと逃げていきます。色が茶色味が薄くグレー色が強いです。羽毛もまだフワフワしてるし今年生まれた子でしょうか?
新越山荘の眼下には扇沢駅が見えます。直線距離はすぐそこなんですよね。目の前なのにどう歩いても7時間かかるって不思議です。
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新越山荘の眼下には扇沢駅が見えます。直線距離はすぐそこなんですよね。目の前なのにどう歩いても7時間かかるって不思議です。
目の前には針ノ木稜線。針ノ木岳、針ノ木小屋見えます。
目の前には針ノ木稜線。針ノ木岳、針ノ木小屋見えます。
針ノ木小屋と槍ヶ岳。新越山荘から見るとちょうど背後に槍ヶ岳が見えます。
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針ノ木小屋と槍ヶ岳。新越山荘から見るとちょうど背後に槍ヶ岳が見えます。
新越山荘の夕食。ししゃもフライ、グラタン、がんもどき巾着、切り干し大根、お味噌汁。山で温かい食事はなんだかほっとします。
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新越山荘の夕食。ししゃもフライ、グラタン、がんもどき巾着、切り干し大根、お味噌汁。山で温かい食事はなんだかほっとします。
部屋の窓から見る赤焼けと剱岳。今日は空が焼けました。
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部屋の窓から見る赤焼けと剱岳。今日は空が焼けました。
4時前に出発です。気温は6℃。風も強く体感温度では3℃くらいでしょうか。
4時前に出発です。気温は6℃。風も強く体感温度では3℃くらいでしょうか。
暗い稜線を歩きだします。目の前にはオリオン座。標高2500mだからこその満天の星空です!
暗い稜線を歩きだします。目の前にはオリオン座。標高2500mだからこその満天の星空です!
細い切れ落ちてる稜線箇所もあり慎重に行きます。
細い切れ落ちてる稜線箇所もあり慎重に行きます。
鳴沢岳頂上に到着!ここでご来光を迎えるつもりでしたが早く着き過ぎました。先に進むことにします。
鳴沢岳頂上に到着!ここでご来光を迎えるつもりでしたが早く着き過ぎました。先に進むことにします。
大きな落差の岩場が多く暗いので特に気を付けていきます。
大きな落差の岩場が多く暗いので特に気を付けていきます。
赤沢岳への稜線。
赤沢岳への稜線。
東の空にオレンジの輝線がさしました。
2
東の空にオレンジの輝線がさしました。
ご来光です。長い夜が今明ける瞬間です。
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ご来光です。長い夜が今明ける瞬間です。
一気にまわりがオレンジ色に。なぜだか朝日が出る瞬間はとても安心します。日の光を見ると安心するのは本能なのかと感じます。
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一気にまわりがオレンジ色に。なぜだか朝日が出る瞬間はとても安心します。日の光を見ると安心するのは本能なのかと感じます。
朝日を見ながら新越山荘のお弁当を食べます。ちらし寿司弁当(さくらでんぷ、錦糸玉子、かんぴょう、ひじき)。酢でしめたご飯が口当たりとてもよいです。包み紙もオコジョなどが描かれていてカワイイ。
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朝日を見ながら新越山荘のお弁当を食べます。ちらし寿司弁当(さくらでんぷ、錦糸玉子、かんぴょう、ひじき)。酢でしめたご飯が口当たりとてもよいです。包み紙もオコジョなどが描かれていてカワイイ。
白馬岳と旭岳
眼下には雲海が広がります。
1
眼下には雲海が広がります。
赤沢岳に到着!
振り返るって見る歩いてきた白馬へ続く稜線
1
振り返るって見る歩いてきた白馬へ続く稜線
赤沢岳から見る立山と黒部湖。
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赤沢岳から見る立山と黒部湖。
これより先、滑落注意。基本的に後立山稜線は長野側がスパっと切れた崖になっている箇所が多いです。
これより先、滑落注意。基本的に後立山稜線は長野側がスパっと切れた崖になっている箇所が多いです。
両手を使い三点指示で大きな落差の岩の斜面を降ります。
両手を使い三点指示で大きな落差の岩の斜面を降ります。
スバリ岳への稜線
スバリ岳への稜線
登山道の幅は30cmくらい。その横はスパっと切れた崖でどこまでも落ちてしまいそうです。
登山道の幅は30cmくらい。その横はスパっと切れた崖でどこまでも落ちてしまいそうです。
スバリ岳への登山道
スバリ岳への登山道
振り返って見る歩いてきた登山道
振り返って見る歩いてきた登山道
ホシガラスさん発見!
ホシガラスさん発見!
目の前には立山と剱岳と黒部湖
1
目の前には立山と剱岳と黒部湖
立山。一番左の長屋と突起が雄山の神社(2991m)。中央の突起が大汝山(3015m)。一番右の突起が富士ノ折立(2999m)。
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立山。一番左の長屋と突起が雄山の神社(2991m)。中央の突起が大汝山(3015m)。一番右の突起が富士ノ折立(2999m)。
剱岳(縦走中ずっと見えていてヤル気出ます)。
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剱岳(縦走中ずっと見えていてヤル気出ます)。
ホシガラスさんがとても多いです。白いお尻がキュート。
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ホシガラスさんがとても多いです。白いお尻がキュート。
スバリ岳、大きいです。先日登った塩見岳への登りのような印象。
スバリ岳、大きいです。先日登った塩見岳への登りのような印象。
険しいスバリ岳
剱岳に日があたりました。
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剱岳に日があたりました。
スバリ岳に到着!
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スバリ岳に到着!
スバリ岳から見る立山と黒部湖
スバリ岳から見る立山と黒部湖
スバリ岳から見る白馬からの稜線
スバリ岳から見る白馬からの稜線
目の前には針ノ木岳
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目の前には針ノ木岳
針ノ木岳への険しい登山道
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針ノ木岳への険しい登山道
ホシガラス、飛び立つ!ばさっ!
ホシガラス、飛び立つ!ばさっ!
立山と黒部湖
今回の目標の1つ、シコタンソウに会えました!このかわいらしい模様、大好きな花のひとつです。
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今回の目標の1つ、シコタンソウに会えました!このかわいらしい模様、大好きな花のひとつです。
イワベンケイ
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
トウヤクリンドウと蓮華岳
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トウヤクリンドウと蓮華岳
針ノ木岳に到着!
針ノ木岳に到着!
この稜線をずっと向こうから歩いてきました。
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この稜線をずっと向こうから歩いてきました。
針ノ木岳から見る立山、剱岳、黒部湖
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針ノ木岳から見る立山、剱岳、黒部湖
後立山稜線
目の前には蓮華岳
目の前には蓮華岳
白馬岳、旭岳
今から歩く稜線
今まで歩いてきた稜線
今まで歩いてきた稜線
タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ
クロトウヒレンがいっぱい。
クロトウヒレンがいっぱい。
ウメバチソウの群生
ウメバチソウの群生
ウメバチソウ
チングルマの穂と針ノ木岳
チングルマの穂と針ノ木岳
ミヤマダイコンソウ。まだ咲いてました!
ミヤマダイコンソウ。まだ咲いてました!
と思ったらゴゼンタチバナがありました。たぶん今年最後でしょうお会いできるのは。
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と思ったらゴゼンタチバナがありました。たぶん今年最後でしょうお会いできるのは。
イワギキョウの群生
イワギキョウの群生
イワギキョウ
槍ヶ岳への稜線。雨が降っているように見えます。
槍ヶ岳への稜線。雨が降っているように見えます。
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
針ノ木小屋に到着!
針ノ木小屋に到着!
冷えた炭酸で渇きを癒します。
冷えた炭酸で渇きを癒します。
針ノ木小屋ベンチからは目の前に槍ヶ岳が見えます。
針ノ木小屋ベンチからは目の前に槍ヶ岳が見えます。
富士山も見えます。
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富士山も見えます。
針ノ木峠から見る針ノ木岳。
針ノ木峠から見る針ノ木岳。
歩いてきた稜線を見上げながら扇沢めざして下山します。
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歩いてきた稜線を見上げながら扇沢めざして下山します。
稜線の上には昨夜泊まった新越山荘が見えます。お世話になりました。
稜線の上には昨夜泊まった新越山荘が見えます。お世話になりました。
鹿島槍ヶ岳
新越山荘の背後には大きく白馬岳。新越山荘からは針ノ木小屋背後に槍ヶ岳が大きく見えました。槍ヶ岳、針ノ木小屋、新越山荘、白馬岳が直線に並んでいるんですね。
新越山荘の背後には大きく白馬岳。新越山荘からは針ノ木小屋背後に槍ヶ岳が大きく見えました。槍ヶ岳、針ノ木小屋、新越山荘、白馬岳が直線に並んでいるんですね。
ピンクのダイモンジソウ発見!今回、希少なシコタンソウとピンクのダイモンジソウを見たい目標がありました。2個ともミッションクリアです!
ピンクのダイモンジソウ発見!今回、希少なシコタンソウとピンクのダイモンジソウを見たい目標がありました。2個ともミッションクリアです!
ヨツバシオガマの群生
ヨツバシオガマの群生
ミヤマキンポウゲの群生
ミヤマキンポウゲの群生
ミヤマタネツケバナ
ミヤマタネツケバナ
針ノ木雪渓の名物、鯉のぼりによる登山道誘導です。和みます。
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針ノ木雪渓の名物、鯉のぼりによる登山道誘導です。和みます。
雪渓はすでに崩落状態で上を歩けませんので高巻きします。
雪渓はすでに崩落状態で上を歩けませんので高巻きします。
針ノ木雪渓
ウサギギク
クルマユリ
ハクサンフウロ
ミヤマトリカブト
ミヤマトリカブト
オオカメノキの実
オオカメノキの実
ミヤマママコナ
鎖場が複数あります。
鎖場が複数あります。
大きな落差の岩を下る箇所も多数あります。
大きな落差の岩を下る箇所も多数あります。
沢を何度も渡ります。
沢を何度も渡ります。
激しい流れを渡る箇所もあるので、昨日針ノ木雪渓を登る予定を変更して正解だったと思います。
激しい流れを渡る箇所もあるので、昨日針ノ木雪渓を登る予定を変更して正解だったと思います。
オオバギボウシ
大沢小屋に到着!
大沢小屋に到着!
扇沢への登山道は車道を4回横切ります。
扇沢への登山道は車道を4回横切ります。
ゲンノショウコ
シオガマギク
扇沢の針ノ木登山口まで出てきました。
扇沢の針ノ木登山口まで出てきました。
こちらも登山口に綺麗な登山ポストあります。
こちらも登山口に綺麗な登山ポストあります。
扇沢駅につきました!
扇沢駅につきました!
冷えた炭酸で渇きを癒します。どんだけ炭酸好きなんだ。
冷えた炭酸で渇きを癒します。どんだけ炭酸好きなんだ。
爺ヶ岳の登山口まで車道を歩きます。
爺ヶ岳の登山口まで車道を歩きます。
爺ヶ岳登山口に戻ってきました。車道歩きが一番危険でした・・・。
爺ヶ岳登山口に戻ってきました。車道歩きが一番危険でした・・・。
下山後は薬師の湯で疲れた体を癒します。
下山後は薬師の湯で疲れた体を癒します。
安曇野IC近くのこだわりとんかつ「かつ時」。豚肉とキャベツは疲労回復効果抜群です。
安曇野IC近くのこだわりとんかつ「かつ時」。豚肉とキャベツは疲労回復効果抜群です。
ひれかつ定食。千切りキャベツ、豚汁がお替り自由なのでおかわりしてビタミンを追加投入します。
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ひれかつ定食。千切りキャベツ、豚汁がお替り自由なのでおかわりしてビタミンを追加投入します。
下山後の甘味は梓川SAの「抹茶あずきソフト練乳がけかき氷」
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下山後の甘味は梓川SAの「抹茶あずきソフト練乳がけかき氷」

感想

♪劔岳を間近に見ながら稜線歩き(柏原新道〜岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳)♪

この週末も直前まで悪天候の予報。だが、今週末は以前からずっと歩きたくてなかなか機会に恵まれなかった扇沢〜針ノ木岳〜岩小屋沢岳周回の予定。小屋にも予約を入れてあったし、どうしたものかと悩んでいたが、直前も直前、金曜の午後辺りから少し天候回復の予報に変わり始めた。但し、予報各社によって情報はバラバラ。う〜ん、よし決めた!土日どちらかもしくは両日とも雨になることを覚悟の上計画実行を決定。
 但し、まだ懸案事項はある。当初の予定では扇沢から針ノ木岳方面への時計回りの周回。この場合、初日のCTが長いので大沢小屋を過ぎてしばらくは暗い中を歩く。ナイトハイクには慣れているが、何が問題かというと、金曜夜遅くまで雨が残る予報になっているので沢の増水がどれほどになっているのか?確か大沢小屋までの間にも渡渉箇所が数カ所あったはず。その後も橋はかかっていたという記憶はあるが、やはり沢を渡る箇所があったように思う。5年ほど前に針ノ木峠へ歩いた記憶なのであまり定かではないが・・・。とりあえず現地まで行って周囲の状況を見て判断することにしよう。

 道中、高速を走っている間も雨は降り続いていることから、当初の計画を変更。柏原新道から反時計回りの周回とすることにしたので、今夜は道の駅「まつかわ」で車中泊。

★Day1(柏原新道登山口〜種池山荘〜爺ケ岳往復〜岩小屋沢岳〜新越山荘)
 早朝起床時には雨も上がり星も見える。予報に反して今日は良い天気になりそうだ。明るくなってから登山口をスタート。柏原新道を登るのも久しぶり。ここは所々景色が良いから樹林帯歩きも楽しい。最初に種池山荘が見えてからが遠いが、それでも予定より1時間早く種池山荘に到着。この時間なら十分爺ケ岳まで往復できるので、これも久しぶりの爺ケ岳へ行ってみる。歩きやすい道を進み小一時間で山頂に到着。山頂も比較的静かで素晴らしい景色を味わうことができた。
 種池山荘まで戻りしばし休憩したのち、本日の目的地である新越山荘まで歩き始めるが、皆さん鹿島槍方面に向かわれるようで、こちらに来る人は全くいない。熊多発エリアなので熊鈴を鳴らし注意しながら歩く。
 岩小屋沢岳では劔岳が眼の前にそびえる姿に感動!それにしても週末とは思えない静けさがずっと続いている。この先小屋の近くで縦走しているパーティーに出会うまでは誰一人出くわすことがなかった。
 新越山荘に到着し、外のベンチでまったりとした時間を過ごすが、本当に北アルプスとは思えない人通りの少なさ。小屋も空いていてのんびりしたと過ごすことができた。
★Day2(新越山荘〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳〜扇沢)
 早朝山荘の外に出ると夜空には大きなオリオン座が堂々たる姿。本日も良い天気であることを期待して暗いうちに出発。良く整備された道は迷うところもなく予定より早く最初のピーク鳴沢岳に到着。当初はご来光をここで眺めるつもりだったが、あまりにも早すぎるので赤沢岳へ向かう。
赤沢岳より前でご来光タイムが始まったので、良く見える場所に陣取り小屋のお弁当を食べながら日の出を待つ。日帰り山行ではなかなか味わえない至福のひと時。東の空がオレンジ色に染まった。
 しばしご来光の余韻を楽しんだのち赤沢岳、そしてスバリ岳へ。本日もまた人通りの少ないこの縦走路は、静けさの中、常に劔岳と立山を間近に見ながらの素晴らしい稜線歩き。
 スバリ岳〜針ノ木岳間では、もう終わったと思っていた大好きなシコタンソウにも出会えたし、もうここまでで大満足。ただ針ノ木岳到着の少し前からポツリポツリと雨が落ち始めたので、念のため針ノ木岳でカッパの上着だけを着込んで針ノ木小屋へ。
 小屋に到着する頃には晴れ間も出てきて、雨の心配はなくなったようなのでカッパをしまい、しばらく休憩したのち扇沢へ向け下山を開始。
途中ピンクのダイモンジソウや夏の花たちにも多く出会いながら、いよいよこの山行も終盤。雪渓は崩落が激しくすっかり夏道歩き。高巻きの道はしんどかったが予定より早く大沢小屋へたどり着く。
 あと1時間の下りかと思いきや、ここからも意外と高巻きでちょっとうんざりするが、舗装された道を何回か横断し、見慣れた扇沢の駅が見えてやっと緊張が解けた。
ここから15分あまり車道を歩いて駐車場までラストスパート。予想外の晴天に恵まれた素晴らしい2日間の山歩きはひとまず終了。無事に戻れたことにいつもながら感謝の念でいっぱいだ(あっ、大沢小屋近くで出会った大きなヒキガエルさんにもね。カエル様は「無事かえる」の守り神ですから)。
★後日談
 当初の計画通りに暗いうちに渡渉をする時計回りのルートにしなくて良かった。場所は違うので実際のところは分からないが、槍平小屋近くの橋がこの大雨で流されて土曜日の朝は通行止めになったことを帰宅してから知った(2019.8.31 6:30更新情報)。https://blog.goo.ne.jp/yaridairagoya/1 
安全第一が何より大事!

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