聖岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,554m
- 下り
- 2,540m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
便ヶ島への林道は夜間通行止めとなっていた。利用は8:30〜17:00時間厳守であり、鎖で封鎖されている。許可を受けた地元車は鍵を開けて通行できるようだ。便ヶ島は、聖光小屋のある一般駐車場とキャンプ地とに分かれていて、車中泊・テン泊する人以外は一般駐車場に車を止める。トイレと水場はキャンプ地側にある。
登山口から少し登るとトンネルがあり、そこから西沢渡まで平坦な遊歩道となる。西沢渡には荷渡し用のゴンドラがあるが、川には橋が架かっていてなんなく通過する。西沢渡から薊畑までは標高差1300mの急登となる。景色は無くひたすら登る。
聖岳と聖平の分岐である薊畑でやっと視界が開ける。上河内岳、光岳が見渡せたが聖岳の方向はガスの中だ。ここ最近、毎日雷が鳴っているとの情報を得て先を急いだ。薊畑からキャンプ地までは下りで距離も近い。(下り20分、登り30分)
テン泊は一人500円、トイレは離れ、水場は近くで快適。ビールを飲み夕飯を食べているところでゴロゴロと遠くで音がしてきた。テントに避難したが幸いにもすぐに去っていった。隣のテントの人と情報交換して過ごした。
朝、外に出てみると最高の天気である。早めに出発する。聖までの稜線は岩場で風も弱く気持ちが良い。最後の登りはザレ場であるがそれほど斜度はなく危険は少ない。頭上で人の声が聞こえるとすぐに山頂に到着する。
山頂からは、それまで見えていなかった赤石岳が姿を現す。奥には仙丈も見える。聖からの縦走路がつながっている。その下には百間洞小屋の赤い屋根がある。恵那山から中央アルプス、御岳、北アルプスも見渡せた。天候は予想した以上である。大きな山々に包まれる感覚であった。奥聖までは20分と近いが途中にお花畑があり、ちょっと得した気持ちになる。奥聖からは赤石小屋も見えた。
サブザックを忘れたため、聖平に置いてきた荷物を回収に戻る。いったん登り返してそこからの下りが長い長い。途中からは足に力が入らなくなり誰よりも遅く下山した。今回は自分の体力限界を実感させられた山行になった。
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