白馬�� 花と温泉とエトセトラ♪
富山県
長野県
nonsuke3
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,113m
- 下り
- 2,103m
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- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:40
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
| 天候 | 25日：曇り後雨(強風) 26日：晴れ後曇り 27日：薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
道は明瞭。 大雪渓は秋道になっています。 大出原から下の鎖場は沢添いで岩も靴底も濡れているうえ、元々滑りやすい岩なので要注意。 |
写真
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けど、すぐに道は中央の陸地に上がる
空はどんより少し不気味
イグサ科の植物の写真初めて撮った(^.^)
雌しべの先がアンコウの提灯みたい
風媒花の証かな
振り返ると子を見守る雷鳥母
近くに大きくなった雛がいるはず
でも姿見せず…
これ温泉？
直に口で飲むと無味
身体中に鑓温泉が染み込んでる！？
猿倉に帰って来ました(^-^)
今回も無事に感謝！
感想
二週間前、一時通行止めによって歩けなかったこのコース。やはり、この夏の後悔にしたくない。
我慢できず行って来ました。
一日目。大雪渓もこの時期となるとだいぶ小さくなってしまい、雪上歩行も少しだけ。その代わり雪解けあとに遅咲きのヨツバシオカマやウルップソウなど、まだまだ沢山の花が咲いていました。花たちの応援のお陰で意外と楽に着いた稜線は、テントを張るのも大変なほどの風。夕方には強風は収まる予報を信じて過ごすもののその気配無く、逆に夕方には雨が降りだした。。
結局、雨が止んだのは0時過ぎ、風が収まったのは更にあと。(風でポールが折れたテントもあったそうな…)
明け方には星空になったけど、、なかなか長い夜でした。
二日目。
今日は昨日とは打って変わって絶好の登山日和。
ゆったり風景や周囲の花を撮って朝を過ごし遅めの出発。杓子山頂は割愛して鑓の花をじっくり愛でながら撮りながら歩きます。多くの稀少種の存在に鑓ヶ岳も白馬本峰に負けず劣らず素晴らしい花の山だということを改めて感じました。
到着した山頂は広くゆったりで今日の気分そのもの。残念ながらゆっくり登ったせいで剱岳や南部の山々は既に雲の中だったけど、そんな事よりもここにいられる幸せはここに来ないと感じられない。「やっぱ山いいわぁ」とジワる自分。
登り道にあれだけあった花が下りにはほぼゼロなことを不思議に感じながら、大出原分岐をやり過ごし天狗山荘へ寄り道。どうしても再建の進み具合と、やはり花の様子が気になってしまって。この付近の花もいいんだよね。そして何と言っても小屋の食事。数少ない小屋泊まり経験ですが、自分の中ではNo.1。再開したら是非また泊まりたいですね〜。
分岐に戻り鑓温泉へ下降。あれ？クルマユリの大群落は？探しながら下るといつの間にかカール底に着いてしまった。まだ時期に早かったのかな。ここまで来れば後は温泉を目指すのみ。激しく滑る岩（なんでこんなに蛇紋岩）に注意して、到着！
久しぶりの鑓温泉、早速入浴。今日二度目のジワる〜。
三重から来たという方と話したりで3回入りました。
三日目。
夜二時前に目が覚めてしまい、眠れそうに無い感じ。選択肢はひとつ！
4度目の風呂へ星空観察にGO！こんなこと他じゃあり得ない。
貸切の露天で宇宙（そら）を流れる天の川、下弦の細い月、羽ばたく大白鳥、そして尾を引く流れ星。
「ああ、何たる幸せ」
しばらくすると2人入って来た。真っ暗なのでどんな人かは不明ながら、どうもうら若き女性のよう。しばらくの沈黙にしびれを切らし、ご挨拶。そのあと星を見ながらいろいろ話しをさせていただきました。
話すうちに東の空が徐々に明るくなってきて、、ずっとこの景色を眺めていたかったけど、流石に喉が渇いてきたしカメラも無いしで出ることにしました。何だかんだ二時間以上。お二人さん、お付き合いありがとうございました。
朝焼けと日の出を見ながらの朝食に、またまたジワる〜。
軽くなったザックを背負い出発。
ちょっと歩くと「あれれ、コースが変わってる」
楽しみにしていたシナノナデシコポイントは通らないルートになってしまいました、残念。
あとは時折現れる花を撮りつつ地味に下るのみ。結局休憩無しで猿倉に着いてしまいました。と言うのもこの地味な下り、今回の山行を色々振り返るいい時間となりました。今回ソロの方が多く、そんな方々とたくさん話ができて花や景色と同じくらい想い出深いものとなりました。
山に行くのは一人が好きなくせに、非日常が良くて山に行くくせに、人に触れるのが楽しく感じる。人って不思議なもんです。
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