アルプスの展望を求めて烏帽子岳〜念丈岳へ
長野県
onetotani
体力度について
- GPS
- 10:09
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,572m
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- 山行
- 8:09
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:14
| 天候 | 晴れ 【気温】 駐車地：14℃ 烏帽子岳：12℃ 念丈岳：18℃ 登山口：20℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
小八郎林道で鳩打峠へ。 （中荒町で烏帽子岳登山口への案内看板に従って林道へ入ると、 所々に懸る小さなプレートが登山口へ導いてくれます。） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
念丈倶楽部の方、中央アルプス南部岳人ネットワークの方、 計4名が個人山行で入山されており、池ノ平山から念丈岳に向けて 笹刈りをされていました。 |
| その他周辺情報 | 鳩打峠の登山口がリニューアルされています。 �‘讐爾涼鷦崗譴隆憤廛肇ぅ譴眇靴靴�されました。 ��登山届ポスト、登山道入口も変わりました。 ��10分割の道標も設置されています。 以前からナギの名称が混乱していましたが、「セキナギの下部」に 標識が設置された事から、 個人的には飯島ルート分岐の南側が「シロナギ」、西側が「セキナギ」と 呼びたいと思います。 |
写真
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結局、主脈は一日中雲の中だった。
感想
onetotani
残雪のアルプスを間近に望める烏帽子岳は、今年も絶景を見せて
くれるだろうか？
リニューアルされた登山口から小八郎岳へ向かうと鮮やかな山ツツジが
出迎えてくれた。足元にはいろいろな花が見られるが、愛でるのは
戻りにして先へ進もう。
小八郎岳尾根下のトラバースから山腹の登りに変わると、いよいよ
尾根への復帰だ。今回も念丈岳までのピストンが目標なので
長い尾根歩きになるが、無理せずにペースを保って行こう。
足裏に優しい道が岩を踏むようになると崩壊地（シロナギ）のヘリに
絡んだワイルドな道に変わり傾斜が増してくる。
崩壊地のTOPからは緑が濃くなった伊那谷の山並みが眺められるが
未踏の山ばかりだ。
しばらくしてやっと傾斜が緩むと飯島ルート分岐の平坦地となる。
尾根上では唯一の休憩適地を左折するといよいよ烏帽子岳に向かう
尾根筋だ。
木の根を渡る痩せ尾根や荒々しい崩壊地：セキナギを過ぎても
ワイルドな道が続き、山頂に向け一段と傾斜も強まる。
その日の気持ちや体調を推し量るにはもってこいのコースだが、
今回はめげることなく念丈まで頑張れそうだ。
烏帽子岩と勘違いしそうな大岩を捲き終え、アスレチックな岩場を
越えると烏帽子岳山頂に出て、一気に展望が広がる、
・・・はずだったが中央アルプスの主脈は流れる雲に隠され、
南アルプスはガスにかき消されと、期待通りの絶景とはいかなかった。
10分ほど待って一瞬だが姿を現した南アルプスの展望を機に
山頂を下り先へ向かう。
登り返した展望岩場からはたいした起伏もなく、足元に溢れる
バイカオウレンや、やや濃くなった笹をぬって草原のように
ゆったりした池ノ平山に出る。山頂を巡ってみるが、
展望は相変わらず良くなる気配が感じられない。
行動食で小腹をなだめる小休止にとどめ、念丈岳に向かうことにする。
一昨年ほど明瞭ではないが、笹下に隠れた踏み跡は明確だ。
一旦下った鞍部からは小さなアップダウンを繰り返しながら
高度を取り戻し、亜高山帯の雰囲気が漂う尾根になると
目指す念丈岳や、奥念丈から延びる中央アの支稜や、西の安平路山や
南の大島山に向かう伊那谷の山並みが良くわかる。
目前の小ピークを越え、雪の残る谷地形を一登りすると、
ハイマツに囲まれた砂礫が広がる念丈岳にやっと到着だ。
全方位遮る物が無い山頂は、期待したアルプスの展望は望めず、
数名の先行者も姿を消して寂しくなってしまったが、
ゆっくりと昼食タイムにしよう。
地味なアップダウンで感じた疲れも空腹も回復したので
戻ろうか〜。
奥念丈岳分岐を下り、池ノ平山に向かい尾根を辿っていると、
諦めていた南アの展望が戻ってきた。遠く八ヶ岳から始まり、
鋸岳から双耳峰の池口岳に至るまでジャイアントが勢揃いだ。
まだ池ノ平山を越えて烏帽子岳へ、更に登山口までと残りは長いが
何とか余力は有りそうだ、急な下りが続くので気を緩めるのは
もう少し後にしよう。
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onetotaniさん、こんにちは。
今年も、念丈までの長い稜線、お疲れ様です。
烏帽子岩まで上がってしまえば、天候さえ良ければ抜群の景色を眺めながらの稜線歩きになりますが、今回は少し雲が多かったのかな
念丈岳からの、間近に迫る南駒や越百山や遠くの南アルプスの展望はイマイチだったようですね。
それでも、あの長い稜線を歩ききる脚力は相変わらず安定しています
そのご褒美でしょうか、帰りの池の平からはバッチリ眺めることができ良かったです
私は最近行ってないな〜
まだ歩けるか、ちょっと心配しています。
totokさん 今晩は。
展望が欲しければ山頂まで来い！っていう山ですから負けずに
歩いてきましたが、今回もいっぱいいっぱいでした。
肌寒いくらいの陽気も幸いして、念丈まで到達できました。
残雪が眩い中央アルプスは見られませんでしたが、
最後に勢揃いのジャイアントが一望できたのでまずは良かったのかな？
森林限界を少し下回る標高の
ササ原が独特な山ですね。
整備の感謝ですね。
さすがアルプス、景色の一つずつが
雄大です。ナギの景観は
迫力ありますね。
入梅直前の、貴重な晴れ間、
遠望は、叶わずとも、いい登山に
なりましたね。
komakiさん 今晩は。
急登続きでなかなかハードなお山ですが、それだけに山頂でのご褒美が
素晴らしいんでしょうね。
つらい急登に会う度に、烏帽子岳の登りと比較している自分がいます。
展望に関しては少し物足りない気もしますが、途中でめげずに
ピストンできたことに満足しています。
はじめまして😊
念丈まで✨凄いですね
昨年11月に初めて烏帽子岳に登った時、イワカガミの群生があったので花の咲く頃に又行きたいと思っていました
イワカガミはどんな感じでしたでしょうか❓
hi0113 さん コメントありがとうございます。
小八郎岳の捲き道を、いろんな花を愛でながら下りました。
飯島ルート手前の崩壊地から分岐にかけて、鮮やかなイワカガミが
多く見られました。
そしてセキナギを過ぎてからはバイカオウレン。
今年もいつものように、つらい登りを慰めてくれました。
こんにちはonetotaniさん
アルプス前衛の一番奥深いところですよね。
この長距離急登ピストンはとても大変そうですが、難なくこなせる体力がすごいです。
南アルプスの景色と花に癒やされながらの山行き、お疲れさまでした。
teppanさん 今晩は。
難なくなんてとてもとても・・・、いつもいっぱいいっぱいです。
初めて訪れた烏帽子岳ピストンから、次は池ノ平山へ、
そして更に念丈岳へと伸びたピストン山行。
登り応えがあり、それに報いてくれるアルプスの絶景。
その魅力が忘れられず、この時期になると登りたくなる、
そんなお気に入りのお山になりました。
onetotaniさん、こんばんわ。
この日、木曽駒ケ岳から見え隠れする前衛稜線を見てましたよ
私も初めは、小八郎岳・烏帽子。次は池ノ平と伸ばして、次こそは念丈岳へと伸ばしたいと思っています。
池ノ平は2017年6月に行ったので2年前です。朝6:50スタートで14:15下山。池ノ平は11:00でした。
鳩打峠のトイレがキレイになったとの情報、ありがとうございます。
そこで車中泊して、onetotaniさんのように5:30くらいにスタートすれば夢ではないかも…という気がしてきました
梅雨の合間を狙って、行ってみたいと思います。情報ありがとうございます。
ritaさん 今晩は。
この時期にしか見られない残雪の中央アルプスを間近に
眺めるつもりだったのですが、結局しつこい雲に邪魔をされて
主脈の展望は回復することがありませんでした。
きれいに笹刈りされた道につられて念丈へ向かったのが最初でしたが、
進むにつれて仙涯嶺・南駒ヶ岳・空木岳などの位置関係が徐々に
変わっていくのが新鮮で、来るたびに足を延ばして良かったなと
思わせてくれるお山になりました。
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