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記録ID: 179491
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

若穂太郎山 鉄塔尾根から春山口へ

2012年04月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:00
距離
6.5km
登り
682m
下り
684m

コースタイム

09:35鉄塔尾根登山口
10:45分岐
11:25若穂太郎山山頂11:40
12:15こしき岩
12:40田子岩12:45
13:15春山口
13:35鉄塔尾根登山口
   歩行時間3時間40分
天候 曇り後時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道須坂ICから若穂駅を目指す
高速道を潜り抜けた田園地帯と山の境
鉄塔が目印
登山口に駐車場はないので農道の余地に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山口からいきなり急坂ですが
南に面しているため雪はありません
第三鉄塔から第四鉄塔の間の
急斜面のトラバース道に雪が残り
道が細く滑りやすい状態でした
稜線上には昨日降ったと思われる新雪5cm程

田子岩直下の岩場及び
迂回路に雪も凍結もありませんでした

大室温泉「まきばの湯」は高台にあり
見晴らしの良い露天風呂が人気です。
入浴料500円です。
おっと、若穂太郎の
中段から上は昨日の雪で真白!
2012年04月01日 08:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
4/1 8:57
おっと、若穂太郎の
中段から上は昨日の雪で真白!
今日からはもう警報器の
鳴らない踏切
2012年04月01日 09:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 9:00
今日からはもう警報器の
鳴らない踏切
天王山登山口
今日はここから登りません
2012年04月01日 09:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 9:10
天王山登山口
今日はここから登りません
春山登山口
ここからも登りません
2012年04月01日 09:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 9:15
春山登山口
ここからも登りません
右下の木立の付近が
今日の鉄塔尾根コース登山口
2012年04月01日 09:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 9:20
右下の木立の付近が
今日の鉄塔尾根コース登山口
あの鉄塔を次々目指して登ります
2012年04月01日 09:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 9:20
あの鉄塔を次々目指して登ります
奇妙山
2012年04月01日 09:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 9:21
奇妙山
掴まりたい急坂にはネズミサシ
2012年04月01日 09:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 9:36
掴まりたい急坂にはネズミサシ
柏の落ち葉で埋め尽くされています
柏の木の多い林です
2012年04月01日 09:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 9:40
柏の落ち葉で埋め尽くされています
柏の木の多い林です
鉄塔越しに川田集落
2012年04月01日 09:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 9:41
鉄塔越しに川田集落
緩やかになって
良い感じの道
2012年04月01日 09:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 9:41
緩やかになって
良い感じの道
蓮池
花が見事だと聞いていますが
未だに見ていません
2012年04月01日 09:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 9:50
蓮池
花が見事だと聞いていますが
未だに見ていません
綿内集落
2012年04月01日 10:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 10:00
綿内集落
去年は凍結していて
この辺りからアイゼンを
着けました
2012年04月01日 10:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:06
去年は凍結していて
この辺りからアイゼンを
着けました
芝生の色も心なしか
春めいて見えます
2012年04月01日 10:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:10
芝生の色も心なしか
春めいて見えます
見上げると、先は真っ白
ちょっと不安
2012年04月01日 10:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 10:11
見上げると、先は真っ白
ちょっと不安
帰りはあの尾根を下ります
2012年04月01日 10:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:14
帰りはあの尾根を下ります
千曲川
その後ろに斑尾山が
見えているのですが…
2012年04月01日 10:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:14
千曲川
その後ろに斑尾山が
見えているのですが…
こんな岩尾根も
2012年04月01日 10:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:15
こんな岩尾根も
振り向くと北アルプス!
のはず…残念です
2012年04月01日 10:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:16
振り向くと北アルプス!
のはず…残念です
雪が現れました
2012年04月01日 10:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:18
雪が現れました
振り返ったトラバース道
本日の最難関でした
2012年04月01日 10:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:31
振り返ったトラバース道
本日の最難関でした
鉄塔の上空は晴れてきました
2012年04月01日 10:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:35
鉄塔の上空は晴れてきました
緩やかな斜面の雑木林
2012年04月01日 10:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 10:42
緩やかな斜面の雑木林
何かを思い出させます
しばらく考えました
蒸しパンの穴!
2012年04月01日 10:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 10:43
何かを思い出させます
しばらく考えました
蒸しパンの穴!
天王山、蓮台寺からの道と合流
2012年04月01日 10:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:46
天王山、蓮台寺からの道と合流
ここで鉄塔とお別れ
2012年04月01日 10:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:47
ここで鉄塔とお別れ
登る人がいるのでしょうか?
高いところは好きですが
鉄塔は…
2012年04月01日 10:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:48
登る人がいるのでしょうか?
高いところは好きですが
鉄塔は…
よもやの冬景色
2012年04月01日 10:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:52
よもやの冬景色
雪の花まで咲いています
2012年04月01日 10:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 10:53
雪の花まで咲いています
こんな景色も名残惜しいですね
もうそろそろ見納め
2012年04月01日 10:54撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 10:54
こんな景色も名残惜しいですね
もうそろそろ見納め
標識の雪を払ってあげました
2012年04月01日 10:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 10:55
標識の雪を払ってあげました
パステル色の空が優しい
2012年04月01日 11:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 11:00
パステル色の空が優しい
保科からの新しい登山道
保科の方々が御苦労して
作ってくださいました
有難うございました
危険個所はありません
2012年04月01日 11:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 11:04
保科からの新しい登山道
保科の方々が御苦労して
作ってくださいました
有難うございました
危険個所はありません
この靴跡の他には
誰にも行きあいませんでした
2012年04月01日 11:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 11:05
この靴跡の他には
誰にも行きあいませんでした
山頂まであと少し
最後の急坂
2012年04月01日 11:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 11:17
山頂まであと少し
最後の急坂
井上山・大洞山
2012年04月01日 11:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 11:22
井上山・大洞山
飯綱山
右下に天王山
2012年04月01日 11:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 11:22
飯綱山
右下に天王山
妙徳山
2012年04月01日 11:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
4/1 11:22
妙徳山
奇妙山は松代側から見るより
険しく感じます
2012年04月01日 11:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 11:23
奇妙山は松代側から見るより
険しく感じます
明覚山
2012年04月01日 11:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 11:24
明覚山
惜しい!
千メートルにちょっと
足りないのです
どこかの山みたいにかさ上げしたら
どうなんでしょうか?
2012年04月01日 11:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 11:25
惜しい!
千メートルにちょっと
足りないのです
どこかの山みたいにかさ上げしたら
どうなんでしょうか?
陽が射してきました
2012年04月01日 11:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 11:47
陽が射してきました
穏やかで優しい道です
変化に富んだ道がこの山の魅力
2012年04月01日 11:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 11:48
穏やかで優しい道です
変化に富んだ道がこの山の魅力
こしき岩
この上に立つと眺望の良さに
降りるのが嫌になります
2012年04月01日 12:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:14
こしき岩
この上に立つと眺望の良さに
降りるのが嫌になります
ぬた場
猪たちが盛大に泥水をかけあって
遊ぶ姿を想像してしまいます
2012年04月01日 12:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:25
ぬた場
猪たちが盛大に泥水をかけあって
遊ぶ姿を想像してしまいます
飯綱山に加え、黒姫山が
姿を現しました
2012年04月01日 12:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 12:30
飯綱山に加え、黒姫山が
姿を現しました
今朝はあの尾根を
歩いていたんですね
2012年04月01日 12:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:37
今朝はあの尾根を
歩いていたんですね
城跡です
僅かな平坦地が面影を
とどめるのみです
2012年04月01日 12:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:41
城跡です
僅かな平坦地が面影を
とどめるのみです
田子岩
この上にグライダーが飛んできます
天王山から散歩に良い距離
2012年04月01日 12:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:43
田子岩
この上にグライダーが飛んできます
天王山から散歩に良い距離
これから降りる登山口
真下です
2012年04月01日 12:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 12:44
これから降りる登山口
真下です
妙徳山の上空が
きれいに晴れてきました
2012年04月01日 12:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 12:44
妙徳山の上空が
きれいに晴れてきました
分岐です
ここから急坂
2012年04月01日 12:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 12:58
分岐です
ここから急坂
小さな祠があります
2012年04月01日 13:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 13:10
小さな祠があります
高速が騒音とともに
近付いてきました
2012年04月01日 13:12撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:12
高速が騒音とともに
近付いてきました
高速をお祭りしている鳥居みたいで
ユーモラスです
2012年04月01日 13:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 13:13
高速をお祭りしている鳥居みたいで
ユーモラスです
岩場が点在している山です
2012年04月01日 13:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:13
岩場が点在している山です
春山口
2012年04月01日 13:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:15
春山口
あの鉄塔に沿って登って行ったんですね
2012年04月01日 13:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:17
あの鉄塔に沿って登って行ったんですね
如法寺
裏山に太郎山を背負い
広さを感じます
2012年04月01日 13:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:20
如法寺
裏山に太郎山を背負い
広さを感じます
こんな電車も走っていたのですね
2012年04月01日 13:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
4/1 13:42
こんな電車も走っていたのですね
若穂太郎山を背景に…
もう走る姿を見ることはない電車
2012年04月01日 13:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
4/1 13:43
若穂太郎山を背景に…
もう走る姿を見ることはない電車
駅はどうなるのでしょう?
2012年04月01日 13:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 13:45
駅はどうなるのでしょう?
まきばの湯から
屋代線の線路
2012年04月01日 14:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
4/1 14:18
まきばの湯から
屋代線の線路
本日の温泉の看板
手作りのぬくもり
2012年04月01日 14:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4/1 14:34
本日の温泉の看板
手作りのぬくもり
餓鬼岳、右横にコブも見えています
シルエットですが、かなり近くに感じます
2012年04月01日 14:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
4/1 14:37
餓鬼岳、右横にコブも見えています
シルエットですが、かなり近くに感じます
付録
先日、近くの里山に節分草が咲きました
この辺が北限だそうです
2012年03月27日 17:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
4
3/27 17:03
付録
先日、近くの里山に節分草が咲きました
この辺が北限だそうです
撮影機器:

感想

昨日出かけようと支度をしたところに雨が降り出し、
小止みになるのを待つうちにますますひどくなってきて
とうとう横殴りの雪になり、強風は吹き荒れるはで散々な天気に。
今朝は快晴とはいかないまでも晴れ間が見えてきたので
昨日の計画をようやく実行です。

まず頭に浮かんだのが「まきばの湯」ですから
最近どうも温泉主導型登山になって行きつつあるようでたるみ気味。
シーズンに備え、この辺で気持ちを引き締めないと。

「まきばの湯」に近い山は若穂太郎ですが、
四時間くらいの山なので、もう少し歩かないと訓練になりません。
でも、それ以上となると雪山になり、装備もいろいろ必要になるし
雪の状態によっては安全確保も難しくなりそう…
kyom4にとってやはり無理なく、安心な山は本日の若穂太郎山でしょう。

高速道路を北に向かって走っていると、須坂ICに近づくにつれ
尾根をあちこちに張り巡らし、迫り来るのが太郎山です。
トンネルで尾根の一つをくぐってしまう手前に
「春山口」、南の尾根の麓に「鉄塔尾根登山口」があります。

長野市街から北に望む飯綱山も素晴らしいですが
落合橋から根子岳方面を見上げた時
その前面に大きく広がる太郎山の姿は
なかなか雄大で、朝な夕なに眺めるのが大好きな山です。

年に一回ほど登っていますが、昨年はどういう訳か
ちょうどこの時期に毎週のように登っていました。
凍結個所もあって苦労した嫌な思い出があるのに
よりによってまたこの時期に登りたいと思うなんて…

鉄塔尾根コースは文字通り、鉄塔の管理道です。
農道からいきなり急な階段に取りつきますが
5分で麓の集落が目の下になり、展望の開けるコース。
こんなに見晴らしの良い尾根コースは他になく、
天空を歩くような、水平な尾根歩きは病みつきになります。

しかし、この展望も元はと言えば、山火事で林が焼失したためで、
今でもまだ、注意して見ると焼け焦げた木の株などを見る事が出来ます。
木々や下草が育って、すっかり山肌が緑の林に覆われるのはまだ先のことでしょう。
その日が来るのをこの目で見届ける事が出来たら、と切に思います。
その為にも、このコースにこれからも足を運びたいと思います。

急坂でも尾根道は雪が殆どなく、歩きやすいのですが、
尾根を避け山腹をトラバースする道は、日陰で林の中
落ち葉の上に雪が残り(凍結はしていませんでした)
急斜面で道が細く傾いて居る為、滑落に注意が必要です。
滑り落ちても木や藪に引っかかるとは思いますが…

第四鉄塔を過ぎると松林の中をジグザグに登ります。
きつい登りですが、トラバース道よりも安心です。
松林を抜け、雑木林に様相が変わると緩斜面になり、
天王山からの登山道と合流します。

鉄塔を左に見て、再び緩やかな尾根歩きを繰り返して歩きます。
以前は、この辺りで時々かもしかさんと行き会いました。
今日は逢えるかもしれないと、カメラを片手に期待しながら歩きます。
やはり、今日も逢えませんでした。
彼らはどこに行ってしまったのでしょう?
雪の上に足跡もありませんでした。

分岐からの新雪の上の靴跡は単独の男性と思われます。
同じ靴跡が往復していましたので、早朝に来られたのでしょう。
知った道とは言え、新雪があると
トレースが頼もしく思え、気持ちが楽になります。

山頂の北側は以前から木が伐採されており、
北信五岳(飯綱山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山)などの
眺望が素晴らしいのですが
いつのまにか、南面も伐採されていました。
あいにく北アルプスはご機嫌斜めで、終日雲の中でしたが
晴れていれば、聖山をはじめ見渡せる山々が多いのではないかと思います。

昼食時、頭の上にバサバサと松の木が雪を落としてきます。
のんびりくつろいではいられません。
また、先程までは無風状態でしたが、俄かに風が吹き始めました。
天気が変わるような感じです。
身体も冷えてきましたし、下山することにします。

鉄塔の少し先の分岐を今度は「蓮台寺」方面に向かいます。
「こしき岩」、「田子岩」と見晴らしの良い大岩があります。
午後、思い立ってふらっと出かけて来る時は
たいてい岩の上でぼんやり時を過ごすのが好きです。
運が良ければ、グライダーが目線と同じ高さを旋回してくれます。

さて、ちょっと嫌な本日の核心部があったのでした。
「田子岩」直下の岩場とロープの張られた迂回路です。
北斜面なので凍結していると厄介です。
幸い雪は全くなく、スムーズに通過でき、ほっとしました。
この岩場は初めて来た時、険しさに驚いた思い出があります。
北アルプスでなくとも、短くとも、険しさの味わえる岩場だと思います。

春山口への下りは急ですが、そのかわり
あっという間に登山口に着いてしまいました。
高速を走る車の騒音が押し寄せてきます。
天気は好転し、うららかな春の空になりました。
春山口からは、平坦な農道を歩いて鉄塔尾根登山口に戻ります。


「まきばの湯」へ向かう途中、川田駅に屋代線の電車が停車しているのを発見。
役目を終えた電車は、静かに身体を休めていました。
駅前にはかなり車が駐車しており、写真撮影をしている人で賑わっています。
昨日は大荒れの天気の中、最後のセレモニーが行われたようです。
踏切を何回か渡りましたが、踏切の遮断機は既に取り払われていました。
でも、習慣とは恐ろしいもので、一旦停止せずにはいられないものです。

なぜ「まきばの湯」に行きたかったかというと
ちょっと高台にあるこの温泉の露天風呂から、屋代線を走る電車が見えるのです。
本当なら昨日、若穂太郎に登って、
帰りにこの温泉から最後の日を走る、思い出深い電車を見送るつもりでした。
さようなら、そして有難う、屋代線!

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コメント

知らない地名が出てくると
kyom4さん、こんばんは!

ルート図の縮尺を大きくすると、位置がはっきり理解できて面白いですね

あれはここだったのか    って・・・

廃線になる私鉄の走る風景、いいですね
淡々といつも通りの顔を見せているようで愛着が湧きます
2012/4/2 21:13
monsieurさん おはようございます
ご訪問ありがとうございます

90年間、地元の足として親しまれてきた屋代線、以前は千曲川の東側にあるので河東線と言っていました。
何年か前から赤字経営の為存続が危ぶまれ、存続を巡って住民運動もありましたが、やはり乗客が増えることなく、廃止となりました。
kyom4も子供の頃の思い出が詰まっている電車、住民の一人としていう言うに言えない寂しさを感じています。

自家用車の保有率が高く、それが電車やバスの便を悪くしているのですが…
便利さを手放して公共交通機関を敢えて使う、その切り替えがとても難しい現状です。

比叡山のレコも、便利な電車を使って皆さんが縦走していらっしゃるのに、恥ずかしながら乗り慣れていないので電車で遭難するかも?なんて心配して止めましたから

田畑の中をのんびり、ゆったり走るローカル線の心休まる風景がまた一つ減ってしまいました。
田子岩の上からマッチ箱のような電車が走る姿を眺めるのが好きでした

機会がありましたら、小さな里山ですが、monsieurさんにも是非訪れていただきたい面白い山です
2012/4/3 8:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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