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Yamareco

記録ID: 1664169
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

袈裟丸山(前袈裟丸山)迷った末に一等三角点を目指す

2018年11月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:11
距離
11.3km
登り
985m
下り
960m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
1:11
合計
6:05
距離 11.3km 登り 985m 下り 974m
8:00
57
8:57
15
9:12
9:13
30
9:43
9:56
10
10:06
10:07
52
10:59
11:51
34
12:37
12:40
28
13:08
14
13:22
41
14:03
14:04
1
14:05
ゴール地点
天候 ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折場登山口へはわたらせ渓谷鉄道沢入駅付近より林道を10km。急登坂、急カーブの続く隘路だが全線舗装されているため普通車でも通行可能。
登山口にはトイレ・東屋有ります。引き水で水場も作られていました。
コース状況/
危険箇所等
避難小屋から山頂に至る区間が急傾斜でロープ設置個所がある。登りはそれほどでもないが下山時注意。周辺の登山道が若干泥っぽいため、靴底に泥が付いた状態で岩に乗って怖い思いをした。
その他周辺情報 急いで帰ってしまったので周辺は未チェックだけど、日光も近いし何かとあるんじゃないですかね(笑
登山口から急登が始まります。
登山口から急登が始まります。
登り始めるとすぐに分岐が現れます。分岐? そんなのあったっけ?
登り始めるとすぐに分岐が現れます。分岐? そんなのあったっけ?
なん…だと?
いきなり登山道が閉鎖されていました(笑
分岐はこの区間のう回路でした。
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なん…だと?
いきなり登山道が閉鎖されていました(笑
分岐はこの区間のう回路でした。
それにしてもなんだか天気が怪しい…。一日晴天の天気予報だったんですが…。
それにしてもなんだか天気が怪しい…。一日晴天の天気予報だったんですが…。
霜柱を踏み踏み登って行きます。
霜柱を踏み踏み登って行きます。
晴れそう…。でも晴れない…。
晴れそう…。でも晴れない…。
地面が凍り付いていて「歩きやすい」です。でもこれ、溶けたらヌルヌルになるだろうなぁ…。
地面が凍り付いていて「歩きやすい」です。でもこれ、溶けたらヌルヌルになるだろうなぁ…。
見晴らしが良さそうな場所に出ましたがガスが立ち込め視界は限られています。
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見晴らしが良さそうな場所に出ましたがガスが立ち込め視界は限られています。
ありゃりゃりゃ。ガスは濃くなるばかり…。
寒いなぁ…。
ありゃりゃりゃ。ガスは濃くなるばかり…。
寒いなぁ…。
この季節、天気が良くないと途端に寒々しい雰囲気になります。
この季節、天気が良くないと途端に寒々しい雰囲気になります。
最初の分岐点が現れます。ここは地形図上では長大な山道を経て神戸へ下りる道が分かれるはず…ですが、踏み跡は不明瞭。あまり使われていないようです。
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最初の分岐点が現れます。ここは地形図上では長大な山道を経て神戸へ下りる道が分かれるはず…ですが、踏み跡は不明瞭。あまり使われていないようです。
おお! 青空が広がってきました!
やっぱ山は青空の下登りたい。
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おお! 青空が広がってきました!
やっぱ山は青空の下登りたい。
…あれ? やっぱりガスガス?
塔ノ沢コースとの分岐まできました。展望台がありますがこの天気では登ってみる気にならず。
…あれ? やっぱりガスガス?
塔ノ沢コースとの分岐まできました。展望台がありますがこの天気では登ってみる気にならず。
賽の河原もその名の通り不気味な雰囲気。
賽の河原もその名の通り不気味な雰囲気。
灌木帯には霜がびっしり。うう、寒い寒い!
灌木帯には霜がびっしり。うう、寒い寒い!
今度は冬枯れのカラマツ林。このコース、次々と景観が変化していきます。わりと長いコースですが変化があると飽きないですよね。
今度は冬枯れのカラマツ林。このコース、次々と景観が変化していきます。わりと長いコースですが変化があると飽きないですよね。
床水? 曰く意味ありげな石柱が立っていますが意味は分からず。
床水? 曰く意味ありげな石柱が立っていますが意味は分からず。
賽の河原と名付けられた場所だけでなく、岩がゴロゴロしている場所が点在している。小丸山手前で三度青空が出てきた。
賽の河原と名付けられた場所だけでなく、岩がゴロゴロしている場所が点在している。小丸山手前で三度青空が出てきた。
針葉樹の林を潜り抜けて…
針葉樹の林を潜り抜けて…
小丸山に到着。晴れた!
周りを見渡すとガスは綺麗に退散したみたいだ。これで晴れ確定でしょう。良かった良かった。
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小丸山に到着。晴れた!
周りを見渡すとガスは綺麗に退散したみたいだ。これで晴れ確定でしょう。良かった良かった。
小丸山からは日光方面の山々が見えていました。
これは男体山。
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小丸山からは日光方面の山々が見えていました。
これは男体山。
日光白根山。場所も近いし、標高もそう変わらないのにかたや真っ白、かたや雪の気配なし。なにが違うんでしょうかね。
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日光白根山。場所も近いし、標高もそう変わらないのにかたや真っ白、かたや雪の気配なし。なにが違うんでしょうかね。
そして、我々がこれから登って行く袈裟丸連山。手前から前・後・奥…だろうか?
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そして、我々がこれから登って行く袈裟丸連山。手前から前・後・奥…だろうか?
さらにその奥には皇海山とそれに連なる庚申山などなど。
いやぁ、ガスで一時はどうなるかと思ったけど、見事に晴れました♪
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さらにその奥には皇海山とそれに連なる庚申山などなど。
いやぁ、ガスで一時はどうなるかと思ったけど、見事に晴れました♪
小丸山から一旦下りとなります。ここまでゆるゆる〜っと登ってきたのに下るときはけっこうガッツリ。
小丸山から一旦下りとなります。ここまでゆるゆる〜っと登ってきたのに下るときはけっこうガッツリ。
しかも単純な下りだけでなく小さな登り返しがあったりします。このコース、地形図には現れない小さなアップダウンがけっこうあります。
しかも単純な下りだけでなく小さな登り返しがあったりします。このコース、地形図には現れない小さなアップダウンがけっこうあります。
鞍部にある避難小屋に到着。このあたりの山域でよく見かけるかまぼこ型の避難小屋。通路を挟んで立っている小屋は便所であります。
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鞍部にある避難小屋に到着。このあたりの山域でよく見かけるかまぼこ型の避難小屋。通路を挟んで立っている小屋は便所であります。
そっと開けてみた。中には誰もいない。日に照らされてほのかに暖かかった。
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そっと開けてみた。中には誰もいない。日に照らされてほのかに暖かかった。
避難小屋を過ぎると登山道は袈裟丸山へ向けて本格的な登りを開始。
避難小屋を過ぎると登山道は袈裟丸山へ向けて本格的な登りを開始。
ごつごつした岩場が立ちはだかってきました。
ごつごつした岩場が立ちはだかってきました。
急斜面に木の根が入り組んだ登山道。補助ロープがありますが登りにくい。こういうとこって意外に足の置き場が無いんですよね。
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急斜面に木の根が入り組んだ登山道。補助ロープがありますが登りにくい。こういうとこって意外に足の置き場が無いんですよね。
一見、こういう岩場の方が大変そうですが、足場さえあれば逆に楽に登れるという。
一見、こういう岩場の方が大変そうですが、足場さえあれば逆に楽に登れるという。
コース中随一の急登を登りきると視界が開けました。関東平野は雲の下。雲海というにはちと遠くにある感じです。しかしその向こうにうっすらと富士山が浮かんでいるのには感動しました。
コース中随一の急登を登りきると視界が開けました。関東平野は雲の下。雲海というにはちと遠くにある感じです。しかしその向こうにうっすらと富士山が浮かんでいるのには感動しました。
あと30分くらいで山頂かなぁと思いながら登って行くと…
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あと30分くらいで山頂かなぁと思いながら登って行くと…
広場に出ました。どこか途中の小ピークかと思ったら、なんとここが前袈裟丸山山頂でした。あれ?途中まではコースタイム通りだと思っていたんだけど???
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広場に出ました。どこか途中の小ピークかと思ったら、なんとここが前袈裟丸山山頂でした。あれ?途中まではコースタイム通りだと思っていたんだけど???
この先は通行止め。もしかしたら参考にしたコースタイムは後袈裟丸山までのコースタイムだったのかな?
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この先は通行止め。もしかしたら参考にしたコースタイムは後袈裟丸山までのコースタイムだったのかな?
後袈裟丸山との間の八反張。距離にして500mほどで最高峰に行けるが風化による崩壊で通行禁止。今日は眺めるだけにする。
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後袈裟丸山との間の八反張。距離にして500mほどで最高峰に行けるが風化による崩壊で通行禁止。今日は眺めるだけにする。
景色だけは堪能しておこう。山頂からではこちら側の景色は見えないので。
景色だけは堪能しておこう。山頂からではこちら側の景色は見えないので。
山頂で知り合った方に聞いたところ右側の山は上州武尊山とのこと。去年登りましたなー。左側の真っ白い山は名前がわかりませんでしたが方角からして巻機山とかでないかなと。
山頂で知り合った方に聞いたところ右側の山は上州武尊山とのこと。去年登りましたなー。左側の真っ白い山は名前がわかりませんでしたが方角からして巻機山とかでないかなと。
谷川岳は今日も真っ白。本当に綺麗。
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谷川岳は今日も真っ白。本当に綺麗。
この方角に一昨日、昨日で登った榛名山や浅間隠山があるはずですが、どれがどれだかさっぱりです。
この方角に一昨日、昨日で登った榛名山や浅間隠山があるはずですが、どれがどれだかさっぱりです。
山頂広場に戻ってお昼にしましょう。
気分がいいので久しぶりにラーメンでも作ろうかな。
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山頂広場に戻ってお昼にしましょう。
気分がいいので久しぶりにラーメンでも作ろうかな。
一等三角点を確認。一等三角点の前袈裟丸山か最高峰の後袈裟丸山か、登る前にさんざん悩んだのですが一等三角点をとりました。
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一等三角点を確認。一等三角点の前袈裟丸山か最高峰の後袈裟丸山か、登る前にさんざん悩んだのですが一等三角点をとりました。
記念写真を撮って…
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記念写真を撮って…
下山の途につきます。
下山の途につきます。
下山も往路をそのまま戻ります。木の根道の急な下りはやはり手ごわい!
下山も往路をそのまま戻ります。木の根道の急な下りはやはり手ごわい!
小さなアップダウンがあるのがよくわかる眺め。
小さなアップダウンがあるのがよくわかる眺め。
なかなか長い道のりです。
なかなか長い道のりです。
歩いても歩いても次の小ピークが待ち構えている気がします…。
さすがに向こうに見えている山には登らない…はず。
歩いても歩いても次の小ピークが待ち構えている気がします…。
さすがに向こうに見えている山には登らない…はず。
賽の河原まで戻ってきました。
賽の河原まで戻ってきました。
振り返ると袈裟丸山がきれいに見えてます。今朝はガスで何も見えなかったんですが、これなら展望台に登ってみようかと思うかも。
振り返ると袈裟丸山がきれいに見えてます。今朝はガスで何も見えなかったんですが、これなら展望台に登ってみようかと思うかも。
この台形の山はなんでしょう?
この台形の山はなんでしょう?
今朝、霜柱ロードだった草付の斜面は、予想通り霜が溶けてデロデロになってました。
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今朝、霜柱ロードだった草付の斜面は、予想通り霜が溶けてデロデロになってました。
ちょっと油断すると足元をすくわれる感じですが、ツートンは臆せずずんずん進んでいきます。
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ちょっと油断すると足元をすくわれる感じですが、ツートンは臆せずずんずん進んでいきます。
こんなふうな景色なんですね。
朝はガスしか見えませんでした。
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こんなふうな景色なんですね。
朝はガスしか見えませんでした。
最後は急な木段を降ります。
最後は急な木段を降ります。
林道に出て無事ゴール。お疲れ様でした。
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林道に出て無事ゴール。お疲れ様でした。

感想

三日間の関東遠征最終日、袈裟丸山に登りました。
榛名・浅間隠と軽めの山を攻めておきながら最終日にわりとガッツリした山に登るという、それどうなの?って感じのプランニングですが、行き当たりばったりなのでしかたありません。
今回歩いた弓折りコースからの前袈裟丸山の登山道は、山頂直下の急傾斜以外歩きやすいと聞いていましたが実際その通りで、春のつつじ、初夏のシャクナゲの頃には多くのハイカーでにぎわうというのもわかる気がします。
歩きやすいだけでなく、草原があったり、カラマツ林があったり、賽の河原と呼ばれる石原があったりと景色が変化に富んでおり、長時間歩いても飽きないというのがポイント高いです。景色の変化が乏しいロングコースほど精神的にキツイものもないですからねー。
晴れていれば男体山や日光白根山・皇海山・武尊山など上州から日光の名だたる山々を間近に眺められるのも魅力です。その反対側には関東平野が広がっており、条件が良い日であれば東京の高層ビル群なんかも見えたりするんではないでしょうかね。今回は雲海の下に沈んでいて確認できませんでしたが。
少々奥深い場所にある山だからか連休最終日の晴天にもかかわらず静かで、数人の登山者と会っただけだったのも良かったかもしれません。ここ二日間は山の上でも人ごみにまみれていたので。
もし、また訪れることがあれば、今度は最高峰の後袈裟丸山に登ってみようと思います。良い山でした。

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