権太倉山 976.3M 二岐山とご対面


- GPS
- 05:10
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 603m
- 下り
- 602m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:12
*因みに聖ヶ岩ビジターセンターの資料によると本来のコースタイムは3時間弱。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場;聖ヶ岩ふれあいの森キャンプ場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース状況 ・風穴コース及び隈戸川源流コースは急登もあるが長くは続かず、登り下りともに比較的歩き易い。隈戸川源流コースは渡渉ポイントが数か所ある。 ・大間ヶ嶽(ザル山)を直登する方も居るとのことだが道はない。 ・昨日降ったであろう雪で山頂近くは薄く積雪しているが注意すれば問題はない。 ○危険個所 ・風穴コースの馬ノ背分岐に至る少し前の道が細く片側が切れ落ちている。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉;白河温泉弁天荘(大人500円)、登山口から東北自動車道方向に向かうこと約30分。アリカリ泉質でトロトロのヌルヌル。 |
写真
施設は割と大きく立派なビジターセンターである。キャンプ場やレンタサイクルなど色んなレジャーの受付けを行っている。
*ここに綺麗な様式トイレがあり誰でも利用可能なよう。
写真は順路とは逆方向。この時点では本コース上に出たことに気づいておらず、大間ヶ嶽山頂から馬ノ背分岐に向かうコースが見つかったと思っていた。順路と逆方向に少し歩いて携帯で確認し本コース上で乗っていることに気付き慌てて引き返す。
(こうやって道に迷うことを知る)
薪ストーブで暖をとりながら、今日の山行きを振り返る。
波瀾はあったものの、終始清々しく幸せに満ちた贅沢な時間を過ごせたこと。その余韻に浸り心の充電が満たんになっていくのを感じた。
装備
個人装備 |
長ズボン
長袖シャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット
タイツ
靴下
グローブ
雨具
着替え長袖シャツ
靴
タオル
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
飲水
ジェットボイル
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ロールペーパー
スマホ
時計
ストック
カメラ
吸引器
熊鈴
ネックウォーマー
防寒手袋
|
---|
感想
福島県内は週末、寒波の影響を若干残しつつも先週に引き続き晴天の予報。
せっかくの三連休も諸般の事情で遠征は叶わなかったが、二岐山の雄姿が拝める山”権太倉山”への山行きに決めた。
当日、予定していた時刻に遅れること数分で聖ヶ岩ふれあいの森に到着。
朝の気温は1℃。元来寒いのは嫌いだが、仕事がら寒さにも多少慣れてきた。
権太倉山には三つのコースがあるが、風穴コース登山口から登り、隈戸川源流コース登山口へ降りるコースを選択した。3時間の工程で時間の制約もなく、気分上々で風穴コース登山口から入山した。
山と渓谷社発刊の「福島県の山」にある本山の説明書の中に、大間ヶ嶽山頂に直登し馬ノ背分岐に合流するコースがあるような記載がある。計画には入っていないが、風穴を過ぎて鞍部に着いた時には大間ヶ嶽山頂を経由しようと決めていた。
鞍部付近の辺りを眺めると、大間ヶ嶽山頂への指導標や踏跡、リボンの類は見当たらない。山頂付近は割と近くに見える。少し登れば踏跡か何か目印があるのでは・・と、鞍部付近から登り始めた。
しかし、行けども行けども何もない。あるのは冬枯れした木と折れた枝に大量の落ち葉だけ。
下から見上げた時以上に傾斜のある斜面でトラバースすらままならない。引き返すに引き返せない所まで上がってきてしまい、ふくらはぎもパンパンに張ってきたため、四足歩行に切り変えて(車でいう4WDである)休み休み何とか登りきった。
「福島県の山」の本にも書いてあったが、山頂は360度展望なし。とは言え、三角点らしきものと一番高くなった場所に朽ちた祠があった。
問題は下山。馬ノ背分岐に出合うことを考え、当たりをつけて急斜面を下る。リボンや踏み跡はやはり見つけられなかったが、馬ノ背分岐の手前の道に無事降りることができ一安心した。
山頂には馬ノ背分岐から約30分で到着。しなくても良い苦労をした甲斐あって展望は実に素晴らしく夢中でシャッターを切った。まだ完全な冬山になる前の冠雪した一つひとつの山にいちいち感動した。
権太倉山は今回初であるが、時間的制約が全くなかった事が手伝って、とても穏やかで気持ちよい山行きを存分に楽しんだ。しっかり整備されたハイキングコースとして、多くのハイカーに愛されている山と聞いてきたが、なるほど納得の素敵な山である。
肩書き
うつくしま100名山
大昔、この山中には野生の馬が住んでおり、その名を「権太黒・ごんたくろ」と称した。康平年間(1,058年〜1,064年)八幡太郎義家朝臣(源義家)が東北征伐に向かう途中、この山上で休息をとっていたところ、馬の手綱をとる者が義家の乗る鞍を置き忘れ、その鞍が石になったという。そのことから山名が権太倉(鞍)となったとか。
後に、鞍の化石を見にきた人が見つけられなかった事を歌に詠んだものが伝わっている。
「言の葉の 語り傳へし 石もなく 名のみなりけり 権太鞍山」
白河風土記より
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
pmx000さん。
こんばんは😊
前回、登られた二岐山が見える、権太倉山に行かれたんですね‼
登ったばかりの山は、どんな風に見えるのかな?って凄く気になりますよね💗
山頂からの眺めは、かなり良さそうですね✨
そして…切り株の写真は、冬の始まりって感じで良いですね⛄
NO41の磐梯山手前、左側の三つのピークは、奥多摩の三ツドッケに似てるな…なんて思わせて頂きました💡
今回の自撮りのお顔は…最近のパターンと違いますね😋
pmx000さんが登られた前日の23日に、東京都北区にある「北とぴあ」という展望ロビーから、塩原や那須の山々を見ました👀その那須の山々を翌日に、逆側から見られたなんて…なんか不思議な感覚になりました‼
もう、今週末には12月ですね💨
寒くなりますが…体調崩さないようにしてくださいねm(__)m
izumo1107
izumo1107さん。こんばんは
お〜。権太倉山ご存知でしたか。流石東北フリークですね〜
そうなんです。山行きのルーティーンで、対象の山の全景が見れそうな場所を探すんですが、二岐山は残念ながら見つける事ができず、うずうずしていました
確かに投稿されたレコに、過去に登った山と似てる山を見つけると興味深く見てしまいます。
奥多摩は山が奥深い印象ですが、この辺りも同じ印象を持ってます
東京から那須や日光の山々が見えること自体に驚きですが
今見えてる遠くの山に誰かが登っている・・そう考えて改めて山を見ると不思議な気持ちになりますね
やはり顔のモザイク気づかれましたか?
いつもお面みたいと言われるんで意識して変えてみましたが、如何でしょうか?
今回も多くの写真への拍手と素敵なコメントありがとうございました。
izumo1107さんも身体に気を付けて登山を始めレジャーを楽しんで下さい
pmx000さん こんばんは(^o^)
お写真が綺麗だなぁ〜♡と、いつも拝見させて頂いております😊
先日登られていた二岐山に登っていました✌
pmx000さんがこちらを眺めていた頃、私は女岳辺りにいたようです(笑)
権太倉山のバッジがあるんですね✨
いつかは登ってバッジ購入したいです👍
moontopazさん こんばんは
何と?
青空の下、雪化粧の二岐山が一層魅力を増していたのではないでしょうか。
実は、権太倉山のバッジの存在自体知らなかったので、売っているのを見つけた時は
山頂の景色以上にテンションが上がってしまいました
カメラはまだまだ未熟ですが、山行きとセットで楽しんでいます
褒めていただくとモチベーション上がります
写真への拍手に加えコメントまでいただき、ありがとうございました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する