奥穂高岳(上高地~横尾~涸沢~奥穂)


- GPS
- 18:36
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,869m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:41
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ 11月3日の晴れの特異日あたりはやはり晴れでした |
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過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】上高地=(バス)=新島々=(電車)=松本=(Sあずさ)=新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋から少し雪がでてきて、ザイテングラードから上は雪に覆われていました。ザイテンの中間地点から小豆沢も雪で使えました。下山はかなり短縮になります。 |
その他周辺情報 | 小梨平の食堂はランチ13時30分までだった。小梨の湯の湯上りでギリギリセーフ。食券を買った後すぐ電源を落とされた。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
水筒(保温性)
ライター
地形図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
財布
|
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感想
【1日目】 この時期の山は状況がいろいろだ。雪の時もあれば、氷が岩にはりついているの時も、雪が全然ないときもあった。今回は普通に新雪だった。金曜日休みを取って前日の夜行バスで新宿から出発する。まだ暗い上高地につく。河童橋を暗いうちに通り過ぎる。もう何回この道を通っただろう。風がとおるとカサカサと音がして枯れ葉が舞い落ちる。対岸の落葉松は黄色く色づいている。秋から冬に変わっていく季節を感じる。夏と違って横尾までの林道も人通りが少ない。のんびり歩いていく。明神、徳沢とすぎ横尾に着く。梓川沿いのこの道は、明神岳から前穂北尾根、屏風の頭と見えるので飽きずに歩ける。横尾で休憩、朝食のパンを食べる。空は雲ひとつない青空、横尾大橋の上に薄く雪をまとった山が見える。ここから横尾本谷左岸を屏風岩を巻くように登る。本谷橋まで雪はついていない。仮設の橋をわたると登山道に雪が混ざり始める。涸沢と横尾本谷の二股を過ぎると前穂北尾根が見え始める。やがて涸沢ヒュッテの屋根が見えるがまだまだ遠い。Sガレを過ぎると奥穂の峰が見えてくる。涸沢ヒュッテは小屋じまいの準備で忙しそうだ。テラスのテーブルで少し休む。北穂から涸沢岳、奥穂、前穂、屏風の頭、大天井までよく見える。テント場を横断し涸沢小屋に行く。ここも小屋じまいで忙しそうだ。テラスを横切り奥穂に向かう。ガレを登り、パノラマからの道と合流すると雪の上を歩くようになる。ザイテンの取り付きから先はザイテンを登るトレースと、小豆沢を直登するトレースがある。今回は小豆沢を登って行く。アイゼンをつけてないが適度に雪があり階段状に踏み跡があるのでゆっくり登って行く岩に近づき登るともう目の前に山荘が見えた。
山荘で受付し少し休む。アイゼンを準備し空身で奥穂に向かう。雪がついた鎖とはしごを登り岩を回り込むと雪のついた斜面となるが、直登する箇所に雪は少ない。トレースは夏道どおりについている。風が強いので岩にシュカプラがきれいについている。ジャンダルムが見え始めるが雲が山頂を流れている。奥穂山頂につく。360度展望がある。遠く南アルプスの左に富士山も見えている。夏に登った笠ヶ岳もみえる。北アルプス北部の山々も遠く見える。当然槍ヶ岳も見えている。しばらく展望を楽しんで下山する。今日は山荘で二食付きなので楽だ。
【2日目】 朝5時半に起きる。自分にとってはゆっくりだ。昨日夜行バスなのでよく眠れた。すぐ出られるようにザックの中を整理する。6時から朝食、最近の山小屋は食事がいい。窓から外を見るとガスに覆われている。今日は晴れの予報だが山は雲がかかっている。小屋から出ると少し風があるがアイゼンをつけ下山にかかる。ザイテンの岩通しと小豆沢へのトレースがあるが登りで沢を直登したのでくだりは岩場を行く。逆のほうがよかったと思った。取付まで1時間かかったが小豆沢を降りてきた人は20分で下れたといっていた。アイゼンをはずし雪の斜面を横断した後、パノラマコースに入る。上を見ると北尾根3峰より上は雲の中、とうぜん奥穂、涸沢岳、北穂も見えない。昨日登ってよかったと思った。常念のほうは雲がない。ここだけ雲がかかっているようだ。くだりは早い。横尾から徳沢にでてソフトクリームを食べようと思っていたが今年度はもう売ってないというので先に進む。徳沢、明神のあたりは観光客も多い。登山者より多い。小梨平の小梨の湯で山の汗を流す。食堂でカレーライスとビールで腹を落ち着かせる。河童橋に出て今回の山は終了した。見上げると奥穂はまだ雲の中だった。
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