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Yamareco

記録ID: 1619884
全員に公開
ハイキング
比良山系

イクワタ峠 朽木栃生よりイクワタ峠〜コメカイ道

2018年10月18日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:24
距離
10.1km
登り
893m
下り
881m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:36
合計
8:35
距離 10.1km 登り 893m 下り 894m
9:20
9:30
110
11:20
11:25
34
11:59
12:30
47
13:17
13:21
5
13:26
13:32
61
14:33
14:58
72
16:10
16:20
29
コメカイ道出合
16:55
ゴール地点
 上りの、コメカイ道出合と笹峠道出合の間で、迂回ルートのトラロープと木札の取付を行っています。この間の所用時間は、参考になりません。
 また、コメカイ道に入る為、ザイル等の装備が重く、コースタイムが延びています。
天候
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朽木栃生バス停より、東へ、荒れた舗装路の急坂を登ると、4〜5台駐車出来ます。冬季は、登れない可能性があります。
コース状況/
危険箇所等
 朽木栃生駐車地〜イクワタ峠 コメカイ道出合〜笹峠道出合の間に、300m位の迂回ルートがあります。「トラロープ・案内の木札・ピンクのテープ」で、分かり易い様にしてあります。
 イクワタ峠〜地蔵峠 何箇所か、倒木はあった様ですが、処理されています。普通に歩けます。笹峠近くより、地蔵峠間、並行している作業道には、倒木が各所にあり、稜線ルートを進む方が、良いと思います。
 地蔵峠〜コメカイ道〜コメカイ道出合 地蔵峠の入り口に、「崩落の為に通行不可」の警告がしてあります。ハイキング気分で入っては、危険です。ヘルメットや、危険を感じた時に、登山者自身を確保出来る「ザイル・スリング・カラビナ等」の携行が必要です。滑落すれば、猪谷やヒジキ谷の底まで落ちる可能性が高いルートです。
駐車地です。4〜5台駐車出来ます。正面の狭い舗装路が登山口です。左側に標識があります。
2018年10月18日 08:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 8:16
駐車地です。4〜5台駐車出来ます。正面の狭い舗装路が登山口です。左側に標識があります。
ピーク449東の標識です。上方に、登山道が延びています。
2018年10月18日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 8:56
ピーク449東の標識です。上方に、登山道が延びています。
倒れたアオハダです。良い休憩ポイントだったのですが、残念です。
2018年10月18日 09:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/18 9:07
倒れたアオハダです。良い休憩ポイントだったのですが、残念です。
コメカイ道出合です。標識の最上部にあった、「地蔵峠」の札が外されました。登山道の中央に、新しい警告の札が取付られています。
2018年10月18日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 9:21
コメカイ道出合です。標識の最上部にあった、「地蔵峠」の札が外されました。登山道の中央に、新しい警告の札が取付られています。
迂回ルートの下の入口です。トラロープ・通行不可の木札を取付ました。
2018年10月18日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 10:11
迂回ルートの下の入口です。トラロープ・通行不可の木札を取付ました。
リュックの左側が、迂回ルートの入口です。
2018年10月18日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 10:11
リュックの左側が、迂回ルートの入口です。
途中の迂回ルートに巻いてある、ピンクのテープの様子です。
2018年10月18日 10:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 10:49
途中の迂回ルートに巻いてある、ピンクのテープの様子です。
迂回ルートの上の入口です。トラロープ・木札を取付けました。作業中に、二組通過されました。最初のご夫婦は、釣瓶岳から、yamaneko0922さんが、10/12に歩いた稜線ルートを進まれるそうです。
2018年10月18日 11:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 11:00
迂回ルートの上の入口です。トラロープ・木札を取付けました。作業中に、二組通過されました。最初のご夫婦は、釣瓶岳から、yamaneko0922さんが、10/12に歩いた稜線ルートを進まれるそうです。
笹峠道出合です。この標識でも、「笹峠?」の板が外されました。ここから見ると、笹峠道は、崩落・倒木が、更に、酷くなって来ている様です。
2018年10月18日 11:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 11:25
笹峠道出合です。この標識でも、「笹峠?」の板が外されました。ここから見ると、笹峠道は、崩落・倒木が、更に、酷くなって来ている様です。
イクワタ峠です。滋賀県警の「山岳遭難多発」のお知らせが、新たに取付られています。
2018年10月18日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 12:07
イクワタ峠です。滋賀県警の「山岳遭難多発」のお知らせが、新たに取付られています。
イクワタ峠の標識です。後方は、釈迦岳の雄姿です。
2018年10月18日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 12:07
イクワタ峠の標識です。後方は、釈迦岳の雄姿です。
少し霞んでいますが、蛇谷ヶ峰が見えます。
2018年10月18日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 12:07
少し霞んでいますが、蛇谷ヶ峰が見えます。
釣瓶岳です。標識の向こうに、大きな倒木があります。この辺りの木々の葉は、皆、傷付いています。山の獣の食べ物(どんぐり・山栗等)も、不足していると思います。
2018年10月18日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 12:08
釣瓶岳です。標識の向こうに、大きな倒木があります。この辺りの木々の葉は、皆、傷付いています。山の獣の食べ物(どんぐり・山栗等)も、不足していると思います。
ヒメスミレでしょうか?台風の後に、何とか、咲いてくれたと云う感じです。
2018年10月18日 12:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
10/18 12:21
ヒメスミレでしょうか?台風の後に、何とか、咲いてくれたと云う感じです。
マムシグサの実です。枯れ始めたワラビのシダの中で、赤い色が目立ちます。
2018年10月18日 12:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 12:43
マムシグサの実です。枯れ始めたワラビのシダの中で、赤い色が目立ちます。
笹峠です。笹峠道が、物資輸送ルートとして、使われていた頃には、頻繁に、人や役牛が行き来していた筈です。時代は、流れて行きます。
2018年10月18日 13:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:03
笹峠です。笹峠道が、物資輸送ルートとして、使われていた頃には、頻繁に、人や役牛が行き来していた筈です。時代は、流れて行きます。
笹峠側にも、「山岳遭難多発・通行不可」の警告が、新たにされました。
2018年10月18日 13:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:04
笹峠側にも、「山岳遭難多発・通行不可」の警告が、新たにされました。
地蔵峠までの間に、数ヶ所、この様に処理してありました。お陰様で、普通に歩けます。
2018年10月18日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 13:08
地蔵峠までの間に、数ヶ所、この様に処理してありました。お陰様で、普通に歩けます。
稜線ルートと並行して通っている作業道です。こちらは、倒木がそのままになっています。稜線ルートを進む方が良いと思います。
2018年10月18日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:15
稜線ルートと並行して通っている作業道です。こちらは、倒木がそのままになっています。稜線ルートを進む方が良いと思います。
地蔵山です。向こうは、リトル比良です。
2018年10月18日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 13:21
地蔵山です。向こうは、リトル比良です。
地蔵山の木々です。台風の烈風で、葉をかなり失っていますが、倒れずに、真っ直ぐに立っています。これが、比良の稜線で、生き延びられる木々の強さです。
2018年10月18日 13:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:24
地蔵山の木々です。台風の烈風で、葉をかなり失っていますが、倒れずに、真っ直ぐに立っています。これが、比良の稜線で、生き延びられる木々の強さです。
地蔵峠のお地蔵様です。どなたか?お花を供えて下さっています。有難う御座います。後の枯れ松が倒れています。お地蔵様の左の松も枯れていて、心配です。
2018年10月18日 13:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 13:29
地蔵峠のお地蔵様です。どなたか?お花を供えて下さっています。有難う御座います。後の枯れ松が倒れています。お地蔵様の左の松も枯れていて、心配です。
地蔵峠の標識の裏の作業道の向こうのコメカイ道の入り口です。「通行不可」の警告がしてあります。が、コメカイ道の台風被害の調査等の為、入ります。
2018年10月18日 13:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:34
地蔵峠の標識の裏の作業道の向こうのコメカイ道の入り口です。「通行不可」の警告がしてあります。が、コメカイ道の台風被害の調査等の為、入ります。
杉の植林帯を抜け、猪谷に降りて来ました。
2018年10月18日 13:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:48
杉の植林帯を抜け、猪谷に降りて来ました。
猪谷を、少し下ると、サワグルミの大木があります。これは、上の方のものです。
2018年10月18日 13:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:52
猪谷を、少し下ると、サワグルミの大木があります。これは、上の方のものです。
これは、下の方の、サワグルミです。谷の向こうにあります。
2018年10月18日 13:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 13:55
これは、下の方の、サワグルミです。谷の向こうにあります。
細い木の向こうに、トチの大木があります。植林された杉に囲まれて、必死で生きています。僅かな空間に、枝を懸命に伸ばしています。
2018年10月18日 13:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 13:58
細い木の向こうに、トチの大木があります。植林された杉に囲まれて、必死で生きています。僅かな空間に、枝を懸命に伸ばしています。
コメカイ道猪谷出合の標識です。此処で、猪谷より分かれ、ヒジキ滝へ、向かいます。
2018年10月18日 14:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 14:04
コメカイ道猪谷出合の標識です。此処で、猪谷より分かれ、ヒジキ滝へ、向かいます。
ヒジキ滝に向け、山を巻いています。少しずつ、山側から、土石が崩れて来て、ステップが傾き、狭くなっています。滑落すると、猪谷の底部まで、落ちる可能性が高い場所です。
2018年10月18日 14:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 14:18
ヒジキ滝に向け、山を巻いています。少しずつ、山側から、土石が崩れて来て、ステップが傾き、狭くなっています。滑落すると、猪谷の底部まで、落ちる可能性が高い場所です。
ヒジキ滝です。少し水量が増え、姿が良くなっています。この周辺は、危険な箇所が多くあります。右岸に、18/08/30に、設置したトラロープ・ハーケンは、大丈夫でした。
2018年10月18日 14:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 14:42
ヒジキ滝です。少し水量が増え、姿が良くなっています。この周辺は、危険な箇所が多くあります。右岸に、18/08/30に、設置したトラロープ・ハーケンは、大丈夫でした。
ヒジキ滝の上に、枝を伸ばす、トチの大木です。
2018年10月18日 14:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 14:48
ヒジキ滝の上に、枝を伸ばす、トチの大木です。
ヒジキ滝から、トチの大木の根の下を通って、トラロープを頼りに登って行きます。トラロープは、滋賀山友会の方々が、17/12/03に、新たに張られています。有難う御座います。
2018年10月18日 14:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 14:53
ヒジキ滝から、トチの大木の根の下を通って、トラロープを頼りに登って行きます。トラロープは、滋賀山友会の方々が、17/12/03に、新たに張られています。有難う御座います。
ワリ谷源流部手前で、杉が倒れていました。どなたか通られた痕跡がありました。手鋸で、枝を落します。
2018年10月18日 14:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 14:58
ワリ谷源流部手前で、杉が倒れていました。どなたか通られた痕跡がありました。手鋸で、枝を落します。
これで、軽く跨いで、通れます。
2018年10月18日 15:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/18 15:02
これで、軽く跨いで、通れます。
登山道の側のトチの太い幹です。
2018年10月18日 15:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/18 15:11
登山道の側のトチの太い幹です。
コナラの大きい倒木です。一か月前より、少し動いている様に思えます。
2018年10月18日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 15:23
コナラの大きい倒木です。一か月前より、少し動いている様に思えます。
レスキューポイント「地蔵峠 1」の標識です。台風で、外れていたので、針金で、結わえ直しました。
2018年10月18日 15:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/18 15:37
レスキューポイント「地蔵峠 1」の標識です。台風で、外れていたので、針金で、結わえ直しました。
トチの巨木です。圧倒的な存在感があります。生き続けて欲しいと願います。
2018年10月18日 15:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/18 15:55
トチの巨木です。圧倒的な存在感があります。生き続けて欲しいと願います。
コメカイ道出合に出る前の、最後の鞍部です。
2018年10月18日 16:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 16:01
コメカイ道出合に出る前の、最後の鞍部です。
コメカイ道出合の標識から、外された表示板です。「地蔵峠2.6km」とあります。
2018年10月18日 16:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/18 16:16
コメカイ道出合の標識から、外された表示板です。「地蔵峠2.6km」とあります。
コメカイ道出合に出て来ました。後は、ゆっくりと下るのみです。無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。
2018年10月18日 16:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/18 16:14
コメカイ道出合に出て来ました。後は、ゆっくりと下るのみです。無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS2台 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 予備バッテリー 時計 タオル ストック ヘルメット ザイル20m 10m カラビナ スリング エイト環 手鋸 携帯用鉈 林業用トビ ゴム付き軍手 ナイフ

感想

 朽木栃生登山口から、イクワタ峠まで、一部迂回ルート(約300m)はありますが、登山道を普通に歩けます。
 イクワタ峠から、地蔵峠まで、稜線ルートを、普通に歩けます。
 地蔵峠よりの「コメカイ道」は、難コースで、上下両方の入口に、「崩落の為、通れません」と、警告がしてあります。ハイキング気分で、気軽に入るルートではありません。各所に、滑落の危険箇所があります。落ちれば、猪谷・ヒジキ谷・ワリ谷の谷底まで、滑落する可能性が高いルートです。今回、入ったのは、2018/08/30に設置したトラロープ・ハーケンの状態確認と、台風被害を調査する為です。ヘルメット・ザイル・カラビナ・エイト環・スリング等の装備を持って入っています。また、落下寸前の枯れ木等を、前以って落す為の、林業用トビも携行しています。
 今回、歩いたコースの各所で、倒れ掛けている倒木、落ち掛けている太い枝を見掛けています。以前よりは、コース全体の危険度が高いと云う印象です。この危険な木や枝は、この冬、積雪の重みでかなり倒れる・落ちると思っています。冬季も、例年より以上に、危険度が高くなると、考えています。

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