針ノ木峠から烏帽子岳へ縦走


- GPS
- 22:59
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 3,367m
- 下り
- 3,727m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:05
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 12:40
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ちなみに柏原新道登山口の駐車場は、橋を渡った所で残り数台。更に扇沢寄りの駐車場は5台ほど停まってた。 14日の夕方通ったら柏原新道登山口から1キロ以上したまで路上駐車してあった。凄すぎ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓には旗竿や紅ガラが有ります。雪の薄いところが有る(沢に落ちる)かもしれないので、あまり外れないように歩きましょう。「のど」の辺りの雪はまだ十分な量が有ります。滑落の心配は無いです。 蓮華の大下りはザレた斜面なので気を付けて。特に後半は険しい岩場のうえに、岩だなに小石や砂が積もってるので、落石やスリップなど注意して歩きましょう。 舟窪小屋から南沢岳への稜線は全体に大崩落した斜面の脇を歩く感じです。やせ尾根や崩れた斜面を通る所が何ヶ所か有り険しいです。砂地の斜面もあって雪渓よりやっかいです。いずれにしても滑ったら谷下なので慎重に行きましょう。 |
その他周辺情報 | 上原の湯(わっぱらのゆ) \500 受付終了19:30 第2・4火曜日休 ネパールレストラン ヒマラヤン・シェルパ大町店 11:00〜15:00 17:00〜23:00 水曜日休 車の場合は大町市営東町駐車場(無料)へ タクシー料金 七倉山荘ー高瀬ダム \2,200 七倉山荘ー扇沢(または大町駅) \6,400 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
アイゼン
飲料
|
---|
感想
地元ながら、なかなか歩くことが出来なかった針ノ木峠から烏帽子迄の縦走にチャレンジして来ました。裏銀座歩きの前哨戦となるのか?
早朝の扇沢はとても静かだったけど、平日なのに駐車車両の多さにちょっとビックリ。ハイシーズンですねぇ。
支度して歩き出すと直ぐに暑い、雪渓迄の辛抱と思ってたけど、雪渓でも風がなくて日が当たっているとやっぱり暑い(笑) 風がメチャクチャ有りがたかった。
雪渓は雨が降った後だったせいか全体に固め、凍った部分が露出してる所もあった。なのでアイゼンは持ってった方がいいです。
針ノ木峠からは少し休んで蓮華岳へ。初めはちょっと険しい登りだけど、ほどなくキレイな砂礫の稜線をゆるーく山頂まで歩きます。山頂までの間、登山道の周りにはコマクサの群落が圧巻、感動ものです。
晴れてはいるものの、雲が多めで回りの山もいまいちスッキリ姿を現さない。待ってても好転しなさそうだったので蓮華の大下りへ、いよいよ本番。下り始めて直ぐ、足元に白いコマクサ発見。見れたら良いなぁとは思ってたけど、本当に出会えて超ラッキーです。一つ目的果たせた感じです。
蓮華の大下り最後の鎖場は、岩場の右端に降りる様になってます。真っ直ぐ下っちゃうと降りれないので注意。最後、結構間違えやすいです。
鎖場降りると最低鞍部、からの北葛岳へ登り返し、北葛岳からまたグッと下っての七倉岳への登り返しと、結構ハードです。ヘロヘロになりました。もっとも逆の七倉岳から蓮華に向かう方がメチャメチャ大変そうですけど。
舟窪小屋は小さな小屋なので宿泊客が多いとちょっと大変かも。今日は10人位かな?ゆったり寝れました。夕食は家庭的な手作り感があっておいしかったです。
ランプの小屋だけど、ガスってて夕日イベントも無かったので、ランプの雰囲気を味わうことも無く、まだちょっと明るい内に寝ちゃいました。そのせいか深夜1時半頃に目が覚めて、ちょうど窓の下に寝てて星空が見えたので外へ見に行きました。夏山にしては珍しく満天の星空、くっきり見える天の川の傍らに大接近中の火星が赤く輝いてました。キレイでしたよ。
戻って二度寝したら少し寝過ごしちゃった(笑) 2日目は快晴、風もあまりなく暑かったぁ。烏帽子小屋までに2リットル近い水がほぼ無くなった。いつもは1日1リットルも飲まないのに、多めに用意して良かったです。このコースじゃ無いけど、水が無くなって歩けなくなった人の救助要請事例があるので、熱中症対策と共に注意したいですね。
2日目もアップダウンのきついコースでへばりました。でも変化に富んでて面白かったですよ。見渡す山々もいい山ばかりだし、来て良かった。近隣の縦走路に比べたらマイナーな感じだけど、是非お勧めしたい一本です(笑)
でも、周りが崩落してりゃぁ登山道も崩れとる、みたいなところも通りますので、くれぐれも慎重に。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する